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2006_12/31 (sun)

ニューイヤーズ・イヴ‥なのに。。。

掃除もしないで、料理もしないで、制作。

息抜きに紅白歌合戦をチラ見したら、布袋寅泰さんが出ていました。
優しさと強さ、緊張と脱力、真面目と不良、表と裏、中心と脇‥
全てを上手く使いこなしているなぁと思える人です。
羨ましいなぁ。

今年も年越しはキーボードの前でした。
嬉しいような哀しいような‥。

来年も忙しくなりそうな予感。



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2006_12/30 (sat)

小山田大ちゃんチームと忘年会。

ココは、非常に居心地が良いところです。
ひどい似顔絵を描かれたり、黒い発言をされたりするのにね。

で、 ふと、「皆、言いたいことを言っているのに、不快感がまるで無いのは、
どうしてだろう?」と思ったので、考えてみました。
答えは、簡単でした。
素の良さ、質の良さ、内から溢れ出てくるパワー、本物の優しさ‥‥
そういうのを持っているし、相手のそういうところを認めているからでしょうね。
上っ面じゃないですよね、人の魅力は。
人間性は、滲み出る。。。



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2006_12/29 (fri)

ボウリング大会〜忘年会。

なぜか、弟子くん達の発案でボウリング大会が行われました。
自分の番以外の時はおちゃらけてばかりいるのに、
賞品がかかっていたからか、勝負好きだからか、、、
投げる時になると、皆、超真剣な顔になるので、可笑しかったです。

私は、個人戦は10人中10位。(次は、年齢と女性のハンディを下さいよぉ)
賞品は、「あおきしげとの運転で温泉へ行く券」。
ペア戦は2位で「ボクシングに挑戦する券」。
どっちも嬉しい人には嬉しいのだろうけど、
心臓に悪い系の賞ばかりで、とほほでした。

でも、良い汗をかいて、大笑いして、すっきり!!
毎年恒例行事になるらしいので、密かに特訓しておかなくちゃだわ。



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2006_12/28 (thu)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング〜美容院。

今年最後のレッスンです。
礼位ちゃん、今年は、大飛躍したと思います。
弟子の子達の成長を感じる時、私がどれほど喜んでいるのか、、、
上手く説明出来ないのが残念です。

それから、半年ぶりの美容院へ。
「気ままにやりたかったので」と1人だけで始めたMさんでしたが、
「やっぱりお客様と一対一で接するのは苦痛で」と、スタッフを増やしていました。
「話が途切れると、ドキドキする」って、この間も誰かが言っていたなぁ。
そんなものですかね?
私は、話せと言われたら、どんな人とも、どんなところででも、
いくらでもお話出来るので、そういう悩みは持ったことがないし、
いや、むしろ、快適な暮らしのためには「静寂」が非常に大事だと思っているので、
あえて話さない、音を出さない聞かないようにしていることも多く、、、
なので、賑やかに世間話が行き交ったり、音楽が流れるようになったサロンに、
ちょっと戸惑ったのでした。



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2006_12/27 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

2007年は、俊輔君と、自然をテーマにしたクリエイティブなユニットを結成することにしました。
様々なゲスト(ボーカル、演奏の人、絵を描く人、写真を撮る人、文章を書く人‥‥などなど)
を迎え、 その人達とコラボレートしようというものです。
私達が種を蒔いて育てた野菜を、ゲストの皆さんと一緒に料理して食べる
‥っていう感じですかね。

そのユニットを作るヒントになった写真があります。
今度、re:coverのwebsiteの表紙に使うことにした写真です。

re:cover

太陽、その光、空、自分の手‥‥
どれも、普通に存在するものですが、
こんな風に良いタイミングで重なった時、とっても魅力的なものになる。

きっと、そんなに頑張らなくても、自然体で、無理なく生き続け、
人や自然と良い距離で関わり続けていったら、
こんなことが起こるのじゃないかな。



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2006_12/25 (mon)

クリスマス‥なのに。。。

結局徹夜のまま昼頃まで作業を続け、
昼過ぎ、ヘロヘロになった身体にムチを打ちながら、
ディレクターのところとプロデューサーのところへ、出来上がったCDRを届けに行く。
プロデューサーが、「大丈夫ですか?ちゃんと素敵なクリスマスを過ごせましたか?」って。
25日締め切りなのに?それは無理ですよぉ。‥ったく。

唯一救われたのは、ディレクターの家が、横浜の繁華街近くにあるので、
帰り道、本日最終営業の氷川丸とマリンタワーの有終の美=
とっても素敵にライトアップされている姿を拝めたことです。
すっごく綺麗でした。
横浜はいい町ですよねぇ、やっぱり。



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2006_12/24 (sun)

クリスマス・イヴ‥なのに。。。

作業、作業、作業、作業、料理、作業、食事、作業、作業、作業‥
花の大学生‥の理応と俊輔君が、魅惑的な誘いを全部断って、手伝ってくれました。
皆で頬を叩きながら、順番にメインの椅子に座って、作業&応援。

クリスマス

きっときっと「あれは神様のクリスマスプレゼントだったのだ」と思える日が来るよ。
きっときっと今日の経験が役立つ日が来るよ。



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2006_12/23 (sat)

美由紀ちゃんの歌入れ。

「日本の桜西日本編」は、沖縄の海の映像から始まります。
そして、ブーゲンビリアのような濃いピンク色の桜の映像に移ってゆきます。
その映像を見ていたら「美由紀ちゃんの声が合う!」と思えたので、来てもらいました。

意図をよく汲み取ってくれる美由紀ちゃんが、
「今日は、水になって歌います!」って。さすがです。
そして、その美由紀ちゃんにエールを送りつつ、アドバイスする俊輔君。
私の音楽に人のセンスが加わって進化しつつ、私の音楽が、人と人を繋いでいる。
なんかステキだ。
そうそう、バッキングの音には、イルカの鳴き声が入っています。
欲しいなぁと思う音色を探すのも、制作の醍醐味の一つです。

疲れがピークに達した頃、俊輔君のご両親が
1時間半並んでゲットしたという、今話題沸騰中らしいドーナツを届けてくれました。
おかげで元気回復!

ドーナツ

こうして、いろいろな人やいろいろなモノのおかげで、
私の音楽がどんどん出来上がってゆきます。
皆さんに深謝です。



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2006_12/21 (thu)

コンソート野ばらの練習。

朝の苦手な私にとって、朝9時半からの指導‥というのは、かなり苦痛です。
起きるのは起きられますが、頭が働かない‥
なので、徹夜後、そのまま行く日が増えてきました。
いや、増えたのではなく、ほとんど毎度、徹夜したまま行っているような気がします。
(帰ってからお昼寝出来る日はしていますからね。大丈夫です!)
そうすると、テンションが高いまま、良いアイデアが浮かぶからです。
その昔、某映画監督が、「40度の熱が出た時に、良いアイデアが浮かぶ」と言っていましたが、
そういう感じ、よく分かります。
疲れてドロドロになっている時の方が、自分の頭や口から出ているとは思えないような良いことを、
勝手に口走っているのですよ。不思議です。

最近のヒットアイデアは、野ばらのテーマソングを創る話でしょうか。
ふと思いついたので、一人4小節〜8小節のフレーズを作ってくる宿題を出しました。
それをもとに、皆で吹きつつ、アレンジしつつ、リコーダー4声の曲を作り上げる予定なのです。
素敵でしょう?



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2006_12/20 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

「日本の桜」に入れる「サクラ舞い」のレコーディングや,アレンジ。
今回のシリーズは、なるべくしゅんすけ君につき合ってもらい、
音楽を作る一から十まで、全部を経験してもらっています。

というのは、もうすぐ大学を卒業するのだけど、
きっぱり就職試験を受けなかった‥からです。
なので、今まで潜在能力に訴えかけてきたいろいろを、 実践に移さなければいけません。
もう、「勉強になるよ〜」などど、悠長なことは言ってられません。
これからは、仕事として成立するようなやり方を、していきます!
今までの勉強や経験を生かせるような仕事を、是非、し続けて欲しいので。


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2006_12/19 (tue)

イル・ライブ@原宿JET ROBOT。

初めて観客として、イルのライブを観ました。
ショックでした。「音楽」には聴こえなかったので‥。
というと語弊があるかもしれませんね。
少なくとも、私の目指している「音楽」ではなかった‥ってことです。
そして、神々しいはずの、唯一無二のはずのイルが、
普通の男の子に見えました。

どうしてでしょう?

多分、環境のせいが大きかったと思います。
けど、もっと根本的なところで、
目指す方向が違ってきているのだろうなぁと思えるふしもありました。
今後の大きな課題‥かもしれません。
イル君にとっても、私にとっても。


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2006_12/18 (mon)

イル君と制作。

明日、ライブだというのに、二人で話し込んでしまいました。
でも、良かったと思う。イル君の魅力を引き出せているなぁ‥と実感出来たもの。

イル君は、まだ、自分の魅力を人にアピール出来てないと思うのです。
私に話すように、ライブで話したり歌ったりしたら、素敵だと思うのにな。
スルメのように、噛めば噛むほど味が出てくる人ですよ、本当に。

さて、「日本の桜」の音楽は、映像に貼付けて何度も吟味してみました‥というTプロデューサーから、
この曲は合わないので変えて下さいとか、分かりやすくして下さいとか、サイズを変えて下さいとかの
注文が来ました。いやー、本当に丁寧に作る人です。ステキです!

けど、演奏・編集・ミックスと平行して、一から作らなくてはいけない曲も出てきたので、大騒動です。
締め切りに間に合うのかなぁ。。。間に合わないだろうなぁ。。。
でも、リフレッシュしないと、何も浮かびませんよ、もう。
あー、温泉に行きたい。ベッドでぐっすり寝てみたい。。。



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2006_12/16 (sat)

長広俊哉さんのレコーディング〜私の思い。

本日24歳になった長広さんが、ギターを弾きにきました。
これからギタリストとして活動していきたいとのことなので、
門出と誕生日を祝って、お仕事をプレゼントしたのです。

相変わらずセンスは良いし、上手いです。でも、ちょっと時間がかかり過ぎかな。
それから、「こんなのはどうでしょう?」「こっちは?」というようなサービス精神が、
まだ旺盛じゃないのです。プロは、とりあえず皆、すごくサービス精神が旺盛ですからね。
その辺りを改良したら、良いギタリストになると思いました。頑張って欲しいです。


さて、そのサービス精神ですが、どうしてサービス精神が必要か‥というと、
芸術・エンターテイメントの類いは、より良く、もっと良く‥という気持ちがなければ、
成立しないと思うからです。
例えば、

大量生産された安物の器でも十分食べられると思います。
でも、食べる時にワクワクしないし、食べ物が美味そうに見えない‥

お手軽に作った音楽で、、、楽しく踊れるとは思います。ハイになるかもしれません。
でも、生きている喜びを感じないし、胸がキュンとならない‥

薄い関係でお手軽に人と繋がっていたら、トラブルは少ないかもしれません。
でも、温かい気持ちにはなれないし、心の支えにもなり合えない‥

より良く‥と思うことが、プラスαを産み、そこに出来たゆとりで、人々の情緒が豊かになる。
殺伐とした世の中に注ぐ潤滑油のようなものでしょうかね。
でも、確かに、その一方で、面倒だし、お金もかかるし、時間もかかるので、
そんなことは必要はないと言う人も居るでしょう。
それはそれでその人の生き方だからいいと思います。

けど、私は、やっぱり、食べ物が美味しそうに見えるお皿で、
一生懸命作ったお料理を差し出して、家族や友をワクワクさせたいと思うし、
全身全霊で作り上げた音楽や面白い話で、人々を笑顔にさせたいし、
友人とは直に会って、NoもYesもはっきり言い合って、中心から繋がっていたいのです。
だから、その努力は惜しんでいないし、これからも全く惜しまないつもりです。
けど、時間にも資金にも体力にも限りがあるし、私だってたまにはラクしたい。。。

実は、今日、
そんな複雑な思いの狭間でなんとか頑張っていることを、
わかって貰えてなかったんだ‥と思える事件が起こってしまったのでした。
悲しかった‥‥。



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2006_12/15 (fri)

イル君と制作。

19日の原宿JET ROBOTでのライブの準備。
まずは、今、彼が一番ノって歌えるらしい「美しい業。」という曲のコーラス入れを。
「僕の云うことが、信用されるように、僕は、もっと、強くなりたい。」
という歌詞がスゴく、スゴく響いてきます。
自分の言ったことに対して頭を傾げられると、つい、ひるんでしまうものね。
でも、信念だけは曲げちゃいけないのよ。絶対に。。。

そうそう、脳は、抵抗のあることでも、繰り返し繰り返し読み上げることで、
自分自身にとってそれが真実に変わるという傾向があるらしいですね。
だから、イル君のように、大声で信念を歌い続けていることは、とても良いことだと思います。
「思っている」だけじゃなくて、それを詩にして、歌って、実現してゆく‥
自作詞の人の強みですね!

オケも10/12のライブ用<12/2のライブ用<12/19のライブ用と、どんどん進化させてきました。
12/19のライブは、「強く」自信に満ちあふれたバージョンでお送り致します。



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2006_12/14 (thu)

コンソート野ばらの練習+忘年会〜七川礼位ちゃんのレコーディング。

野ばらでは、今、「Fun for four recorders」 をやっています。
その名の通り、リコーダーの特徴をよくとらえてある良いアレンジだなぁと思います。
これを丁寧に練習したら、アンサンブル力もリコーダーの技術も、すごく上がるでしょうね。
けど、そういう結果を出せるのは、音を出す、のではなく奏でてこそ‥だと思います。
楽譜通りに音を出して、その音が重なったとしても、そこにプラスαがないと、、、
花を挿すことと生けることが違うように‥‥。

練習終了後、ちょっと早い忘年会が開かれました。
野ばらには、笑顔が一杯です。
でも、それは、能天気な少女のような笑顔ではなく、いろいろを経たからこそ得た大人の笑顔‥。
その笑顔を見ながら「皆さんに出会えて良かったなぁ。いつもありがとう。」と密かに思っていたのに、
逆にお礼を言われ、お花をプレゼントされちゃいました。

シクラメン

こんな風に、寄り添い助け合いながら花を咲かせるグループ、
こんな風に、家の雰囲気を和らげ、彩りを添える人であり続けたいですよねー。


その後、礼位ちゃんのレコーディング。
出来上がったばかりのクリスマスソングを録音して、
ライブに来て下さった皆さんにプレゼントするのですって。
素敵だなぁと思った企画なので、私も心を込めて、精一杯の協力をさせてもらいました。



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2006_12/13 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

「日本の桜」の作・編曲が出来上がり、絵にタイムも合わせた‥
ので、今度は、演奏とミックスダウンを頑張っています。
普通なら何人もの人が担当して作り上げていく過程を、ほとんど一人でやっているので、
本当にキツいです。早く俊輔君や理応に、本格的に参加してもらえるようになるといいなー。

というわけで、修行も兼ねて、しゅんすけ君と理応に手伝ってもらっているのですが、
説明する元気など無い時もあるし、自分でやってしまった方が数倍速いし、
なかなか思うようにやってくれないとイライラするし‥
「あー、自分でやっちゃいたいわ!」と思う気持ちと戦っております。
育てるということは、本当に大変なことですねぇ。

さて、今日は、エンディングに採用した俊輔君作曲の「サクラ舞い」のコーラス入れです。
re:cover編とは違ったゆったりとしたシンプルなアレンジに変え、
メロディとハモは、リコーダーで入れてみました。
新しいアレンジも気に入ってくれたようなので、良かった、良かった。



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2006_12/11 (mon)

ダリ展〜speaklowのライブ〜ディレクターのところへ音源を届ける。

今日までで作曲の作業は終わり‥のはずでした。が、娘に託した一曲が未完のまま‥
なんということだ!
映像チームとの連携で創っているので、多大な迷惑をおかけしてしまう‥。
ダメだよ、次からは「確実」を死守してもらいたいものです。
で、勿論、プロデューサーにすぐお詫びの連絡を入れたのですが、
あまりの紳士ぶりに、涙が出そうになりました。
「良い作品が出来た方が嬉しいので、大丈夫ですよ。
さぞかしきつかったのでしょうね。 お身体大丈夫ですか?」
非常に丁寧に温かい作品を作っているチームだけあります。
そこに自分を加えてもらったこと‥、改めて嬉しいなぁと思えました。

そして、一睡もしないまま、上野のダリ回顧展へ。
くだらない展覧会だったら、そこで倒れていたと思う体調&環境(超混み)でした。
が、さすがです。ダリの本物は、とんでもなく素晴らしくて、、じっくり鑑賞。
ダリほど、本物とレプリカの違いがある人は居ないのじゃないでしょうかね。
もうもう本当に沢山のことを感じさせてもらいました。

ダリのように、独特の精神世界を持っている人は少なくないと思います。
けど、それを実際に形に表せている人は少ないですよね。
そのためには、知性も、シンボライズも、技術も、根気も必要だもの。

制作中のこの時期に観て良かったです。私の精神世界などは陳腐なものですが、
それでも、それを丁寧に愛情を込めて表せたら、素敵だろうなぁと思えましたから。
よし、頑張って良い作品を完成させよう!

それから徒歩で秋葉原〜神田の風情のあるお店でほっと一息ついてから、表参道へ。
東京を代表する様々な町も、それぞれ「世界」があって良いですね。

そして、訳あってどうしても外せなかった、speaklowのライブへ。
今日は、ギターのイッフィーさんの細かいアプローチの仕方に感心しました。
全曲暗譜にもびっくり。向き合い方の素敵な人ですね。

そして、家にたどり着いた深夜、映像ディレクターのお宅までCDを届けにゆく。
誠意を見せたかったので‥
けど、気絶寸前。生きた心地はしていませんでした。



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2006_12/10 (sun)

作品作りの相棒。

自分の作品に他の人の手が加わると、より良くなります。
でも、それは、相手が私の作品作りの肝を理解してくれている時、
その人にアイデアを提供したいと思う意思がある時、
「あ・うん」の呼吸でアプローチしてくる時に限られるような気がします。
そういうことを考えると、やっぱりスタジオミュージシャンは、凄いなぁ‥と、
改めて感心してしまいます。ほんの数十分の間に、全てクリアしますからねー。

今日は、夫にフルートを入れてもらいました。
夫も数多くのレコーディングに参加してきた人なので、その辺りが素晴らしかったです。
こちらの要求を口で説明しなくても、音楽から聞き取ってくれるのです。
ミュージシャンは、技術の提供をする人ではないと思います。
だから「この音楽にどうアプローチしよう」と考えられる人だけが、残っているのでしょうね。

そして、締め切り前日の、一分も惜しい今日、父母が急遽やってきました。
美味しいりんごを貰ったから届けにきた‥と。
嬉しいのだけど。。。



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2006_12/09 (sat)

クリエーターズ・ハイ。

制作し続けてしていると、神経が高ぶったままになり、感情の起伏が大きくなります。
耳が研ぎすまされ、全ての音がクリアに聴こえてくるし、
音程のわずかな違い、リズムのわずかな狂いも分かるようになってきます。
見えないはずの光や景色も見えてきます。

この境地に届くまでには、すごい集中力が必要なのだけど、
何かを外から摂取して‥ではなく、
自分からわき起こってきてそうなっているのが、本当に気持ち良いのです。
「全身全霊で放出している」快感は、何にも勝ります。
生きている喜びを感じます。
根っからの創作好きなのでしょうね。

その副産物の作品が、20曲近く溜まりました。あと少し!
苦しいけど、幸せな日々‥‥



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2006_12/08 (fri)

礼位ちゃんのレッスン〜夫の誕生会。

締め切りがきつく、スタジオに籠って24時間態勢中につき、
体調も悪く、時間も無いので、本日の人間ドックをキャンセル。
でも、レッスンや誕生会はキャンセルしたくないので、頑張る。。。

礼位ちゃんとは、明後日、初歌いする新曲=クリスマスの曲を練習。
丁度伴奏担当の理応が家に居たので、3人で相談しながら創り上げました。
ほんのちょっとの工夫の積み重ねで、どんどん曲が良くなっていく‥
コードが鳴っていれば歌えるのでしょうが、そういうの、私は音楽じゃないと思っているので、
ピアノだけで歌う時も、こういう工夫を惜しまないで欲しいなと思う。

そして、一日遅れの夫の誕生会。
もう20年も、こうして祝ってきたのだなぁとしみじみ。

ナビ サザンカ

疲れて帰った時に、玄関にいるナビちゃんの顔を見てほっとしたり、
部屋からは見えないところにひっそり咲いているサザンカの花に、ふとした時に癒されたり‥
私も、そういう存在になれたらいいなぁと思ってきたのですけど、
逆さまになっちゃったような、気が、しない、、でもないです。



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2006_12/06 (wed)

俊輔君と制作。

ソレイユのライブを経て、re:coverの方向性を修正することにしました。
今まで私がほとんどやってきたトラックメーキングを、俊輔君にも受け持ってもらい、
彼に、ボーカリストというより、クリエイターになって貰おうと思うのです。

というわけで、今、私が作業している仕事にも参加してもらおうと、作曲の宿題を出しておきました。
メロディラインだけではなく、ちゃんとコードもつけてきなさい‥と。
そしたら、不思議系の可愛らしい曲を作ってきてくれたのですが、それが、どこかで聴いたことがある‥
で、5日位前に自分で作った曲を聴き直してみたら、なんと、その曲とウリ二つだったのです。
勿論、その曲は誰にもまだ聴かせてなかったので、偶然の一致です!
びっくり。。。娘に両方聴かせたら「同じ曲に聴こえる。」って。
俊輔君とは、持ち物とか、着る物とか、考えていることとか、が、よくかぶるのですよね。



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2006_12/04 (mon)

イルと制作。

19日の原宿でのライブは、「自立ライブ」です!
いつものようなワンマンライブではなく、イル・チームは出演しません。
お客さんの至近距離にあるちっちゃなステージで、
ほとんどの曲をカラオケで一人で歌います。(レノン君がギターで2曲参加しますが)
「僕なら、魚の釣り方を教える」というマネージャーからの愛の試練ですから、
なるべく一人で頑張ってもらおうと思っています。
でも、突き放すのではなく、見守る姿勢を私は取るつもりです。
ももさんから「存在の意味」を教えてもらいましたからね。



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2006_12/03 (sun)

ヒュー・パジャム。

私が、スティングより尊敬している、ということは、世界一尊敬している男性、
ヒュー・パジャムの記事を発見しました。
もうもうもうもうもう、大感激。

ヒュー・パジャムは、エンジニア&プロデューサーなのですが、
最近、作品をあまり聴かないな‥と思っていたら、若者を育てていたのですよ。
その理由がね、自分が作品を生むことも大事だけど、
自分と同じ手法、考え方で作品を生んでくれる人を育てておかないと、
自分の考えは自分が死んだら死んでしまう‥ということなのです。
そう、知識じゃなくて考え方、道具じゃなくて手法、作品じゃなくて人が肝、だという考え。
そして、そういうことは、今、認められることが大事なのじゃなくて、
後世に遺す‥ことが大事だと思っている。
具体的には、 録音はアナログ主義。編集はデジタルで確実に。
音には色も温度も鮮度もあるので、作品は、とにかく丁寧に仕上げる。
真空管の音が好き。
音楽は広がり+奥行きで生きてくる‥という考え。
そうなのです、私とそっくり。
ま、私が、ヒューパジャムの創り出す音を聴いて、影響を受けて、そうなったのですけど……ね。

そうそう、この間、イル君と俊輔君が、「僕ね、美織さんの考え方を引き継いでいきたいのです」
と言ってくれました。めちゃめちゃ嬉しいです。
この二人が、今度は誰に引き継いでいってくれるのだろう‥‥と思うと、
わくわくして眠れないくらいです。



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2006_12/02 (sat)

絆ライブ@ソレイユの丘。

絆‥?!幹事のイル君がこのライブを、そう命名した時、
やっぱり彼のセンスは不思議だなぁと思いました。
不思議というより、理解不能だと言っても過言ではなかった‥かな。
だって、ソレイユと絆って、全然結びつかないもの。
でも、終わってみれば、その通り「絆」を深めたライブになりました。


冷たい強風に煽られ、凍えそうな中、ちょっと手厳しいお客さまからお叱りの言葉を浴び、
みんな泣きそうになりながら、ライブは始まりました。
全ての出演者が不安定な精神状態の中、必死で準備してきたライブなのに‥‥
これが神様の言う「試練」というヤツですかねぇ。
でも、逆境だったからこそ、メンバー全員がそれぞれを気遣って、支えて‥
イル君のいう絆が深まり、結果、温かい気持ち、ほっとする気持ちを得た‥と、
全員が感想を述べてくれた、良いライブになりました。
勿論、動揺やら寒さやら緊張やらで、全員、歌はダメダメで、
極寒の中、見守って下さっていたお客様には申し訳なかったけれど、
だからこそ「次は必ず良いものをお見せしたい‥」とメンバー一同思ったようなので、
どうぞ大目にみてやって下さいませ。


個人的には、客席で楽しそうに聴いてくれている和歌山の友人ももさん似の人が、
実は本物‥と分かった時、激震でした。
嬉しくて、ほっとして、、、鍵盤が見えなくなるほど、ウルウルでした。
若者達を支えきれるのか、自信を失いかけていたところだったので‥ね、特に。
見守る‥って素敵なことだな‥と、改めて教えられましたよ。
そして、うーん、なんか上手い表現がみつからないけど、
「存在の意味」みたいなことを考えさせられました。
そこに居る人の存在が、どれだけ大きな意味を持っているか‥ってこと。
だって、ももさんや、寒い中来て下さったお客さま達の存在のおかげで、全員が再奮起したもの。
練習することより、アドバイスを聞くことより、大事なものなのかもしれません。深謝!!

その後、イル君の誕生会。出会ってから4回め。光陰矢の如し。。。



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2006_12/01 (fri)

日記。

今日、出会った人に‥
今日、食べたもの、読んだもの、見たもの、聴いたものに‥
私は日々成長させて貰っています。
なので、日記は、そのことを忘れないために、書き綴っています。
それと共に、自分の頑張り‥のバロメーターにもしています。
ここまでは頑張れるだろう、これ以上は無理だろう‥
を、客観的に判断する材料にしているのです。
そして、私の考え方ややり方に、賛同してくれる人や、
私もやってみようかな、とか、美織さんと会いたいな、おしゃべりしたいな‥
と思ってくれる人が居てくれるといいなぁという密かな期待を込めて、
公開しています。

と、書いたのにも理由があって、、、
実は、これから溜め込んだ半月分を頑張って書こうとしているところなのです。
うぉおおぉぉおおぉおぉぉおぉぉー。 ←気合い。





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