31. August. 2002 [Sat]

ノンキー・プロジェクト再出発のための話し合い。
私が半年間悩みに悩み、なんとか出した結論を、皆さんに聞いて頂き、
そして、意見を聞かせて頂きました。

「私は、なんと素敵な、なんと素晴らしい仲間達に恵まれたことでしょう!!!」
今日の感想は、その一言に尽きます。
皆さんの優しさにぐっときて、何度も泣きそうになってしまいました。

ノンキー・プロジェクトは、まぁ、とんでもないツワモノ揃いなので、
その人達を引っ張っていかなければならない重責に、何度も押しつぶされそうになり、
結局、皆にいつも助けてもらってばかり・・という情けないリーダーですが、
今日、全員に「美織さんに、ついていきますから」と言われ、
「あぁ、もうふらふらしないで、今度こそしっかり先頭を歩いていこう」と決意しました!

ノンキー組曲のCDと楽譜集は12月頃完成予定。
初お披露目ライブは冬〜初春頃かな、美術+音楽+物語の融合の形で。
3つある物語は、本編からイメージを膨らませた「ノンキー物語○○編」としてシリーズ化、
Web上で発表していくのと同時にDVDで配布。
施設慰問、学校での演奏は、今秋からまわり始めます。
そして、そのうちノンキー組曲を演奏して下さるグループを集めて、
ノンキー組曲全国大会や、英国の羊の御前で演奏も・・

ということで、再出発を祝い、皆で乾杯!
同じ窯の飯を食らっている雰囲気の中華が、再出発にぴったりな気がして、
とっても嬉しかったです。




30. August. 2002 [Fri]

Y社で楽曲の打ち合わせ〜STILL... You Turn Me Onのライブ

強行軍で仕上げた曲・・没になりました。
イメージが全然合ってなかったみたいです。作り直しだぁ〜。
昔は、こういうシチュエーションの時、曲もダメ、自分もダメ・・と否定したものでしたが、
最近、どんなことも、淡々と受け入れられるようになっているみたい。
その曲がたまたま注文に合わなかっただけで、
その曲がダメなわけでも、自分がダメなわけでもないと思えるようになっているので、
全然ショックを感じないし、(鈍感になったのか?)
落ち込むことがないまま、次の作業に移れるようになりました。
さ、来週もガンバ!

さて、夜は、TSUKASAクンのユニット、STILL... You Turn Me Onのライブ!
3人だけ・・というのは私の憧れのスタイルなので、とても楽しみにしていたのですが、
その良さは勿論のこと、その難しさもちょっぴり感じた、見応えのあるライブでした。

まず最初に感心したのは、
各々が独特の雰囲気を醸し出していて、各々皆、高い能力を持っていること!
素晴らしいユニットだなぁと思いました。
全身を使って歌う歌も、久しぶりに聴かせて頂け、ゴキゲン!
が、3人だけで、アーティストも観客も納得出来るステージを見せるには、
スタッフの力がもっともっと必要なのじゃないかなぁ。

実は、最近、音楽も絵と一緒で、シンプルなものこそ「背景」が大事なのじゃないかなぁと思っているのです。
「背景」は、メンバーが、これまでどんなことをやってきたかとか、
このライブのために準備してきたこととかに加え、
どれだけ周囲の人を巻き込むか・・それも大いに関わって出来上がるものじゃないかなぁと思うのです。
STILL...の場合、メンバーに関わることは良かったと思うのですが、
観客も含め、周囲の人から、もっともっとエネルギーを吸い取ったらいいのに・・。
まぁ、バンドになれば、「そんなものはいらん!」といって灰色の背景でクール演じるのが、
カッコ良かったりするのですけどね。




28. August. 2002 [Wed]

久しぶりに、自宅でレコーディング。
エアコンの音が入ってしまうので、夏場は避けているのですけれど、
締め切りのあるものだから仕方ない、エアコン無しで頑張りました!

ということで、夏でも長袖ロングスカート派の私にしては、
かなりまれなキャミソールに短パンという海水浴ルック・・
ところが、そういう時に限って、宅配便やら書留が届くのです。
ひゃ〜と叫びながら、短パンの上からジーンズを穿こうとするのですが、汗ではけない。
仕方なく、一回だけ、そのまま出てしまいました。
おじさん、可哀想に終始うつむいていました・・見たくないよね、全く。

さて、今日は、ティンウィッスルを、初めて録ってみたのですが、
愛用しているClarkeのSweetoneよりも、守安さんも使っていたSusatoの方が断然良かった!
リコーダーもそうでしたが、録音してみると、その特徴がハッキリ出てきます。

音色って、本当に不思議です。
そのものが素敵な音でも、組み合わせ次第で、色褪せてしまうこともあるし。
録音は、絵を描くのと全く同じだなぁと思います。
どの音色をどこに置こうかを考え、
どの音色なら素敵に聴こえるか、また、どういう組み合わせなら素敵に聴こえるか、
パレットで絵の具を混ぜるように音を作っていくのです。
勿論、遠近法も駆使するし、バランスは言うまでもなく!
そして、最終的に、自分がその曲で出したかったイメージが伝わったら大成功だと思っています。

今回の曲は「涼しげ、スペーシー、緑」のイメージで作ったのだけれど、
分かってもらえるかなぁ。




25. August. 2002 [Sun]

Key-Mamaさんと吉祥寺でミーティング〜アイリッシュ・セッション。

Key-Mamaさんは、ネットで最初に知り合ったリコーダー仲間で、
ノンキー・プロジェクトの一員になってくれています。
お仕事も大変そうですし、3人の母でもあるので、とてもお忙しい方なのですが、
いつ会っても、とてもゆったりとした時を過ごさせてくれる方なのです。
人を焦らせない・・これは、素晴らしい特技だと思います。
おかげで、難しい内容の話を、とっても和やかにさせて頂くことが出来ました。

さて、それから下北沢に移動し、Village Greenでのセッション。
今日は、人数少なめ、課題曲も減って、微温い感じのセッションに戻っていました。
燃えるセッションもいいけれど、こういう緩やかなセッションもいいものですね。

終わってから、K岡さんともノンキー・プロジェクトのお話をさせて頂いたのですが、
いいヒントを頂いてしまったので、帰りの電車の中で、にんまり。
彼の吐いた一言で、世界が随分開けたような気がします。

ノンキー・プロジェクトは、今、過渡期にあると思います。
半年近くメンバー達に黙って(理由があってですが)お休みさせて頂いてしまったのは、
ひとえに良い方向に持っていきたかったからではありますが、
それにしても、ご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことは事実です。
この悩んだ時期を決して無駄にしないことが皆様への罪滅ぼしだと、武者震いしていたのですが、
ストンと、今日、肩の力が抜けました。
ノンキー組曲・・私がそんなに頑張らなくても、皆さんの愛やらスパイスやらで、
きっと、素晴らしい作品に仕上がると思えるようになったからです。




24. August. 2002 [Sat]

今日は、娘が合宿に行って居なかったので、
夫と、大人の空間・・といった感じのお店で食事を楽しみました。

そこは、希望すれば、沢山の器の中から、好きな器を選ぶことが出来るので、
夫は、何十分も真剣に見て回り、嬉しそうに両手で抱えて帰ってきました。
こういう時、「どれでもいいよ」とか「お任せします」なんて絶対に言いません。
与えられたチャンスは、必ず活かすタイプなのです。
そして、「ねぇねぇ、隣の人を見てよ。バブルの頃、ブイブイならしてたね、あれは。」
などと、隣のテーブルのおへそ丸出しルックの奥様をじっくり観察し、
笑える感想や、勝手に「今日までの彼女の歩み」を作っちゃって、語るのです。
とにかくいつも、周りのありとあらゆるものを観察しては、
実にクダラナイことに反応し、与えられたチャンス(!?)を、活かしているのです。

夫の人生はバラ色だなぁと思います。
低次元のことで、大喜びできるからです。

でも、類は友を呼んでしまうのでしょうか???
帰宅してから、最近開設した陣次郎さんの掲示板を覗いたら、
「ゴキブリは、名前がもう少しLightだったら、そんなにこわくないんじゃないか」
TSUKASAクンが疑問を投げかけていて、しかも、
「コキフリ」とか「フリフリ」とか「ジェニファー」とか「オリビア」とか、
新しい候補まであげている!わはは。
次郎さんが、それにまた嬉しそうに反応してて、
「キーブリー」とかが紳士っぽくていいのじゃないかとか、
「ゴキプリ」「ゴキップリ」「キブリン」なら可愛いのじゃないかって・・

この人達の人生も、バラ色だなぁと思いました。
そして、こういうおバカな(失礼!)やりとりを見て、大喜びしている私の人生も。




21. August. 2002 [Wed]

娘がイギリスへ留学するための保護者面談に行ってきました。

「海外で生活するつもりなら、自分で一からやってみなさい。」と、
留学に関する資料の取り寄せから機関の選択まで、全て娘にやらせてみました。
あまりモタモタするようだったら、「留学は時期尚早」と諦めさせるつもりだったのですが、
一生懸命調べ、じっくり考え、説得力のある判断を下したので、
全面的にバックアップすることにしたのです。

しかし、デキそうな男の面接官と一対一の対座で長時間のやりとりは、辛かった〜。
精も根も尽き果ててしまいました。ふぅ。
でも、語学力、成績だけではなく、親子両方に「どうして留学したいのか」を厳しく問う気持ち、
丁度娘と同じ年頃にイギリス留学していた私には、よく分かります。
パッシブな気持ちで臨んでも、何も起こらないからです。
行けば何かが起こる、留学すれば人生が変わる・・と思っていたら大間違い。
何か自分で「動き」を起こさないと!
そういう国、そういう人達なのです。
その代わり、何かを起こせば、爆発するほどのエネルギーを貰えるのじゃないかなぁ。
娘よ、頑張れ!
ま、合格したらの話ですが・・




19. August. 2002 [Mon]

清美さん宅で、アイリッシュセッション。
4才児から、小学生、高校生、大人、バリバリのプロまでが一堂に会して・・
アイリッシュは、これができるからいいのよね!

清美さんと夫がアイリッシュフルート、ネコさんがフィドル、
Oちゃんは打楽器、私はティンウィッスルとチェンバロ、
子供達は、バウロン、リコーダー、ピアニカ、チェロ、鈴、カズー、水笛などを担当。
子供達のおもちゃ感覚と、大人の真剣な眼差しの対比が微笑ましかった〜。

こういうことが、いろいろなところで日常的に行われるようになると、
子供達にとって、音楽は身近で楽しいものになると思うし、
自然に音感も良くなるのじゃないかなぁと思います。

それに、自分が好きなものを周りの人にも好きになってもらうのは、嬉しいことです!
誰かが何かに興味を持ったら、その世界を一緒に体験し合うことで、
より良い人間関係が築かれると思うし、自然と輪が広がり、思いがけずいい人に出会ったり、
いいものに出会ったりするチャンスが倍増すると思うのよねぇ。
なので、叫ばせて下さい。

老若男女問わず、アマプロ問わず、国籍人種問わず、
アイリッシュで広げよう友達の輪、わっ!




17. August. 2002 [Sat]

ノンキー・プロジェクトのパーカッション、あっちゃん率いる
ファラオキングスのライブ@横浜Lazybonesに行ってきました。

とっても怪し気で、かな〜り個性的で、皆さん、すっごく上手なメンバーばかり・・
今日は、ベリーダンスのダンサーが都合で出られなかったのですが、
代わりにあっちゃんが踊ったり、客席からシンバルを身につけて飛び入りした女性達もいて、
とーっても面白かったです。

アラブ音楽、これまたハマりそうです。
編成はバイオリン、チェロ、ブズーキ&ウード、笛、ベース、キーボード、それに叩きもの沢山。
アイリッシュと、編成もやっていることも近い感じがしましたが、
陽気な雰囲気のアイリッシュに比べ、官能的で大人な雰囲気でした。

フルートとナイを吹いていた荒巻朋康さんに興味を持ちお話を伺うと、
アイリッシュも大好きで、ライブも盛んにやっているとのこと・・
なかなか素敵な方だったので、ライブ情報を入手するためにネットで検索したら、
なんと、カテリーナ古楽合奏団にも所属してたりする、リコーダー奏者でもありました。
うぅ、もっとお話を伺っておけばよかった。

しかし、ついにアラブ音楽に行き着いてしまうのだろうか?
耳から旋律が離れなくて・・困っちゃう。




16. August. 2002 [Fri]



こんな狭いたらいの中で、嬉しそうに1時間以上グルグルグルグル・・
この感じ、誰かさんとそっくり。




14. August. 2002 [Wed]

午前7時×分、ピンポーン♪ 近所のおじさん来訪。

早起きおじさん:「あー、すみません、まだ寝てましたか?」
早起き苦手の私:「・・・はぁ、あ、いえ。」
プレゼント魔のおじさん:「じゃ、ちょっと渡したいものがあるので、出てきて下さい。」
寝起きの私:「ちょ、ちょっとお待ち下さい。」

ドタバタドタバタドタバタドタバタ・・・

「3日から3日間、奥さんだけ居なかったでしょ?」「はぁ。」
ん?どうして知っているのだ???
「どこに行って来たの?」「和歌山です。」
「和歌山?どうして?誰と?」「はぁ・・、はぁ?」

詮索好きの人、多いですよね。
子供達の通っている学校名、御主人様の職業などを、
全部暗記しているツワモノもいるから吃驚!
そうそう、この間は、「さっきの宅急便、何だった?」と。

でも、近所の人に冷たい態度は取れないので、
「はぁ」とか「まぁ」とか、適当に答えていたら、
私は東大出身の料理研究家、娘はピアニスト志望、旦那は夜の商売説や、
夫はリストラされ、私が音楽演奏で家計を支えていて、娘は英語の専門学校生説など、
笑っちゃう偽り説が、いっぱい出来てしまっているようです。
ま、いいか〜。詮索する方が悪い!




12. August. 2002 [Mon]

MEN'S5+カフェロンのライブ@Eggsite
ボジョレーヌーボーと年代物のワインの対決のようなライブでした。

まずは、ギターの光くんのバンド、cafelon登場。
フレッシュな果実味・・若い、初々しい、爽やか!
なのに、自分達のカラーは、もうしっかりあります・・という印象を受けました。
ボーカルのシュンスケくんが、キーボードを弾きながら歌うのですが、
そのキーボードの入れ方が独特でお洒落で素敵で、釘付けになっておりました。
ギターの光くんは、今日も文句無し!本当に、いいギタリストです!

その後のMEN'S5は、熟成された芳醇なワイン〜。
この間、五六七さんのドラムがさらに上手くなったなと感心していたところ、
今日の次郎さんったら・・もー、めちゃウマ!
次郎さん、最近、パワー全開だわ・・
3時間以上のスタンディングはキツイかなぁと思っていたのですが、
リズムセクションのグルーブがズンズン誘いかけてくるので、踊らずにはいられませんでした。
沢山笑って、いい汗かいて、やっぱりMEN'S5のライブは最高!

その後、バンド仲間だったMクン夫妻とイングリッシュパブで一杯。
渋谷の雑踏の中にあって、飛び込みで入ったのに、好い空間でした。
壁と天井にはイングランド国旗。綺麗なイギリス人女性がいて、
ギネスを上手に注いでくれ、BGMは、ブリティッシュ・ロック!
「イギリス〜!」というMENUなのに、イギリスで食べるよりずっとずっと美味で、
穴場かも・・また行ってみようっと。

しかし、Mくんもサッカーをやっていたとは・・
しかも、ワールドカップを3回も見に行ったという大顰蹙ものだったとは!!!
怒。怒。怒。




11. August. 2002 [Sun]

「日記がない日は、何しているの?」と、最近、よく聞かれます。
公表出来ない事は勿論書かないし、ただ単に忘れちゃった日もあるのですが、
大抵は「普通の日」で、何にも感じないから書かないのです。
で、「普通」(今回は週末編)はどんなかというと、
まず、遅起きします。それから、家の手入れをします。
木の剪定、ワックス、壁紙張り替え、大工仕事など、何でも自分達でやります。
お昼を食べ終わった頃、誰かが「泳ぎに行こう」とか「ドライブしよう」などと提案します。
私の家族は、皆ノリが良いので、却下されることは、まず、ありません。

昨日は、夫の提案で行ったプールでひたすら泳ぎ、買い物では無心にカートを押し、
夕焼けを見ながら犬の散歩、そして、夕食後、娘の見たがっていたDVDをトロトロ目で見たかな。
そして、今日は、娘の学校までの近道を探し、和歌山ラーメンを食べ、
シーサイドマリーナで、娘や夫のショッピングにつき合い、
海とヨットをボーッと眺めながらかき氷。
帰り道、目についたレストランに入り夕食〜早寝。

と書き出してみたら、私、本当に真っ白の頭のままで過ごしているのね。
これじゃ書けないはずよ、まったく。




8. August. 2002 [Thu]

夫がプロデュ−スしているバンドのメンバーが、曲が書けなくなっちゃったらしく、
夫が悲愴な顔で、今日、わざわざ京都まで会いに行きました。
作編曲というのは、本当に大変なことだと思います。
料理を作ったり、日曜大工をするのとは違い、自分の羽をむしり取って作るようなものです。
そりゃ、急に思い浮かんでササッと簡単にかけてしまう時もありますが、
締め切りが近づいてくると、自殺したくなる・・という話、よく聞きますよね。
本当です!だって、自分の生活だけではなく、
その曲に関係する沢山のスタッフ達の生活もかかっているわけですから、
「あー、出来なかった。」では、すまされないのです。
だからといって、こうしたら必ず出来る・・という方法など無いわけですし。
なのに、そうして苦しんで出来た自分の子供のような曲が、
いとも簡単にCDRやMDにコピーされる時代。
そのおかげで、業界全体が不景気になり、音楽家達の生活や関係者の生活を脅かしているのです。

ノンキー組曲は、「商品」ではなく「作品」を作りたい・・という、
私のささやかな夢から始めたのですが、
最近、私のしていることは、音楽家達の首を絞めているのでは・・と思い始めました。
だから、たとえ儲け無しで世に出したとしても、せめて曲の著作権は放棄しないようにして、
一生懸命身を削って作った曲が、知らない所でどんどんコピーされたり、もしかしたら盗作される、
なんてことのないように、著作権が保護されることの大事さを訴えていこうと思ったのです。

で、たまたま今日、先日御一緒させて頂いた夢笛の皆さんから、
ノンキー組曲の演奏を、夢笛のメンバーのHPに載せても構わないかという問い合わせがあったので、
まだ登録前の作品なので、著作物は私が管理できる範囲で保護しておきたいこと、
ついでに、顔写真などの個人情報を守っていくことの大事さも訴えたメールを関係者に送ったのです。
そしたら、「ごめんなさい」「お許しください」と謝るメールが次々に届いたので、唖然!
ああ、またやってしまった・・
私が真面目になると、どうもかなり威圧感があるらしく、皆、怯えちゃうのよね。
私、全然、怒ったり、責めたりしたわけじゃないのにぃ。
うぇーん・・・




6. August. 2002 [Tue]

まだ、旅の疲れもとれてないし、家の中も大変なことになっていたので、
どうしようかなぁ・・と思ったけれど、えいっと重い腰をあげてモリガンズへ。
今日は、陣次郎さんの従妹のさっちんと、京都の笛吹きはたおさんのライブ。
陣さんがお母さま叔母さま御一行さまをお連れしていたのが、可笑しかった〜。
友達が「いい息子」してたり、「いいお父さん」してたりするのって、
微笑ましいけれど、やっぱり笑える!

さて、ライブの後は、オープンセッションだったので、いろいろな人の演奏も聴けたのですが、
見ていて感じたのは、「基礎みっちりタイプ」の演奏と、
「基礎はともかく上物命のタイプ」の2種類に分けられるかな?!
パフォーマンス的には、後者の方がおもしろいけれど、
やっぱり、楽器が鳴っていないのは寂しいなぁと思いました。
何はともあれ脱力よね!
ま、両方できれば、言うことないのだけれど・・




5. August. 2002 [Mon]

和歌山第三日目「お喋り@ファミレス」

メンバーの皆さんは、とてもお疲れでしょうし、小さなお子さんもいらっしゃるので、
遠慮しようとは思っていたのですが、結局、どうしてもお喋りしたかったので、
今日も面倒を見て頂いちゃいました。

でも、お喋りすればするほど、笑えば笑うほど、
どうしようもなく別れるのが嫌になってきて、
「あぁ、私、本当にこの人達を好きになってしまったのね」と感じました。

家の片隅にあるパソコンのケーブルの延長線上で、こんなに素敵なことが起こったなんて、
「夢を見ているよう」というのは、こういうことよね。
でも、別れ際に、皆さんと握手したら、温かくて、柔らかくて・・
やっぱり現実なんだと思ったら、なんだか嬉しい気持ちやら悲しい気持ちやらが交錯して、
感極まってしまいました。

この旅行で感じたことは、このページには書ききれません。
いつか曲にして、夢笛の皆さんにプレゼントしたいなぁと思っています。
それほど嬉しい出合いの旅でした。




4. August. 2002 [Sun]

和歌山第二日目「夢笛演奏会当日」

リハをすませ、ふとリコーダ−置き場を見ると、ひつじ達が・・

これに限らず、夢笛の皆さんの沢山のさりげない優しい心遣いには、本当に頭が下がりました。
いい音楽は、いい人間性から生まれる・・と信じている私の説は正しかったな。

そうなのです、夢笛は、とっても素敵な演奏を聴かせてくれたのです。
「音楽って楽しい!」「音楽って素晴らしい!」「アンサンブルっていい!」
心底、そう思えるようなプログラム、お話、演奏、態度・・
メンバー達を支えているサポートメンバー達や家族の応援もこれまた素晴らしくて、
「愛」があるグループっていう感じでした。

私も一緒にノンキー組曲を演奏させて頂いたのですが、
一緒に演奏していてとても気持ちよかったし、
決して本家のコピーではなく、夢笛らしい演奏だったので、
いろいろな面で沢山刺激も受けました。
夢笛の皆さんも、私が入ることで、いい緊張感を味わって下さったそうですので、
共演させて頂いて良かったなぁと思いました。

そして、その後は19人で打ち上げ。
メンバーの皆さんとハラハラドキドキの初見大会や、真剣勝負のフルーツバスケット!
私もこういうのはムキになる方なのですが、
揃いも揃って全員が、生きるか死ぬかの勢いで駆けずり回るなんて・・
和歌山に行って良かった〜!(?)

その他、「憧れ」をmyuさんの素敵なギター伴奏で吹かせてもらったり、
夢笛メンバーを従えて吹かせてもらったのにも感動したし、
「ノンキー」や「今こそ別れ」をおせつさんやえり姉さんとも一緒に吹けて嬉しかった〜。
あっという間でしたが、至福のひとときでした。

ホテルに帰って、素敵な歌を歌ってくれたゆりりさんと「お疲れさま!」の乾杯。
「あんまりいい人達ばかりだから、泣きそうになった」とゆりりさんが言うので、
「じゃ、今度は、私達が招待しよう!」と、早速企画会議を始めました。
関東地区でのコンサート、実現できるように頑張ろう、オー!




3. August. 2002 [Sat]

和歌山第一日目「和歌山ラーメン〜練習〜ぶんだら祭」

待ちに待った和歌山ツアー!
珍道中のはじまり、はじまり〜・・のはずが、なぜか雷も洪水もなく順調。
嵐を引き起こすメンバーが揃うと、かえって起きないとか・・
うーん、でも、本当のことを言うと、ちょっと期待していたから、
無事到着には、拍子抜けの感ありでした!

夢笛メンバーのkeiさん、momoさん、cherryさんと無事感動の御対面をすませ、
まずは、最初のイベント、和歌山ラーメンを食べに・・
もうもうもうもうもうもう、こんなに美味しいラーメンを食べたのは何十年かぶりです!
テーブルの上に積み上げてある「あせ寿司」を片手にラーメンを食べるのが和歌山流・・
と説明を受けたので、「え〜?」と恐る恐る食べてみたら、これが超美味なのです。
考えてみたら、中華とお酢は相性がいいものね。
この組み合わせに気付いた和歌山人、エライ!

それから、和歌山観光ガイド付きkei号に乗せてもらい練習場所に移動。
cherryさん、keiさんの関西弁での論争(お堀にいるのは、白鳥かアヒルか)に笑っちゃったり、
博識&お話上手のkeiさんの分かりやすいガイドに、ひたすら感動。

練習場所でshigeさん、mayuさん、t-koさん、myuさん、tさんとも嬉しい御対面。
さて、いよいよ練習か・・とリコーダーをタラタラ組み立てていたら、
ホワイトボードにササッと今日のメニューを書いた途端、始まってました!
能率良く、厳しく、楽しく・・時間の使い方が上手なのね。
それに、keiさんのリーダーとしての才覚ったら、ふぅ、お見事!momoさんの絶妙な妻役にもびっくり!
そして、他の人も、全員が自分に相応しいポジションをキープし、しっかり守っていたので、
素晴らしい構成のグループだなと感じました。

練習が終わると「15分お茶会!」の号令と共に、サササーッと全員がテキパキ動き、
よく食べ、よく笑い、よく喋り、
「撤収!」の号令と共に、サササーッと、また全員がテキパキ動き片付ける。
都会に暮らしていながら、のんべんだらりの私は、カルチャーショックを受けました!

その後「ぶんだら祭」を見に行ったのですが、
すぐにパレードが終わってしまったので、退屈しのぎにコンビニを探したが見つからず。
和歌山の街は、早い時間から真っ暗でシーンとしていました。
あらら、夜行性の人もいないのか〜。




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