29. May. 2002 [Wed]

レッスンでした。

遅刻しそうだったので、仕方なくブンブン、ヤクザな運転をしていったのに、
先生:「あれ〜、11時からですよね?」
私:「はい、11時からです。」
先生:「あのー、まだ10時ですけど・・」
しかも、ほとんど徹夜で(一夜漬けするなってば!!)練習していったので、
息が苦しい・・
しかも、清美先生ったら、チェック、厳しいし・・
かなり速い曲なのですが、16分音符の経過音の「この4つの音程が低め」とかまで。
でも、こんな些細なことと思っても、気をつけてみると、急に印象が変わるのよね。
さすが!
頭と身体の分離・・上手に脱力できるようになれば、
4楽章も克服できるはずなのだけれど、なかなか。ふぅ。





28. May. 2002 [Tue]

リコーダーアンサンブルの練習@フィリアホール。

7月の発表会の時に、スカルラッティの3声のソナタを、OさんとIさんと演奏することになりました。
青葉、マーブルで御一緒させて頂いていたOさんとまた御一緒させて頂くので、楽しみ!
そのOさんから、「マーブルを復活させましょう」というお話があり、
そっちもとっても楽しそうなのだけれど、私の身体はひとつ・・どこまでできるのかなぁ。
初対面のIさんも、Oさんも、仕掛けると反応してくれるノリのよい方なので、
触発し合って、なかなか良い滑り出しだったと思います。
やっぱり、仲間がいると、いいわ!

さて、私は、Mac+Digital Performer+AW4416でレコーディングのシステムを組んでいるのですが、
このシステムを組んでいる人が周囲にいなくて、孤軍奮闘してきました。
が、やっと、陣次郎さんが、Mac+Digital Performerを使い始めたので、
嬉しくて笑いが止まりません!で、早速、情報交換。
ん?えぇ?ほ〜っ、そうなの?どこどこ?そうか〜。あ、できた!・・
「せめて8割は使いこなそうよ!!」と発破をかけられたら、メラメラ燃えてきました。
やっぱり仲間がいると、頑張れるわ!





25. May. 2002 [Sat]

バーを占拠してのゲリラセッションで味を占めてしまった私は、
次なる野望を抱いていました。
憧れの作曲家 Uさんとセッションすることです。
で、ちょっとした事件があって、現在、私の忠実な下僕になっているKさんをそそのかし、
老若男女の、これまたスゴイ仲間達を引き連れて、超多忙の方の御自宅に押し掛け、
ついに決行してしまいました!!
「恐いもの知らず!」とでも「なに、考えてるの!?」とでも言って下さい。
幸せ過ぎて、何を言われても平気です。
ああ、本当に夢のような時間でした。
美味しい料理に、可愛い犬、楽しいトーク、アイリッシュセッション・・
あまり語ると夢からさめてしまいそうなので、
今日は、この辺でやめておきます。 むふっ、ふふふ・・ふっ、にや〜。





24. May. 2002 [Fri]

アイルランドで知り合ったSheanが一緒にバンドをやっているというBrianが参加する
De Jimbeが来日するというお知らせが入った後、
今度は、ニュージーランドでMany Handsを率いているRobからも、
「友人のPadhraicとBrianが良い演奏をするに違いないから、是非見に行って!」との知らせが入りました。
誰が誰の何だか大混乱でしたが、とにかく信用出来るRobとSheanのお薦めなのだから、
これはもう、なんとしてでも行かないと!

で、演奏の方はどうだったかというと、
店内が大混雑していて耳をすまさないと聴こえないような状況だったのですが、
それでも惹きつけられました。さすがです!
上手い演奏を聴くチャンスは多いけれど、「惹きつけられる」演奏は、なかなか聴かれないですものね。

「しかしまぁ、World Wideでありながら、Small Worldだねぇ」と、夫と感動していたら、
さらに、夫の会社の所属ア−ティストYaeちゃんが、ボーカルで出てきて、
(そのYaeちゃんは、ヨーロッパをふらついていた時、偶然彼等に出会ったらしいし)
さらに、フィドルで参加していた女性が、仲良しのべーシスト陣次郎さんの従妹だということも判明。
世の中、本当に狭いのね。





23. May. 2002 [Thu]

昼間は、コンソート野ばらの練習。
今日は、バスパート二人ともお休みだったので、
バスを吹きながら、聴きながら、説明していたら、どーっと疲れてしまいました。
大きい楽器も、時々吹かないといけないなぁ。
さて、夜は、映像プロデューサーTさんと久しぶりにお会いしました。
カナダでスキーヤーの撮影をしながら、御自分も滑っていらっしゃったという羨ましいお話や、
本、映画、音楽、自然について、最近感じていることなどを伺ったのですが、
私、こういう話を聞くのがとても好きなのです。
同じものを見たり、聞いたり、読んでも、感想は十人十色ですからね。

その彼のプロデュースした作品「四季日光」の音楽制作を担当させて頂いたのですが、
とても評判が良いという話を聞かされたので、嬉し〜い。
のせ上手のTさんと話していたら、あれもこれも出来るような錯角をおこしてしまい、
選曲、作曲、演奏のほとんど、それに初めてミックスダウンまでやってしまった作品ですからね。
どう評価されるかちょっと不安だったのですが、ホッ。
リコーダーの曲も含め約20曲、透明感のある美しい映像に合うように精一杯作ったつもりなので、
チャンスがありましたら、観てみて下さいね。





20. May. 2002 [Mon]

ゆりりさんうさぎさんと、名付けて「夜の部」。
主婦が集う相場といえば、やはり「ランチ」なのですが、
このゆりりさんとうさぎさん、確かに同世代の主婦ではありますが、主婦という感じではなく、
バリバリ現役(奥さん、お母さんという雰囲気ではないという意味で)な感じなので、
「夜の部」は、相応しい集会だったかも・・なんて思いながら、ニヤニヤ帰って参りました。
だってね、まずダイエットの話でしょう、それから、自分達が関わっているお仕事のお話、
プロのカメラマンに写真を撮って頂いた話や、これから撮ってもらおうという話、
オペラの話、お洒落の話、旅行・遊びの計画・・
うふふ、日常生活に関わる話は、全然登場しなかったもの。
お二人とも、御自分の個性にぴったりのお洒落をして、仕種も綺麗で・・
「なんか、いいなぁ。『女を捨てない』って、大事だなぁ。」と思わせてくれました。
私も「くたびれたオバサン」にならないように気をつけないと。





19. May. 2002 [Sun]

Village Greenでのアイリッシュセッション。
うーん、最初から予感はしていたけれど、完全にハマりました、アイリッシュに。
楽しくて楽しくてたまらない!
アンプラグドの楽器だけで、体育会系(?)アンサンブルを楽しめるのは、本当に嬉しい。
ロックバンドで味わった「ズンズンくる感じ」は、笛ばかりのアンサンブルでは感じられないものね。
本当に良い汗も、良い冷や汗(必死なの)もかいて、爽快!

さて、新Mac周辺の音楽環境も目出度く完成し、部屋の模様替えも済み、
ゲイツくんもネットに繋ぎ(音楽とは関係ないけれど、HPのレイアウトが全然違っていて吃驚したので)、
気持ちよく作業出来る環境が整ったので、こちらも爽快!
ですが、ハマりやすい性格ゆえ、防音室に隠りきりになる可能性大。
しばらくの間、なるべく意識して外に出るように気をつけないと・・

そうそう、今日、Yさんにひつじのお菓子を頂いたのです。可愛いでしょ?
右は、「星の王子様美術館」のおみやげのひつじくん。
ひつじグッズ、最近、よく見かけるようになりました。







16. May. 2002 [Thu]

好きなことを好きなだけ楽しんだ日。
そうなのです、今日は「・・ねばならない」ことを一切やめてみました。
駄犬と遊んだり、花の手入れをしたり、収集中のキューブリックのDVDを観たり、
CDを聴きながら本を読んだり、楽器を練習したり。
心身ともに浄化された感じです!
でも、陶芸や水泳や・・まだまだ他にもやりかったことが沢山・・
あー、もっともっと時間が欲しい!

さて夕方からは、私が一番東京で好きなお店でお誕生日を祝ってもらいました。
どれも本当にすばらしいお料理ばかりで、感動。
お腹がはち切れそうになり「これ以上は無理」というところまで食べ続けたのですが、
他にも食べたい料理や飲みたいお酒、デザートが沢山・・
あー、もっともっと大きい胃袋が欲しい!

自分がいかに欲深い人間かを悟ってしまった日でした。





15. May. 2002 [Wed]

レッスンでした。
今回も「忠実な羊飼い」をみて頂きました。
先生がオリジナルの楽譜と、この曲が本当はビバルディ作曲ではないのに、
そういうことになってしまった理由などが書かれた文書を用意して下さっていました。
音楽って、本当に深いわぁ。
こうやって、じっくり取り組むと、本当にそう思います。
それに、こうしようと思ってやっていることでも、その前後に見逃している部分が多くあり、
先生に指摘して頂くと、「まだまだ『思い』が足りていないなぁ」と分かります。
どんな手段を通しても、思いを伝えるということは大変なことなのですね。

父に誤解されたのも、私の思いが足りなかったからだ・・と、
冷静になって反省しながら帰ってきたら、母からの手紙が届きました。
「この間は、お話も出来ないうちにお別れしてしまって残念でした。
美織ちゃんの気持ちはしっかりわかっているからね、気にしないで。」
などと書かれた手紙に、お誕生祝いが付けてありました。
母の日に「ありがとう」も言えず、父を怒らせ、姉の楯に隠れたままの私が、
365日生きてきたというだけで、明日、また一つ年をとってしまう。嗚呼。





13. May. 2002 [Mon]

母の日、娘にたっぷりサービスして貰ったので、今度は私の番・・と、
突然「行く」と連絡してきた両親のために、精一杯真心を込めて準備して迎えたつもりでした。
ところが、私の言い方が気に入らなかったらしく、父が急に怒って、帰ってしまったのです。
外に停めてあった車のところまで追いかけて行ったのですが、取りつく島も無く、
母が首を横に振りながら小さい声で「後で連絡するから・・」と言うので、
ただただ大泣きしながら、小さくなっていく車をずっと見ていました。
「どうして、こんなに大事に思っているのに、その思いが伝わらないのだろう。」
と思いながら・・。

両親は、小さい頃から本当に私を大事に大事に可愛がって育ててくれたのですが、
その分、父の要求は常に高く、しかも具体化を求めてきたのです。
だから、父がどういう回答を求めているか、百も承知していたのですが、
反動で能天気な人間になってしまった私は、正直な気持ちを言おうとすればするほど、
「数字」や「具体的」なものをあげるのではなく、抽象的な言い方をしてしまう・・
だって、数字や物で、私の気持ちは表わせられないのだもの。
ついでに言うと、降水確率も、偏差値も、貨幣経済も苦手。
緻密な人生設計に沿ってスマートに生きている父を知る人に、
「娘さんと思えない」と言われるわけですよね。





9. May. 2002 [Thu]

大ちゃん御一行様がミラノに着いたとのメール・・
そういえば、この間、ニュージーランドから「お誕生日会への招待」メールが!
ネットのおかげで世界が随分狭く感じられるようになりました。
確かに交際出来る範囲も広がったので、とても嬉しい・・とは思うのですが、
結局、その便利さに追い付けてない自分にディレンマを感じています。
悪意は決して無いのですが、事務的・連絡関係以外のメールのお返事は、なかなか出来ないのが現状。
ノンキー・プロジェクトのことも、いろいろ閃いたことがあるのに、なかなか着手出来ず。
頼まれている録音・アレンジ関係も、滞ったまま。
ホームページも、更新したいページが沢山あるのに、全然出来ないまま。
もうひとりの自分に「ちゃんと身辺整理をしなさい!」と叱られて落ち込んでいたところに、
さらに、新しいMacと新しいシーケンサとAW4416と諸々の機材を新しいシステムで組む計画が、
法外なエネルギーと時間と頭を使ったのにerror続きで、余計に落ち込んでしまいました。
ああ、現状を、ほんとーーーーに打破したい・・

さて、今日は、そんな世界とはかけ離れた、コンソート野ばらの練習。
最初に音合わせで使ったコラールの「A-moll」の「moll」の説明をなにげにしたら、大反響。
「実は、分からないことが沢山あるのだけれど、恥ずかしくて今まで聞けなかった」
という人が結構沢山いらっしゃったので、tonalityを中心に俄音楽理論講座。
私も決して詳しくはないのですが、それでもかなりお役に立てたようで、
皆さん、目から鱗が落ちた御様子でした。
で、もう一度コラールを、今度は半分づつに別れて演奏し、聴きあったら、
お互いに「変わった!響きが良くなった!」と大評判でした。
アンサンブルに於いては、音程云々ではなく、調性を云々言った方がよかったのね。





6. May. 2002 [Mon]

大ちゃんが2ヶ月間に渡るヨーロッパ遠征に明後日発ってしまうので、会いに行きました。
大ちゃんは、今、私が最も触発される人です。
クライミングのメッカ、ヨーロッパでは大スター、
しかも、世界で5本の指に入るトップクライマーなのに、とても謙虚で、頑張り屋さん・・

今日は、先日成功させた鳳来湖での大変なプロジェクトの話や、
これから行くスロベニア・イタリア・ドイツの岩場や文化の話を聞いたのですが、
やっぱり世界を狙う人は人間が出来ているのだなぁと、またまた感心してしまいました。

私なんて、大ちゃんに比べたら本当にちっぽけな夢しかないし、若さも、もうありません。
それでも、大ちゃんのように、勇気・根気・行動力に、緻密で慎重なところを加え、
一歩一歩夢に近づいていきたいと、毎度思わせてくれるのです。

二ヶ月間も会えないのは寂しいけれど、
まわりの人を勇気づける魔力がある大ちゃんからは、
さらにもう一回り大きくなって帰ってくるのを待つ楽しみ、
プロジェクトの成功を一緒に夢みるチャンスまで頂いてしまいました。





5. May. 2002 [Sun]

東京・・二子玉川。
S氏の「酔った勢い発言」を、まともに受け止めてしまった私のせいで、
急遽、いつもは静かなバーを占拠し、アイリッシュ・セッションをすることに・・
素面になったら「は〜?」なS氏を、「ま。きっかけは何でもいいのですよ、楽しくなりますから。」
と説得し、自分でも何を根拠に声をかけているのか分からないまま、
「なんでこうなっちゃったの?」なメンバー達を集めてしまいました。
でも、集まってみたら、いいじゃない!
食べる、飲む、笑う、演奏する、聴く、喋る・・で8時間半。
うふふ、さすが私の友人達、楽しみ方をよく心得ている!
あー、楽しかった。





4. May. 2002 [Sat]

浜松・・凧上げ祭り。
私の陽気な性格が確立されたところでもあり、
楽しいことのために生きる精神を授かったところであります。







3. May. 2002 [Fri]

信州・・南アルプス山麓の村。
私にハングリー精神が宿ったところでもあり、
私が「素朴」好きになったルーツでもあります。
ちなみに、横浜からは、車で走り続けて8時間半・・







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