31.October.2000

私にとって長くて忙しかった10月が、やっと終わります。
最後の今日もダブル用事で、慌ただしかったなぁ。
まず、娘の学校の合唱コンクールがあったので、久しぶりに近所のお母様達と出かけました。
行きも帰りも、ランチの間も、学校の成績のことや、塾のことなどの情報が飛び交い、
このところの私の生活とは別世界でした。たまには、「母」もしないと・・。
でも、なんだか最近、情報に負けている母親達が多いような気も致しますが。
さて、合唱の方は、最近、推薦される子より、立候補する子が優先とかで、
不良っぽい格好をしたはみ出しちゃん達が、指揮や伴奏をのびのびしていて、おかしかったです。
我が娘は、立候補するのは嫌いだ・・と言っている割には、なぜか楽しそうにピアノ伴奏をやっていました。
そして、見事、最優秀賞をゲット。
親ばかで申し訳ございませんが、楽しそうな演奏スタイルは、やっぱり見ていて気持ちいいですね。
さて、さて、夜になってから、渡辺先生に無理を言って、レッスンをしていただきました。
奈落の底から這い上がる方法は、もう、これしか見当たらなかったのです。
家でリラックスして練習していても、もはや最悪の状態から抜け出られず、
手も指も固まっちゃって、どうってことない簡単なフレーズも吹けなくなってしまって・・
で、泣きたい気分で駆けつけ、レッスンをして頂いたのですが、わがままを言って良かったです!
アドバイスを受け、一緒に練習させて頂けたら、かなり、精神的に救われました。
「とにかく寝るのが、一番よ!」としつこく言われましたので、素直に・・
今日から「よいこの早寝」をすることを誓います!






29.October.2000

ついに、青葉初のお仕事演奏が終わりました。
朝9時に家を出て、リハーサル、食事、本番とアッという間でしたが、大変疲れました。
人疲れ、音疲れ、しゃべり疲れ、移動疲れ、慣れない格好疲れ。ふぅ。
演奏の方は、リハーサルの7割程度だったでしょうか。
それでも、粗相はなかったし、係りの方にも喜んで頂けていたようなので、成功だったと思います。
私は、カトリックの女子高校時代、しつけの厳しさに逃げ出したくなったこともありましたが、
今日お世話になった、同じようなカトリック女子校の卒業生の方達を拝見していたら、
あの厳しいしつけ、お作法などを強制的に身につけさせられたことは、
今になってみると、勉強なんかより大切なことだったのかもしれないなぁと思いました。
気配りも挨拶の仕方や仕草もきちっとしているし、臨機応変に動く姿が素敵な人達ばかりで、
つたないBGM演奏にも曲毎に暖かい拍手をしてくれたりで、有り難かったです。
あんなふうに、まわりの人をハッピーにさせることが出来る人で有りたいものです。
今日は、逆のはずだったのになぁ。本当は、演奏で相手をハッピーにさせないと。
さて、その後駆け足で、発表会のリハーサル会場へ向かいました。
まず、全体合奏(24人のリコーダーオーケストラ)の練習をしましたが、
さすが、同じ先生の弟子集団なのでぴったり!かなりいいです。
でもねー、私のデュエットが・・・、うぐぐ。
ぎゃ〜〜〜〜〜〜っっっ!ヒュー(奈落の底に落ちた音)
ヤバシ。






28.October.2000

午前中は、コンソート青葉の練習でした。
いよいよ明日は、ホテルの大広間で催される名門女子校の同窓会で演奏です。
演奏だけじゃなく、マナーもきちっと守らなければいけないので、それはそれは大変な準備でした。
飽きるほど練習をしてきたので、もう、みんな自信もついて堂々としてきましたが、
なんと、アルトパートの一人が、急に入院されてしまったのです。
で、目を瞑っても吹けていたテナーから、急遽、アルトに移ることになった私・・
楽譜から目を離した途端に吹けなくなるという状態で、本番を迎えることになってしまいました。
心配。でも、実はね、本当はこういうスリルがたまらなく好きなのです。
マンネリに弱い私は、こういう時こそ、異常に張り切ってしまうのです。
あ〜楽しい・・と言ってられるのは、今日だけかもしれませんが・・
全体の演奏の方は、渡辺先生にべた褒めして頂きましたので、大丈夫でしょう。
明日の報告をお楽しみに。
その後、娘がこれに行きたいというので、今日は保護者としてついていきました。
中高生企画というのに、それに当てはまるのは娘一人で、他には大人の弾き語り女性が2名・・
その弾き語りの女性の曲を題材にアレンジ講座をしてくれたのですが、私も勉強になりました。
最近、のんべえ、憂さ晴らしバイオリン、お手伝いの人・・
というシチュエーションのネコさんしか見ていなかったので、
超かっこいいピアノを弾いてアレンジをするネコさんは、新鮮でした。
「これこれ、このピアノとアレンジ!」
出会った頃の感動を、思い出しました。






25.October.2000

「参った、参った!」と、今日は何度つぶやいたことか・・
私は、自分がやると決めたことには、結果はどうあれ、結構ストイックに向き合うので、
発表会に向け、このところ毎日真面目に練習してきました。
メトロノームや、チューニングメーターを使ったシビアな練習、
「高地トレーニング」にも似た、沢山息を有効利用できるようになる修行を積み、
その後、練習用カラオケを作って、デュエット相手のフレーズを頭に叩き込み、
息のとり方、フレージング、ビブラートなどのイメージトレーニングもバッチリ!
後は、とにかく何回もやって慣れるだけ・・の段階にいるつもりでした。
ところが、私の計画がガラガラと音を立てて崩れた今日のレッスン。
まず、テンポが練習していたテンポとちょっと違うだけでメロメロでした。
息継ぎの場所も決めていたところと別なところでしてしまうし、
息の量も一人でリラックスして吹くときとは違い、予定の箇所まで持たなかったり、間に合わなかったり。
そうして動揺すれば、当たり前のように、緊張で身体が堅くなって、指先は冷たく、ロボットのよう・・
動きがギクシャク・・無様な私は、まるでコロッケさんの「ロボット島倉千代子」のようでした。
それなのに、あと一週間と少しというこの期に及んで、さらに細かい指示をたくさん出す先生!
「そんなこと、一週間じゃ、出来ませんよ〜!」というようなことばっかりだしぃ。
積み木をだんだん積み上げて、もう少しで形ができそう・・の前に、
「その四角の積み木を使うのじゃなくて、こっちの三角のよ。」と言われたような崩壊の図でした。
しょうがない、ゼロから再スタートだ!
発表会の詳細は、Guest Bookのページに一応書いておきました。
けど、「崩壊するのを見に行こう。」だなんて意地悪は勘弁よー!






21.October.2000

「日記は、毎日書くものですよ。」と言われながらも、
毎日書く気力はないので、なんとか続けられそうなペースでちょこちょこ書いてきました。
それでも、リコーダーの練習日のことだけは、必ず書くことにしていたのですが、
今月は、もう、ダメ!あまりにも練習やイベントが多すぎて、全ての報告を書けませんでした。
そんな日々を手帳を見ながら振り返り、練習時間を数えてみたら、
なんと、アンサンブルやレッスンなどの時間数は、20日間のうち35時間。
家での練習も、最近、毎日1時間+αとっているので、総練習時間は60時間を越えていたのです。
平均1日3時間という異常事態・・でも、不思議なことに、一時「飽きた」と感じましたが、
「イヤ」というラインを超えたら、逆に楽しくてたまらなくなってきました。
ランナーズ・ハイのようなものでしょうか。
今日も、コンソート青葉とマーブルの2本立てでしたが、どちらも、とてもとても楽しかったです。
特にマーブルは、ゴルフ倶楽部のレセプションルームをお借りし、お茶も運んで頂いて、
窓の外の美しいグリーンを眺めながら、好きな曲を好きなだけ吹いては休憩、吹いては休憩・・
「発表会の練習」というより、「心豊かになる、素敵な時間を過ごした」という感じでした。
発表会用臨時アンサンブルとしてスタートしたマーブルですが、
「これからも継続してやっていきたいね。」と、口々に言っていました。
定期的には無理かもしれませんが、私も「やりたい!」と思いました。
でも、このハイな気持ちは、ずっと続くのでしょうか。






18.October.2000

2日間ベッドの中で過ごした後のTriple Booking Dayですが、大丈夫かな?
最初は、ブルックリン美術館の印象派展、それからランチ+おしゃべりティータイム。
疲れた身体を癒すのには、ちょうどいい感じのモネやドガの絵を見てリラックス出来たし、
 食べ物の趣味の合うOさんと美味しいもの三昧で、しあわせ〜。
伊勢丹地下で、デザートやお魚なども仕入れ、お腹一杯、お荷物一杯!
その後、イギリス在住のフィドル奏者の松任谷愛介さんと夫が参加するライブへ。
三軒茶屋の商店街に出来た新しいライブハウス「Grapefruit Moon」は、明るくて感じの良いところでした。
今日のお目当ては、アイリッシュトラッド"Toss The Feathers"
松任谷さんと夫のおじさんコンビも若者に混じって頑張っており、観客をわかせておりました。
その後、商店街をひた走り(キツー!)電車+タクシーを乗り継いで、急いで帰宅。
本日3つ目の約束、アートチームのCさん、Iちゃんをぎりぎりで我が家に迎え入れることができました。
Cさん、Iちゃんは、来週フランスに発って、しばらくあちらに滞在することになっているので、
その前に出来上がった陶板を持ってきて下さったのです。
陶板は、ケルト文様をモチーフにしたものでしたが、2枚とも、とても、とても素敵!
けれど、話を聞いていたら震えがくるほど、それはそれは大変な作業を経て完成したものでした。
それをまた考える限りのいろいろな背景で撮影しており、Cさん達の意気込みは半端じゃないようです。
「おくるみ」に包まれた「その子たち」(子供化していました)を、手荷物でフランスへ持ち込み、
あちらでも撮影してくるというのだから、感心半分呆れ半分でした。
が、やはりアートチームの作品のサンプルを見たら、音楽チームの甘えは許されないなと思いました。
今日一日忙しく過ごしてみた感じでは、疲れもとれているし、冷静な判断も出来そうです。
そろそろ先日の録音テープを、聴き直してみようかな。






16.October.2000

「理想の人は?」と聞かれても、「一番好きなアーティストは?」と聞かれても、
Stingです。」と即答するでしょう。
昨夜、そのスティングのコンサートが明日・・というのに、家族で食事に出かけた時、
たった一杯のビールでぐるぐる状態になり、体調がおかしいなと思っていたら、
案の定、今朝、ベッドから起きあがれず、歩行も困難・・
でも、コンサートに行かないなんて考えられなく、夕方、えいやっと気合いを入れて出かけました。
席はアリーナ中央前から7番目!肉眼でスティング様を堪能できました。
もう、どんなに素敵だったか、筆舌に尽くし難い!
鍛えられたキリッと引き締まった身体、優しい眼差し、クマのように歩く独特のおどけた表情、
見かけも綺麗に歳を重ねているし、声も全く衰え知らずで、
うわーっとくるハイトーンボイスも、ブイブイくるベースも、今なお健在。
バックミュージシャンも、スティングのお眼鏡にかなった超ウマのマルチプレイヤー達。
マルチ人間を配備することにより少人数精鋭、舞台も照明も超シンプルでした。
こういうの、本当に憧れてしまいます。
さらに、昔の曲をやるときも、懐メロのような扱いは絶対にしなく、
今風のアレンジで、しっとり大人の雰囲気も醸し出しているのです。上手い!
本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、全て完璧!
終了後、幸せな気分で外に出たら・・・、そうだ、私は具合が悪かったのでした。
さっきまで忘れてスタスタ歩けていたのに、また歩行困難。
夫がタクシーに乗せてくれたので助かったのですが、おりる頃には乗せて頂いた感謝を忘れ、
あんな夢のような時間に払ったお金より高いなんて・・と思ってしまいました。
武道館への道は、近くないのです!(バンドマンの口癖です)






14.October.2000

絶好の行楽日和でしたが、今日はいよいよ、ノンキー・プロジェクトのレコーディング!
お昼前から、ネコさん宅で大量の機材を積み込み、いざフィリアへ。
仕込み、練習を経て、午後3時頃からレコーディングを開始しました。
内容は、改めて「ノンキー・プロジェクトの近況報告」のページで報告致しますが、
プロの世界でもレコーディングミュージシャンは、Sランクの人達のみ・・という難しい録音の世界。
人間の耳は、つい自分の都合のよいように聴いてしまうけれど、
マイクの耳は、本当に正直に全部拾って報告してくれちゃうから大変なのですよね。
今回の録音は「一生懸命頑張ったこと」、それが一番表現されていたような感じを受けました。
私は、アンサンブルメンバーでもあり、作・編曲者でもあり、プロデューサーでもあり、
楽譜係、伝達係、スケジュール決めなどの裏方さんも一緒にやってきてしまったので、
それぞれの立場で、やはり聴き方も感じ方も違ってしまう・・ということに、今更ながら気が付きました。
アンサンブルメンバーとしては、一緒に頑張ってきた達成感や喜びを感じ、
裏方さんとしては、こんなに頑張ったのだから・・とついつい甘い耳で聴いてしまうし、
作曲者としては、やはり「一生懸命さ」が一番表現されているのでは、納得がいかない・・
これからは、自分のお仕事をもう少し絞っていかないと、私の身体の中で戦争が起きそうですね。
打ち上げは「ふくふく亭」でしたが、私は割とすぐに機材を返しに行ったりで抜け、
都内各所を回ってから戻ってみると・・終電時間を間違えて盛り上がっていた酔っぱらい達を発見。
そのメンバー達を車に収容し、また都内各所を回ってお宅まで護送。帰ったのは3時でした。
さすがに体力自慢の私も、体調がおかしくなりました。
いやいや、でも、私なんかより大量の機材を運んだり、セッティングしたりの裏方さんを引き受けて下さり、
8時間にわたってつたない演奏を録音し続けて下さったネコさんは、相当の疲労だったようです。
飲む元気さえさなかったようなので、申し訳なくて涙がホロリ・・
そういえば「黒豹くん卒業!」の日でした。






11.October.2000

日記で「青葉」の楽しみ方に意見した直後(↓7日参照)、
元青葉の男性から、私を道で見かけたから・・と、お電話がありました。
懐かしくて、つい長話をしてしまったのですが、その話の中で、
「リコーダーを週末に皆さん達と吹きたいけれど、『青葉』のあの難しい譜面の量では、
その時間がたとえ空いていたとしても、自己練習をしないまま出席することは出来ない。」
とおっしゃっていました。気軽にアンサンブルを楽しめる環境は難しいのだろうかと・・
お仕事をしている人達は、皆さん、そう思っていらっしゃるはずと、我夫も言っていました。
ウィークディにたっぷり練習をして臨む主婦組と、お仕事を頑張ったご褒美の楽しみ組とは、
なかなか共存が難しいのかもしれませんね。
私も、真面目に趣味に取り組む方だから、楽しみ組の方達にプレッシャーをかけていたはず。
そのお詫び・・といったら変ですが、「パァッと楽しい会を催しましょう!」と提案したら、
「是非、是非、やりましょう!」と嬉しそうなお返事。
誰でもどのレベルでも参加可、吹きっ散らかしOK、簡単な曲から難曲まで各種取り揃え、
自分のやりたい曲だけ参加して存分に楽しむリコーダーパーティを、やることに決めましたからね!
皆さん、是非、その時は参加して下さいね。
さて、今日は、レッスンでした。発表会まで、今日を含め、2回+リハーサルのみ。
どう表現しどう吹きたいかは、もう決めてあるので、あとは、とにかく慣れる練習。
でも、先生がどう吹いてくるか・・は、レッスンの時でないと分からないので、
じっと耳を傾け、特に速い曲は、先生の迫力に負けず「duel」出来るように頑張ってみました。
私の後にレッスンにいらっしゃったOさんに観客になって頂き、アガリ対策も出来たし・・
おかげさまで、少し気が楽になってきました。
そうそう、ノンキーも発表会の練習もアルトで長時間・・なので、愛器が疲れ気味なのです。
仕方なくプラスティック管を買ってきましたが・・うーむ・・
私のアルト(竹山ブレッサン平尾重治先生が仕上げ)は、本当に良い楽器だわ!






7.October.2000

今日は、またリコーダー練習ダブルの日でした。
まず、青葉。ホテルで演奏する曲の練習でしたが、案の定、私はもう飽きてしまい、おざなり。
それがしっかりばれたらしく、先生に注意されてしまいました。
たった数曲を毎週、毎週、修行のように何時間も練習して、
1パートに3人という編成もなんだか私にはしっくりこなくて、
自分がここにいてもいなくても変わらないような気がしてくるし・・
アンサンブルのレッスンを受ける楽しみ、みんなで合わせる楽しみのために参加しているグループなのに、
この度のホテルの仕事をやることになって、責任感やら何やらでいつもと様子も違い・・
趣味のグループは趣味のグループで、徹底して楽しみ目的でやりたいと思うのは私だけでしょうか。
逆に、午後から練習だったノンキー・プロジェクトは、CDを作ることを前提に募ったアンサンブルですので、
自分たちが楽しむのを目的に練習するのではなく、人を楽しませたいと願って厳しく練習しています。
勿論、自分たちが楽しまなければ、相手にも楽しんで頂けないので、楽しんでやっておりますが、
少なくとも、私は、「青葉」のようなサークルとは別のものと捉えています。
そのノンキー・プロジェクトも、結成して10ヶ月、第一回目の録音まであと一週間となりました。
今日は、録音をお願いする斎藤ネコさんにも参加して頂き、各曲各パートの配置を決めたりの仕上げでした。
ネコさんがいらっしゃると「気」が集まるのよね、不思議!
テープを聴いて、短期間でかなり上手なグループに成長したなぁと思いましたが、
録音に堪えられる演奏となると・・、まだまだ課題はあるようです。
もう一週間、「ゾワーッと奮い立つ黒豹くんのごとき美織」で頑張ろうっと。
その後、一度家に戻って野暮用を済ませてから、ネコさん御用達の「おやじ窟」へ合流。
反省・対策・・と思って行ったのに、現場は人生相談系の日になっており、
なんだか訳もよくわからないまま、いろいろあるのだなぁと感心して帰ってきました。
週明けに中間試験の娘は、飲んでる側で少し勉強をしてから、大人達と楽しそうに遊んでおりましたが、
大丈夫だろうか?人生いろいろ・・ですね。






5.October.2000

午前中は、先週に引き続き「野ばら」のお手伝いでした。
たった一週間の間に、皆さん、かなり練習したようで、とってもいい感じになっていました。
基本の基から「せいの」でスタートし、一つ一つ階段を丁寧に上がってきたグループなので、
初級者でもバランスがよく、音の出し方も統一的で、綺麗なハーモニー!
簡単なメロディーを、豊かに、楽しそうに吹いているのを見て、いいグループだなぁと思いました。
午後からは、臨時アンサンブル「マーブル」の練習成果を渡辺先生に聴いて頂きました。
レッスンを受けているメンバーがほとんどなのに、いつもとは違った緊張感で、みんなドキドキの様子。
吹き始めたら「あれぇ?いつもと全然違うじゃない!」と思いました。
本番になるともっとドキドキのはず・・ってことは・・うーむ。
みんながいい時はいいのですけれど、誰かが崩れたり、音程が変わったりすると、
急に共倒れになってしまうのは、なぜ?これって、なおらないのかしら?
「愛しのロビン」は、愛し合っている二人をソプラノ2本が受け持つのですが、
私のやっているソプラノ2の方が、Hさんのソプラノ1より目立ってしまっていると言われ、
「蚤の夫婦のようなロビン」と称されてしまいました。
世の中全体がそうなってきているのですねぇ・・
と感心している場合じゃなくて、バランスは大切!
「Hさんがもう少し頑張ったらいい」らしいので、私は今まで通り気持ちよくやらせて頂きますが、
「妻の王国」を作らないように、気をつけまーす。






3.October.2000

遂に実現した斎藤ネコストリングスカルテットによるリコーダーカルテット!
「サーカス小屋にて」「ライディーン」「からたちの花」などを、今晩のライブで力演したのです。
私の愛器をネコさん、栄田さん、N響の山田さんと藤森さんに吹いて頂け、光栄!!  家宝にしようっと。
いやー、それにしても、さすがプロです。
リハ終了30分くらい前から、30年近くぶりに手にしたというリコーダーで練習したのですが、
指使いでたらめ、タンギングでたらめなのに、音程、リズムばっちり、雰囲気ばっちり!
なかでも藤森さんのバスは、ブンブングルーブしていて、思わずスカウトしたくなるような上手さでした。
すっかりはまってしまった山田さん、藤森さんは、ライブが終わっても練習していたくらいで、
ネコかるで、セットを買おうという話も出てくるほど、メンバーの皆様は楽しんでいたようでした。
その一方、リコーダーで吹いた曲は、その後、弦楽四重奏で演奏し直されたのですが、
「あらまぁ、そういう曲だったのね」と言いたくなるほど弦カルだと素敵なんだもの、私は、ショックでした。
弦は、表現できる幅が大きくて、やっぱりいいなぁ。
「3年我慢して練習すれば、聴けるようになるよ。」という山田さんの言葉を真に受けて、
ちょっとその気になってみたりして・・
いや、でも、やはり、弦は、3年やっても聴くに耐えないギコギコのような・・気が・・する。
2部も多彩なゲストで盛り上がり、結局4時間という長丁場のライブでしたが、楽しかったのひとこと!
打ち上げ後、いい気分のままタクシーで帰還・・
のはずでしたが、超恐ろしい運転のタクシーで、酔いはすぐにさめました。ふぅ。





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