27.April.2000

やった〜!やっと陶芸をする時間を持てました。
今日は、Cさんの工房を使わせて頂いて、電動ロクロでの制作!
ティーカップと小鉢と大鉢。久しぶりに制作した割には、思うように出来ました。
「思うように」というのは、「イギリス人がエキゾチックなものに憧れて作った和食器」というテーマです。
日本人が西洋に憧れる感じではなく、西洋人が日本に憧れる感じ・・。
そう、私はイギリス人になった気分で制作するわけです。ちょっと不思議で、結構快感。
時々「Oops!」なんて言いながらやるので、絶対誰にも見られたくない「鶴の恩返し」状態です。
でも、最近演奏する時も「なりきる」って大切だなぁと思っているので、「なりきる」いい練習かもしれない!?
それにしても、飢えて、飢えて、飢えて、やっと土に触れたから、今日は菊練りや土ごろしさえ楽しかった。
やっぱり、時々飢えることって必要かもしれません。楽しく能率良くできるし、満足度も高いし!
途中から隣でクライマーの大ちゃんが、小山田大モデルのホールドを作リ始めました。
クライミング関係のものは、ホールドにしてもシューズにしても、とてもお洒落で大好きです。
私には腕力がないので縁がないスポーツですが、
クライミングの話を聞くのは大好きなので、大ちゃんの話にすっかり夢中になってしまいました。
クライミングは厳しいスポーツとはいえ、見せる芸術なんですよね。
美しく制覇するためには、「だらけた脱力」ではなく「覇気のある脱力」が必要なので、
「最近はリラックスするために、音楽を聴きながらチャレンジする人が多いよ」と言っていました。
より良い演奏のために「脱力」する場合は、身体を動かすわけだから、あれ、おあいこ?
そういえば、陶芸も息を吐きながら(息を止めるより脱力しやすい)の作業なのです。
万能の鍵「覇気のある脱力法」を、なんとしても手に入れたいです!!





26.April.2000

最近ダブル用事の日が多いので、犬の機嫌が悪いのです。
今日はレッスンもあるし、九州から上京したNさんとリコーダーを吹こうの会にも参加することになっていたので、
朝から夫婦して、お犬様の御機嫌取りに精を出した。
*
作曲では悩んだ私ですが、レッスン用の曲の練習は、このところ順調に進んでいます。
「目標」や「やりたいこと」が見えたので、ただひたすらそれに必要な技術の練習をすればいいからです。
先生にも「課題にしていることが、確実に進歩しているのがわかりますよ。」と言って頂けたし、
今日は、次のステップの練習方法を丁寧に指導してもらったので、
やる気満々大張り切りでいると、先生が「いいなぁ。羨ましい。」ですって。
そうそう、確かに私のように上を向いて走っている時が一番楽しいし、進歩する幅も大きいのよね!
ステップアップすればするほど進歩の幅は狭くなってくるし、
終には現状維持のための悲しい練習に変わっていってしまうのよね。
うん、なんだかお気持ちがわかるような気がして、ちょっぴりお気の毒。
とは言え、たとえ毎日、現状維持の練習をしなければならない事態になっても、
私はやっぱり先生のようにどんな曲でもすらすら素敵に演奏できる方がずっといいなぁ。
そういう贅沢な「いいなぁ。」を、一度でいいから言ってみたいものです。
*
Nさん達とは、五重奏を楽しんだり、おしゃべりをしたりで、とても楽しい一時でした。
さすがに何年も一緒にやっていただけあって、私以外のメンバーは、本当に息もピッタリ、吹き方もピッタリ。
どの曲を吹いても「いい曲」に聴こえるから、驚きです。
優しく温かい響きが一つになって、シャボン玉のように舞っていくような感じです。
一緒に吹きながら、聴き惚れてしまいました。
お弁当をささっと食べてからずっと何時間も吹き続けたのに、「まだ足りない」と言うし、
本当に、みんな音楽が好き、リコーダーが好きなんだなぁ。
今度は泊りがけで「飲む、食べる、吹く、だね!」と、夏に再会する約束をしました。
とても幸せな気分で鼻歌を歌いながら帰り、玄関を開ける・・と、
ナ、ナ、ナ、ナビィ!!!駄犬が、また靴を食べていた。とほほ。



反省、しているような、していないような。





22.April.2000

ノンキー・プロジェクトの休日グループの練習でした。
このところToIさんと連絡が途絶えていたので「どうしたのかな?」と心配していたら、
ずっと風邪をひいていらっしゃったらしく、それはもうひどい鼻声でした、がいつも通りニコニコ。
プロジェクトのメンバーは、徹夜明けでも、風邪ひきでも、みんな爽やかに登場してくるからすごい。
本当は大変なのでしょうが、テンションをぐっと持ち上げて来て下さっているお気持ちが、なんとも嬉しい。
それに加え、もうひとつ今日は嬉しいことがありました。
メンバー同士の関係がいい感じでまとまってきたことです。
アンサンブルは、上手になる練習をいかに沢山するかよりも、
まずは楽しく気を合わせることを考えた方が、いい演奏への早道のような気がします。
勿論あわせる回数を多く持つことも最終的には大事ですが、その前のステップの話です。
感動を与える演奏=自己満足度も高い=息がピッタリ=信頼関係=気が合う・・
という文字が、最近頻繁に頭の中をぐるぐる回ります。
どうしても、感動を与える演奏が、高度な技術、腕だけで生まれるとは思いたくないからです。
平日グループは、もとから知り合いが多いので、その点は心配していなかったのですが、
休日グループは、まったく接点のなかった人達、しかも男性3人、女性2人なので、少し心配でした。
話し合いの時間を多く取るようにしたりなど、私なりに工夫してきましたが、
なにせこういうメンバー構成でやるのは初めてのことで、「これでいいのかなぁ」と自信はありませんでした。
でも今日で御用済のようです!もう心配はいらないと思いました。
今日は、全員が「こうしたらどうなるかな」とか「こんな感じでやりましょうよ」と一杯意見を言ってくれたので、
採用も却下もスムースに行なわれ、テンポよく進行することが出来たのです。
それに、今日もかなり休憩時間が多かったのですが、
だからといって練習が出来なかったかというと、その逆で、集中していい練習をすることができました。
信頼関係が成り立っていてこそ、意見も沢山でてくるわけだし、意見を却下出来る間柄にもなれる・・
種をまいて、少しづつ育てていった植物の初収穫の喜びを感じているような気分でした。
大収穫も近そうです!





20.April.2000

ノンキー・プロジェクトの平日グループの練習でした。
宣言通り新曲を用意して・・となるはずが、やはり煮詰まったまま当日を迎えてしまいました。
朝から珍しく胃痛に襲われ、食事ものどを通らない。悔しい気持ちの表れです。
けど、途中まででも皆で一緒に吹いてみれば、きっといいアドバイスを聞けるかもしれないと思い、
できたところまでの楽譜をプリントして、鞄にしのばせておきました。
練習は和やかに楽しく、お茶で始まって、お茶で終わったのに、「かなりやったぞ」という充実感。
今回初めて平日グループに参加したクニーGさんは、「激しい運動後の疲労と満足感」を感じたとか。
確かに、ただ吹くだけでは許されないノンキープロジェクトの練習は、かなりエネルギーを使います。
徹夜明けの洋一さんと、午前5時就寝で参加したHopiさんは、さぞかし疲れたことでしょう。
「鳥、風を表すメロディーを考えてきましょう。」など、普通のアンサンブルじゃやらないことですしね!
しかし、そのメロディー・・順番に披露して下さいましたが、皆の個性が出ていてとてもよかったです。
文字どおり、私のメロディーに新しい「風」が加わった気がして、嬉しかった。
この調子で、今度は皆に曲を書いてもらおうと決心した私です。ふっふっふっ、まんまとワナに・・
それから、途中までの新曲もみんなに吹いてもらったら、良い所も悪い所も見えてきました。
おかげさまで、長いトンネルから、やっと抜けだせるかもしれません。
音楽的なことだけではなく、メンバーの皆さんのお人柄にも助けられているなぁと感じました。
案ずるより生むが易し・・か。胃痛も知らない間に治っていたし、よかった、よかった。
吹っ切れてスッキリしたので、家族を誘ってお寿司屋さんで祝杯をあげました。





15.April.2000

コンソート青葉の練習でした。
今日も新しく入られる方がいらっしゃいました。仲間が増えて、皆ウキウキ顔でした。
私が仲間入りしたテナーのパートにも2人新しい仲間が加わって、今日初めて一緒に吹いたのですが、
自分の音が聴こえなくなる時があるほど、3人の音が混ざりあって気持ちよかった!
バスのパートの時は、最初、私がなかなかついていけなくてバラバラだったのを、
相棒だったMさんに一年間いろいろ教えてもらい、支えてもらい、勉強させて頂き、
だんだん、だんだん息が合ってきて、終いには「えー、吹いてたの〜?」と言い合うほど、
お互いの音が聴こえないくらい混ざるようになりました。
Mさんが「聴こえないってことは、同じ音が出てて、綺麗に混ざっているってことよ。」と教えてくれました。
なるほど、そういえば、「聴こえないなぁ」と思って自分の音を聴こうとすると、かえって音が離れてしまう。
複数の音が聴こえているってことは、音程やリズムがずれていることですね。
ユニゾンの難しいところです。それを考えると、新しい仲間の2人はお見事!幸先が良いようです。
Mさんとはちょっと離れて横のパートに移るだけなのに、なんだかとっても寂しいなぁ・・と思っていたら、
「一年間ありがとう。この楽譜、欲しがっていたでしょう?」
と言って、私がずっと前に「欲しいなぁ。」と呟いた楽譜をプレゼントして下さった。
覚えていて下さったのかと思うと、うるうる目になりそうでした。改めてMさんの大きさを感じました。
私もMさんのように両手を大きく広げて、新しい仲間を迎え入れたいと思いました。
さて、新しいリーダーも決まり、係も決まり、新生コンソート青葉は順調に・・と言いたいところですが、
なんと、私は生れて初めて経験する「会計」を仰せ付かった。
家計簿もつけたことがない私にできるかな・・と思いましたが、何事も挑戦!
それにしても、一同揃って「似合わなーい!」と言って笑うんだもの。ぶつぶつ。





12.April.2000

レッスンでした。
今日も頭がパンクするほど、いろいろなことを教えて頂き、
いろいろなことを反省し、いろいろなことを考えさせられました。
よく海を眺めながら、ちょっと見ただけでは「深さ」って分かりにくいなと思います。
音楽・・リコーダーは、海のように「深さの分かりにくいもの」なんですね。大きいし、広いし。
正直なところ、こんなに深いとは思わずに潜り始めた初心者ダイバーの気分です。
アマイ、アマイ!!海をなめちゃいけない!リコーダーも・・
ルネッサンスは深すぎて見当つかずでしたが、テレマンのデュエットソナタはもう少し楽かなと思っていました。
けど、やればやるほどその深さに驚くし、どんどん魅せられていきます。
初心者ダイバーは、最低限の技術も身につけないで深い海に潜っちゃいけないのかもしれませんが、
ちょっと潜って、その深さを知ったり、憧れの気持ちを持ったりすることは大切かもしれません。
言葉でいくら「危ないよ。」とか「深いよ。」と言われても、実際に見たものしか信じられないもの!
私も、この度テレマンの深さを垣間見ることができたらこそ、憧れを持ったし、やる気も出てきたところです。
少し前にRecorder Mailing ListでPehrsson/LaurinのCDについて、意見が交されていました。
'Telemann DUET'なのに'DUEL'と書いてあり、あとで手で'DUET'と書き直してあるCDジャケットについて、
「これは、演奏者どうしの戦いだから」という意見もあったし、
「いやいや、これは作曲者に対しての挑戦、その曲に挑む気持ちの表れでしょう。」という意見もありました。
な〜るほど。どれが本当か存じませんが・・・私も、実は戦っています。
何と戦っているかというと、トゥクトゥクテケテケ。
いやいや、それもそうですが、本当はテレマンを素敵に吹きたいという私の気持ちと戦っています。
負けたくない。諦めたくない。自分で納得できる演奏がしたい。「いいね。」と言われたい。
私の「お蔵の箱」には、挑戦しかけて諦めてしまった曲が沢山あるのです。
テレマンのデュエットは、頑張って私の「十八番の箱」のほうにいれたいのです。
素敵な曲を作曲して残してくれたテレマン様には感謝して、
励ましとアドバイスと百万ドルの笑顔で見守ってくれる先生の横で、
大きく息を吸って、プハー。潜って、潜って・・
うふふ、快感。結構はまっています。





9.April.2000

あざみ野地区の企業が、地域とのふれ合いのために無料コンサートを催しているそうです。
Mさん、Oさんから整理券を頂いたので、娘も誘って出かけてみました。
とても綺麗な立派なホールで「うわぁ!中には、こんなホールがあったのね。」と感激しながらドアを開けたら、
「うわぁ!」と、もっと驚いてしまいました。なんと広いホールはすでに満杯で立ち見も一杯!
日頃コンサートではあまり会わない小学生も沢山いたし、普段着のまま出掛けて来た年輩の方も沢山いました。
人々は、無料で、家の近くだったら、お花見日和の日でもコンサートに足を運ぶわけね!
コンサートは、音楽家の卵の音大生(弦6人+ピアノ)の演奏とおしゃべりで、
申し訳ないですが「素晴らしい」とは言い難い内容でした。
それでも帰る人は少なく、小さい子が膝の上で音楽に合わせてピアノを弾く恰好をしていたり、
楽器説明の時に背伸びをして首を伸ばして、一生懸命見ようとしているおばさんがいたり・・
なんだかその情景は、とても懐かしい情景でした。
私がイギリスに留学している時、友達の両親は、よく子供達やおばあちゃんを連れて
普段着でお気軽にコンサートに連れていってくれました。
700円くらいのチケットでドラの真後ろに座り、ドラの音の大きさに驚きながら後ろからオケを聴き、
ドラに書いてある「宝来」の文字しか見えない時もありました。
けれども、一家で見る楽しさは格別で、その後、お茶を飲みながらよく語り合っていました。
手軽に音楽を楽しむサマは、私の脳裏に焼き付き、今でもとても憧れています。
日本で席がガラガラのコンサートに行く度に、「どうしてこうなの?」と悲しい気持ちで一杯になるし、
チケットが高価すぎることが、文化を遠ざけているのだと実感します。
しかし、以前「演奏を聴いてから、あなたが値段をつけて払っていって下さい」
というコンサートを催した方が、「酷いよ。これでは音楽家は滅びてしまう。」と言っていました。
確かに演奏家が儲けているという話も聞かないし、赤字が多い・・とも聞きます。
その一方で\15000もするヨーヨーマのチケットを、抽選でも洩れ、先着順でも取れなかった私・・
一体、どうなっているの?「宣伝広告」と「無料」に弱い日本人を浮き彫り?!






7.April.2000

あぁ、またやってしまった、おしゃべりの6時間コースを。
楽譜を借りにいったHさん宅で、「コーヒー、飲んでってぇ。」と言われるままに・・
私は、本当に人と一緒に居るのが好きなんだなぁ。
居心地がよくて、楽しくて、そのうち多弁になって、質問魔になったようで、
ふと気が付くと顎が疲れていて、その時初めて長時間の経過を知ったのです。
でも、Hさんは「あと6時間はいける!」と言ったから、私より上手かもしれません。
以前から、「私は、こう思う。」とか「私は、こう感じた。」というように、
Hさんは知識や情報に操作された意見ではなく、自分の意見を言う人だなぁと思っていました。
そこにとても興味を持っていた私は、そのことを話題にしたら、次のような返事が返ってきました。
「私は田舎で生れ育ち、結婚して上京するまで、ずっとポワ〜ンと生きてきたの。
情報なんて縁遠く、景色を見て感じたり、日々の体験で自分が感じたことだけが全てだったのよ。」
なるほど。田舎で育ったという共通点がある私は、その感じがよく分かったし、
最近その経験が音楽に生きるかもしれないと思っているところだったので、大きくうなずいてしまいました。
私は、「丸く」と言われたら図形は出てこないし、数字も出てこない。
出てくるのは、縄跳びの回っている様子やら、駒やら、ハンカチ落しの輪。
「クレッシェンド」と言われたら、カラスのアァーアァーが近づいてくる音量や、風船を膨らます感じ。
「駆け上がる」は、加速をつけて小山を駆け上がることや、自転車のこぎ始めや、缶けりの缶に突進するさま。
「揺れる」と言ったら、稲穂が揺れる様や、蜃気楼や、ハンモックでお昼寝。
「勢い」と言われたら、ハチに襲われて逃げる勢い、「弾む」のは、スキップでルンルン・・
上京後は、情報を掻き集めてスマートに生きようと思い、そんなことは忘れるようにしていました。
でも、この頃、リコーダーに出会ったせいか、歳のせいか、ふと田舎での実体験を思い出している。
誰にも言わないで、密かに田舎の経験を思い出しながらリコーダーを吹いてきましたが、
Hさんと話していたら、それは胸を張って自慢できることのように感じてきました。





5.April.2000

そろそろ滞っている作・編曲をしなければならないので、
この頃は、時間を作ってパソコンの前に座るようにしています。
ところが、煮詰まると、ついMIDIを終了してインターネットに接続してしまうので禁止しました。
すると、今度はパソコンの中のいらないファイルの整理をしたり、
どうでもいいような楽譜をスキャナーで取り込んで、綺麗に修正していたり・・。
気がつくとパソコンにはしがみつきながら(一応は働いている気持ちになるので)逃避をしているのです。
どうもこれは私に限らず、ほとんどのクリエータ達の逃避行動らしいのです。
ネコさんの日記にも、「仕事部屋を整理」などと時々書いてあり、
「あぁ、今日は逃避しているな」と、妙に共感して、喜んでしまう日があります。
整理も、決まってパソコンや仕事部屋に限られているので、「しなくちゃ」の気持ちが伝わってくる!
そうなのよね、どうせやらないのだったら全然違うことをすればいいのに・・ねぇ。
ある売り出し中のバンドの人が、切羽詰まって電話をしてきました。
シーケンサの画面上で、新しく購入した音源で作った音色のパッチリストを使いたいのだと言う。
『今は曲をどんどん作らなくてはいけない時期』だということを聞いていたので、
「できることはできるけど、時間がかかるから音源の方で調整した方が早いよ。」と答えました。
「あぁ、やっぱりそう思いますかぁ。○○さんも、そう言ってたんですけどねぇ・・」と諦めきれない様子。
さらに、重箱の隅を突つくようなどうでもいい質問をしてくるし・・。
「ははん、逃避だな。煮詰まっているな。」と感じました。その途端、急に親近感がわいてきたので、
「パッチリストマネージャーでやれば、きっと出来るよ。」と逃避の応援モードになってしまった。
後で夫に「余計なことを言って!」と叱られてしまいましたが、
この気持ちは作曲に煮詰まった人にしかわからないのよ!
それにしても、私も難産。焦る、焦る。





1.April.2000

コンソート青葉、演奏会後初の練習日でした。
今日は、みんなで楽譜を持ち寄って、今後、どんな曲をやっていこうかを決める日でした。
出席者が少なく、係もまだちゃんと決まらないままのスタートでしたが、なかなか楽しかったです。
新しいパートも、先生が考えてきて下さり、私は今度テナーになりました。
今まで、ほとんどテナーパートをやったことがないので、不安もありますが、楽しみです。
吹く場所も一番端っこから真ん中あたりに移動して、今度はみんなのハーモニーを両側から聴くことになります。
今日、ちょっとやってみた感じでは、頭が混乱しそうでした・・
まず、慣れないC管指使いに悩まされそうですが、これはすぐに慣れるでしょう。
問題は、音程をどうとるかです。テナーの仲間とも合わせ、ソプラノとバスを聴かなければならないし・・。
まさに、中間管理職の気分ですね。
でも、「アンサンブルをやっている」醍醐味は、バッチリ味わえそうです。わくわく。
今日は新しく仲間も増えました。次回も見学者がいらっしゃるとのことで、それにもわくわく。
マンネリの嫌いな私にとって、こうゆう「新規スタート」の季節は、嬉しく嬉しくて仕方がないのです。
このところわくわくすることが多くて忙しく、日記もなんだかサボりがちですが、世間は春。私も春。
わぉ〜。明日は、温泉!!



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