30.May.2001

昨日は、青葉の自主練習だったのですが、
「アザミネーゼ」と呼ばれるのに相応しいと評判のTさん宅の豪華リビングで行われ、
素敵な食器を見せて頂いたり、手作りゼリーもご馳走になったりで、うっとり。
なんだか、自分もリッチになった錯覚を起こし、演奏も優雅に出来たし、
わぁ、こういう練習もいいわ!・・と大満足でした。

そして、今日は、マーブルの練習。
6月中旬に、Mさんのご主人様の同窓会で演奏させて頂くことになったので、
その曲の練習をしたのですが、仕切りそうで仕切らないのんびりメンバーばかりなので、
期日が迫っていることも忘れ、パートをコロコロ変えながら練習してみたり、お茶を飲んだり・・
で、全曲練習できずに終了。結局、来週も再来週も練習時間をとることになったのですが、
「まぁ、また楽しみが増えたわけだし・・」と"明日に向かって"微笑むメンバー達でした。

夜になって、「小笛」でブッキングされた夫に付き添い、新沢としひこさんのレコーディングへ。
ネコさんディレクションで、夫が演奏しているのを見学しながら、
最初に書いた楽譜だけに頼らず、演奏者や楽器の個性、音域、重ね方、バランスなど考慮し、
臨機応変にアイデアを出していくことの大切さ、
また、全体のバランスを考え、いらない音は潔く捨てる勇気も必要なんだ・・と感心頻りでした。
質の良い最小限必要な音だけを残していく作業は、本当に憧れる!
新沢さんともいろいろお話しさせて頂いたのですが、
やっぱり、彼とは、かなり波長が合うので、「他人とは思えない。」と思っていたら、
新沢さんまわりでも、何もしないのにモノがどんどん壊れるらしいのです。
何もしないのにモノが壊れていく仲間を見つけて、ちょっと嬉しい気分!
もしかしたら、同じ星のもとに生まれた同士かしらん?






28.May.2001

一ヶ月ぶりのレッスンでした。
レッスンの間があくと、どうしても練習をサボってしまいがちになるのですが、
前回も前々回もサボったまま行ってしまい、先生に申し訳ないことをしてしまったので、
今回は、一週間ぐらい前から真剣に練習していたのです。
その甲斐あってか、今日はいっぱい褒めて頂けました!
なかなか出来なかったシュテープスの"しだいに広がる下降音程"も、かなりいい線まできたかな。
でも、高い♪Eb Bb Eb Ab Eb Gb・・と吹くそのEbの音が
出てくる度に微妙に音程が変わってしまうとのこと・・
私の笛では小指を半分足して出す音なので、これからは、動きの鈍い小指の修行も必要ですね。

さて、今日は家庭訪問の日でもありました。
実は、このところ御用済みの部品を集めて、「カスタムメイドパソコン」を作るのに凝ってしまい、
家のリビングには、CD-ROMやハードディスクやメモリーなどが散乱していたのです。
本当は2台目がまだ未完成なので(一台は無事に完成!ウルウル)片づけたくなかったのですが、
娘の担任の先生は、目に星が3つくらいある熱血スポーツマン、
そんな部品が散乱していたらオームのアジトと勘違いし、眉をひそめるに違いありません。
仕方ないので、レッスン前だというのに必死で片づけ、「さわやかな部屋」にしておいたのです。
なのに、なのに・・
「僕との交換日記に、お母さんがパソコンを・・と書いてくれていますよ。」ですって。






25.May.2001

アルモニー・アンティークのコンサートでした。
毎年この時期に演奏会を開いているグループなのですが、
その度に「一生懸命工夫しています」という気持ちが伝わってくるので、
今年はどんな工夫かしら・・とそちらにも興味津々で観させて頂きました。
「無憂宮の音楽会」と題され、集められた今回の演奏曲目は、
私にとっては馴染みのない音楽ばかりでしたが、その「工夫」のおかげで
思っていたよりずっと聴きやすい演奏会でした。
中間に踊りを入れたり、曲の説明、楽器の持ち替え、衣装の工夫・・など、
どれも「やろうと思う」のは簡単ですが、実際にやるための準備は大変だったと思います。
皆さん立派に活躍されているプロなのに、今まで勉強してきたことにあぐらをかかずに、
様々な工夫をこらし、勉強し、修行し、前進し続けているこのグループ・・
来年は何をやって下さるのか、今から楽しみです。






24.May.2001

野ばらの練習でした。が、なんと、出席者4人・・
昨晩のうちにその事態を知らされていたので、中止にしようかとも思ったのですが、
少なくとも4人は来るつもりでいるのだから・・と思い直し、決行。
全パート揃わないので、どんな練習をしようかなぁ・・と、正直ちょっと困りつつ、
とりあえず、デュエットをいろいろな組み合わせでやってみました。
そうしたら、いつもソプラノを担当しているHさんの楽器が良く鳴っているので、
「あら、そんなに息が安定しているのだったら、バスに挑戦してみませんか?」
と薦めてみたところ、「やってみます。」といういいお返事!
で、なんと急遽4人4声を実現させてしまったのでした。
いやいや、おかげでとっても良い練習が出来ました。
「他の人の息づかいが聞こえたので、合わせ易かった。」
自分の音の尻尾が良く聞こえたので、最後まできちっと出さなくちゃと思ったし、
息継ぎの大事さを改めて感じました。」などなど、皆さんの感想も上々。
1人1パートの練習は、やっぱり、いいわぁ。






23.May.2001

マーブル、久しぶりの練習でした。
今までやったことのある比較的簡単な曲ばかりを練習したのですが、
それでも、1人1パートというのは、本当に緊張するし気合いが入ります。
私達の周りでは、10人前後か数十人という大所帯のグループが多く、
それはそれなりの良さがあっていいと思うのですが、
そういうグループでは良さが出せない曲も多いので、
「こうして1人1パートで練習するチャンスを作ることは、
やはり素晴らしいことだね。」と改めて言い合いました。
ちょっと改まった所での出番も頂いたので、これから合わせるチャンスが多くなりそう・・
「大曲にも挑戦してみようか。」という話も出たので、ワクワクドキドキ。
それにしても、私以外の皆さんは、他のグループなどでかなり頻繁に練習しているので、
慣れがあるっていうのかなぁ・・混ざるというか、浮かないというか・・
私だけ出遅れた感ありですねぇ。トホホ。






20.May.2001

田舎にもいろいろなタイプがあると思いますが、
私の出身地は、そんじょそこらの田舎とはわけが違う「秘境」なのです。
南アルプスをぐるっと回っていかなければならないその村は、
新幹線などを使っても、東京から6時間強かかるので(グアム島に行くよりかかる!)過疎化し、
このご時世なのに、その辺りを車で走り回っても、コンビニにお目にかかることはないそうです。
ひたすら綺麗な山と川が続き、たぬきもきつねも出てくるほどの未開地。
物心ついた頃には引っ越してしまったので、「住んだ」という記憶は乏しいのですが、
そこの景色こそ、私が誇りに思っているふる里の景色として、頭の中に鮮烈に残っているのです。
今日、久しぶりにその村に足を踏み入れた私は、
その頭の中の景色と、実際にこの目で見ている景色が、全く違わないので吃驚しました。
おかげで、すうっと、とうもろこし畑でおにごっこをしたり、虫採りをしたり、
澄んだ川でやまめを手掴みした頃に、タイムスリップ!
いつも子分のように後ろからくっついてきた従弟の「みおりねぇちゃん!」と呼ぶ声も聞こえ・・
出来ることなら、もう一度その時点に戻りたいと心底思いました。
景色はちっとも変わらないのに、人間だけ変わってしまうなんて・・






18.May.2001

詩人工藤直子さんのレコーディング@河口湖スタジオに行って参りました。
工藤さんには初めてお目にかかったのですが、ほんとーーーーーーに素敵な方!
とても、私の母より2歳年下だけとは思えないほど、可愛らしくて、お茶目で溌剌としていて・・
サービス精神も旺盛で、レコーディング時以外にも気軽に「朗読」をして下さるのですが、
彼女の口から音になって発せられる言葉達は、魔法のように不思議なパワーを持ち、
聞いている人の心の奥までグッと入り込んでくるのです。
言葉の選び方、それを伝える方法、勿論それ以前にその内容も素晴らしいし、
書いた人ご自身の言葉・・というのも功を奏しているのでしょうね。
ノンキー物語の文章や語り方の方向性で悩んでいた私には、大変貴重な出会いで、
いつもいつも素敵な人々を紹介して下さる斎藤ネコさんに、またまた感謝の日となりました。
それから、以前リコーダーでアルバム参加させて頂いた新沢としひこさんとも、
やっと、実際にお会いすることができたので、こちらの出会いも嬉しかったぁ!
(なんだか彼とは、ずっと昔からの知り合いのような気がするのですけれど。)
想像通り、とても優しそうな感じの良い方で、そばに座っているだけでホッと出来ちゃいました。
あの方こそ、"ノンキー"だわぁ。
その他にも、ネコさん、忠英さん、ミキサーKさん、スタジオスタッフの面々、
なぜか多かったP/C社卒組など、パワフルな人々が集まって・・
ふふふ・・何やっていたんでしょうねぇ。






16.May.2001


今日は、私の誕生日でした。
でも、私よりずっと若い従弟が危篤に陥っているので、とてもお祝いする気になれず、
雨上がりの外をボーッと眺めたり、音楽を聴いたりして、地味な一日を過ごしました。
そうしたら、そういう普通なことが、実はとても有り難いことで、
自分がこの年まで無事に生きてきたこと、息をしていること自体が奇跡のような気がしてきたのです。
私の人生をガラッと変えたと言っても過言ではない
Sr.Antony(留学先の高校の先生)の数々の名言を思い出すなぁ。
学校の廊下で、初めて出会ったとき・・
緊張のあまり、まるで敵地に乗り込んだかのような険しい顔をしていた私に、「そこへ、寝て。」
廊下に寝ころんだ私に、今度は「落ちそうですか?」
訳が分からなかったのですが、とりあえず「いいえ。」と答えると、ニコッと笑って、
「廊下が、大地が、神が、まわりの皆が、見えない力であなたを支えていますよ。」と。
クリスマスには、自分の腕にリボンを結んでやって来て、
「私のプレゼントは、MIORIに今一番必要なもの!」と言いながら、ギュッと抱きしめてくれたり、
がむしゃらに頑張ってもなかなか将来が見えず、いらいらしていた私を、
半ば強制的に「羊を見る旅」に出かけさせ、
「ハードワーク、アクティブだけが、全てじゃない。」ことに気付かせてくれたりしました。
見え難いものを見つけ、見つめ、尊び、感謝すること・・
Sr.Antonyに代わって、今、従弟が訴えてくれているような気がします。






13.May.2001

フランダース・リコーダー・カルテット演奏会に行って参りました。
今回初めて見る夫が、行く前に、クラシカル(ケンブリッジ)バスカーズを思い浮かべながら、
「お笑いグループ?」と聞くので、
やはり初めて見る私は、アムステルダム・ルッキを思い浮かべながら、
「いや〜ん、ベルギー人が、かっこ良く演奏するのよー!」と反論して行ったのですが、
夫の方が正解に近かったかもしれません。
スマートなルッキの登場とはちょっと、いや、大分違って、飄々と現れた4人は、
演奏中もおどけた表情をしたり、胸を撫でおろすポーズをしながら客席を見たり・・で、
サービス精神旺盛なエンターテイナー兼教育者という感じで、大いに笑わせてくれました。
曲の合間にリコーダーに関する説明が入り、リップビブラートや、フラターなどの技も、
数多く見せて下さったので、リコーダーを習っている身としては、大変有り難い内容でしたが、
浮世を忘れ、別の世界に入りたい・・と願ってコンサート通いをしている私としては、
そこまで行き着くことが出来ず、「講習会に行ってきたよ」という感想でした。






12.May.2001

午前中はコンソート青葉の練習、午後はノンキー・プロジェクトの練習でした。
青葉は、6月24日(日)に行われる「第26回神奈川笛の会」の為の練習が始まりました。
笛の会は、例年「出る人が見る」というような、お互いの活動の応援という感じの催し物で、
一般の方へのお誘いはないのですが、(新参者なので、あまり事情がよくわかっていないのですが・・)
神奈川県内のリコーダーアンサンブルグループ8団体が出る今年の笛の会は、
会場が広いこともあって、一般の方にも見て頂こうということになったそうです。
また、詳しいことが分かり次第、お知らせ致しましょう。
個性豊かなグループが多いので、青葉も青葉の個性を出せるといいなと思います。

ノンキー・プロジェクトは、昼食を食べながら「物語」についての大討論会。
なかなか面白い話し合いでしたが、結論が出たような・・出ないないような・・
私が話の軸を考えたのだから、私が書くべきだという意見もありましたが、
「もう、もう、これ以上難題を抱え込むのは無理です!」と断ったら、
なんと、想像していなかったIwaoさんが立候補!
うふふ、どんなものが出来てくるか、楽しみが増えました。
今日は、清美さん曲のアレンジを確かめる作業と、そのIwaoさんの曲を、あーだこーだ・・
久しぶりに「これぞ制作現場」となった練習日でした。






9.May.2001

野ばらの練習でした。
前回に引き続き、ギースベルトのデュエットを最初にやりましたが、
知らず知らずのうちにとても上手になっていたので、皆さん、自分でも驚いているようでした。
野ばらでは、毎度曲を増やし、とにかくどんどん沢山の曲を吹いてきたのですが、
そのおかげで、全員の指と舌が以前よりずっと滑らかに動くようになってきたし、
初見にも強くなったような気がします。
「細かいことは気にせずに、どんどん曲数をこなしていく練習は、荒療法だけれども、
やり始めの人には有益だ。」と聞いていましたが、本当なんですね。
ということで、速めの曲修行は、とりあえずはここまで!
今日からは、ほんわか童謡シリーズを始めました。
「ふるさと」へ帰ってきたような皆のほっとした顔・・
皆様、全力疾走、大変お疲れ様でした。

さて、ノンキー制作の記録+自分の余暇のささやかな楽しみ・・と思って始めたこのページも、
おかげさまで今日、30000HITを越えました。
最近、お会いしたことのない人達からも感想を頂くようになってきたので、
「も・もしかしたら、大変なことになっちゃった?」と今更武者震いしておりますが、
とにかく皆様のご訪問が、私のエネルギー源になっていることは確かですので、
感謝の気持ちで一杯です。






6.May.2001

ゴールデンウィーク・・
例年は、大渋滞の東名高速道路の上で大半を過ごしていたのですが、
今年は、混雑を避け近場で遊ぶことにしよう!・・と思ったのですが、
結局、近場も超混雑で、やはり例年通り、どっと疲れてしまいました。
最後の今日も、のんびり犬と外で過ごそうと思い、多摩川に出かけたのですが、
車・人・車・人・犬・車・人・犬・人・・
でも、なんとかスペースを確保し、お弁当を食べて、いい空気を吸って・・
と思ったら、よそ様のバーベキューのいい匂いがプ〜ンと。
「今晩は、焼き肉しかないね!」とその時決意したのが運の尽き、
焼き肉屋さんで、1時間半待ち・・。あぁ、もう、やだ。






4.May.2001

私の最も好きなアーティストの1人、ジャン・コクトー展覧会に行って参りました。
今回のテーマは、「美しい男たち」なので、彼自身の写真も含め、
本当に美しい少年・青年の写真や絵がズラーッとで、ため息の連続でした。
細面で甘いルックスのコクトーは、筋肉質でがっちりとした強い男性的な姿や肉体に憧れを抱いたとか・・
確かに「正反対のもの」に対する憧れって、ありますよね。
でも、不思議なことに、正反対のタイプでも、好きなものは、
「匂い」というか「漂ってくるもの」が、同じなのですよねー。これは、不思議!
昔、自分の好きなレコードをジャンルを選ばずに並べたのに、それぞれのジャケットに、
同じプロデューサーの名前があって、びっくりしたことがあります。
それから、大好きなアーティストの私生活について書かれた記事を読んでいたら、
「どうしてつながっているの?」と思う別の好きな俳優やアーティストが登場してきた・・
という経験は、結構頻繁です。やはり、類は類を呼んでいるのでしょうね。
そうそう、今回のコクトー展でも、私の好きな作家、作曲家、デザイナー、俳優の名前がずらり。
なかでも、私がアクセサリーのなかで唯一気に入っているカルティエの3連リングは、
カルティエがコクトーのために作ったものであることを知り、何とも言えない気持ちになりました。






3.May.2001

私の父は、続けて3日間ゴルフに行ったり、海外にもひとりで行っちゃうし、
身だしなみにもうるさくお洒落で、とても70代後半には見えないのです。
が、もっとびっくりさせられるのが、パソコンのこと。
とにかく、日進月歩のパソコンと共に、まだ日々前進し続けているのです。
と、褒めるには理由があるのですが・・、実は、我が家はその恩恵に与って、
パソコン関連の「お下がり」を定期的に頂いているのです。
この度も、調教し尽くしたDELLのパソコンを持ってきてくれたのですが、
これが見事に育った優秀なパソコンで、フル装備、速い、きれい!
しかも、私好みのセットアップのされ方だったので、「うわぁ!」と思わず歓声をあげてしまいました。
おまけにEthernetのボードもついている・・ということは、
当然「ネットに繋ごう!」という案が持ち上がるわけで、とうとう家庭内LANまで発展してしまいました。
早速、カウンターの設置してあるページに「せいの!」でアクセスしてMacくんと接続の速さを競ったり、
わざわざネット経由でチャットをやったりしましたが、綺麗さも速さも、両者譲らずですね。
そうこうして数日が経ったのですが、DELLくんは、リビングに置かれることになったので、
お手軽に使え、お遊びソフトも充実しているので、人気沸騰中。
「お風呂当番」も、リアルな「ピンボールゲーム」を使って、毎晩大騒ぎで決めております。






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