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2004_03/30 (tue)

イルと制作。

私達がどんな風に曲を作り上げているか、、というと、、、
まず、テンポとキーを決めて、メロ(詞つき)をアカペラで歌ってもらいます。
それをシーケンサのオーディオチャンネルに直接録音し、
それを聴きながら、イントロから順にパソコン内にオケを作っていくのです。
といっても、所謂コードが鳴っているような伴奏は後回しで、
まずは、その場面に彼が入れたいと思っている素材を先に入れます。
まずは主役、それから脇を固めて、それからそれらを引き立てる背景・・という感じでしょうか。

私の頭の中ではないところにある世界を具象化していくわけですから、
イルくんとの制作に、私は設計図=楽譜を一切使っていません。
聞き出した情報をもとに、作っては壊して、、、の繰り返しです。
ここ数年楽譜なしの制作も演奏もやっていなかったのですが、
やっぱり決まったことをやるより、そういう風にその都度反応していく方法は、
いいですねぇ、興奮します。
そして、出来上がりが見えていない分、出来上がった時の感動が大きいです。

で、今日の作業は、そうやってパソコン内に完成させた絵コンテのようなものを参考に、
ハードディスクレコーダーに、本チャンを録音していく作業だったのですが、
・・・・そうなのです、設計図がないということは、
やっぱり効率も悪いし、大変なのです。
ふぅ〜。


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2004_03/29 (mon)

俊輔君と制作。

「L'oiseau(鳥)」という私がリコーダーソロ曲として書いた曲を気に入ってくれたそうで、
「歌いたい」 と、詞を書いてきました。
最初のロングトーンを聴いて、いろいろ感じることがあったそうです。
なるほど、その詩には、私がその曲を書いた時の気持ちが、よく表れていました。

自由の持つ意味、その強さを、
今なら少しわかる気がする


うんうん、本当に自由を獲得した人にだけ、自由の本当の意味が分かるよね。
自由にただ憧れているだけの人のイメージとは、大分違うのじゃないかなぁ。

俊輔君とも出会って丁度一年なのですが、
自由を獲得するための我慢や努力を、こんなに出来る人だとは・・
出来ないことを出来るようにすることは勿論だけど、
自由になるために必要な、信頼されること、裏切らないことは、結構大変なことなのにね。

本当に自由になれた時にこそ、人は自分の真価を発揮出来るのだと思う。
私の頭上を旋回する鷲のような鳥に、必ずなってね!!!


リコーダーバージョンですが、良かったら聴いてみて下さい。
L'oiseau(mp3 2MB)


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2004_03/27 (sat)

ノンキー組曲が完成してから、丁度一年。
この一年で、本当に沢山の方々からお便りやメールを頂きました。
「毎日のように聴いています、癒されています。」という内容のものが一番多く、
その度に、作ってよかったなぁと思っています。
そして、趣味のグループで、学校の授業で、コンクールで、演奏会で・・と、
いろいろなところで演奏もして頂いているようで、その様子を伺うのもとても嬉しいことです。

この頃は、リコーダーだけではなく、吹奏楽用に書き直して下さったり、
ピアノ用に書き直して下さる方もいらっしゃり、
今日は、ピアノの発表会の2部で、9曲を披露して頂きました。
「卒業式のBGMに、子供達からのリクエストでノンキー組曲を弾かせて頂きました。」
というお便りも頂きました。
本当に感謝感激です。
改めて、心から御礼申し上げます。


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2004_03/26 (fri)

AETの"稲妻の様に素早く、津波のように押し寄せる"という
電源ケーブルが届いた。
AW4416に使ってみたら、なるほどね、ノイズさえもクリアです。
"スリリングで官能的なサウンド"(キャッチコピーが、いちいち笑える!)
になるという、マイクケーブルも、
やっぱり注文しちゃおうかなぁ。


電源ケーブル


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2004_03/25 (thu)

コンソート野ばらの練習〜イルと制作。

野ばらでは、パッフェルベルのカノンを。
一つ一つのフレーズを、丁寧に丁寧にみていきました。
こういう曲は、吹き方を工夫するかしないかで、全然違う曲に聴こえますね。
そして、細かい楽譜こそ、読むのではなく、見る・眺める必要があるなと感じました。
ふむふむ 、いろいろ勉強になりそうな曲ですねぇ。
それに、木の楽器は、満遍なく息を通しておいてあげないと、
低音や高音が出難くなってしまいますから、
こういう曲を丁寧にやることは、楽器にとっても良さそうです。

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イルくん(敬称はいらないと言われたけど、やっぱりねぇ・・) は、
欲しかった鞄を手に入れたとかで、満面の笑み。
色や形はこんな感じとか、こういう時に使うのだとか、
買うまでのいきさつ、鏡の前でにんまりしちゃったことなどを、
身振り手振り入りで話してくれるのですが、楽し〜い。
そういう話を聞く度、感受性が豊かなことは素晴しいことだなぁと思います。
そして、歳を重ねる毎に 、そういうストーリーを話せなくなってきていることにも気づく・・
鈍感になっているってことかぁ。やだやだ。
身体の機能が衰えても、ルックスが衰えても、
感性だけは、失わないようにしたいなー。

そして、6曲め完成!最短です。いえ〜ぃ。
しかも、めっちゃ素敵です。

「自分の曲だから、いい曲だと思うのですかねぇ?」
「いや、私もすごく素敵だと思うよ。」
「じゃ、僕達、作ってるからそう思うのでしょうかねぇ?」
「・・・・・、まぁ、自分達が気に入らないものは出せないからねぇ・・・。」
「あー、早くいろいろな人に聴いてもらいたいですね!」

本当に早く聴かせたい。


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004_03/24 (wed)

マーブルの練習。

今回は、いかに魅力的に演奏するか・・に重点をおいて練習しました。
やっぱり聴かせどころを作った方が、聴く人も聴きやすいでしょうし、
何より、自分達がのれますよね!結果、グルーヴも生まれるし。
Mさんが、ニューヨークのお嬢さんのところにしばらくの間行かれるので、
練習できるのは、もう本番直前のみになってしまうのですが、
今日、かなり良い方向に向かったので、ばっちりでしょう!

それにしても、ノンキー組曲は、どんな場面の曲か・・を説明するだけで、
随分演奏の雰囲気が変わるのよね、いつも。
うーん、もう少し時間に余裕があったら、
そういう情報を楽譜ページの傍に置きたいのだけどなぁ・・・今は無理だなぁ。
というか、あそこのページ、まったく更新されてませんよねぇ・・とほほ。
というか、メールのお返事も、全く書けてませんよねぇ。
すみません、気長にお待ち下さいませ。>皆様


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2004_03/23 (tue)

イルと制作。

今度の曲も、イイ感じです。
今までの曲とは違った感じ(かなりポップです!)なのだけれど、
ちゃんとイルの世界も私の世界も出てて・・
混ざり方も絶妙だ・・・と思っているのですよ、私は。

私が敬愛する北大路魯山人が、会員制の料亭で出していたのは、
実は、究極の家庭料理だったらしいのですが、
私達が今作っている音楽も、そんな風になるといいなと思っています。
料理の極意は、まずは素材を識ること・・
なるほどねと思います。
最近 、私達は、前より沢山お喋りしているのですが、
不思議なもので、だから作業効率が落ちたかというと逆で、
作業効率も出来栄えも良くなっているのです。
お互いに、いろいろ分かってきたからでしょうね。
これはホームレコーディングだからこそ出来ること・・
「こういう形で制作させてもらえて、よかったねー!!」と言い合ったのでした。


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2004_03/22 (mon)

俊輔君と制作。

大学の膨大な課題と、友達の引越しの手伝いなどで、
かなりお疲れ+風邪をひいてしまった様子だったので、
音楽制作はしないで、ホームページ用素材の撮影&レタッチ作業をだらだらと。
私の場合、風邪菌はお酒で消毒出来たりするので・・ワインをすすめたら、
さらに悪化してしまったようで・・はは、ははは、は、、、、ゴメンナサーイ。

ところで、「好きなことわざなど=その人の人生観」だとか・・
俊輔君は、ことわざにはぴったりくるものがなかったらしく
新しい言葉をしばらく考えていたのですが、
突然、きっぱり、「いつもひまわり!」って言うから、
吹きだしてしまいましたよー。
それ以上似合う言葉は、ないと思います。
CDジャケットは、「太陽に向かってニコニコしている俊輔君」に決まりだね!


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2004_03/19 (fri)

地方への思い・・

昨年お邪魔した和歌山の小学校の皆さんへ卒業のお祝を書いていたら、
私の10代を思い出してしまいました。
恥ずかしながら、その頃私が考えていたことは、
「なんとかして東京(というか、世界都市)に行かなくちゃ。」だけでした。
そこでしか、自分の夢は叶わない・・と思っていたのですよね。

なのに、今は逆に、地方都市、そして、そこに住む人々や文化にとても興味があるのです。
でも、それは、たぶん、私があまのじゃくだからではなく、
世の中が便利になって、 地方都市&人々が活躍しやすくなり、
その結果、元気溢れる町・人・・が増えてきたからだと思っています。

ここでよく話題にしている和歌山の夢笛さん達のエンターテイメント力は言うまでもなく、
その他にも、丁度静岡で活動されているピポピポの皆さんが、
AOIというホールで演奏されたDVDを届けて下さったところだったのですが、
ホールのクオリティにも、皆さんのイキイキとした姿、演奏力にも、本当にびっくりでした。

それから、春日井リコーダーアンサンブルさんのCDにも、甚く感心致しました。
そのアレンジをしていらっしゃるのは、春日井市在住の山中美代志さん・・
アレンジなどの仕事は、大都市近郊でなければ出来ないと思い込んでいたので、 目から鱗でした。
そして、アラベスクミュージックワークスさんも、地方を拠点に作編曲のお仕事をされている方なのですが、
この方達のアレンジも、すご〜〜く素敵なのですよ!
なのに、なんと、現在、無料で作曲編曲を引き受けていらっしゃるとか・・
「それぞれの曲でより演奏者の気持ち・ご希望を満たしたい」
「共に楽しみ、音楽を伝えたい」という情熱を持っていらっしゃるのです。

ネットのおかげで、遠くて近い存在になった地方にお住まいの素敵な方々から、
いろいろ学ばせてもらってマス。

*参考までに・・
春日井リコーダーアンサンブルさんのCDのご注文メールはここ(確か500円でした)
アラベスクミュージックワークスさんへ作曲・編曲のご依頼はここ



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2004_03/18 (thu)

イルと制作。

関係各所に御迷惑がかかると困るので、今まで「イル」と呼んできましたが、
今日から 「イル」(IRU)に変更します。
音楽活動は、この名前でしていくそうです。
ホームページも近日中に開設されますので、
名前の由来や、イル独特の文、音、美の世界を、
どうぞ楽しみにしていて下さいませ。

さて、今日もギリギリまで頑張っていたら、
「やばいですよ、もう終電3分前ですよ。」と、時計を指差すイル。
3分前〜〜〜?
で、またもや猛ダッシュ+暴走運転するはめに。
なのに、「おもしろい曲になりましたよねぇ。Iさん、喜んでくれますかねぇ?」
などと、ニコニコ笑顔で話しかけてくる。
あのねぇ、今私は必死なのよ〜。
さらに・・
駅に到着したのが発車 1分弱前。
乗れない可能性が高いので、「乗れなかったら、電話してね。」と言うと、
「あ、制作の時は、携帯を持たないことにしましたので。」
「え゛ーー。じゃ、そこでしばらく待ってる。」(めちゃくちゃ早口)
「分かりました。ありがとうございます。
じゃ、お疲れさまでした。 ありがとうございました。
・・・えっと、次は、何日だったか・・・・・思い出せないけど・・どうぞ、よろ・・」(ゆっくり)
「だから、早く行きなさいっっってばぁーーー!」(めちゃくちゃ早口+心臓トクトク)

浮き世離れし過ぎだよぅ、もぉ〜。(人のことは言えないけど・・)


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2004_03/16 (tue)

イルと制作。

すでにBメロ部分まで作ってしまったオケですが、
歌ってみたら低い・・ということで、キー変更作業を。
仮歌も入れ直さないと・・と思ったけど、
どうせ音作りの参考のために入れてあるだけなので、
そのままピッチチェンジしてしまいました。
最近のシーケンサーは、全然ノイズもなく上げてくれるのですけれどね、
その声がね・・可愛い過ぎる〜。もう、大ウケでした。

今日は、眠気防止のため、窓を開けてヘッドフォンで作業する
「雪山録音」(私の通称)もしたので、笑いっぱなしでした。
雪山録音は、変なハイ状態になるのです。
ご近所の方、不気味だったでしょうねぇ。
ま、楽しく制作するのが一番だから、許してねん。


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2004_03/15 (mon)

アルモニーアンティークのCD完成打ち上げ〜俊輔君と制作。

マスタリングを経てCDが完成したので、清美さんの手料理でパーティ。
お料理も美味しかったし、購入したばかりのチェンバロも見せて頂き、
楽しいひとときでした。

いつもそうなのだけれど、レコーディングを一緒に経験すると、
同じ釜の飯を食らった仲間感が強くなるのよね。
他人とは思えなくなる。
そう思っちゃいけないような大御所達揃いなのに・・。
でも、それより、クラシック音楽のエンジニアとして初クレジットされてしまったけど、
いいのだろうか・・
でもね、マスタリングエンジニアが、「よく録れてるねぇ」と、褒めてくれたとのこと、
ぐふふふふ、ミキサーに転身しちゃいましょうかねぇ。
、、、なんちって。

チェンバロ
北欧の家具のようなチェンバロ。素敵です!


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俊輔君とは、「プロローグ」の直し。
私だったらその場でやり直してしまうことを、そうしないで、
ぐっとこらえて見守ってきたつもりです。端からやんわり攻めながら・・
最近 、やっとその成果が出始めているなぁと感じています。
促成栽培しなくて、良かったわ〜。
きっと、いえ、絶対に良いアルバムに仕上げられる自信がありますので、
乞うご期待!

そうそう、俊輔君の生きる道についても、なかなか結論を出せなくて、
随分二人で話し合ってきたのですが、
選択肢が多い割に、これという決定打もなくて、
そうなるとアルバムをどうやって出すかも決められなくて悩んでいたのですが、
やっと思いついたのですよ〜。美織さん、天才!
俊輔君もそれに乗り気なので、後はそれに向けて努力あるのみ。
ふぅ〜、ちょっと肩の荷が軽くなりました。

しかし、今日も笑い過ぎ〜。
大学生と同じレベルで笑えることを、喜んでいいのか・・


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2004_03/14 (sun)

K岡さんご夫妻と。

K岡さんご夫妻が、お引越し準備の合間に来て下さいました。
お引越しされる・・と聞いた瞬間は、本当にがっかりしたのですが、
なんとなくこれからも頻繁に会えるような予感がしてきて・・
「じゃ、またね〜」という感じで、明るくお別れできました。
そういえば、記念に何か制作しようかと、楽器も持ってきてもらったのに、
軽く遊んで終わってしまったし・・

やっぱり、ちゃんと腰を据えてやりたいのよね、K岡さんとは。
表面だけでは分からないような深さがある人だから、
その深さが出せないものは、作りたくないの。
ということで、末永く宜しく・・です。

そして、相変わらず気配り上手なyasuyoさん!
今回は、ひつじちゃん付きパッケージ入りのマドレーヌを持ってきて下さいました。
中袋にも、シャムロックのシールがさりげなーく・・

パッケージ
ひつじちゃんは、アイルランドカラーのグリーン!




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2004_03/13 (sat)

コンソート野ばら2年ぶりの本番〜Failsworthのミーティング。

魅力的な集合体を作ろうとすると、とかく没個性になりがちですので、
「あなた自身の魅力も失わないでね。自分に自信を持ってね。」 という気持ちを込めて、
全員に自分の好きなソロパートを担当してもらいました。
肩の力を抜いて、大きく息を吸って、頬を紅潮させて、波にのって・・
そのメッセージは、とても素敵な演奏という形で返してもらえました。
「うんうん、そうそう、私が言ったことを憶えてくれていたのね」
と思ったら 本番中に、うるうるうる・・
私にとって、いろいろな思い出が染み付いたノンキーには、
さらにうるうる・・
だめです、もう、何の感情や震えもなく吹くことができません。
「ノンキー大好き!」と言ってくれていたKさんの司会もよくってねー。
野ばらの皆さん、感動をいっぱいありがとう!

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Failsworthのミーティングは、今後のこと。
結構重いミーティングだったけど、なんとか存続の方向になって、ほっ。

若い時は、ただ「夢」のために動いたりハイになれていたのに、
大人になると、そうはいかない・・と、最近よく思わせられます。
それぞれいろいろなことをいっぱい背負っているから、仕方ないですよね。
ましてや、ロックバンドだものねぇ、やりにくいですよねぇ。
それでも、いや、だからこそ、(←強調)

健全な不良になろうよぉ〜。
40代にニューウェーブを巻き起こそうよぉ〜。
明るく楽しく暮らそうよぉ〜。

・・・と、叫びたい。


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2004_03/12 (fri)

Iさんと打ち合わせ。

最近、いろいろな方から
「大変なのは重々承知していますが、、、お願いします!」と頼みごとをされます。
そうなの、本当に大変なのよ、抱え込み過ぎなのよ、これ以上は無理なのよ。
・・と思うのに、今日、また大変なことを引き受けてしまった。
その人の熱意や愛に、つい、心を躍らされちゃうのよね。

どーしよー。
でも、これは、私も、私が最適任だと思うから。。。
しかたない、腹を括ろう。


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2004_03/11 (thu)

コンソート野ばらの練習〜イルと制作。

3/13の本番前最後の練習とあって、皆、真剣です。
しかも、今回はひとりひとりの見せ場を多くするようにしたので、
皆さん、本当に緊張しているようでした。

昨日のマーブルとほぼ同じ曲をやるのですが、
こちらは、まだ、指が思うように動かなかったり、音程があやふやな箇所もあったり・・
でも、なのに、心にしみてくるのよねぇ。不思議。
ひたむき・・な感じが、ノンキー色に合っているのかなぁ。

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イルとは今後の相談や四方山話をしてから、ゆっくりスタート。
「ゆっくり出来る時は、ゆっくりやろう!」と、
食事休憩もたっぷりとったので、いつもよりかなりラクでした。
のろまの私としては、このぐらいのペースがいいなぁ。

ところで、イルはいろいろに名前をつけるのが大好きです。
音色にも名前をつけるので、私のシーケンサーのチャンネルのところには、
guitarやstringsの代わりに、独特の名前が書かれてあります。
それはそれで楽しくていいのだけど、その音色を再度呼び出す時がね、私としては大変なのですよ。
「○○出して下さい」って言われたら、
「えっとえっとえっと、それってMOTIFのfluteのことだっけ?」てな感じで動揺しまくり。
一応、メモはとってあるのですけれど、、、 暗記ものは、苦手でして、、、

そしたら、ついに言われてしまいました。
「惚け防止に丁度よかったですねぇ。」って。
ぐさっ。


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2004_03/10 (wed)

マーブル、久しぶりの練習。

5月に茨城で演奏させて頂けることになったので、その練習。
ノンキー組曲から5曲を私達4人と現地の子供達で、バッハの曲は4人のみで演奏するのです。
うーん、久しぶりの少人数アンサンブル!
しかも、リコーダーを吹くのも久しぶりだったので、とっても嬉しかったです。
制作・プロデュースも嫌いじゃないけど、やっぱり自分で演奏するのが、一番楽しいわ。

ただ、マーブルはとっても上手だから、ちょっと合わせたらOKになってしまうの。
それがちょっと残念だったかな。
優等生とか、発展を遂げてしまった国の人達は、ある意味不幸ですよね。
やらなくちゃいけないことが、劣等生や後進国の人より断然少ないもの。

でもね、ちゃんとしている演奏が魅力的かどうか・・
というと、そうではないと思う。
せっかくだから、次回練習では、「深さ」を追求するように提案してみよう。


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2004_03/08 (mon)

俊輔君と制作。

歌の課題、詞の課題、アレンジの課題、システム作りの課題、
ホームページも作らなくちゃ〜、、、、と、課題はどんどん堆く積もっていくのに、
俊輔君は、今日ものんびりマイペース。
「その時」がくるのを待つ 「待人」なのよねぇ。ふふふ。

待人って、分かります?
果敢に攻めていくタイプでは、勿論、なくて、
ただ待っている人でもなくて、攻められたら逃げる人でもなくて・・
何かが降ってきたら、誰よりも早く受け止めたり、
攻められるのをじっと待っていて、来たら勝つまで戦う人って感じかなぁ。
「私を見つけて下さい」オーラ、「私を攻めて下さい」オーラ、
「私を認めて下さい」オーラ、「私を愛して下さい」オーラを静かに発していて、
そのチャンスが来た時、勢い良く細胞分裂を始める人って言えば分かりやすいかなぁ。
薄系前向きクン・・が言い当てているかな。なーんて、勝手に言っていますが、
ま、それはともかく、そんな感じのキャラそのものの曲を書いてきたのですよ!
「星をください」っていうの。
この曲、 最高〜。
これぞ俊輔君・・という詞・メロディー・世界です。



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2004_03/07 (sun)

三浦半島へドライブ〜イルと制作。

数日前、父から鬱な手紙が来ていたのですが、昨日、ついにそれを語りにやってきました。
私とは正反対の生真面目な性格の父の話を、最初は一応真剣に聞いていたのですが、
母(脳天気)が軽いちゃちゃを入れたのを機に「がはははは〜」と笑ってみせたら、
「真面目に話しているのだっっ!」と叱られてしまった・・とほほ。
でも、これはかなり重症だなぁと思ったので、
「三崎まで美味しいお寿司を食べに行こうよ!」と誘い出して、
すいか畑の上や海の上の美しい満月を観賞しながら美味を堪能したり、
今日も、葉山の美術館やマリーナや海岸に連れて行ってみました。

自然はやっぱりいいなー。
私もすっきり、父もすっきり、みーんなニコニコ笑顔になって、
別れる時は、お互いに手をちぎれそうになるまで振り合って・・
「自然の中に神様が居る」って、今回も思いました。


のタロー
毎日海を見ながらひなたぼこをしているから、そうゆう顔になれたのよねぇ。>売店のタロー


そして、夕方から、イルと制作。
6曲め、突入です。
この間から「なかなかアイデアが浮かばない」と元気がなかったので、
「スランプかな?」と心配していたのですが、
今日、 Tritonの「音色」に触発された模様。ニコニコ。
今日は、イルも、来た時と帰る時の顔が全然違ったのでした〜。

元気にしてくれるものは、そこかしこに転がっている・・と、思います。



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2004_03/04 (thu)

イルの歌入れ。

イルの歌を聞く時、私は、全てのフィルターを取り除いて、
「生まれたての人」になって、聴くようにしています。
多くの人々が、いろいろな情報や教育や経験から自分の中に様々なフィルターを作っていて、
知らず知らずのうちに、それを通してモノを見ているのじゃないかなぁと思いますが、
私もご多分に漏れず・・
なので、個性的なイルのいろいろを見て、
「驚かなかった」「戸惑わなかった」と言ったら、嘘になります。
けど 、イルにいろいろ質問したり、説明を受けたりしてきたことから、
イルは、とてもピュアで、いろいろなモノに対して偏見を持っていないからこそ、
そういう世界を築けたのだ ・・ということが分かったので、
今は、私もピュアな気持ちになって、作品やイルに向き合うよう努めているのです。

情報・偏見が溢れる世界だからこそ、イルの世界は貴重だと思います。
負のイメージを持たれてしまったモノや人を、きっと浄化し、救ってくれる・・と信じています。



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2004_03/03 (wed)


俊輔君の歌入れ。

歌入れは、制作の中で2番めに好きな過程です。(1番はミックスダウン!)
丹念に作った手作りの舟を浸水させた時や、一生懸命縫った洋服に袖を通した時や、
ねかしておいた手作り味噌の味見をした時を思い出します。
歌を入れてみて、初めてオケの良し悪しも分かるし、 歌詞の深意も理解できますから・・

そして、歌で、その曲を生かすことも殺すことも出来ますよね。
今、俊輔君は、すご〜く歌が上手な人になりたいようです。
根性、あります。
春休み中に、三回り位大きくなれるでしょう。



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2004_03/02 (tue)

イルと制作。

2月、めちゃくちゃ頑張ったので、「3月1週目は、休もうね。」と言っていたのにぃ、
甘かった・・
まずは、歌入れを5曲。5曲ですよ、5曲!しかも1曲が長い!
スゴイ体力と声帯の持ち主です。
それから、次なる目標について説明を受けました。
毎度のことながら、イルのパワーに脱帽です!
スケジュール的にも内容的にも、かなりキツソウだけど、
力の限り、頑張りマス。
でも、夏までに自分の本番も3つ、しかもリコーダー2つとキーボード・・
乗り切れるか?乗り切らなくちゃー。



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2004_03/01 (mon)


俊輔君と制作&チエさん、いくこちゃんの展覧会。

先週月・火・水・土・日と会うチャンスがあって結構話したと思うのに、まだ尽きない。
今日も歌入れ後、長々と話してしまいました。
こんな私からでも、本当にいろいろなことを学ぼうとしてくれているのです。
睡魔が襲ってきても、それでも頑張ってて・・
でも、ついに、コテッとソファに沈んでしまった!
ふふふ、徹夜王の私の勝利!・・なんちって。
それは冗談ですが、その時、やっと気付きました、私の役割を。
一緒に作品を作ろうとしたから分からなくなっていたのよ、
私は「あらいしゅんすけ」というアーティストを作ればいいのだった!
よしっ、改めて頑張ろう!

チエさん達の展覧会は、想像通り素敵でした。
心遣い・・という言葉がぴったりな作品達!
ノンキーマーク入りの茶器セットとマグ3個、ディップ入れ2個、キャンドルスタンド1個を注文。
ノンキー器でノンキーを聴きながら、美味しいお茶を飲むのを楽しみにしていたのです。
嗚呼、日常生活に芸術・文化を取り入れていく贅沢・・



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