27.February.2001

「野ばら」の練習でした。
野ばらでは、十数人でやるアンサンブルの他に、デュエットを取り入れているのですが、
皆の前で2人だけで演奏する・・ということは、相当のプレッシャと戦わなければいけない反面、
個々の問題点も、その人の個性や良さも発見できたりして、かなり良い成果をあげていると思います。
当初は、皆恥をかきたくないと思ったのか、その為に気張って練習してきたようだったのですが、
回を重ねる毎に、家の事情などでなかなか自己練習をしてこられない人も多くなり、
そういうメンバーがデュエットの時間になると不安そうにしているのが、そばで見ていて分かりました。
そこで、「上手かどうかを検査する目的ではないし、練習だもの、間違いはお互いに許し合うことにして、
初見もOK、間違えてもOK、出来るところまででもOK、にしましょうよ。」と訴えてきました。
そうしたら、このところ、皆さんの姿勢が「出来ないかも=恥ずかしい=嫌だ」ではなく、
「出来ないから、ここでやってみる=自信がついた」に変わってきたのです。
それに、初見の人のお相手になった人は、相方が出来るまで待ってあげたり、
指使いを教え合ったり、拍手をし合ったりの「輪」の副産物も!
「気が合って、みんなで支え合って・・」ということこそ、
素敵なハーモニーの秘訣だと私は思っているので、
「野ばら」は、本当に良い方向に向かっているなぁ・・と、今日感じました。

さて、もう2月は終わり!短いですね。
そろそろ春の花が咲き始めたので、ずっと体調不良でふさぎ込んでいた私の気持ちもパァーッと春色に・・
と言いたいところですが、実は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を引きずってしまい、冬色のまま。
禁断症状が出たので、ついにビョークのサントラを買ってしまったし・・。
エネルギーを吸い取られ続けているなぁ。






24.February.2001

やっと念願の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観ました。
すごい、すごい、すごい。
世界中探しても、ビョークのような個性は見つけられないでしょうね。
希有な才能・・はぁ。Marvelous!

世界・・といえば、もう10年以上も前のこと、ひょんなことから
当時大使館に勤めていたニュージーランド人のRさんと知り合いました。
彼も音楽を愛し、ご自身で作曲も演奏もしていたことから仲良しになったのですが、
それから数年後に、残念ながら本国に帰られてしまいました。
けれど、嬉しいことに、縁は切れず、
彼同様、音楽好きで面白くて才能豊かで感じの良いニュージーランド人達が何人も、
旅行などで来日する度に、「Rさんの紹介で・・」と言って我が家を訪ねてきてくれるのです。
その中の、2年程前にいらっしゃったLさんから、突然、昨日お電話がありました。
実は、ちょっと前に「どうしていらっしゃるかしら?」と話題にしていたところだったので、
「またテレパシー!」(うふふ、最近あんまり多いものだから)とびっくりでした。
が、「今、なにをしているか」の話題の時に、またびっくり!
私が「物語にオリジナル音楽をつけてね・・」と説明を始めると、
なんと、Lさんも同じようなことをしていると言うのですよ。
よく聞いてみると、物語の内容こそ違いますが、その手法も考えていることもそっくり・・
なんてことでしょう、地球の反対側で、知り合いが同じようなことを同じ時期に始めていたなんて!
しかも、私が「ひつじの物語でね・・」と始めると、またまた電話の向こうで絶句して、
「ニュージーランドは、ひつじの国!近所の公園にもひつじが・・」と。
そうでした、そうでした、
ニュージーランドは、人よりもひつじの方が多い「ひつじの国」でした。
うーん、やっぱり縁があるぞ。赤い糸で結ばれているかしら?
よし、ひつじ見物&彼らに会いに、ニュージーランドへ行こう!
その前に、貯金・・






20.February.2001

頂いたメールを、紹介させて下さい。(了解済み)

+++

いつもたいてい風邪を引いていたわたしが・・、皆が引いてない時にも引いていて、
皆が引いている時もやっぱり引いているわたしが・・、なぜか今回は風邪引きじゃない!?
しかも、ちょくちょくお出掛けしても、結構元気。
お出掛けの翌日 グッタリしない!?
あのねぇ、これはやっぱりリコーダーのおかげのような気がするの。

MIORIさんの言うとおり、汚い息を吐き出すとか、
吸ったり吐いたりってのも、身体に良いみたい。
それに身体がつらいと 気分も沈みがちになって悪循環になっちゃうけど、
なごむから気分が良くなって、身体も調子良くなるのかもね。

ただ難は.....なかなか上手くならないってこと!
でも本当にリコーダー始めて良かった。
今まで、『動いたら?運動しないから良くならないんじゃないの?』とか、
『エアロビやらない?』『テニスやろうよ。』などなど、たくさん勧められたけど、
ぜ〜んぜん見向きもしなかった、頑固なわたしだったのにね。
リコーダーは回りでやっている人もいないし、勧められたわけでもないのに・・・。
興味を持ってずっとMIORI'S PAGESを見ていて、とうとうやり始めるなんて!?
気がついたらいつの間にか、「あら、最近のわたしって、よく動けるじゃない。」って自分でびっくり。

ホームページを開いて良かった。ウルウル・・






17.February.2001

コンソート青葉の練習でした。
今年の秋の第二回定期演奏会用のプログラムが発表されたのですが、
前回のアラカルト風とはまた違った、企画色の強い、面白いコンサートになりそうです。
場所は、「地元で」という意見が多く、500席あるフィリアホールに決まる可能性が強くなってきたので、
多くの人に楽しんで頂けるような演奏会にしなければ・・と、皆、気合いを入れ直していました。
「演奏の合間の出し物コーナーの企画は皆さんで考えておいて下さい。」と言われたので、
早速家に帰ってから考えていたのですが、(私は、本当に考えるのが大好き!)
犬との散歩中に、最高のアイデアが思い浮かんだのです。
うふふ、本当にいいアイデアなのですよ。
くー、言いたい・・けど、内緒。あぁ、次回の練習が待ち遠しい!

練習は、対位法の説明があったり、パーセルやチャールトンなどの難曲ばかりを数曲・・
病み上がりの身には、結構大変な内容だったので、ちょっと疲れてしまい、
皆とのランチはパスして藤が丘地区センターの外に出ると、
ノーベル賞を受賞された白川さんと、目が合ったのです。
そういえば、藤が丘にお住まいだったのですよね。神神しいお姿でした。






16.February.2001

クライマーの大ちゃん
と、トランス系のミュージシャンの正クンと、
陶芸家のちえさんと、異世界対談のお茶会をしました。
世界の違う人と話すことは、お互いのストレス解消につながるので、
最近、このような変な組み合わせ対談が、マイブームでもあり、私のまわりで流行りつつあります。
お互いに話された内容はちんぷんかんぷん。なので、ただひたすら聞くのみ・・
なのに(だから、かな?)なんだか妙に疲れがとれて、いいのです。
そして、時々一致することが出てくるのですが、そういう時の盛り上がりようって、半端じゃありません。
今日の一致は、こんな感じでした。
先日、あるニュース番組で「一番幸せそうな職業と年齢」のアンケートを採ったそうなのですが、
その結果が、年齢は24歳(大ちゃんの年齢)で、職業は、年収3000万円の陶芸家(年収はともかく、ちえさんの職業)。
「へぇ・・じゃあ、幸せ?」と尋ねると、「幸せ!」と2人とも即答し、横からミュージシャンの正クンも「幸せ!」
あはは。なーんだ、異世界対談のつもりだったけど、これは、実はナルシスト対談だったんだ。
そのことを話そうと、帰宅した夫に、まず「どんな人が、幸せだと思われていると思う?」と尋ねると、
「年金もらって働いていない老人かなぁ」と言った後、「俺も、よく幸せそうだって言われるよ。」
その横で、娘が、「私も、いつも楽しそうだって言われる。」zz・・・
私こそが究極のナルシストだと思っていたのに、いる、いる。
うわてが、ウジャウジャ。






14.February.2001

野ばらの練習と、娘達の陶芸レッスンの日だったので、社会復帰!(大げさか・・)
久しぶりにリコーダーを吹け、娘達の横で、私も象眼をやらせてもらい、幸せな一日でした。
が、お茶の時に、マスクの上からケーキを食べようとして笑われる始末。
まだまだ頭は働いていませんね。

野ばらは、今、速くて難しめの曲にトライし始めているのですが、
なんだかみなさん結構難航しているようなので、ちょっと心配になり、
「難しくて嫌になっちゃった人、いますか?」と尋ねてみたら、
「最初は難しくてダメかと思っていたけれど、諦めずに吹いていたら、
少しづつ出来るようになってきたので、まだまだいけます。大丈夫です。」って。ジーン・・
車のギアは、LOW〜TOPまで、その状況に合ったものを選ばないと、ちゃんと走らないですよね。
きっと、今の野ばらには、SECONDくらいの力が必要なのでしょう。もう少しの辛抱だと思います!

さて、その「コンソート野ばら」は、実は、私が名付け親なのです。
緑区に誕生したので、植物の中で「楚々として、かつ気高い」印象の「野ばら」を提案したのでした。
名前って、付けてしまうとそのようになる・・と聞いたことがありますが、
野ばらも、名付けた当初は「どうかなぁ」と心配でしたが、今は「このグループにぴったり!」になっています。
それで調子に乗ってしまった・・というわけではありませんが、
焼津にお住まいのmonoさんのH/Pの、リコーダーアンサンブルグループの名前を募集しているページを見つけた時、
パーッと付けたい名前が頭に浮かんだので、早速応募していたのでした。
なにしろ焼津は海のそばでしょう。海は大・大・大好きなもので「○○○」と。
今日はその発表の日だったのですが、なんと、私の案が採用になっていたのです。
数ヶ月の間に、2つのグループの名付け親になれたなんて、本当に幸せです。
おまけに、スケルトンリコーダーのプレゼントも頂けるそうで、ラッキー過ぎ〜!






12.February.2001

久しぶりに、風邪で一週間近く寝込んでしまいました。
実は、10歳の頃4ヶ月入院治療し、抗生物質の副作用で苦しんだことから、私は薬嫌いなのです。
インフルエンザにかかって高熱が出ても、ひたすら我慢・・寝て、食べるのみ。
でも、人間の治癒力って素晴らしく、時間はかかるけれど、薬なんて飲まなくてもちゃんと治るのよね。
薬に限らず、口に入れるものには結構気をつけているのですが、
丈夫でなかった私が「頑丈・健康そのもの」と言われるようになったのは、そのおかげだと思っています。
が、そうやって「こだわること」は、大抵まわりの人も巻き込むことになってしまうので、
時々「こだわりって、どこまで許されるものなのかなぁ」なんて考えてしまいます。
今度の風邪だって、薬を飲めばすぐに治って、家族に迷惑をかけなくてもすんだわけだし・・

でも、今回は、そんなことを考える元気もなく、ボーッとテレビを見ていたのですが、
たまたま見た「盲導犬レザン・・」と「四万十川の仙人」を見て、興奮・感動してしまいました!
風邪と感動が一緒だから、大変でした。火照るし、グシュン、グシュン。でも、見て良かったなぁ。
どちらにも共通していたのが、「厳しく優しい」ことなのですが、
自然と共存していく、自分の命を守る為には「厳しさ」が必要だと、画面は訴えていたように思います。
が、それは、自分のことも、そばにいる人や動物や自然のことも、大切に思うからこそなのですよね。
そうだ、そうだ!私の健康オタクは、私だけの為ではなく、家族の為のものなのよー。
このぐらいのこだわりは、許してもらわないとね。
しかし、ラーメン、カレー、コロッケ・・と高カロリー食事を毎日用意してくれた夫殿、
スカートがきついんですけどぉ。






6.February.2001

2月はゆっくり休もうと決めて、陶芸、散歩、スイミング・・♪のつもりが、
初っ端から風邪をひいてしまって、不快そのもの。
気がゆるむと、すぐ、これだもの。でも、本気で休めってことかも。
さて、今日はレッスンでしたが、このところずっと悩んでいたことがあったので、
思いきって、その悩みを先生に聞いて頂くことにしました。
楽譜を読む力です。バロックの曲の楽譜の解釈も勿論ですが、
もっと入門編というか、初歩的なことが欠落していることに、この頃気付いたのです。
私は、作編曲もするし、初見もきくし、ピアノも弾くし、楽譜も書くし。
だから、周囲の人には、初歩的なことは当然分かっていると思って頂いているようなのですが、
(なんとかなってきたので、自分自身でも疑問に思わずにいた)
私は、かなり初歩的なこともわかっていないようなのです。トホホ。
例えば、ファのシャープは認識出来るけれど、ソのフラットと言われると認識出来ない。
要するに、ポップスでよく使う音だけが、私の引き出しに入っていて、それ以外はないのです。
そして、さらに、バロックの曲を自分なりに「いい曲に聴こえるように」解釈してみてから、
ブリュッヘンのCDを聴いてみると・・・なんじゃこれ状態。
これも、上記と同じく、私の引き出しには、ポップスの解釈のヒントなら少しはあるのですが、
古楽の引き出しは、空っぽなのです。
で、その引き出しをなんとか少しづつ増やしていきたいと、先生に縋るように訴えると、
まぁ、まぁ、本当にそれはそれは親身になって考えて下さって、沢山のヒントを下さいました。
その中で、一番魅力的で手っ取り早そうだったのは、「踊り」を習うことです。
そういえば、バンド時代は、ディスコ(死語?)で、8ビートも16ビートも身につけたのでした。
ビート感って、見るだけ、知識だけではサマにならないのよね、実際に踊らないと!
・・とは分かっていても、普通の踊りには抵抗がないけれど、
あの踊りはねぇ・・勇気がいるよねぇ。






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