2005_12/31 (sat)

ギリギリセーフ。

毎日いろいろをこなしつつ、飯炊きをしつつ、夜は作編曲の日々。
私は、映像が出来上がってきてから作曲しなくちゃいけないし、
映像編集の方は、私の曲に合わせて映像を再編集しなくちゃいけないので、
双方、締め切りを守らないと大変なことになってしまうのです。
発売日が決まっていますからね。
というわけで、「演奏・ミックスは後で直していいですから、
とりあえず、1月5日に23曲、12月31日までにその半分を出して下さい。」
というありえない締め切りをギリギリでクリア。
あー、心臓に悪いです。でも、なんとか間に合って、ほっ。

映像ディレクターさん宅までお届けしにいった帰りに
中華街でご飯を食べて一息ついた後、また制作開始。
年賀状も手つかず、大掃除もなし、おせちもなし。
年越しは、ピアノの前で‥でした。
来年も忙しそうないやーな予感。。。




2005_12/30 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング〜ムーンライダースのコンサート。

礼位ちゃんは、写真等で見るより、歌っている時より、
普通にしている時の方がずっと可愛いのです。
ニコニコしてて、キラキラしてて、表情があって、お喋りのテンポも心地よい。
それを、歌っている時にも出せるようになるといいなぁと思ったので、
今日から、鏡を見て歌ってもらうことにしました。
私があれこれ言わなくても、彼女なら、セルフプロデュース出来るでしょう。

それから急いで出かけて、夫の出演するムーンライダースのコンサートへ。
いやー、すごい盛り上がり様でした、メンバーもサポートもお客さんも。
ベビーブーム世代のおじさま達は、本当にエネルギッシュですね。
そして、独特です。

夫も、その世代のそのジャンルの人なのだなぁ‥、と再確認!
フル出演にもかかわらず、元気いっぱい生き生きと良い演奏をしていました。




2005_12/28 (wed)

齋藤レノン君とあらいしゅんすけ君と制作&レコーディング。

昨夜というか今朝というかのミーティング終了後、
まったり飲んで、少し寝て、そのままレコーディングに突入。。。
制作中の「日本の桜」というDVD用音楽に俊輔君が1曲作ってきたので、
それをレノン君と三人で完成させました。
三人で1音づつ担当して作ったリズムが結構良い出来だったし、楽しかったな。




2005_12/27 (tue)

堀内美由紀ちゃんのボーカルトレーニング〜バードマンのミーティング。

湘南に住んでいるせいか、彼女の歌からは、潮・風の香りが漂ってきます。
そして、綺麗な優しい声で、性格もおっとり涼しげで、超癒し系。
学生時代、私の親友は、皆、こんな感じの人だったなぁ。
古き良き時代を思い出してしまいましたよぉ。

自然を崇拝しているところとか、食べるのが大好きなところとか、
人物観察が好きなところとか、 美由紀ちゃんとは妙に話が合うので、
別れた後、すぐにまた会いたくなっちゃいます。

夜というか深夜は、「バードマン」の2月4日の初ライブに向けてのミーティング。
バードマンとは、イル、齋藤レノン、re:coverの3組で結成したユニットです。
イルが「三組→トリオ→鳥男→バードマン→飛び立つ輩達」を思い付いて、皆に呼びかけたところ、
皆、大賛成して、「同志として、お互いに高め合っていきましょう!」となったらしい。
ので、それならば、自分達で全部やってごらん‥と促しておいたのですが、
思いの外、チケットを買って頂けたので、
これは文化祭レベルでやってはいけない事態になったきたゾ‥ということで、
イルマネージャ−も深夜に呼び出しての大ミーティング。
( イルのお芝居のお稽古が終わってからだったので)
皆、しっかり自分の意見を言い合っていたから、ま、大丈夫でしょう。

そうそう、これがレノン君画のフライヤーです。素敵でしょ?
でっかい鳥が私らしい。







2005_12/26 (mon)

病院〜re:coverの練習。

3週間前に予約して、一時間かけて行って、40分駐車場待ちして、
30分待合室で待って、診察室で説明を受けて、いざ精密検査‥‥
のはずだったのですが、土壇場になり、今日は受けられないことが判明。
また予約からやり直しです。とほほ。
都会の病院事情は劣悪ですね。

その後、どうしても今日買いたいものがあったので出かけたら、
渋滞に巻き込まれ、淳君のレッスンに間に合わず。ごめんなさい!
都会の道路事情も最悪ですね。

リカバーの二人とは、 1/29、2/4のライブに向けての準備を開始。
「質の良いものを少し」がモットーの私に賛同してくれた二人は、
5曲のみ、心を込めて丁寧に仕上げて歌うことにしていました。
しかし、今日もよく笑ったなぁ。




2005_12/23 (fri)

RobとKendallのレコーディング。

打てば響くRobとKendall!
絵のように描かれていく世界。。。
やっぱりね、センスですよ、センス!
芸術は、センスがあってこそ輝くし、浮き立つ‥
ということを証明してくれました。
あー、早く日本に引っ越してこないかなぁ。。。




2005_12/22 (thu)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング。

ライブでもレコーディングでも歌い慣れている礼位ちゃんは、
山でいうと頂上近くまで辿りついているレベルの人です。
そういうレベルに達すると、普通は伸び悩むのに、
どうしてこんなに急速に伸びていくのだろう。
受け入れる姿勢が整っているからかな。
心が豊かなのだろうなぁ。




2005_12/21 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

Robが、京都での講演を終えたらもう一回レコーディングに来てくれるとのこと‥
なので、その準備やら歌の練習やら。
やってもやっても、やりたいこと、やらなくちゃいけないことが山積みです。
でも、だからこそ、エネルギーが沸いてきます。
それに、最近、安心して任せられることが増えてきたので、
仕事が捗るようになったし‥‥
良い調子です。




2005_12/20 (tue)

西沢サトシ君のライブ〜書上奈朋子さん宅で宴。

作曲の締め切りが迫っていて、それどころではないのですが、
サトシ君のアコースティックライブを見た後、
書上さん宅の謎の鍋パーティにも参加させて頂いちゃいました。
出かけた直後は、怠さと危機感で、「やっぱりやめれば良かったかなぁ」と思ったのですが、
両方、行って、本当に良かったです。
サトシ君にも、書上さん宅に集まったとんでもない奇才さん達にも
エネルギーを沢山頂きました!!

しかし、世の中にはスゴイ人がいっぱい居るものですねぇ。




2005_12/19 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

今日は、しばらく歌ってなかった「花結び」の練習。
この曲はロックな曲想ではありますが、ルーツは宗教音楽なので、
浮世を忘れられるような、癒せるような、「昇天」するような
サウンドを目指そう‥と説明していたら、
しゅんすけ(もう呼び捨てだー)が、♪タッタタータタタ、…、テッテッ♪
と「笑点」のテーマを歌いながら茶々を入れやがった。
怒っ。

そして、本日やっと小山田大ちゃんのページを完成させました。
頭が沸騰しましたよぉ。。。




2005_12/18 (sun)

RobとKendallのレコーディング。

ニュージーランドのRobが、15歳の息子Kendallを連れて再び来日。
今回は、パーカッションを持参して来てくれたのです!!
で、re:coverの二人と一緒に宴会兼レコーディング。
いやー、素晴らしかった&楽しかった。

パーカッションでこんなにも印象が変わるとは。
Kendallも15歳というのに、さすがRobの子です!
父親譲りの長身(関係ないか…)と、リズム感とセンスで、
私達を唸らせてくれました。



しゅんすけ君とはオタク的話題で盛り上がっていました。ぷぷぷ。




2005_12/16 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング〜イルのレコーディング。

昨日のライブで発見した弱点とは、、、
下半身が使えていなかったことなのです。
なので、鏡を用意しつつ、私もジロジロ観察しながら進めることに。
賢くて器用で真面目な子なので、すぐにコツを掴んでくれるのですが、
だからこそ力が入ってしまう。。。
けど、最後はイイ感じで終われました。
しばらくは、脱力をメインに頑張ってみましょう。

で、深夜1時頃、芝居のお稽古を終えたイルに来てもらって、急遽歌入れをしました。
朝9時からずーっとお稽古だったそうで、可哀相なくらい疲れている様子なのに、
文句ひとつ言わずひたむきに頑張ってくれました。
でも、最後はピアノ椅子でスースー寝息をたてていましたけど。

明日(今日)もずーっと稽古だというし、荷物もたーくさんだったので、
見るに見かねて車で送っていったのですが、
そういえば私も全然寝てない日々だったので、
一人になった帰りは、生きた心地のしない恐ろしいドライブでした。
もうこういうことはやめよう。。と、思ったその時、
朝日に照らされた富士山が、私の神経を起こしてくれました。
すっごく綺麗でしたよー。




2005_12/15 (thu)

七川礼位ちゃんのライブ@原宿。

礼位ちゃんの前に出てきた女の子が、長〜くて、しかも、ぶっ飛んでて‥‥
非常に個性的で、動物的で、器用で、緩んでて、すごいなぁとは思ったけれど、
見ている方には心地よいものではなくて。
うーん、、、 いろいろ考えさせられたので、、、見て良かったなぁと思えました。
礼位ちゃんのも、見れて良かったなぁと思えました。
というのは、やっと見つけたのです、
ここを直せば脱力出来るはず‥というところを。



ナビの緩さを見習いましょう!




2005_12/14 (wed)

イルのマネージャーさんと〜あらいしゅんすけ君と制作。

久しぶりにマネージャーさんとゆっくりお話をしました。
私は女性、そして、非常に近くからイルを見ているわけですが、
マネージャーさんは男性で、数歩下がったところから冷静に見ていて下さるので、
いい感じのチームワークが組めているなぁと思います。深謝。

しゅんすけ君とは日曜日に控えているレコーディングの準備。
最近、いろいろなところで私を助けてくれているのを見ていて、
夫が「我が社で働かせたいなぁ」なんて言い出しました。
確かに運転、料理、事務関係、パソコン関係、機材関係、作曲、
どれも器用に上手にこなすのよね。
なぜに歌だけが、、、。歌も早く上手くな〜れ。




2005_12/13 (tue)

イルと制作。

芝居のお稽古が始まるので、しばらく制作は休止です。
なかなか会えなくなるので、今日は、いろいろな話をしました。
イルと話していると、アドレナリンが出まくります。刺激的です。
けど、私の常識をはるかに越えてしまうこともしばしば・・・
今日も「帰りたくないけど、帰らなくちゃ。」と言ったあと、
「僕もあの曲(リカバーが歌っている「蒼の子守歌」)、歌ってみたいな。」と言うので、
「歌うなら詞は書き直して歌ってね。」と言って別れたら、
なんと、その数時間後の夜明け頃にファックスで詩を送ってきたのです。
「冬のない冬。」という、すごーく複雑な内容の、とっても素敵な詩。
すごいなぁ、どこからあの知恵とエネルギーが沸いてくるのだろう?

この曲、実は、イルがこの世に生まれた25年前頃に私が作った曲なのですが、
リカバーの他に、礼位ちゃんも、私に会うずっと前から歌ってくれていたのです。
曲を遺すって素敵なことだなぁ‥‥と改めて思っています。




2005_12/12 (mon)

浜松へ日帰り。

手術後10日経ったので、母のお見舞いに行ってきました。
もう2人部屋に移っていて、歩いてもいました。
わずか10日の間に、こんなに回復するとは!
けど、傷口が、まだかなーり痛々しかったので、
「痛い?」と尋ねると、「全然。」と応える。
‥‥‥。
父によると、認知症の人はいろいろなことに鈍感になるらしいです。

母は、本当に献身的な人で、父にも私達にも尽くして尽くして‥の人生でした。
だから、「苦痛を軽減してくれる認知症は、お天道様からのプレゼントだろう。」って。
「これからは私が尽くすことにするよ。」と、あの威厳の象徴のような父に言わせた母‥
これが因果応報というものでしょうか。




2005_12/11 (sun)

佐藤淳くんのボーカルトレーニング。

最近、淳君、元気がないのです。
元気が無い時って、何をやってもダメですよね。
だから、私は元気がない時は修行も仕事もやらないし、やらせない主義なのです。
元気が無い時は、元気を回復することにエネルギーを使うに限る!
ということで、今日は鍋を一緒に食べながら、
私の元気の回復方法を教えてあげました。
教えるって言うほどのことでもないのですが。

「頭」を捨てること!
何も考えない、悩まない。で、身体の赴くままに(本能で)生活する。
それだけなのに、必ず、しかも早めに回復しますよん。
淳君、早く元気になってね!




2005_12/10 (sat)

スタジオライフ公演「白夜行」観劇。

前編を見た時に気になっていた数々の謎が解けてすっとしたと同時に、
違うモヤモヤが生まれました。
愛は幸せを呼ぶものなの?不幸を呼ぶものなの?
女は強いの、弱いの?
表裏一体なのかなぁ。

スタジオライフだからこの世界が作れたのだろうなぁ。
心に響く演技・・。




2005_12/09 (fri)

イルと制作。

ライブが終わってほっとする間もなく、次なる目標のminiアルバムの制作。
今日は、その中に収めることになっている「三部作」の三曲めに取りかかりました。
とても美しいバラードです。
ふと、昔好きだったレイケネディという人の「tonight」という曲を思い出しました。
確か、デヴィッド・フォスターがプロデュースしていたと思います。
久々にL.Aサウンドにチャレンジしてみようかな。

そして、一週間遅れの誕生会。一緒に祝う三回めの誕生日ですね。
光陰矢の如し。




2005_12/08 (thu)

コンソート野ばらの練習〜レコーディング〜七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング。

野ばらは、今年最後に全員で練習した後、若手5人のレコーディング。
レコーディングをしてみると、普段は気がつかなかった粗がとても気になります。
けど、すぐに解決できることではない事が多いし、
何回もやっていると、エネルギーが不足してくるので、
結局いつも悔しい思いをしたまま終了となります。
1回〜2回めで決められるようになるといいですよねぇ。

野ばらの皆さんとも長〜い付き合いになりましたが、
良い出会いになって良かったなと思える日でした。皆さん、大好き!

その後、礼位ちゃんのトレーニング。
プロデュ−サーさんが、レッスン直後はすごくいいのに、
数日経つと戻ってしまうので回数を増やして下さい‥と仰る。
確かに、やらなくちゃいけないことは覚えていても、
筋肉は3日しか覚えててくれないですからね、その感触は、分かります。
よし、1月27日の大事なsynapse magicのデビューライブまで、
一緒に頑張りましょう!
だがしかし、、、私は12月を乗り切れるのでしょうか?




2005_12/07 (wed)

小山田大ちゃんクルーと宴。

ドイツへ2ヶ月半遠征していた大ちゃんチームが戻ってきて、
美味しいドイツ料理を作ってご馳走してくれました。
フランスへ行けばフランスのいろいろを、スイスへ行けばスイスのいろいろを、
ドイツへ行けばドイツのいろいろを、もの凄い勢いで吸収してくる‥‥
大ちゃんチームは、本当に意欲的ですし、魅力的です。

今日は、今回の目的だったAction Directを登るために皆が3年間してきたこと、
なのに、遠征直後、指を痛めてしまって焦った話、
が、それ乗り越え、夢にみていたAction Directを制覇した瞬間の時のことを、聞きました。
クルーも大ちゃんも号泣したとのこと。
‥‥私も号泣したくなりましたよぉ。堪えたけどね。

その魅惑的なAction Directを登っている大ちゃんのパネルを頂いたので、
ニヤニヤしていたら、
千恵さんが「美織さんも好きだねぇ〜。」と、からかってきたのですが、
いやいや、単なるミーハーではありません!
大ちゃんを心底尊敬し、大ちゃんクルーを心底尊敬し、
見習いたいと思っているからですよん。家宝にします。

そして、今日は、夫の誕生日。
たまたま‥なのに、誰かの誕生日の度、このメンバーで宴会をしているような‥‥。




2005_12/06 (tue)

堀内美由紀ちゃんの初レッスン。

ムーンライダース鈴木慶一さんからお願いされた美由紀ちゃんは、レゲエを歌う女の子。
うーむ、大丈夫か、自分?
レゲエの知識はゼロ、、、しかも、毎日目一杯のスケジュールなのに。
でも、尊敬する慶一さんの紹介ですしね、
ものすごく好感度の高い女の子でしたし、、、
つい、OKしてしまいました。
でも、彼女とならきっと良いものを作れそうな予感がするのです。
というのは、私のノリとか速度とか雰囲気とかをすぐに掴んで、
すぅっと入り込んできてくれたのです。
合わせる、共有する‥‥、これって音楽に一番必要なことですからね、
一緒に居て、とても居心地の良い人ですし、
私も、彼女のやろうとしているレゲエにすぅっと入っていかれたし!

しかし、まだまだ自分の知らないところに素敵な音楽が存在しているのね。
音楽を通して、旅をしている気分です。




2005_12/05 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜山と渓谷社。

気持ちを切り替えて、今日からまた仕事再開。
若者達は、今が旬なので、「今」という時はとても貴重です。
私の都合で「待って」など、言えません。
頑張れば、感覚やノリにはなんとかついていけるけど、
若者の体内時計というか、時間の経過の速度についていくのは、
大変だなぁと思う今日この頃です。

なのに、なぜか、私の方が速く走り回っているような気がしないでもない。。。
今日も、終わってすぐ山と渓谷社へ向かい、出来立てホヤホヤの映像の打ち合わせ。
う〜ん、いいわぁ、美しい自然の映像に音楽をつけていくこの仕事、
本当に好きです!
ま、自分も癒されて眠くなってしまうのがね、問題ですが。

その後、映像プロデューサーのTさんと飲む。
最近、ガーデニングにもアウトドアスポーツにも本にもテレビにも子育てにも縁遠い毎日なので、
ひたすらお話を伺って「へぇ、へぇ、へぇ」と繰り返す自分が、情けなかったです。
なんとかしたいなぁ、この歪んだ生活を。




2005_12/03 (sat)

母のその後。

午前5時頃、病院から携帯に連絡が入ったので、滅茶苦茶吃驚だったのですが、
術後の経過は良いけど、「誘拐された〜」「家族を呼んで〜」「恐い〜」
と叫んでいるので、顔を見せに来てあげて下さいとのこと。
父と一緒に急いで駆けつけてみると、自分がどうしてここに居るのか、
全く分かってない様子だったので、ゆっくり説明してあげると、
「誘拐されたのでしょ?インターフォンが鳴っているのに(器具の音)出れないし‥。
あの人(看護士)、親切なんだけどね、だから余計に恐しかった。
早く連れて帰って!」 と言う。
こちらの言うことは、全く理解されず...。恐るべし、認知症。
でも、それ以上に吃驚だったのが、その元気さ。
大手術後半日も経ってないのに、起き上がろうとするのです。
医学の進歩は素晴らしい。


その後、大切な大切な管を自分で抜いてしまい、再手術。嗚呼。
担当医さま、担当看護士さま、本当にごめんなさい。




2005_12/02 (fri)

母の心臓の手術。

長い一日でした。
午前0時になった時、イルに「誕生日おめでとう!」のメッセージを送ると、
「 お母さんの手術が成功するように、さきほど氷川神社でお祈りしてきました。」という
メッセージが返ってきました。
家族からも弟子君達からも続々とメッセージ、
掲示板にもメッセージを残してもらえ、とても心強かったです。
皆さん、本当にありがとうございました。

おかげさまで、11時間半かかりましたが、手術は大成功。
体力のある人なので、人工心肺を使わないで済んだそうです。ほっ。

手術の間中、私は小山田大ちゃんのサイトを無心に作っていたので、
気が紛れて助かりました。
夢中になれることがあるということは幸せなことですよね。
苦痛を軽減できる。




2005_12/01 (thu)

コンソート野ばらの練習〜浜松。

このところ、野ばらの若手5人組がチャレンジしていた、ちょっと難し目の曲
「アンダンテ・カンタービレ」を、全員でやってみることにしました。
穏やかな曲で簡単そうに思えるのですが、どっこい、演奏する側にとっては難題課題が多い曲なのです。
なので「全員でやりましょう!」と言ったら、皆さん、渋い顔。。。

けど、「好きこそものの上手なれ」ということわざの通り、
その曲を愛せば、難題課題もクリア出来るし、素敵なところをもっと引き立ててあげられる‥
というのが私の持論なので、とにかく、この曲の良いところを皆さんに探求してもらいました。
で、その後に「いい曲ですよねぇ?」と聴いてみたら、
ピンク色に頬を染めて、うんうんうん、と頷いてくれました。
愛する‥って素敵だ!

その後、車を飛ばして浜松の母の入院する病院へ。
到着後、すぐ、主治医さんから明日の手術の説明を聞く。

命にかかわる心臓の手術は、10〜12時間かかるそうで、
家族全員、待ち合い室から絶対に離れないで下さいと告げられ、
どういう手術をするのかも、詳しく説明して下さったのですが、、、
吐き気と共に、気を失いそう&気が狂いそうでした。
なのに、認知症の母は、ニコニコしたまま、
「そんなにかかるのですか?先生、ご飯食べられるのですか?
私は寝ている間に済むからいいけれど、先生はずっと立ちっぱなしですよね?
すみませんねぇ。お気の毒ですねぇ。」
と、担当医さんを気遣ってばかりいて、全く手術を恐れた気配がない。。。
今日ばかりは、認知症で良かった‥と思えました。




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