2006_04/30 (sun)

ムーンライダース30周年記念コンサート@日比谷野外音楽堂。

また、夫が、フルートでほとんどフル出演させて頂いた。
光栄‥としか言い様がないです。
そして、こういう魅力的なバンドが30周年を迎えたこと、心から嬉しいなと思いました。

さえ子さんに連れられてムーンライダースのスタジオに行ったのは、まだ、私が大学生の頃。
すごく個性的で上手いバンドだなぁと感動した記憶があります。
その後、CMの曲を歌わせてもらったり、ソロアルバムのコーラスをやらせてもらって、
昔、ディレクターをやっていました‥という夫に出会って、
メンバーのくじらさんや事務所の社長さんや幸宏さんが入っていた釣りクラブに入って、
自分がディレクターになってからは、博文さんや良明さんやかしぶちさんと頻繁に仕事をすることになって‥
と、結構、私の歴史の中でも、大きな存在のグループなのです。
そして、ゲストで出ていらっしゃった方々やお客さんにも古くからの知り合いが多く、、、
今日は、「美織」「美織ちゃん」と呼ばれることが多かったなぁ。

古い曲から新しい曲‥‥を聴きながら「歴史」 を感じた日でした。





2006_04/29 (sat)

イルと制作。

5/7のライブのためのアレンジ等。
構成を聞かせてもらったら、全曲を順番に聴いていくと、
今の彼の心境がよく分かるストーリーになっている。
そして、それにマッチした音が加わると、映画を観ているような世界が、
観客の心に中に広がるはず‥だ。
なので、その世界にぴったりくる音を、私は必死で紡いでいます。
「音楽」という域は越えないように‥、けど、
彼の思い描いている世界に一歩でも近づくため、既成概念を取っ払って、
新しい気持ち、新しい形、新しい作り方で、頑張っています。

イルに出会って、イルの世界に加えてもらい、
今まで動いてなかった細胞が動き始め、分裂し始め、五感も冴えてきました。
今、私は、どんどん成長している。





2006_04/28 (fri)

電脳歌劇団synapse magic(七川礼位ちゃん)のライブ。

RIOが、コーラス・キーボード・ギターで参加させてもらうことになったので、
忙しい中、渋谷まで二往復して荷物運びを手伝ってあげたら、
「ありがと。でも、次はもうしないでね。」って。
まま、そうですよね。私は甘いのだろうなぁ。
そして、親切の押し売りを頻繁にしてしまっているのだろうなぁ。しくしく。

ライブは、礼位ちゃんも、きちっといろいろなことをこなしていたし、
RIOも、いい絡み方をしていて、なかなかに面白いものでした。
ライブといっても、台本があっての演劇+お笑い+ダンス+音楽‥
という総合エンターテイメント。新しいです!
今後の動向が楽しみですね。





2006_04/27 (thu)

イルと制作。

最近、料理に目覚めたイルくん、
ウチで習った料理を家ですぐ復習、要するに、二日同じものを食べているらしい。
適当に分かった気にならないで、確実に身体で覚えていく‥
彼らしい。

re:coverの二人も料理好きなのですが、
皆、それぞれ、特徴がある作り方をするので面白いです。
イルくんは、最初に手順を教えてあげると、それを頭にインプットして、
それから、使った器具を片付けながら、テンポ良く、全ての行程を流れるようにこなしてゆく。
淳君は、「次は何をしましょうか?」と、常に人のために尽くそうとします。
奇麗に切ったり、盛りつけたり、奇麗に片付けたり‥、見かけにこだわるのも特徴。
しゅんすけ君は、逆に、味付けや食感にこだわります。
こだわり過ぎて失敗する時もあるし、時間もかかりますが、確かにどんどん美味しくなっていく。
創意工夫が、彼のテーマなのでしょうね。

そうなのです、全員、音楽への向き合い方と酷似。あはは。





2006_04/26 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

イルライブの準備で、とにかく私は忙しい。
半カラオケ+生楽器という演奏スタイルにしたため、両方の準備が必要になり、
さらに、今回は、コーラスアレンジと指導も加わったので、てんやわんや。
けど、どれも簡単に済ましてしまおうと思えば、そう出来なくもない。
疲れてくると、頻繁に「適当でいいのじゃない?」という
悪魔のささやきが聞こえてくるのだが、それより大きな声で、しゅんすけ君が
「このアレンジ、カッコいい〜。」と言い続けて、
そして、その手伝いをしようとしてくれるおかげで、
なんとか思い留まっています。





2006_04/24 (mon)

re:coverの練習。

イルに、5/7ライブにコーラスで参加して欲しいと言われたので、
re:coverの試聴用レコーディングを休止して、コーラスの特訓開始。

コーラスは、歌ではありますが、楽器感覚でボーカルを支えなければならないので、
バランス、音色、フレージング、音程の取り方等、主メロを歌うより難しいと思う。
だからこそ良い練習になると思うので、二人とも張り切ってマス。





2006_04/23 (sun)

イルと制作。

朝、激痛&吐き気→意識が遠のき→気絶‥という例のコース。
いつもよりさらに激しい痛みで、今回は「このまま死ぬのだろうなぁ」と思えました。
疲れてくると襲ってくるこの原因不明の腹痛を、なんとかしたいなぁ。
でも、こういう風に弱った時は、
人の優しさが身にしみるので、それはそれでいいものです。
同じく満身創痍なのに労ってくれたイルくん、ありがと。

さて、淳君の「愛し方が濃過ぎると、ひかれませんか?」
という質問をイルくんにしてみました。
「それは、濃過ぎるのじゃなくて、まだ中途半端=自分に欲がある時ですよ。
もっと突き抜けないとぉー。」って。
自己犠牲、無償の愛‥ですか。ほぉ。





2006_04/22 (sat)

姉と久しぶりに話す。

自他共に認める、外見も性格も趣味も全く似てない姉妹‥
同じお腹から生まれて、同じ環境で、同じように育てられたのに、
どうしてこんなに違うのだろう?
不思議です。

さて、今日は、我が娘が、教習所に30万円近く納めたにも関わらず、
免許を取り損なってしまった事件について。

能天気な私は、娘が免許取得を放棄したことを、
「もしかしたら事故を起こして人様に迷惑をかけていたかもしれない運命を、
神さまが、きっと変えてくれたに違いない。」と感じたので、
「そうならずに済んで良かったわぁ。」と話したら、
姉は、「どうして、そんな呑気なことを言ってられるの?
父親が大変な思いをして働いて得たお金でしょ?
お金の価値を教える意味でも、それはちゃんと叱るべきだよ。」と。

叱る?
うーん、 娘は、ぐうたらで大金をドブに捨てたわけではない‥のに?
確かに見通しが甘かった‥ということは、大いに反省してもらうべきですが、
教習所より友達との約束、教習所より大学の勉強‥等、
今、やらなければいけないことを優先したわけで、
「とりあえず‥」「勿体ないから‥」という思想で、免許に固執しなかったことは、
むしろ褒めてあげたいくらいなのになぁ。

それに、お金の価値観て、その人その人で違うと思う。
私は、お金そのものや物より、知識や技術や経験=自分の身の中に宿るものの方が魅力的なので、
「使われないかもしれない免許」「凶器となるかもしれない免許」を得るために使った30万円より、
本当に自分に大切なものをチョイスするための勉強代として使った30万円の方が許せるのだ。
必要以上のお金や物は、自分のやる気を殺ぐので、むしろ、害だと思っていますしね。

それに、お金を儲けるために必死で働く‥というのは、虚しいなぁ。
労働から得られる達成感や感動や喜びや知識や技術や経験が欲しくて一生懸命働いていたら、
「なんと、そのご褒美をもらえた!」と、 私は、思いたいです。
そう、お金は、いつでも「おまけ」であって欲しいし、
次にやることの「触媒」であって欲しいのです。





2006_04/21 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング〜斎藤ネコカルテットのライヴ。

28日のライヴ前の最後の練習。
礼位ちゃん、歌、上手いですよー。そして、本当に可愛いです。
写真より断然実物の方がいいです。
見てるだけで幸せになれます。
ライヴでは、私の作ったオケも使われますし、
娘のRIOがギター、キーボード、コーラスで出演しますので、ぜひ!

夜は、上京した姉を連れて吉祥寺のネコかるライヴへ。
やっと行けた‥というか、半年ぶりで、やっっっとネコさんに会えましたー。はぁー。

ライヴは、相変わらず。
楽しそうに音楽を奏でては、合間に飲み、吸い、喋り、笑う。
機能的でもあり、可愛くもあり、ふざけているようでもあるキティの作務衣が妙に似合ってる。
やっぱりいいな、ネコさんも、栄田さんも、山田さんも、藤森さんも。
やりたいことを生き生きとやっていて。

流れで、難易度の高いインプロビゼーションが続くことになったのだけど、
ネコかる初体験の姉もかなーり楽しめた様子。
やっぱり、行き着いた方々の演奏には、人を納得させちゃうオーラがあるのでしょうね。
知ってる曲だからとか、テンションがあるとかないとか、
分かりにくいとか分かりやすいとか、そんなことは関係ないのだろうな。
人のパワーに尽きる!





2006_04/20 (thu)

コンソート野ばらのCD完成&鑑賞〜練習。

ついに出来上がりました!「2005年野ばらのアルバム」
「CDの完成を心待ちする気持ちが分かるから。」と、
しゅんすけ君が朝までジャケットを作ってくれたおかげです。深謝。


メンバー による切り絵。ちなみに前作は、水彩でした。次は何になるのかな?

出来立てほやほやのCDを持っていったら、皆、とても喜んでくれ、
早速事務所からラジカセを借りてきて下さった。
丁度、狙ったかのように赤ちゃんの顔を見せに来てくれたお休み中のNさんも加わり、
野ばらフルメンバー12人で、全10曲を試聴。

あちらからもこちらからも、すすり泣く声‥
聞き終わってから頂戴した私への感謝の声‥
なんという幸せなひとときだったことでしょう。

一生懸命やったことの結果が出なくて、モヤモヤする時もあるけど、
こんな風に、私の生きてきた道全てがバラ色に塗り替えられる時もある。
悲しかったことも、苦しかったことも、全部帳消しにしてもらえる。
感動って素晴らしい。野ばらの皆さん、ありがとう!





2006_04/19 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

re:coverの曲の中で「サクラ舞い」の評判がとても高い。
この曲は、しゅんすけ君が作詞・作曲して、私がアレンジしたものなのですが、
ピアノ1本で演奏しても、バンドで演奏しても、リコーダーと演奏しても評判が良かったので、
間違いなく、曲そのものが良いのだと思う。
じゃ、あなたもこういう曲をre:coverに書いてあげたらいいのに‥と思われるでしょうが、
そこが難しいところで、プライドが許さないのです。
やっぱりね、長くやってると、捻りのあるもの、熟成されたものを生み出したくなる。
初々しく若々しく素直な感性は、もはや、私にはないのです。

それに、普段着で、清々しい歌をギターやピアノの弾き語りで歌う歌手は万と居るので、
プロとして生きていくには激戦区であること、
そして、その中からクリエーターとして残る人が少ないという現状を知っているから、
つい、親心で、ひと捻り‥して&させてしまうのよね。

しゅんすけ君に一番合っていることは何だろう?
能力を最大限引き出し、幸せにしてあげられる方法は何だろう?
‥と思い悩む日々。





2006_04/18 (tue)

イルとRobと制作。

Robが、「明日帰るので、今日、会えませんか?」と言ってきたので、
「今日は、イルの制作日なので、もし良かったら、
パーカッションを叩きに来てもらえませんか?」
と頼むと、喜び勇んで来て下さった。

まずは、スキヤキを食しながら、ニュージーランド話で盛り上がる。
イル君、高校の時、ニュージーランドに短期留学していたので、
「左に高速道路、後ろに山があって‥‥」と話し始めると、
「ああ、○○高校ですね。男子校だったでしょ?」と、超ローカルな話題に突入。
「その時、すれ違っていたかもしれませんねー。」って。
あはは〜、縁て面白い。

それから、こだわりのドラムプログラミングとパーカッションを入れてもらい、
25時半頃終了。が、送っていこうとすると、
「じゃ、次は‥」と、もう1曲めの用意を始めるRob。ひぃ〜。
しかも、手抜きどころか、さらなるこだわり&集中力で、
休憩なしで、28時半までですよ!
エネルギッシュで通っている私とイルくんも真っ青になった前向きぶりでした。
でも、おかげさまで、とっても良いオケが出来ました。深謝!
Robにはまたすぐ会えるけど、Justineとは、なかなか会えないと思ったら、
別れる時、うるうる‥でした。
わざわざ日本に来て、、、ウチのお茶碗をよく洗ってくれてました。
可愛い子だったなぁ。





2006_04/17 (mon)

re:coverのレコーディング。

今日から、しばらくレコーディング。
ストック曲全ての歌入れをして、デモCDを作ったり、
皆さんにネットで試聴してもらえるようにしようと思っています。
乞う御期待!

さて、終わって片付けをしていると、鬱状態からなんとか脱出した淳君が、ポツンと、
「自分の居場所を無くしたように感じてるのですよ。」と言うではないか。
「ああ、やっぱり。」と思ったので、二人でしばし話すことにしました。

淳君は遠慮っぽいので、人から差し出されないと居場所を持てない人のようです。
でも、居場所は、自分で獲得するものだし、
「好き」という気持ちは、何にも勝るエネルギーを生むと私は思うので、
「愛されようと思わないで、いろいろなヒト、モノ、コトを、一生懸命愛せば解決するのじゃない? 」
と言うと、
「でも、愛し方が濃過ぎると、ストーカーみたいに、人に迷惑がられるじゃないですか。」って。
なるほどね、愛されたい以上に、嫌われたくない‥らしい。
とっても素敵な青年なのに、消極的なんだなぁ。
失敗したら修正すればいいし、嫌がられたらやめればいいし、喜んでくれたら突き進めばいい‥
加減は、 体験・経験からしか学べないものだと思う。
考えるのはやめて、まずは、身体の赴くまま、心の赴くままに動いてみたらいいよ。





2006_04/16 (sun)

ドラムを返しにいく。

起きたら12時過ぎでした。
相当疲れが溜まっているのでしょうね。

掃除機の音が轟いている‥と思ったら、
楽器全部に付着した砂を、夫としゅんすけ君が綺麗に掃除してくれていました。
今回も、この二人が良く働いてくれたおかげでした。深謝。

で、↓が、ドラムレンタルのnashの店内です。
いろいろなところに気を遣ってて、すっごく面白いところでしたよ。







2006_04/15 (sat)

re:coverソレイユの丘ライヴ。

re:cover=あらいしゅんすけ、佐藤淳、
ゲスト:イル、石飛幸治、斎藤レノン、堀内美由紀
Rob Mayo(Dr)、長弘俊哉(Gr)、朝倉 樹(B)、國吉良一(Key)、
國吉静治(Fl) 、國吉美織(Key)、國吉理応(Key)、藤田制(Perc)

全く違ったところで活動している人が集まってきて、音楽という共通言語で会話する。
初めは、通じないことだらけ。けど、何とか分かり合おうとして、
もっと喋ってよ‥と、どんどん仕掛け合って、反応が返ってくるようになる。
だから、前日リハより当日リハが良くて、リハより本番一回目の方がさらに良くて、
一回目より二回目の方が、さらにさらに良くなる。
アンサンブルは、育ってゆくところが素晴らしいなといつも思います。
これだけの才能とエネルギーの集まり‥が素敵なのではなく、
これだけの人が一つになろうと努力して結集する音、だから、素敵なのよね。

何度となくロブと目が合って、笑い合って‥
ああ、ロブや義兄と一緒に演奏しているんだなぁと感動したり、
若者達が一生懸命演っている姿を見遣って、
「よしよし、頑張ってるね。応援しているからねー。」とエールを送る。
寒風&砂嵐だけじゃなく、いろいろな苦労が沢山ありました。
けど、あぁ、やって本当に良かったなぁと心底思えるライヴでした。

その後、我が家にて、メンバー全員+ジャスティン計15名で打ち上げ。
シメは、とびびの妙技で、しゅんすけ君の散髪ショー。
が、弘法も筆の誤りなのか、わざとなのか‥、とにかく、超ナイスな失敗。
裕次郎カット?!アイパー?!テクノカット?!っていうか、左右対称じゃないよ。
あはははははははははははははははは〜。
最後まで残ったいつものメンバー、とびび、イル、淳(この事件で完全復帰)、リオ、ミオリは、
「 お腹どころか背中まで痛いよぉ〜。たすけてぇ〜〜。」と、涙を流し、
しゅんすけ君一人が↓鬱になったのでした。ぷぷぷ。







2006_04/14 (fri)

re:coverライヴのリハ@自由が丘。

その前に、ドラムをレンタルする。
キーボード2台とドラムフルセットとベースで、 ワゴン車の荷台が天井まで一杯になる。
しゅんすけ君がコンビニでおにぎりを買ってきてくれたので、
それを頬張りながら、もはや"楽器車"と化した愛車を運転する。
つい、「私、一体、何、やっているんだろうね?」と呟いてしまった。

家には洗濯物が山になっていて、睡眠不足でボーッとしてて、
お昼ご飯も食べてなくて、これ以上出来ませんっていうところまで頑張っているのに、
まだ楽譜も書けてなくて、それは失礼なことだ‥と思うのでドキドキしてて、
早くスタジオに着いて、義兄の楽器運びを手伝わなくちゃと思うと焦ってきて、
あれもやらなくちゃいけない、あぁ、あれも‥と、次々に用事が思い浮かぶ。

「美織さん、楽しくないのですか?」と心配そうにしゅんすけ君がのぞく。
楽しいのよ。胸の高鳴りが聴こえるのよ。
けど、しんどいの。非常にしんどいのよ。

なのに、結局、17時から22時まで5時間、飲まず喰わずで仕切って、叫んで、演奏して‥
帰りにまたコンビニのおにぎりを頬張る。
これが、私の運命なのかなぁ。





2006_04/13 (thu)

re:coverライヴのリハ@我が家。

私、忙しいイベントの前こそ、 一生懸命料理するのです。
料理と音楽は似ていると思っているので、
私の思い、私の気合い、私の心遣い、私の姿勢、私の愛、
それらを、自ら作った料理で、確認&伝えたいと思うのですよね。

というわけで、こういう時は、素材の良さを生かしたシンプルな料理ではなく、
あえて、工夫や手間で美味しくしてみせようと思うのです。
だって、人間の知力と努力と愛で、化けていくのですよ。
そういうのを見たら、なんとなくやる気になりませんか?

さて、今日は、前に食べた時「レシピを教えて下さい!」
と言ってくれたメニューを、もう一度ロブのために作ってみました。
そしたら、案の定反応してくれて、
「 ウチでも作っていますが、美織さんのは、やっぱり違います。
スペシャルスパイス入りですね。」って。
さすがロブだなぁ。
私の「愛」に、しっかり応えてくれました。

みんな、パクパク食べながら、わはは、わははと笑い、
ひょんなことから一緒にステージに立つことになった仲間が、
一つにまとまってゆく光景。いいでしょ。
幸せな気持ちで満腹になりました。





2006_04/12 (wed)

Justineと鎌倉へ〜あらいしゅんすけ君のボーカルトレーニング。

ロブのお仕事が忙しい昨日と今日、お嬢さんのジャスティンを預かりました。
昨日は、同年代のRIOが渋谷や大学を案内してくれたので良かったのですが、
今日はもう授業が始まってしまったので、私が案内することになったのですが、
お母さんより年上の私と二人でデートじゃ可哀相かな‥と思ったので、
ライヴ準備にくるはずだったしゅんすけ君にも付き合わせて、鎌倉へ。
しゅんすけ君はディズニーランドに連れていく気満々だったのですが、
TDLや横浜より鎌倉を選んだ高校生のジャスティン‥。
渋い。。。

海辺で食事をして、神社やお寺巡りをして、抹茶を飲んで、日本庭園を堪能して‥
ライヴ直前は、普通は、滅茶苦茶慌ただしくイライラしているはずなのに、
ジャスティンのおかげで、思いがけず、ゆったり豊かな時間を過ごせました。



ちなみに、何を見ても、しゅんすけ100(恥ずかしいレベル)、
みおり60、ジャスティン20レベルで、騒いでおりました。
ジャスティンが一番大人。。。





2006_04/11 (tue)

電車。

皆さん、通ってきて下さるので、
私が電車で出かける仕事や用事がとても少ないのですよね。
で、すっかり忘れてました、満員電車の大変さと、雨降りの憂鬱。。。

久しぶりに満員電車を体感し、傘をさして帰ってきて、
「みんな、こんな所まで、よく通ってきてくれているなぁ。。。」
と感心してしまいました。
2時間かけて来る人も居るのだもの、
有意義な時間にしてあげなくちゃ‥。





2006_04/10 (mon)

re:coverの練習 with 長弘さん(Gr)&樹(B)さん。

やっと、淳君、復調の兆し!!!
リンパ線が腫れているらしく、身体はまだしんどそうだけど、
笑顔が戻ってきたし、歌も良くなってました。
そして、しゅんすけ君の歌も良くなってました。
こういう瞬間です、人を信じて良かったなぁと思う時は。

少し前に、イルが、青白い顔で飛び込んできて、
「僕ね、両手が無いのですよ。でもね、目の前に人が倒れてて、
今にも死にそうなんですよ。どうしたら、その人を助けてあげられますかね?
美織さんなら、どうします?」って聞いたのです。
私、この質問をいろいろな人にしているのですけど、
大体、命を助けてあげたい派(自分に代わって助けてくれる人を走って探しにいく)と、
痛みや不安を取り除いてあげたい派(付き添って励まし続ける)にわかれるのですよね。
皆、優しい。。。
でも、私は、生きる意思を喚起させたい派だな。
その人が、まず、生きることを放棄しないで、
「どうしても生きたい」と思えるように、何かアクションをおこしたい。
自分の人生じゃなくて、その人の人生だもの。

さて、今日は、長弘さんと樹さんとRIOにも加わってもらったので、
狭いスタジオに6人。+キーボード2台+ベース+ギター。
酸欠になりながら、朝方まで頑張りました。





2006_04/07 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング。

4/28(fri)に渋谷ルイードK2で、synapse magicの
第二弾のライヴがあります。それに向けての練習と、コーラス入れ。

夫が、私の歌と非常に似ているから、
「どっちが歌っているのか分からないよぉ。」とよく言うのですが、
確かに、似ているかもしれません。
物事の捉え方や、何かに向き合う姿勢も似ていると感じます。
というか、弟子全員、私と共通点が沢山あるのよね。
類は友を呼ぶのかな。

そうそう、もう一人、私にそっくりといわれている娘のRIOが、
その28日のライヴを、キーボード、コーラス、ギターでサポートすることになりました。
二人ともちっちゃくて、やる気満々で、ボーッとしてて、妙に真面目で‥
そういえば、、、似てるゾ。
なかなかに興味深いライヴになりそうです!
良かったらぜひ。





2006_04/06 (thu)

コンソート野ばらの練習。

2005年のアルバムの編集がほぼ完成したので、
皆で曲順を決めたり、ジャケットの相談をしたり。
こんな風景も思い出になるのだろうなぁ‥と思いながら。

サービス業をなさっている方に、「いいですよねぇ。仕事が作品として残るから。」
と言われたことを思い出しました。
確かにね、結成6年の野ばらにも、沢山の思い出があるので、
それを形として残せることは、嬉しいことですよね。
でも、CDは、そのシンボルに過ぎず、それ自体が宝物というわけではないかな。
大切な思い出を思い出す時の触媒であって、私のタイムマシンであって‥
私の宝物は、「軌跡」です。





2006_04/05 (wed)

小山田大ちゃん千恵さんと〜あらいしゅんすけ君と制作。

千恵さん、大ちゃんが、忙しい中、遊びに来てくれました。
最近、本当に忙しくて、友達に思うように会えないのが悲しい。
でも、時間は作らないと出来ないものだから、作りましょうよ!ってことで、
私が一段落する5月半ばに潮干狩り&温泉旅行に行くことに決めちゃいました。
予定が入る前に、入れちゃうのだ。楽しみ〜。
可愛い猫を飼うことにしたらしいので、その子に会うのも楽しみです。

さて、しゅんすけ君との制作は、今日から4年めに突入。
私から見ると、この3年間で随分いろいろなことが出来るようになったと思うのに、
本人は「全く進歩がない」と思っているらしい。切ないなぁ。
おかげで、また「意味考え地獄・鬱状態」に陥ってしまったではないか。

よくダイエット本にも書いてあるのですが、
最初は停滞して、なかなか結果が出ないものじゃないかなぁ。
私の経験によると、ある日突然、がーっと結果が出る日が来る。
だから、それを信じて待つ。
いや、待つのではなく、やり続ける。
そう、意味など考えてないで、信じてやり続けようよ!





2006_04/04 (tue)

堀内美由紀ちゃんと制作。

お父様の自主制作CDを聴かせてくれました。
曲を作り、ギターを弾いて、歌を歌って、
鈴木博文さんにアレンジしてもらって、愛娘とデュエットしてて‥
幸せなお父様ですよね。
美由紀ちゃんのおうちには、幸せがぎゅっと詰まっている気がする。
幸せを、みんなで、振りまき合ったり、受けとめ合ったり‥‥

そうそう、re:coverソレイユの丘でのライヴで、
美由紀ちゃんも歌ってくれることになりました。
「心ひとつ 」という曲で、元気を振りまいてくれることでしょう。
心をひとつにしたい人、元気になりたい人、幸せになりたい人、集合〜!
丁度15日前後に、ソレイユの丘辺りで、
ダイヤモンド富士(富士山頂に沈む夕日)が拝めるらしいし、
メンバーやゲストとのセッションもあります!

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re:cover LIVE
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4/15 (sat) 14時〜15時、16時〜17時
ソレイユの丘水上ステージにて(入場無料)
ゲスト:イル、石飛幸治、斎藤レノン、堀内美由紀
Rob Mayo(Dr)、長弘俊哉(Gr)、朝倉 樹(B)、
國吉良一(Key)、國吉静治(Fl) 、
RIO&MIORI(Keyなど)






2006_04/03 (mon)

re:coverの練習。

淳君、依然として元気がないです。全然笑わない。。。
ライヴ前なのに、心配です。
が、所謂優しい言葉は、あえてかけないようにしています。
というのは、私は、雪山登山のガイドのような存在だと思っているからです。
優しい言葉をかけて、ラクにしてあげるのは、簡単です。
麓の安全なところでだったら、私もそうすると思います。
けど、雪山で「大丈夫だよ」「頑張らなくていいよ」とは言えないです。
眠ってしまうかもしれないし、死んでしまうかもしれない。
当然、彼の夢も消えてしまう。
ひたすら顔を叩き続けるしかないじゃないですか。

最近、つまずく度、誰かに背中を押してもらおうとする人、
決断を人に委ねる人、根拠のない自信はあるという人が、多いな‥と感じます。
ずるいよ。
自分で登ろうと決めた山は、自分の意思と自分の足と自分の努力で登らなくちゃ。

淳君の底力を発揮する時が来たんだよ。ガンバレ。





2006_04/01 (sat)

村井頌子さんのレコーディング。

貫徹のまま突入しちゃったけど、しゅんすけ君が手伝ってくれるから大丈夫、
と予測していたら、彼も徹夜明けらしく、瀕死状態。嗚呼。

気持ちの良い陽気に、お寿司やらおやつやらをご馳走になった上、
優雅なチェンバロの小品集ですよ。
地獄というか、天国というか、とにかく、まぶたの重さが2kgくらいに感じた1日でした。
「あなたは絶壁の上にいる、寝ちゃだめ!」
と自分に命令していたにもかかわらず、
「いびきはかかないで下さいよ〜。」と言われて我にかえる。
あぁ、やっちゃった。申し訳ない!

けど、自宅でホームコンサートやホームレコーディングが出来るように、
家を改造する予定とかで、
「美織さん、これからもお付き合いして下さいよぉ。」
と、村井先生、上機嫌のまま、ゴロニャオ、ゴロニャオでした。
可愛らしい人です。間違いなく猫科ですね。





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