2005_09/30 (fri)

七川礼位ちゃん&Y君来る〜イルと制作。

プロデューサーのY君が、シンガーソングライターの女の子を連れてやってきました。
絶対に表現活動をするのだと心に決めて、
福岡から一人で、しかも10代で、海を渡ってきたのだと言う小さな女の子。
そんな意思の強さに反比例して、
人を押しのけて這い上がっていけるような厚かましさや逞しさは微塵も見られない。
まだあどけなく、支えてあげたいと思わせるタイプなのだ。
で、つい、心打たれてしまい、
曲を何曲か提供し、時々歌のレッスンもすることにしてしまいました。
寝る時間も捻出出来てないというのに。。。
でも、しゅんすけくん、イル、淳くん、裕介くん、礼位ちゃん、そしてRIO‥
みんな前向きで良い子達だから、
お互いに刺激・触発・協力し合って、かえって成長が早くなるかもしれないし、
私が倒れそうになったら、自分で出来ることは自分でやろうと、
一念発起してくれるかもしれない。
そうなったら万々歳だから、そうなるまで頑張ろう、おー!


イルとは、今日もいろいろな話をしました。
イルが一番苦痛に感じる時、
それは、多分、自分を正当評価してもらえない時だろうなぁ。
イルとサルバトール・ダリが時々重なるのですよ。
注目されたいがための刺激的なメタファー‥
それは殻であって、
その奥に広がるどこまでも透き通った海や空が、きっと本質なのに、
殻だけを見て評価する人があまりにも多い。。。

大丈夫だよ、私には、あなたの奥の奥までちゃんと見えているよ。
だからこそ、傷つくことを承知で、厳しいことを言ったり反論もするの。
上っ面だけで向き合いたくないし、
それがワクチンになれば‥と思って。





2005_09/29 (thu)

久しぶりの完全オフ日‥に思ったこと。

天気が良い日だったので、ドライブがてらショッピングに行き、
欲しかったものをあれこれ調達。
私はアクセサリーや靴やバッグにはあまり興味がないけど、
なぜか、昔から洋服は大好きで、よく買います。
今日、なぜかな‥と考えていたら、答えが見つかりました!
洋服は、私を引き立ててくれるものだからです。
他は、付属品だものねー。付属品は要らないってことです、ナルシストには。あはは。

その後、ご無沙汰気味だったネットサーフィン(って、もう死語かな?)をしたら、
ちょっと複雑な気持ちに。
ネットを通じて手軽に世界を広げられたことはとても嬉しいことだったのですが、
簡単に広がってしまったからこそ、知り合えた全ての人に対応出来ていないのが悲しくて。
病気になったりいろいろあったりで大変な思いをされていた方も多いのに、
何も言えず、何もしてあげられなかったことが、辛い。
相変わらず、メールのお返事も出来てないし。ズキズキ。

そう思うなら、せめて「頑張ってね」とか「元気になりますように」と打てばいいのに、
そう出来ない。
自分の気持ちをその一言に置き換えて、済ます‥ことがどうしても出来ないのです。
だから、音楽を作っているのだろうなぁ。
不完全だなぁ。>自分。(今さらですが)




2005_09/28 (wed)

村井頌子さん・高橋理恵子さんのレコーディング〜re:coverの練習。

二人ともすごく上手で、ホレボレする演奏だったので、
黙々と、録る。

そしたら、村井先生が「美織さんは何も言わないし優しくしてくれるのに、
存在感が、ちゃんとやらなくちゃいけないと思わせるのよね。」と。
実は、これ、いろいろな人から言われるのですが、
どーしてだろう?威圧感?
‥と思ったら、村井先生が指揮者のズービンメータさんの話をして下さいました。
彼は、責めず貶さず、「いいですよ、でもきっと明日はもっと良くなるでしょう。」
とニコニコ笑いながら言うだけなのに、皆、どんどん上手になっていったそうで。。。
あはは、いいですね、こういうの。私の好きな省エネだ〜。
私も知らず知らずのうちにそういうプレッシャーをかけていたとしたら、嬉しいなー。
録音に立ち合う意味があったってことですからね。
自己満足。


その後、re:coverの練習。
やっとwebsiteを公開したので、ライブ情報や日記など、
ぜひチェックしてやって下さい。
まだまだ音楽にも日記にも彼らの本性は表れてないようですが、
そのうち大いに笑わせてくれることでしょう。
今日も笑死しそうでした。腹筋が痛い!

10/10のライブ@ソレイユの丘には、"とびび"こと石飛幸治さんとRIOが登場、
11/23のライブ@ソレイユの丘では、イルがダンスナンバー3曲を歌います。
そして、11/29のイルライブ@下北沢モザイクに、re:cover登場〜。
弟子君達、イイ感じで仲良しになってくれていて嬉しい。




2005_09/26 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

淳君初の「詞」が出来てきました。
けど、うーむ、、、ストレート過ぎる!
re:coverは、靄がかかったような薄系中間色のようなセンスや、
気づく人は気づいて下さるだろう‥奥ゆかしき工夫を売りにしようと思っているので、
そういう意味では大外れ。
しかも、シャッフルの大人っぽいお洒落な曲に、純愛はねぇ、、、似合わないかも。
けど、淳君のキャラが良く出ているし、言いたいこともよく分かるので、
没にはしたくないなと思えたのですよね。
で、どういう風にしたらセンスアップ出来るかを説明してみたものの、
10/10のライブに歌う用の曲なので、これから直してもらうと練習が間に合わない。
で、仕方なくRIOに頼んで英訳してもらったのですが、

これが、良かったのですよぉ。
言葉の持っている響きやリズムを上手く利用し、サウンドにもハマった!
おぬし、なかなかやるのう。
で、ついでに発音訓練もやって頂き(もはや娘に敬語。)、なんとか形にしました。ほっ。
この曲は、RIO&MIORIがコーラスで加わり、4声で披露する予定です。




2005_09/24 (sat)

斎藤裕介君&父、来る。

スラーッと長身の美形で歌もギターも上手、絵も上手、帰国子女で育ちも良くて‥
という21歳のサラブレッドが、父親と連れ立って来たら、
「本人にはやる気があるのかなぁ?」と疑いたくなりますよね。
けど、偏見は持ってはいけないな‥と思いました、今回も。

父は息子の将来を心配して、私のところに連れてきたらしいけど、
全く心配など無用だなと思いました。
時期が来たら、必ず大成しますよ、彼は。
もの凄くよく周りを見ているし、やりたいこともしっかり持っている。
父親からするとやる気がないように見えていたのは、
彼の奥ゆかしさであり、優しさであり、生きていく上でのこだわりです。
そして、その人間性が、音楽に、もうはっきり表われている。
大したものです。
ただ、上辺だけでの付き合いが嫌いで、なかなか人に心を開けないようなので、
そういう点では苦労しそうかな。
私には話しやすかったようなので、時々背中を押してあげようと思います。




2005_09/23 (fri)

イルと制作。

最近のイルの曲は、曲想が弾き語り系で、
私のセンスを生かしにくい世界なので、ちょっと戸惑っております。
そういう曲の伴奏は作れない‥というわけではないし、
そういう曲もアリだなとは思うのですよ。
でも、そういうセンスじゃない私が、頑張ってやる必要があるかどうか‥。
選りすぐった絵の具を用意して待っていたら、「色は要りません。墨で描きます。」
と言われたようなものですから。

で、今回の「埋葬。」という水墨画はどうしたかというと、
悩みに悩んだあげく、薄ーい私色を組み合わせた背景を入れてみました。
それなりにイイ感じに仕上がったとは思います。
けど、やっぱり何十時間も費やして工夫した甲斐はなかったなと思いました。
もとのセンスの違いは大きいですよね。
なので、「こういう類の曲は、自分で弾き語った方がいいかもね。
お互いのセンスを否定し合わないためにも。」と告げました。
「埋葬。」の詩に後押しされて・・

「埋葬。」という曲は、少し前に出来た「分身。」と対だと思っています。
「分身。」 では「頑張って自分を愛そうよ。」と訴えていたけど、
「埋葬。」では「いいよ、頑張らなくても。なるようになるよ。」って。
多分、この両方を聴いて救われる人が、沢山いると思います。
なんとか早くそういう人のところへ届けてあげたいなぁ。
自分を否定してしまう前に。。。

24日の午前0時にwebにupする予定だったので、飲まず食わずで頑張り、
無事upした後の午前1時から乾杯&夕食、午前3時にお祝いのケーキ、
夜が明けてからバイバイし、午前7時就寝。
日本に居ながらモスクワ時間で生活している今日この頃。




2005_09/22 (thu)

コンソート野ばらの練習〜七川礼位ちゃんのライブ。

「Merrily We Roll Along」をベタ譜を見ながら演奏すると、
シンコペーションやキメにノリがでないから、変。
ーだ」‥のようなキメも、「だ、だ」になってしまうし、スウィングしない。
というわけで、耳と身体で覚える用CDを作って配り、
ほぼ暗譜で演奏してもらうようにしたら、いーじゃない!
曲想によって、演奏スタイルや修得方法を工夫すべきですね。

野ばらでは、「こういう音が欲しいからこうして下さい」とやり方を教えるのではなく、
「ここは同じ高さの音だけど、色合いの違う音にしたいですよねぇ」とふって、
どうしたらその音が出るようになるかは、
まず、自分で考えて工夫するようにしてもらっています。
意欲・集中・好奇心で、脳を活性化しましょー!‥ってことで。

夜は、私が昔作った曲を歌ってくれている七川礼位ちゃんのライブへ。
「25年間、眠り続けていた曲です。」と言ってから歌い始めた。。。
そうか、自分が生まれる前に出来た曲、
しかも会ったこともない私の曲を歌い続けてくれていたのね。
嬉しいなぁ、素敵だなぁ、感動だなぁ。
この曲を愛し続け、礼位ちゃんに紹介してくれたY君にも感謝!

で、そのY君と、二十数年ぶりで再会し、昔話をしたのだけど、
やっぱり私は記憶喪失気味かも。
ほとんどのことを忘れている。。。
この間TSUKASA君にも言われて「?」だったけど、今日も、
「美織さん、ミニスカートで激しく踊りながら歌ってましたよ。」って、
ありえない・・・




2005_09/21 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

いろいろな事件事故に見舞われたせいで、このところちょっと元気がない‥

人生の先輩として言わせてもらうと、
生きているといろいろなことがあるのよ。
良いことも沢山あるけど、悪いこと不愉快なこと理不尽なこと衝撃的なこともいっぱい!
こういう時、私は、お天道様が私の力を試しているに違いないと思い、
舞い上がらず、冷静に、淡々と受けとめていくようにしています。
私ばっかりどうして‥なんて思ったらさらに落ち込むから、絶対に思わないのだ。
省エネなのだ。

そうそう、防寒するのはそんなに大変じゃないけど、
一旦凍えてしまった人を暖めるのは大変らしいですね。
元気‥も同じじゃないかな。
失う前に、予防しよう、おー!




2005_09/20 (tue)

イルと制作。

9月24日は、「白いる★」の発売一周年だそうで、
イルにとっては誕生日のようなもの。とても大切な日らしい。
ので、自分が24年間生きてきた軌跡を歌い綴った曲をwebに載せることで、
お祝いしたいと言い出した。
出来立てほやほやの曲を、2日で完成させたい‥ということだ。

がーん。
だって、シーケンサをLogicに変えたばかりで、
今まで1分で出来ていたことが、1時間かかっている最中。
無理ですよー。
でも、イルは絶対に諦めない人だ。
‥‥‥‥やらねばならないだろう。

前のシーケンサでやればいいのだけど、
ここで諦めたら、きっと一生そのままになってしまう気がするし、
テンションが上がっている今こそが、頑張り時!
このチャンスにLogicをモノにしたい。
けど、だめ、、、やっぱりイライラがピークに達してしまいました。

で、「ねぇねぇ、青木君だったらこういう時、前のシーケンサに戻す?
それとも新しいシーケンサで粘る?」と聞いてみたら、
「僕なら休憩します。イライラしている時に考えても、いい結論は出ませんよ。」って。

相変わらず、彼には、教わってばかりです。




2005_09/19 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

淳君、体調がまた悪そう。
あの細い身体でよく頑張るなぁと思っていたけど、
やっぱり大変なのね。
‥というわけで、最近、健康・美容に関するネタで盛り上がってます。

今日は、お化粧をとると麻呂顔(まゆげがほとんど無い)になる女の子の話。
こんなところで笑い者にされているとは知らず、
少しでも奇麗に見せようと、 一生懸命眉毛を抜いているのだろうなぁ。
うぅ、虚し過ぎる。
オバちゃんの白塗り化粧やまっ赤な口紅も、そういう類なのだろうなぁ。

思わず、我が身をチェックしてしまいましたよぉ。




2005_09/17 (sat)

お月見@海。

家からでも月は見える。
でも、「電線の無い、空気の奇麗な空にのぼる月が見たい。」
という夫に賛同し、長者が崎でフルムーンイブを迎える。
月の光で輝く海も、奇麗な背景を得て輝く月も非常に奇麗で、
わざわざ行って良かったなと思いました。
主役も大事だけど、脇役も背景も大事だね。




2005_09/16 (fri)

劇団スタジオライフ公演「白夜行」観劇。

東野圭吾さんの長編ミステリー小説を、2回にわけて披露するというので、
勇気のある企画だなぁ、大丈夫なのかなぁ、と心配していたのですが、
真逆!
主人公の二人の人生、その二人を取り巻く様々な人々の人生、
時代背景などが全て、すうぅと入ってきて、引き込まれていく‥
よく出来ていました。

20周年記念公演の舞台に立たず、客席で鑑賞する青木君、
劇団の裏仕事もこなしつつ、舞台で一人三役もこなすとびび、
舞台のあっちとこっちで、同じ表情をしていました。
創造・表現活動は大変だよねぃ。
楽しいような、苦しいような‥‥複雑な気持ちなんだろうな。




2005_09/15 (thu)

あらいしゅんすけ君と制作。

コラボレーションの極意って何だろ?
お互いに気に入る‥ためには、相手が何をしたいかを識る必要がある。
じゃ、それをやればいいのかというと、
それは相手がやればいいことだ。
それを識った上で、 自分がそこに何を投じたらいいのか‥
を考えるべきなのかな。
そして、自分の意思を、しっかり相手に伝えることかも。
じゃないと、相手も迷ってしまうものね。

意思と意思をぶつけ合った上で、凹凸の合うところを探ったり、
混ざる色を見つけていけたらいいなー。

でもね、言うのは簡単、やるのは大変。。。
だから、つい、妥協したくなっちゃうのよね。
けど、妥協は作品自体も駄目にしてしまうし、
人間関係をかえって悪くしてしまうと、私は思う。
だから、コラボし始めたらやり遂げなくちゃ〜。




2005_09/14 (wed)

いよいよ Logic Pro

Tsukasaくんと、むねぞーさんこと宗像仁志さんが、
ご親切にLogicの指南に来て下さった。

シーケンサーを「恋人を選ぶように選ぶべき。」
と言った方がいらっしゃいましたが、 その通りかも。
先日tsukasaくんが持ってきてくれた時に一目惚れし、
そのまま後先考えずに注文しちゃった後、
「大丈夫かなぁ。使えるようになるかなぁ。」
と実はかなり不安になっていたのですが、
今日、Logicのヘビーユーザーのむねぞーさんの説明を聞いて、
「やっぱり、間違いなかった。きっと上手くやっていける。」と思えたし、
それより何より、ワクワクドキドキしっぱなし!
間違いなく私をソノ気にさせてくれるシーケンサーだと思います。
私の場合、大体first impressionで選んだものは間違いない。

Logicを通じて、tsukasaくんやむねぞーさんといろいろ話せることも嬉しいことです。
魅力的な人達と話すことが、一番の栄養だものね。

すごく美しい景色に遭遇した時、
死ぬ前にこの景色に遭えて良かった‥‥‥‥と思うけど、
今日は、まさにそんな気持ちになれた日でした。
tsukasaくん、むねぞーさん、ありがとう!!!!!




2005_09/13 (tue)

イルと制作。

イルくんは、無理難題を平気で私に課します。
それがどんなに大変なことか、私が敢えて言わないようにしているから。
せっかく思いついたことを諦める人が多いけど、
それはとても残念なことだものね。
思いを形にするのは確かにとても大変だけど、
彼の考えつくことは、素晴らしいことばかりだし、
それらを諦めること=彼の才能を無駄にしてしまうことだと思うし、
頑張ってやり続ければ出来るようになることを、
身をもって教えたいし‥

イルくんは、よく人の行動を見ています。
きっと、私の姿を見て何かを感じているはず。
その結果、彼が、これから何をどうしていこうとするのか、
とても楽しみです。




2005_09/12 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

楽しい練習でした。が、今日はそれを上回る笑える事件が。。。

娘のRIOが、珍しく不機嫌で帰ってきたので事情を聞いてみると、
自転車ごと改札を通り抜け、ホームで電車を待っていたところ、
反対側のホームに居た駅員さんから
「か、か、か、覚悟はできてるんですか?」と怒鳴られたそうで‥

スゴイ!
花も恥じらうはずの女子大生が、自転車ごと電車に乗っちゃおうという発想。
しかも「誰の子?」という質問に「竹の子。」と答える。
まっすぐ伸び過ぎたのじゃない?
ファンキー過ぎるよぉ。




2005_09/11 (sun)

浜松〜山〜掛川〜浜松〜横浜。

そばの花 フラミンゴ
蕎麦の花とフラミンゴ‥、なにげに似ていませんか?

父母は山が好き。そして、蕎麦や山菜が好き。
ということで、くねくね山道を長野県境までドライブして、
美味しい田舎蕎麦&いろいろを堪能し、
今度は私達に是非見せたいという掛川の花鳥園まで南下し、
一旦浜松へ戻って父母を送り届けてから、また東名高速道路で横浜へ。

1日中運転した果てに、豪雨で全く前が見えない高速道路‥という超恐怖体験を味わうわ、
何もしてないのに、丁度食事時だった鳥達にキーッ、ギャーと突つかれるわで、
鳥とドライブが嫌いになった日でした。
(その後、回復しましたけど。)




2005_09/10 (sat)

父母の顔を見に浜松へ。

どんどん弱っていく父母が、今、一番望んでいることは、
娘・孫達が遊びに来てくれること‥らしい。

行くからには何かしてあげたいと思うと、なかなか腰が上がらなかったけれど、
それならば、とにかく顔だけでも見せに行こう‥と、
娘と二人で訪ねてみたところ、
父母は狂ったように喜んでくれました。
力まず、出来ることからやればいいのね。

遠州灘 遠州灘2
故郷の海は、スケールが大きいの。




2005_09/09 (thu)

イルとまったり。

作業中、腰を伸ばす時に便利かなぁと思って、
お昼寝用布団を購入し防音室に置いてみたら、これが大人気。
イルくんも、これが気に入ったらしく、
「これで適当に休憩しつつ、日記のノルマを果たしてから帰ります!」と。

お互いに居心地の良い関係になったなぁ。
出会った頃は、二人ともピリピリしてて、刺激し合ってばかりだったのに、
今は何時間でも一緒にまったりしていられる。
こんなんでいいのかな?

‥うん、きっとこういう時間もお互いに必要なのよ。
これからまた戦うのだから。




2005_09/08 (thu)

コンソート野ばらの練習〜イルと制作。

野ばらは約二ヶ月ぶりの練習。
なので、ゆっくり助走から‥と思っていたのですが、
10月にレコーディングを再開するので、つい、
最初からヘビーなレッスンをしてしまいました。
疲れただろうなぁ。。。

今日はメンバーの"オメデタ"に沸いていました。
「 ここ(テーブル)に寝かせて、可愛がりながら練習しましょう!」と、
全員、とても嬉しそうでした。
私も赤ちゃんと一緒の練習を、滅茶苦茶楽しみにしています!!


イルとは、新曲の制作&レコーディング。
4〜5曲同時進行しています。
が、その中の、イルのかなりお気に入りの曲のアレンジを、
なぜだかあまりやる気が出なくて困っていたのですが、
今日、その曲のキーを上げ、お芝居風に歌ってもらったら、キターっ!
いい歌詞なの。ジーン。。。
頑張って、もっともっと素敵に聴こえるように頑張るゾ!

それから、11/29のライブの候補曲を書き出してもらい、
どのように表現するかを決めたり、キーを確かめたり。
キーが高すぎて歌えない曲が何曲もあって、、、嗚呼、嗚呼、嗚呼。
この音程のこのベロシティだからハウっていた‥という音色もあるし、
一つのトラックに沢山の素材音を詰め込んで録音してしまった曲もあるので、
作り直しは滅茶苦茶大変なのです。
そして、楽譜も沢山書かなくちゃいけないようですし、新曲のアレンジも沢山あるし。
CD用のアレンジ&レコーディングも、他のプロジェクトもいろいろ同時進行中‥‥
というわけで、秋も大忙しなのね。はぁ。




2005_09/07 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

またまた私の二十代の時の曲をひっぱり出してきて、
しゅんすけ君と一緒に作り直しています。
私の22歳の時の作品にしゅんすけ君(22歳)が詞をつけるというこの企画、
なんかいいのよねぇ、タイムマシーンに乗ったようで、ワクワクする!

なーんて優雅なことを言っている場合じゃなくて、、、
実は、10/10のライブに2曲新曲を足して披露する予定なので、
焦っているのです。
というのも、もう一曲は、私が今作りつつあるオケを聴きながらしゅんすけ君が詞を書いて、
それに私がメロディをつけていくというややこしい行程の曲‥
出来てから練習もしなくちゃいけないし、ひ〜〜。





2005_09/06 (tue)

Still... you turn me onのライブ。

あんなにすっきりした顔で演奏しているtsukasaくんを見たの、
初めてかもしれません。
still...にしか出せない、浮世を忘れさせてくれる重く湿った空気が、
どわーっと押し寄せてきた一曲めで、
「あ、トンネルを抜けたんだな。」と感じました。

jizoさんもchinoちゃんも自分の使命をはっきり認識していて、
自分のセンスや技術の中でstill...に必要なものだけをチョイスし、
それをぎゅっと凝縮して出しているが見て取れました。
相手の要求を読んで、その通り体現するのには、技術も必要だけど、
まずは思い遣りが必要なのよね。
皆、素晴らしい性格の持ち主なんだろうな。

「余計」と感じるものがなく、「足りない」と感じるものもない世界‥
良質をちょっと‥‥は、やっぱり私の理想形だ〜。
いいなぁ、羨ましいなぁ。
多分、こういうユニット、日本では他に無いと思う。





2005_09/05 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの話し合い。

ドイツで男性の言葉の真意を「訳す」辞書が出たそうですね。
買い物時、男性が「それ似合わないよ」と言うのは「高すぎる」という意味、
逆に「それ買いなよ」というのは「もう帰りたい」という催促だそうで、
「どうして私を好きなの?」「今、何考えているの?」などという質問は、
理解不可能なので、決して男性にしてはならないらしい。

うーむ、、、
「今、何考えているの?」は、私がよく吐く言葉ですし、
‥のような類の質問、彼らにいつもいっぱいしているなぁ。
そうか、それで今日も「信用してくれてないんですねっ!」とむくれられたわけね。
でもね、私は、波風立てないことが良いこととは思えない。
とことん本音で話し合い、芯の部分で解り合っていたいもの。





2005_09/04 (sun)

ハイドパークミュージックフェスティバル2005。

禿げようが、白髪になろうが、よいよいになろうが、
雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、スケジュール通りにいかなかろうが、
ロックはロック。
そう、ロックはスピリットなのだー!!!
‥ということを思い出させてもらったフェス。
古き良き時代のロックスピリットを
時代を超えて届けてくれた長老ミュージシャンの皆さんに、
蘇らせてくれてありがとう‥と言いたい。

芝生で寝転んで飲んだり食べたりしながら鑑賞する‥‥はずだったのが、
夫がムーンライダースの面々と出演する頃になると、雷を伴った豪雨。
私も俊輔君も笑いが止まらなくなっちゃったほどずぶ濡れになりながらも頑張って観ていましたが、
おじちゃんおばちゃんファンも、傘をさしたり、裸になったり、シートをかぶったりで、
食い入るようにみていました。
そこに居た全員と握手したい気分でした。

HMF1 HMF2

私達はその後しばらく避難しておりましたが、小降りになったので戻ってみると、
なんと、数千人のお客さんが、まだ残ったままノリノリじゃない!
熱いねぇ、、いいわ〜、こういうの。
というわけで、私もすぐに佐野元春の極上のグルーブでハイテンションに戻り、
秋の虫の声、雨上がりの奇麗な夜空、そしてそして、
細野晴臣の味のあるステージで、何とも言えない懐かしさと「ワビサビ」を味わい‥‥
ドラマティックないいフェスティバルを十二分堪能させて頂いたのでした。





2005_09/03 (sat)

ロブと。

ロブが出張で来日したついでに、遊びに来てくれました。
もしかしたら来年日本に転勤になるかもしれない‥と言うので、
今日は、一緒に居住地候補巡り。
まだ決まってないのにね。あはは。
でも、横浜山手や用賀、田園調布‥、など、
我が家からそんなに遠からずのところに住む可能性大なので、
音楽を一緒に出来るかも!
むふふふふふふ。

ロブ

写真は勝烈庵本店の座敷にある棟方志功の版画とロブ。
いつも思うけど、外国人が入ると、
「普通」だった景色が「日本独特の素敵な景色」に変わる。。。






2005_09/02 (fri)

speaklowのライブ。

昨日、イルにspeaklowのCDを聴かせてあげたら、
「ぜひ、ライブに行ってみたい!」と言うので、 連れて行ってみました。

RIOと行ったり、俊輔君と行ったり‥で、
私はここ半年ほどの全ライブを観ているのですが、
だんだんバックバンドだったバンドが、
まるで「この6人でspeaklowですよ」(speaklowはサトシくんだけ)
のようにまとまってきているし、speaklow色に染まっている!
サトシ君が育てたのだろうなぁ。
素晴らしいことですよね。
そして、観客をもぐいぐい引き込んでいく。
やっぱり、人を巻き込んでいく力‥‥だよねぇ。。。

イルも、楽しそうに踊っていたし、
11/29(tue)に予定している次のライブの参考になったそうで、
やる気満々になっていました。
良かった、良かった。





2005_09/01 (thu)

イルと制作。

いろいろな人の意見を聞くことは大事なことだと思う。
けど、嫉妬だったり、何か都合があったり、その日の気分だったりで、
正直な気持ちを話さない人もいるし、口から出任せを言う人だっている。
だから、鵜呑みにしてはいけないと思う。
なのに、イルは、また、それにとらわれてしまった。。。

彼に、打ち込み=チープな音楽‥だと言った人が居て、
「そう言われたから、自分のCDを自信を持って人に聴かせられなくなった。
だから、今度のアルバムには生演奏の曲も入れたい。」と言う。
私も生演奏は好きだから、それはそれでいいと思う。
けど、その他の部分は、
予算が無いから、仕方なく、私と一緒に打ち込みするつもりなのかと思うと、
とても悲しかった。
悲しい・・というより、すっかりやる気を無くしてしまった。

心を込めて、長い時間を費やし、持てる技術とエネルギーを注いだ打ち込みだってある。
ただただコードをかき鳴らしているだけの生演奏だってある。
その違いを聴き分けられないような奴の言うことなど、
どうして信用するのだろう?
生演奏云々、打ち込み云々ではなく、
どんな人がどんな風に感じて、どう演奏(打ち込み)したか ‥なのになぁ。
それに、打ち込みだけが簡単&ギャラが安い‥というわけではない。
その技術や仕上がりのクウォリティによっては、生演奏よりずっと高い場合もある。
だから、まずは、その曲を思い描いている通りに仕上がるためには、
どの方法を取るのがいいかを考えるべきだよ。
お金をかけたものがいい‥と思うエコノミックアニマルの言うことなど、聞くことはない!

なので「もし、予算も沢山あって、どんなミュージシャンも使ってよくて、
どんな風にCDを出しても良いとしたら、どうする?」と聞いてみたら、
「美織さんと二人でじっくり愛情をかけて作って、それを無料で配りたい。」と。

聴いて下さる方から貴重なお金を頂くからには、
チープだと思われるような作品に仕上げてはならない‥
と彼は思ってしまったらしい。
本当に、異常に、傷つきやすいのね。
もっと自分のやっていることに自信を持ってよぉー。





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