30 June 2003 [Mon]

俊輔君レッスン〜K岡さんと・・

RIOと組んで、ノンキー青空市で披露させて頂くことにしたので、
今日は、候補曲の「レイン」と、俊輔君が作った曲の歌の練習。
前回、声が出なくなっていたので心配していたのですが、今日は、出てる・・。
嬉しいことですけれど、本番で出なくなる可能性もあるのかなぁ。
バイオリズムを、早く掴まないとね。

夜になって、大変なプロジェクトからやーっっっと開放されたというK岡さんが、
田園都市線のラッシュにびっくり仰天・・ボロボロになりながら到着!
K岡さんの「お疲れさま」と来週20歳になる俊輔君の「おめでとう」の乾杯をしました。

それが、このメンバー、想像していた通りノリが似ていたようで・・
全員、寝る間もないほど沢山いろいろ抱えてて大変だというのに、
ぼそぼそっとおしゃべりしては・・まったり。
「レイン」の詩を考えながら・・まったり。
K岡さんのマンドリンをいじったり、ピアノを弾いたりして・・まったり。
ネットの検索HIT1件を目指せゲーム(?)で、まったり。

で、とうとう朝を迎えてしまいました。
たまには、こういう時間も必要だと思うから、私は大歓迎ですし、
K岡さんも仕事が終わったところだからいいとしても、俊輔君は大学生だからねー、
「おうちの人、心配しているんじゃない?」とか「明日、学校、大丈夫?」とか、
えーえー、私は何回も聞きましたよ!
なのに、朝になって心配したお母さんがメールしてきたら、
「先生のうちにいる」と答えて、
「宜しくお伝え下さいって言ってきましたから大丈夫です」だって〜〜?!
がーん。大丈夫じゃないってば。呆れられてるよー。しくしく。





29 June 2003 [Sun]

ノンキー・プロジェクトの練習。

今日は、ゆりえさんが、わざわざ大阪から新幹線に乗って来て下さいました。
しかも、ひつじの毛を沢山持って・・
刈りたての毛→洗った毛→紡いだ毛→糸と、全ての工程を説明してもらったら、
「セーターは、大事に着なくちゃいけないねぇ」という気持ちになりました。
自然の恩恵を授かって生きていること、そして、「もの」が完成するまでに、
沢山の人の手や愛が加えられていること・・忘れちゃいけなかった!
(一式お借りしたので、青空市の時に展示しますね)

それから「これも、この毛と一緒に、遥々イギリスから来たのよねぇ」
と、ゴミを拾いながら感動しているゆりえさん。
この光景、懐かし〜ぃ。ゆりえさんと一緒に過ごした日々・・
何度このような光景を見て、何度教えられて、何度感動したことか。
ゆりえさんは、やっぱり神様の使者だ・・と思ってしまいました!

「スローライフの勧め」という文字をよく見かけるようになったけれど、
私は、ただ、テンポをスローにすればいいとは思えません。
立ち止まって、見えないものを見るように努力したり、周りの様子を見遣ったり、
小さいことにも感動できる心を持ってこそ・・じゃないのかなぁ。
そう、テンポじゃなくて、そういう気持ちを持てるかどうかなのだと思う。

ゆりえさんのおかげで、練習はとても有意義なものになりました。
私達は、当日になっても、きっと上手に演奏できるようにはなれないと思います。
(勿論、プロのメンバー達は至極上手ですヨ!)
でも、心地良いなと思って頂けるようにはなれると思っています。
そして、お客さま達と一緒に、感動することも出来ると思います。
それが優先順位の一番ですもの!

あと一ヶ月ちょっと、大事なものを見失わないように、頑張ります!





27 June 2003 [Fri]

新しい楽器購入〜ネコかるライブ

アンプラグドのライブ用に、
キーボードに代わる何か・・を考えていたのですが、
あまりジャンル・世界が限定されないもので、私にも出来るもの・・
ということで思いついたのが、鍵盤ハーモニカ。
リコーダーで養った息のコントロール機能やタンギングも役に立つと思うしね。
で、その世界では評判が良いらしいホーナーのメロディカを購入することにしました。

ネットで探しても電話で探しても在庫切れの中、
やっと一個見つけたので急いで買いに行ったのですが、
そのお店が遠くて、行くだけでボロボロになってしまいました。
しかも、帰る途中、 何気なく袋の中をのぞいてみたら、
なんと、違う品物が入っているではないかーっ!
あーあー、店員のお兄さんが、渡し間違えちゃったみたいです。ふぅ。

で、戻って、交換して、それからネコかるライブへ行ったら、
・・また、悪酔いです。
もう、座っているのがやっとでした。とほほ。

具合が悪い→飲まない動かない→余計に弱くなる・・という悪循環。
早く打破しなくちゃ〜。





26 June 2003 [Thu]

コンソート野ばらの練習。

「ノンキー」・・なかなか良くなってきましたよ。
一生懸命吹いている姿に、心打たれます。
この曲は、こういうひたむきさが似合う曲ですよねー。
野ばらのキャラに、ぴったりだったかもしれません。

私は、自分自身が技術的なことを後回しにするタイプなので
野ばらでも、まずは 「音楽」に聞こえるようにすることを優先しています。
技術は必要だと思っていますが、それを最初から要求することによって、
自信を失ったり、楽しくなくなったりしたくないからです。
まずは、情景を思い描いたり、フレージングしたり、バランスを考えたりして、
波や動きを作ったり、心地よい音色にまとめていったり・・
でも、それに夢中になっているうちに、いつのまにか
16分音符も綺麗に吹けるようになっていたりするのですよね。

趣味でやっている大人のアンサンブルですもの、
なるべく劣等感を感じたり、苦痛を感じたりすることなく上手になりましょう!





24 June 2003 [Tue]

清美さん宅へ。

ノンキー青空市の相談や、Macの調整など、今日も盛り沢山と分かっていながら、
あーあー、結局10時間以上居座っていた割には、やり残したことが沢山!
御主人様用のご飯も平らげちゃって、とほほでした。
でも、清美さんも清美さんちも本当に居心地良くて、やっぱり大好きな場所です。

で、やっと青空市の青写真を作ることが出来ました。万歳!
ノンキー組曲の全曲演奏が12時、15時、18時の3回(お客様達との合奏付きですヨ!)、
それに、私の大切な、そして素敵な素敵な音楽・美術仲間達、総勢50名ほどの出演者による
様々な種類・形態の音楽会、美術・工芸・ノンキーグッズの展示などなど。
滅茶苦茶楽しくなること間違いなしです。
近日中に、内容、タイムテーブルを発表しますね。

沢山のノンキーのCDを聞いて下さった方達が、
「こういうCDを作って下さってありがとうございました。」と言って下さいました。
そして、演奏者、制作スタッフサイドの人達からも
「貴重な経験をさせて頂きましてありがとうございました。」と言って頂いています。
勿論、私も、双方に、いっぱいいっぱい感謝しています。

こんな風にお互いに楽しめて、お互いに感謝し合えること、素敵だと思いませんか?
なんていうのかなぁ、持ちつ持たれつの基本というか、
無償の愛の形というか、損得感情抜きで共存していくことの気持ち良さというか・・

ノンキー青空市も、そんな風にお互いが楽しめて、
気持ち良く感謝し合えるようなイベントに出来るといいなぁ。
力の限り頑張りますので、どうぞ皆様、宜しくお願い致します。





23 June 2003 [Mon]

しゅんすけ君、レッスン。

シーケンサーで曲を作ってもらっているのですが、今日も放っておいたのに、
曲を作ってアレンジするための操作は、もうしっかり覚えていたようですねぇ。早い!
で、一曲完成〜。なかなか素敵な曲が出来てました。

が、「じゃ、これを歌ってみましょう」ということになったら・・
あらま、あんなに良く出ていた声が、出なくなっているではありませんか。
あーあー、ボイストレーニングだけでもやっておけば良かったねぇ。

ま、発声はまたやればすぐに戻ると思いますが、
それより大きな問題を発見してしまいました。
器用な人にありがちな「カン」で歌ってしまっていること。
カラオケで既成曲を宴会芸で歌うのならそれでいいでしょうが、私は許しません。
最初は、 頭と神経をこれ以上使えませんってくらい使って考えて、それを身体に記憶させて・・
それが出来てから、やっと頭を真っ白にして、楽しく歌ったり演奏しなくちゃね。

しかし、このくらい真摯に受け止めて反応してくれると、こちらも真剣になります。
しばらく厳しいことを言うと思うけれど、頑張ってね〜。

夜になって、たった2杯のワインで酔ってしまったので落ち込んでいると、
(最近、口は欲しがっているのに、身体がアルコールを拒否するのです。)
遠征から帰ってきたちえさんや大ちゃんから電話。

ちえさんが、興奮気味でノンキー青空市用の作品の経過報告をしてくれたのも嬉しかったけれど、
大ちゃんと久しぶりに長話出来て、滅茶苦茶嬉しかった〜。浮上した〜!
大ちゃんと話すと、元気がわき起こってくるのはなぜだろう?





21 June 2003 [Sat]

というわけで(↓下記参照)、器も大きくないし、若さもなくなっちゃているのに、
精神的にも肉体的にも健全な暮らしをしたいと願っている私は、
・・・・すみません、ひたすらサボってます。
関係各位様、本当に申し訳ございません。
だがしかし、そろそろ始動しないと、タイムリミットですよね!
また、一生懸命頑張ります!!

で、今日はまず手始めに、ずっと気になっていたノンキー青空市の会場の相談に・・

青空市は、横浜山手の緑多き公園内にある洋館、イギリス館とエリスマン邸を借りて
(2館の間は徒歩3〜4分ですが、途中に外人墓地や可愛い喫茶店、ビアガーデンなどもあります!)、
「音楽と美術を堪能する散歩」のような形で開催したいと思っています。
ノンキー・プロジェクトの演奏のみならず、弦楽合奏団、アイリッシュバンド、
アンプラグドのロックバンド、クラシックの演奏家達による演奏もお願いしていますし、
勿論、アートチームによる美術作品やノンキーグッズの展示もあります。

が、洋館の中は狭い部屋ばかりなので、ゆっくりゆったり鑑賞して頂くために、
「演奏用に3会場、展示用に2会場、絶対確保するぞ!」と心に決めていました。
でも、5会場中4会場が抽選、1会場が館長さんが気に入った場合のみという厳しい条件・・
もうもうもう、本当にドキドキの日々でしたが、抽選で、見事4会場はゲット!
後は、 エリスマン邸の居間での演奏許可を頂ければ完璧というところまで漕ぎ着けたのです。

が、電話で一応事情を話してみたところ、「館長と直接お話して頂かないとなんとも」
というハギレの悪いお返事。うーむ・・ドキドキするなぁ。

ところが、館長さんに実際にお会いしてみると、おおらかで優しい感じの女性で、
相手を全く緊張させないタイプ!熱心にお話を聞いて下さり、
エリスマン邸でのこれまでの活動や失敗談、お役所からの苦情などのことも丁寧にお話下さった上で、
「素晴らしいわ。全面的に応援、協力しますね。」と、仰って下さいました。

あぁ、またノンキーのおかげで素敵な人に巡り合えた!・・と喜んでいたら、
「こういう素敵な出会いがあるお仕事をさせてもらって、
私、本当に幸せです!」と、館長さん。
感動・・





20 June 2003 [Fri]

最近、疲れている人が多いですよねぇ。
疲れているのは、若者とは言えなくなった人達で、決まって真面目な人(当たり前か)、
そして、そういう人達に愚痴や文句を言う人が多いような気がします。
そう、多分、自分の許容量を越えるほど頑張っているから、
ストレスもたまるし、不真面目な人が目障りになってくるのよね、きっと。

幸せに暮らすコツは、自分の器を知ることだと言われたことがあります。
大きさも種類も色も様々で、みんな違うのよね。
人と比較したり、人に期待したりしないで、自分の尺度で暮らしたら楽だと思うけどなぁ。

そうそう、今日、「どうしてこんな過酷なスケジュールをこなしながら
笑っていられるのですか?」というインタビュアの愚問に
「僕が笑えば、みんなも笑ってくれる」と答えたベッカム。
しびれたわ〜。さすが、器が大きいよねー!





19 June 2003 [Thu]

冬にお仕事をさせて頂いたAさんとYちゃんが、
普段は人に任せている店、「秘密基地」(と、勝手に命名しちゃった!)で、
「珍しく、店番をするよ」というので、久しぶりに行ってみました。

50cm幅の階段、いや、梯子をトコトコ上っていく時のわくわく感、
8人でいっぱいの窮屈な感じ、皆で輪になって座る恥ずかしいような嬉しいような感じ、
そして、何かをきっかけに全員がまとまっちゃう瞬間・・
あー、ここは、やっぱり、子供の頃愛してやまなかった秘密基地そのものだわ!

ダンスや音楽関係のお客さんが多いらしいのですが、
中には、全く異業種の人も当然居るわけで、最初は、お互いにもじもじ・・
それが、今日は、44度のセメダイン臭のドロドロ焼酎をきっかけに、まとまりました〜。
恐るべし、爆弾ハナタレ
皆、飲んだ瞬間からプッツンしていたもの。
でも、知らない世界の話や裏話をいっぱい聞けて、楽しかったなー。

飲み屋の選び方もいろいろあるのでしょうけれど、
やっぱりマスターの人柄に惚れて・・っていうのが、多いのかな?
文化・芸術を非常に大事にしてて、商売っ気がなく、
夢をいつも追いかけていて、人の夢も大事にしてあげているAさんも、
ほんと、素敵です!





18 June 2003 [Wed]

高橋理恵子さん宅で、区役所ロビーライブの曲決め&合わせ。

私、脳天気なので、自信たっぷりなヤツに思われることが多いのですが、
とんでもありません!
いつも、「どうしよう」という気持ちと戦っているのです。
実を言うと、昨夜も、胃がキリキリ痛んでいました。
なぜって、勿論、ちゃんと弾く自信がなかったからです。

けど、憧れのフルーティストの理恵子さんと一緒に演奏出来るなんて、
こんなチャンス、二度と巡ってくるかどうか・・
それに、やると決めたら、絶対にやり遂げる自信は、あるのです。
(分かりにくいかもしれませんが、 腕や技には自信がないけれど、
自分との戦いに勝つ自信はあるということです。)
なので、申し訳ないのですが、今日は楽譜だけ頂き、
「必ず頑張ってきますから」宣言をして許してもらおうと決め、武者震いしていると、
ニコニコ顔で迎え入れて下さり、美味しいご飯も作って下さり・・
リビングでまったりさせてもらっているうちに、緊張の糸がプツン。

で、開き直って、トテ・トテ・トテ、
うっとりするフルートのバックで、不協和音をかき鳴らしてしまった。
あはは・・じゃなくて、とほほです〜。

うーん、でも本当に素敵なフルートだったので、触発されました!
滅茶苦茶やる気になりました!





16 June 2003 [Mon]

しゅんすけ君のレッスン。

今日は、開口一番、(貸したCDの中で)アイリッシュが良かったというので、
思わず、ティンウィッスルやバウロンを出してきて、やらせてしまった・・
そしたら、やっぱり発声が出来ているので、笛の音は良いし、
バスケ部なので手首の使い方がいいのかなぁ、太鼓も上手でした。
そのためにやってきたことじゃなくても、思わぬところで役に立つこと、多いのよねー。
何でもやってみることですね。
しかし、本当にいろいろなことに興味を示すなぁ。

それに、話している時は、おっとりまったり涼し気なのに、
作業を始めると、熱くなるし、こだわりもあるし、自分に厳しく、スゴイ集中力なの!
なので、今日はもう、一人でどんどんやっていってもらいました。

それじゃ、あなた、何もしてないのって?
いやいや、いじり過ぎない、見守ることこそ、一番難しいのよん。

人を育てることは、教えるのとはちょっと違うと思います。
指示を出し、課題を与え、やり方を教え、あおって、プレッシャーをかければ、
誰でも、早く、それなりに「出来る」ようになるでしょう。
でも、そういうやり方では、創造力、想像力、判断力、応用力も、やる気も育たないと思います。
「育てる」は、出来るようにしてあげることではなく、
自分の力で生きていかれるようにしてあげることだと、私は認識しています。

年齢、やる気、才能、精神状態、やりたいことがあるかどうかなど、
まぁ、 いろいろ関わってくると思うので一概には言えませんが、
まずは、自主的にどんどんやりたいことをやってもらうのがいいのじゃないかなぁ。
そして、良いところを認めてあげ、修正すべきところは修正して、自信を持ってもらう。
あとはなるべく広い世界を見せてあげ、
「その時」が来たら、背中をどーんと押す・・
そう、だから、可愛がり過ぎはタブーなのだ。





14 June 2003 [Sat]

バンドの練習@自由が丘。

と言っても、ノンキー青空市に出演することにしたので、
大音響はしばらくおあずけ。アコースティックな練習です。

今日は、さえ子さんのラテンな曲から始めて、
西嶋クンの5拍子の曲、それから、TSUKASAクンの歌もの。
どの曲も素敵ですが、全員クリエーターなので、
皆のアイデアがそれに加わっていくのが、また面白い。
それに、皆、いろいろな楽器を操ることが出来るので、
自分の担当楽器に固執しないのがいいね!
曲によっては、ボディパーカッションもあるし、全員コーラスもある。
和声もリズムも複雑で、このところ美しくおとなしい音楽にどっぷりだった私にとっては、
超刺激的で、わくわくします。

しかし、5拍子のメロを吹くのに、全音符をどうしても4拍にとってしまう失態・・
楽器力をもっとあげないと、ついていかれなくなりそう。
頑張らねばっ!!

練習も楽しいけれど、練習後のビールと雑談がまたよいね。
ビールって、どうして状況と飲む相手によって味が違うのでしょうね。

そうそう、その雑談の中に、家人が自分の行動をどう思っているのか、
それに対して、自分がどう気を遣っているかというのがあったのだけれど、
それを聞いて、脳天気に生きている私は、大ショック。
もっと考えて、気を遣って生きなくちゃいけないのね・・

と思ったのはつかの間 、家に帰り、家族の顔を見た瞬間、
今晩の楽しかった出来事を、やっぱりいつも通り、真正直に話してしまっていました。
でも、夫も娘も「わぁ、楽しそうだねー。良かったねぇ。」と言ってくれたし、
考えてみれば、私も、いつもそう思うし、そう言っている・・
お互いに束縛しない、お互いに譲る、お互いに感謝する、
そして、お互いに嘘をつかないことで、双方ハッピーになれる気がするけれど、
お目出度過ぎなのかなぁ。





12 June 2003 [Thu]

コンソート野ばらの練習+α。

音合わせのための「ロンドンデリー」にハマってしまい、
結局、1時間半以上、この曲の練習をしていました。
こういうトラッドソングのアレンジものは、
結構大袈裟なアレンジになっていたりするので、
それをあっさりやってしまうと・・変です。
やっぱり、アレンジャーの意向を組み取って、クサク仕上げないとねぇ。
が、これが全員揃ってやらないと、その良さは出せない!

で、「ここはこうしましょう、ここはこうね」と仕切らせて頂きました。
へなちょこ指導者も、こういう時は居ると便利です。
で、最後に通して演奏してもらうと、
う、 うぅ、、なんて素敵なの〜〜〜〜!

信じてもらっている幸せ、協力してもらっている幸せ、
素敵な音楽を作り上げる幸せ・・を堪能させて頂きました。


その後、デモテープを聞いて欲しいという、
メンバーのKさんの知り合いの男の子に会いました。

シンガーになるために大阪から上京し、バイトをしながら・・
のつもりが、生活に追われて、なかなか活動出来ないでいるという、
とても感じの良いとても美しい青年で、歌もなかなかでした。
けど、しゅんすけ君が放っているような、人を巻き込んでいかれる
情熱(内に秘めているけれど)や輝きは、感じられませんでした。

収入がないと生きていけないし、子育て・介護・病気などが足枷になったりして、
生活に追われているうちに、夢に対する情熱を失ってしまう人、多いと思います。
私も、そういう経験をしてきたので、身につまされる思いです。
けど、 「情熱」はどんな状況においても持ち続けることができると思うのです。
表立った活動が出来なくても、引き出しを増やしたり、卵をあたためたりして・・

近所でストリートライブをやることを提案してきました。
上京してきた時にはあったと思う情熱が、彼に戻ってくるといいな。
夢を諦めないで、頑張って欲しいな。
そうしてくれないと、切なくてやり切れないよ〜。





10 June 2003 [Tue]

「横浜の地平線亭というお店で、素敵なライブができるらしいので、
どんな様子でやっているか、一度見に行ってみませんか?」
と、郁子ちゃんが誘ってくれたので行ってみると、
店内に響き渡っているのは・・ハイランド!
何軒かのお店で「Suite NONKY」をかけて下さっているのは知っていましたが、
実際にこの耳で聴くのは初めてだったので、感動してしまいました。

今日のライブは、saxの三四郎さんとギターの木村純さん
ボサノバ・ユニット、SAPATOSだったのですが、
これが滅茶苦茶気持ち良くて、演奏もスウィング、私もスウィング〜。
ライブはノンチャージ、「なげ銭入れ」の缶があるだけで、
ストリートの延長のようなライブだったのですが、 本当に上手で本当に素敵で、
こんなに癒されたライブは、久しぶりでした。

あちらこちらの街で、毎日、良質の音楽が奏でられている・・
田舎好きの私が、首都圏を離れない理由です。

で、終わってから、マスターがまたノンキーをかけて下さったの!
そうしたら、三四郎さん達が「これ、いいねー」と反応していたので、
透かさず 「実は・・」と郁子ちゃん、夫、私で名乗りをあげ、
鞄からティンウィッスルを取り出し、促されるままにピーピー吹いちゃった!

温厚でとても感じの良い方達ばかりで・・お話も弾んで楽しかったなぁ。
さらに、帰ってきてから三四郎さんのホームページの「言葉の世界」を読んだら
・・じーん。すっかりファンになってしまいました。

しかし 、この体調はどうしたものだろう。
今週こそと思っていたのに・・
いろいろ滞ってしまっていて、すみません。





9 June 2003 [Mon]

大学が午前中で終わりだというので、午後からしゅんすけ君に来てもらって、
機材やソフトの使い方や、和声について説明したり、一緒に曲を作ったり。

でも、昨日、一昨日と一緒に観たライブや貸したCDの感想を丁寧に細かく述べてくれたり、
いろいろなことに実によく反応し・・例えば、
パソコンの壁紙に反応し、それを会話に上手に持っていかれるような、
とても聞き上手お話上手な子なので、つい、夢中で話し込んでしまうのよね。
で、そうしてお喋りしていると、知らず知らずのうちに、自分も若者だと思い込んでしまうの・・
あーあー。
なんだか教えているというより、遊んでもらっているような気がしないでもないなぁ。

でも、最近、同性・同世代ではない人達と接する大事さというのかなぁ、
体力とか、能力とか、環境とか、そういうことで同調出来ない人と接することの貴重さというのかなぁ、
横一線に並ぶことによって、自分の中に妙な基準を作ってしまうのがイヤというのかなぁ、
とにかく、「私は私、『同世代』とか『女性』とかの括りの中だけで生きていきたくない!」
と強く思っているので、
しゅんすけ君をはじめ、年齢も性別も様々な友達が集まってきてくれるのが、
とても嬉しい。





8 June 2003 [Sun]

体調がまだ悪いまま、いろいろやることがたまってしまったまま、
なんと、パソコン、機材周辺の全面改装に踏み切ってしまいました。
今まで使っていたラックをやめて、新しいラックを組み立てたのです。
ということは、全ての機材の運び出し&全ての配線のやり直し!
あぁ、死ぬかと思った・・けど、
部屋が明るくなったし、広くなったし、最高!
先週、随分サボってしまったので、今週から、気分も新たに頑張ろうっと。

で、夜は、下北沢でママスタジヲのライブ。
べースの女の子、みなぢちゃんが、とても可愛いくて上手でした。
女の子がひとり入ると良くなるバンドと、入っただけでダメになるバンドがあるけれど、
あれって、やっぱりその女の子のキャラに依るのでしょうか?
みなぢちゃんは、間違いなく「あげまん」だと思いますが・・

そういえば、男の人がひとり入って良くなったというグループは多いけれど、
入ったからダメになったグループは、聞かないですよねぇ。
どういうからくりなのでしょうか?





7 June 2003 [Sat]

MEN'S 5のライブへ。

早めに行って・・のつもりが、朝からあれこれあちこちてんやわんやで、
またまた開演ギリギリになってしまいました。
もうすでに席が一杯だったので、後ろでこそこそっと見ようかなと思っていたら、
お店の人に前の方に案内され・・
そしたらバウロンのオサムさんが一番前中央のかぶりつき席に座っていらっしゃって、
「わぁ、こんにちはー。」などと感動の挨拶しているまにまに、
えっ、えっ、えっ、、、、、・・・そこが自分の席になってしまっていました。
ううっ、MEN'S 5は知り合いばかりなので、前では見ないようにしていたのに・・
しかも、
オサムさんは、打楽器奏者の御多分にもれずノリの良い方で(すでに5杯目と仰っていたし)、
私の頭の後ろで指笛やかけ声を盛んにかけたり大笑いして、大盛り上がり!
また、私の左横にはVocalの淡谷さんの親衛隊(?)と思しき人達が陣取っていて、
負けじと、そりゃーもー大騒ぎ!
うっ・・冷や汗が・・出てきた・・

しかも、
右隣には、BassのJINさんのご好意で、今日一日見習いをさせて頂いていた
愛弟子しゅんすけ君=19才と、その横に愛娘りお=16才・・
その未成年者達(二人揃って真面目ちゃん)が、メンバーに促されて、一生懸命
「AV、AV、AVギャル♪ AV、AV、AVギャル♪」と振り付きで歌っちゃっているのだ!
一瞬のうちに「保護者」に戻ってしまい、さらにたっぷり冷や汗をかいてしまいました。

だがしかし、やっぱりMEN'S 5はいいわ〜。最高!
盛り上がってくると、そういういろいろを払拭してくれ、非現実の世界へ誘ってくれます。
ただのおバカじゃ、そんなことは出来ません!
実力があるからこそ、やれることの幅が広いのだ・・と改めて思いました。





3 June 2003 [Tue]

このところ何もする気が起きないから・・何もしていない。
差し迫った締めきりもないし、
怒濤の日々がやってくる前に、たっぷり休んでおきたいし、
気候が良くないから、外に出たいとも思わないし、
で、うつらうつら、一日15時間くらい寝ています。
あぁ、幸せ・・

つくづくマイペースで、脳天気だなと思う。

こんな風にダラダラしていても全く罪悪感を感じないし、落ち込みもしない。
評価や損得なんてどうでもいいし、
恵まれない時は、努力するチャンスを与えられて幸せだと思うけど、
恵まれた時は、単純に努力しないですんで良かったなと思うし、
太ったら皺が伸びたことを喜び、痩せたら痩せたことを喜ぶし、
楽しい人がそばに来てくれたら、一緒に目一杯楽しむし、
煩わしい人がそばに来たら、貝殻を閉じたまま人物観察を楽しむ・・

こういう生き方を許してくれる家族に感謝しなくちゃね!
・・ と思ったら、3人と1匹、みんな居眠りしていました。
同じ穴の貉だ〜。




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