28. February. 2002

リコーダーのレッスンとEMIちゃんのライブという両極端な一日。
レッスンは、差音を聴く練習〜シュテープス〜テレマンのメトーディッシュソナタC-Dur。
これもまた装飾が書き譜になっているのですが、やっぱりサマになりませんでした。
装飾抜きの方で吹いてみると、「いいじゃない、いいじゃない!」なのにぃ。
よほど、装飾に何か特別な思いを持ってしまったのでしょうね。ふぅ。
とりあえず、次回までに、高音ビシビシ連続の2楽章と、難しい「忠実な羊飼い」の4楽章をみてきて、
「マシ」に吹ける方を、発表会でやろうということになりました。
でも、少なくとも今日のレッスンは楽しかったから、良かった!

さて、夜は、EMIちゃんのライブ。
ライブハウスには結構出入りしているものの、このところ「ロック」には縁が無かったので、
昼間の古楽とのギャップが・・。「ここはどこ?私は誰?」状態でした。
でも、しばらくすると、やっぱり私はここが大好きで、ここの人なんだと思えました。

さて、仲良しのミュージシャンのMEN'S5のメンバーや光クンがサポートしたEMIちゃんは、
美しいわ、上手いわ、個性的だわ、カッコ良いわで、惚れ惚れでした。
こんなに素敵な子の制作に参加できるなんて、
嬉しいのを通り越して、恐しくなってしまったくらい。
笛のアレンジ・・半分ぐらい出来上がっていたのだけれど、
こんなに好きになったのだから、もっと良くなるはず・・。やり直そうっと。

バックを固めていたメンバー達も、ますます腕に磨きをかけていて、
それは仲間として嬉しい半面、置いてけ堀感もありました。
「あーん、遠くへ行ってしまわないで〜!」と叫びたかった・・
でも、今日は皆と沢山お喋り出来たので、少しはあやかれるかもね!




27. February. 2002

最近、古い友人達からの電話がとっても多く、話していると必ず会いたくなり、
「じゃ、いつ会おうか?」とスケジュール表を広げてみると、約束で真っ黒。うーむ。
どうしてこうまでして人と会わなくてはいけないのか・・自分で呆れてしまう。
でも、呆れても、止まらない。ああ、何?何が、私を突き動かしているのでしょう?
でも、とにかく、最近、無性に人に会いたいのです。
ということで、今日も、ネットで知り合ったゆりりさんうさぎさんとのランチ。

さて、3人で明るい窓辺の席に陣取り、まずは、まるでお見合いのように、花粉症の話から。
その次に「この料理が美味しい」だの、「どの歌い手さんが好き?」だのの軽めの話、
それからだんだん複雑な話へと移行して・・それでも計4時間位だったかな。
それでこんなことを言っても信じて頂けないとは思いますが、
"ゆりりさんワールド"も"うさぎさんワールドも、しっかり見させて頂きました!!
彼女たちが刻んできた歴史と生まれながらにして持っていた世界・・
勿論、ホームページからも、イメージは十分伝わってきていましたが、
やはり、実際に聞く言葉、仕草からは、もっともっと奥底の何かが伝わってくるのです!心まで届くのです!
だからこそ、刺激的で、だからこそ触発される。
うーん、これよね、私は、これを求めて「人に会いたい」と思い続けているのよね・・と、納得。
うさぎさん、ゆりりさん、ありがとー!

さてさて、夜も用事があって出かけてしまったので、明日のレッスンの練習を始めたのが深夜1時。
起きたら、リコーダーを抱えたまま寝ていました。




25. February. 2002

To do リストとスケジュール表を前にしたら、溜息が出てしまった・・
このままだと、楽しいはずのことが楽しくなくなってしまう。
あー、もう、しばらく頭を使うのはやめよう。
ということで、面倒なことは全部忘れて、昨日は、海〜〜〜!
あぁ、愛すべきは、この爽快感!やっぱり自然っていいわぁ。


↑ナビの泳ぐ姿・・

で、今日は、プール〜〜〜!
今度は私が「無」になって、泳ぐっ、泳ぐっ、泳ぐっ・・
あぁ、愛すべきは、この疲労感!やっぱり運動っていいわぁ。




23. February. 2002

ノンキー・プロジェクトの練習。
なのに、朝寝坊をしてしまったので、大慌てで出かけたら、
お財布を忘れ、間違った楽譜のバインダーを持って出てしまいました。
とりあえず出来るところまで練習した後、家に取りに戻るという醜態・・
あ〜あ。ごめんなさーい。
でも、演奏の方は、先日同様、かなりいい線で出来ました。ホッ。
そうそう、Key-mamaさんが持っていらっしゃったひつじの頭ものがとってもとっても可愛くて、
それを当日被ろうか・・なんて話も出たり、子供達が参加するタイプの台本、
それにぴったりの読み手も手配済みなので、かなり楽しいライブが出来そうです。
案ずるより産むが易し。
「ライブをやる」と決意した時は、不安に押し潰されそうでしたが、
一歩足を前に出せば、後は何とかなってくるものですね!




22. February. 2002

国際免許を取りに行ったり野暮用をすませていたら、もう夕方。
大急ぎで支度して、青山マンダラへ。
今夜は、バンド仲間だった佳村萌さんの「ほとらぴからっ」のライブ。
子育て休止以来11年ぶりのライブだそうで、同世代の女性として思うことが沢山ありました。
お客さんの方にも感じたことがあって・・実は、オバサンなのに若作りして妙にはしゃいでいる人がいて、
なんて言うか・・私も、あんな風に見えていたらどうしようかなんて思ったり・・
年齢相応ってどうなんだろう、やっぱり必要なのかな?

さて、その後、素敵なバイオリンを聴かせてくれた斉藤ネコさんと、通称「おやじ窟」へ。
今年になってから電話で会話するばかりだったので、久しぶりのご対面でした。
けど、私がお誘いしておいたKさんにバイオリンを弾かせ、フィドル談義をした後、
同じくお誘いしておいた清美さんから指揮法の質問攻めにあい、
かなりのハイテンションで説明し、お疲れになったご様子のネコさん。
時間も午前3時を回ったので解散となりましたが、
あれ・・私、何かネコさんと会話したっけ?
あはは、「会う約束をするまでに散々話して、会ったら話さず」
っていうパターン、私には、とっても多いです。




21. February. 2002

コンソート野ばらの練習。
そういえば、ノンキーが9日本番で、野ばらが10日本番だわ!
あぁ、どうしてこういつも重なるのでしょう?エネルギーを貯めておかないと!

さて、今日から仕上げです。曲順通りに通す練習もしました。
演奏曲は、練習用に使ってきた曲を集めただけなので、
「ブランル」「野ばら」「グリーンスリーブス」「夕焼けこやけ」
「Over the rainbow」「Choo-choo Train」「明日があるさ」
と、とってもバラエティに富んでしまっているのですが、
仕上げてみると、一つの大きな世界が出来上がっていたから不思議!
楽譜通りにただ演奏するのではなく、思いを吹き込むことによって生まれた色・・
これが、そのうちグループのカラーに育っていくのでしょうね。
うーん、楽しみ!そういえば、桜が咲くと2周年です。




20. February. 2002

平日の夜、しかも我が家でノンキー・プロジェクトの練習。
いろいろ思うことがあって、(Nonky Projectのページで報告します。)
急遽3月9日のイベントに参加することになったからです。
ノンキー・プロジェクト、久しぶりのライブです!
と言っても多忙な人達ばかりなので、本番に出られるのが6人、
全員が揃う練習日は一日も取れず、今日は5人、次回は4人、次々回が5人・・
全員が揃うのは・・本番一時間前のみなのです。
でも、決断したのだから、四の五の言わずやるしかない!
「1年以上吹いていない曲もあるよね。」なんてお互いに不安を訴えつつ始めたのですが、
心配をよそに、滅茶苦茶良いのですよー!素敵!気持ちよい!
シビアにレコーディングした甲斐がありましたね、ウルウル。
身体で基本を覚えるまで頑張ったので、幹になる部分が、しっかりしてきたのかなぁ。
あとは、個人個人で指や舌の練習をしてくるだけでOKでしょう。
ということで、行き方、テンポ、音程の確認のみで終了。
それにしても、うーん、この心地良さは、なに?
やっぱり、アンサンブルはいいのだー、最高なのだー!





18. February. 2002

レッスンでした。
前回から、古楽の深い解釈が私に必要かどうか考えていたのですが、
やっぱり、どう考えても要らないという結論に達しました。
私は、リコーダーを愛し、リコーダーで自分の世界を上手く表現できたらいいなぁとは思っていますが、
「古楽」を究めたいわけではないし、「古楽」には、あまり心ときめかないのです。
心ときめかない音楽も、例えば音大に入るとか、仕事にするとかの目的があれば頑張る!
でも、そういう目的ではないから、思い切って
「解釈で悩んでしまうような古楽は、やりたくない」宣言をしてしまいました。
先生は、いつも通り、私の話を一生懸命聞いてくれていましたが、
「私、あれからね、いいこと思いついたのに。」「伴奏を練習しておいたのに。」
と、とても残念そうでした。本当に申し訳ない!!
でも、考える時間が吹いている時間より長いのはやっぱり避けたいし、
練習しようとすると吐き気を催すようでは、元も子も失ってしまいます。
とりあえず、テレマンをソプラノで練習してくることにしましたが、
テレマンの練習で、出口が見えるといいな。




17. February. 2002

下北沢のイングリッシュパブ"Village Green"でアイリッシュセッション。
美味しいギネスを傍らに置き、足を組んで力まず参加させて頂いたセッションは、楽しかったー。
上手な人と一緒に緊張しながら演奏する楽しさ・・もあるけれど、
こうして、一緒に食べたり飲んだりの延長のような感覚で、気軽に仲間と演奏するのもいいわぁ。
そうそう、私はティン笛を購入し、夫はアイリッシュフルートを注文しました。←やる気!
リコーダーの指使いと混同しなくなれば、初心者マーク、早めにとれそうです。

さて、丁度フィドラーの松任谷愛介さんがロンドンから帰国中だったので、
そのVillage Greenで一緒にちょこっとセッションを楽しんだ後、打ち合わせ。
実は、3月にアイルランドに行くことにしたのです。
ダブリンで落ち合い、愛介さんのお知り合いのパブを点々とまわりながら、ゲリラライブ!
そして日中は、車で西へゆっくりゆっくり移動する旅・・素敵でしょ!
ひつじが群れている緑の岸壁と青い海の組み合わせの絶景も見られるそうなので、楽しみ。

でも、「こんな不景気の時代に、仕事を休んで家族揃ってアイルランド・・」
と、喜びながらも心配そうに呟いた夫・・

家族も両親も健康なうち、世界も平和なうちに行っておかないと、そのうち行かれなくなるかも。
それに、英語を学ぼうという気持ちも、いい曲を書こうと思う気持ちも、そういう経験があってこそ。
知的産物への投資よ、投資!

私の中には、「動揺」という文字が無いのです。




15. February. 2002

斎藤ネコさんちの宴会仲間、MIXERS LABのKさんの結婚披露パーティ!
華やかな"業界"から身を引いてから、お誘いも断り続け、不義理をしまくってきた私・・
それなのに、とっても業界チックなパーティだったので、壁のシミになる覚悟でいたのですが、
沢山の人から「久しぶりっ!」と声をかけて頂き、感激!
なかでも、尾崎亜美さんが「美織ちゃーん!」と駆け寄って下さったのが嬉しかったです。
亜美さんは、私がディレクターを一番長い期間務めさせて頂いていたアーティストです。
大学卒業と同時から、出産直前まで・・
その長い間、ディレクターとは名ばかりで、私が彼女にしてあげられたことは僅か、
逆に、可愛がって頂き、ずーっと育てて頂いていました。音楽だけではなく、料理や○○なんかもね!
そうそう、その彼女のキーワードは、工夫・・どんな時も、通り一遍のやり方は、絶対にしなかったなぁ。
今日もね、「Kさんに歌のプレゼントをする」というので、「何を歌うの?」と聞くと、
「目出度いづくし!」と答えて、悪戯っぽい顔で、ニヤリ。
それは、いろいろな目出度い曲を絶妙に織り込んだ「アメージング・グレース」でした。
Kさん御夫妻も感動していらっしゃったようでしたが、私も、ブルブル・・
おかげで、一緒に制作をしていた頃のエネルギーが甦ってきました。
亜美さん、ありがと!

それにしても、業界人って、どうしてみんな、あんなに話し上手なんだろう?
司会のネコさん、スピーチの方々、一緒に歓談させて頂いていた皆さん、
半端な面白さではないですねぇ。




14. February. 2002

コンソート野ばらの練習でした。
昨日も自主練習をしたというのに、来週も練習をするとのこと!
いや〜、皆さんのやる気には、毎度、本当に吃驚です。

さて、今日は、デリカシーのない吹き方をしない、推進力を失わない・・を課題に全7曲。
8分の6のゆったりとした曲は、特に推進力を失いがちなので、
大玉を皆で転がすようにう〜ん、う〜ん、とノッていきました。
それから、スローな曲の息継ぎやフレージングも、「流れ」を意識し、
流れが止まることのないように気を付けてみました。
さらに、音を点々で出したいのか、線で出したいのか・・などを考えたり、
音の並びや他のパートとの兼ね合いを確かめ、
それぞれの箇所の吹き方を決めていきました。
「こうしたい思う」と全員が思うだけで、随分変わりましたが、
やはり、それを実際にそのような音にするには、慣れと練習が必要なのでしょうね。
本番まで、あと2回・・。来週は、録音してみようっと。




13. February. 2002

明日の予定を見て、7:23 というような細かさで目覚まし時計をセットする私なのに、
娘の受験のために、このところ、5時台に起きていました。
さすがに寝坊はしなかったですが、もう、死んでいるのも同然の日々・・
本当に、早起きは苦手です。ふぅ。
遅くまで起きているのは、全然平気なのに。何故でしょうね?

さて、その娘、受験を終え「楽しかったー。バッチリ!」と言うので、
かえって心配していたら、案の定、一番行きたかった学校はダメでした。
でも、一人っ子で、結構器用な子ですから、今まで、手に入れたいものを全て手に入れてきました。
手に入れられない経験は、かえって貴重かもしれません。
この経験を生かし、人の痛みがわかる人間になって欲しいな・・なんて母はしんみり思いながら、
同時に発表になったもう一つの学校(こちらは娘が合格を確認)に手続きに行くと、
学校近くのマクドナルドから「おかあさ〜んっ!」の笑顔・・
うぅ・・全然、落ち込んでいないではないか!
しかも、早起きに懲りたので、8:50登校、私服、校則とチャイム無し・・なのに進学校
という珍しい公立にもチャレンジしてみようかな・・と言うではないか!
はぁ、パワフルというより、"のうてんき"の極みですね!
「8:50登校」に反応して、目がハートになった母も母だけれど・・

というわけで、早起き後遺症で頭が回らず、メールのお返事が進んでいません。
メールを下さった皆様、遅くなって申し訳ございません!




7. February. 2002

「必要な時、必要なところに必要量だけ」というのが、私のモットーです。
多岐に渡って結構頑固に守っていると思うし、スリム化に、日々努めております。
子育てに於いても、早期教育と真っ向から対決の姿勢で、ポリシーを曲げないできました。
「時」が来るまでじっと待ち、与え過ぎず、やらせ過ぎず。
おかげで、今時の他の子に比べてかなり成長が遅く、保健所から何回も呼び出される始末。
さすがの私も、何回となく諦めかけましたよー。
でも、そんな娘をある先生が、「宝石の原石だから大丈夫。今に、パァーッと光り輝きますよ!」
と言って下さったのです。この言葉に励まされて、待ち続けること十数年・・ですね、もう。
今、15歳になった娘は、私の願い通り、自発的に自分で何でもやりますし、自分で選択するようになりました。
でも、「勉強は、集中すれば短時間で十分、だらだらやるのは、ストレスのもとよね〜」
なんて、母と同じようなことを言うようになり、母と同じような(父もですね)お気楽気質になってしまいました。
受験塾も秋から週1回、名前が気に入った「スーパー特訓」に通うのみ・・
私は、勿論「それで十分。」と思っていたのですが、驚いたのが学校の先生。
「お、おかーさん、この学校は、クラブに入らず、一年生の頃から受験塾に毎日通って狙う学校ですよ!」
で、娘に「どうする?」と聞くと、「大丈夫。落ちても大検受けるから。」と言いました。
そこまで言うのなら、母もできるだけ応援しようではありませんか!
ということで、今週は、この世で一番苦手な早起き練習、
そして今日は、湯島天神参拝、
明日は、トンカツ・・




1. February. 2002

朝刊を見てショック!娘が受験する学校の競争率が・・。
のんびり構えていた一家全員、やっと(?!)一週間前にして「その気」になりましたよー。
でも、腹が減っては戦は出来ずです。
丁度、久しぶりに暇な日だったので、しりあがり寿歴史資料館を観て、
CD、DVD、本、美味しいものを調達してきました。(本当にその気なのでしょうかね?)

しりあがり寿さんは、全く同じ日にお引っ越ししていらっしゃった隣の隣の住人さんで、
私と同い年、同じ県出身、ロックバンド経験者で、共通の友人がとっても多いのです!
それだけでも吃驚していたのに、今日、結婚した時期も、その頃に住んでいた所までもが同じだった・・と判明。
もう、他人とは思えなくなりました。
でも、大好きな漫画家さんなので、大変光栄です!
それにしても、人のルーツを辿るって、おもしろいですね。
しりあがりさんの作品特有の「ポワン」「ほのぼの」とした笑いが、
どこで、どういう人と共に、どういう経験をして確立されてきたか、がよく解りました。



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