2006_07/31 (mon)

パーティ。

とびびこと石飛さんの誕生日を祝うのと、
ずっとお休みなく働いたイル&とびびに束の間のオフを楽しんでもらおうと思ったのと、
夢に向かって頑張っている若者達同志が情報交換やエール交換をする場を作ってあげようと思い、
パーティを開催しました。

どんなパーティにしようか、胃が痛くなるまで考えたあげく、
結局、家で、料理&ケーキを手作して食すパーティ&近所の温泉コースを選択しました。
なるべく、金銭的にも体力的にも負担をかけたくなかったこともあるし、
料理と音楽制作はとても似ていると思うので、私がどんな風にモノを作っているか‥も、
このチャンスに見てもらおうと思ったこともあるし、
工夫や気持ち次第で、平凡な場所を特別の場所に変えていくことが出来ることも体感して欲しかったので、
なるべく準備段階から参加してもらえるように促してみました。

料理も音楽に似ているけど、パーティも似ているなぁと思います。
より良くなるように一生懸命考え、支度したモノは、一瞬のうちに消え去ってしまうけれど、
「その一瞬」を作りあげた人の心には、素敵な何かが宿り、それがどんどん育ってゆく。
聴いただけ、見ただけ、参加しただけ、食べただけ…では味わえない醍醐味‥





2006_07/29 (sat)

美容師Mさん。

忙しい人で、なかなか捕まらないのです。
それでもお願いしたくて、ずっと追いかけてきた美容師さんなのです。
だから、「やめました」という連絡から随分経ったけれど、
お化けのような姿になっても、連絡を待ち続けていました。
そしたら、ようやく、、、

スペースにはこだわったという。
けど、広くてシンプルでオシャレな空間に、、、独り?!
「のんびり気ままにやっていくことにしました。」と、全行程を一人でやって下さる。
あはは、彼らしい。
ヘアケアについて熱く語る‥以外は、好きな音楽を聴きながら、黙々と仕事をする。
そして、4時間経過‥‥
今回も、「こうして欲しい」以上にして頂けました。

私も、Mさんのように「どうしてもあなたにやって頂きたい!」
と言われる人になりたいな。
論理的、かつ、直感も大事にし、かつ、丁寧なところも見習うべし!

ちなみに、彼の薦めてくれた全て天然のヘアケア製品を使うようになったら、
髪のトラブルが、ゼロになりました。スタイリングの前に、ケア‥だそうです。
その場凌ぎではなく、先の先をしっかり見つめて行動するところも、尊敬しています。





2006_07/28 (fri)

「森は生きている」鑑賞。

イルこと青木隆敏くんが出演しているのですよ、ミュージカルに!
歌のレッスンもしたらしいし、「笑わせますよ〜」って言うから、
どんな風に登場するのか、とても楽しみだったのですが、
昨日の石飛マダムに続き、青木義姉に、大爆笑でした。
いやー、何をやらせてもパワフルというかエネルギッシュというか、
生き生きしていますねぇ。そして、サービス精神が旺盛ですねぇ。
本当に表現活動に向いているのだと思いました。

そして、スタジオライフの役者さんの偉大さも感じました。
物語上必要な地味な場面もあるし、若い駆け出しのお嬢さん達が多いこともあるし‥で、
時々、ちょっと緩んでしまう場面があったのですが、
それを援護していたのが、笠原さん青木君コンビ!
実は、後ろの席に座っていた男の子が、かなーりぐずっていたのですが、
彼らが登場するとピタッと止まり、引っ込むと「帰る〜」と泣き出してました。
子供は正直ですよねぇ。。。
そうそう、その子のお母さんが、青木義姉が床に寝転がってだだをこねる場面で、
「ほら、○○くんと同じだ」と言った時には、私が「困った子ちゃん」でしたよぉ。
もー笑えて笑えて、止まらなくて、、、しばらく(繋がっている)椅子が揺れていたと思います。
ごめんなさい!
しかし、、、
私周りの人が、みーんなお笑いの人になっていくような気がしてならない今日この頃。。。





2006_07/27 (thu)

「女中たち」鑑賞。

階級、宗教、社交界・・日本人には縁遠い要素が、沢山含まれているからか、
美意識、価値観、文化が全く違うからか‥、フランスの作品は、難しい。
でも、だからこそ、とても惹かれます。もっと奥へ奥へ進んでみたくなります。

今回の観劇のきっかけは、とびびこと石飛幸治さんが出ているから‥という単純なものでしたが、
これを観たことにより、フランスの歴史、文化、文学などに興味が出てきました。
歴史の勉強も、こうやって始めれば良かった‥と今更ながら後悔しています。
ただただ暗記させられている感が強かった歴史の勉強が、大嫌いでしたもので。。。

さて、今回もうひとつ強く思ったことがあります。
それは、演技するのにも「声」が大切だということ。
歌がとてもお上手な石飛さんも林勇輔さんも、さすがです。
身体ごと鳴る素敵な声で、ゆっくり聞きやすい発音で喋るので、真意が伝わってくる。
ジャンジュネが「男優で‥」と言ったのが、分かるなぁ。
女性は、興奮すると、ヒステリックな話し方になってしまいますからね。

それから、石飛マダムの芸の細かさには、敬服致しました。
一ヶ月分位笑わせてもらいましたよぉ。





2006_07/26 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

歌詞を書いてきました。
そうならざるを得なかった人に「いいんだよ」と言ってあげるような歌。
彼は、同世代の人に共感してもらえる自信がある‥と言うけれど、
私には理解できない内容でした。

「負」の状態になってしまうことは自分にもあるので、
そこから抜け出すお手伝いは、出来るだけしてあげたいなと思っているし、
抜け出すのを「待つ」こともやぶさかではありません。
けど、容認や共感はしたくないなぁ。
確かに、その時はラクにしてあげられるけど、それが本当の優しさとは思えないもの。
それを認めてしまったら、自分自身も頑張らなくなるような気がするし、
負の連鎖も起こりうると思うし。

けど、「同世代」という言葉を出されると、急に語気が弱くなってしまいます。
私の意見やセンスは、古いのかもしれない。
彼の世代には、合わないのかもしれない。。。

幾通りもある、先が見えない道‥
それを選び、形にしてゆくのは、本当に大変なことだと、改めて思っています。
けど、正解は一つだけではないはずだから、
自分の選んだ道を、結果「良い道だった」にすればいい‥のかな?
自信を失わず、この道を、もがきながら、切り開きながら、
進んでいくことにしましょう!





2006_07/25 (tue)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング。

先日のライブの感想を聞くと、
「他の出演者がどんどん良くなってきたので、
主演である自分は、もっと突き抜けなくちゃいけないなと思いました。」とのこと。
これ、よーく分かります。
時々ドラマでも、脇役の人が主役を食ってしまって、
主役の人に、気持ちや目がいかない時がありますよね。
「楽器の人達はいいけど、ボーカルが‥」というバンドも沢山存在します。
メインで歌う・演技する人なら、一度は抱えたことがある悩みでしょう。
けど、これは、逆に言うと、目標を高く持つことが出来る=恵まれている環境とも言えます。
ぜひぜひ、チャンスをいかして、さらなる飛躍を遂げてもらいたいものです。

そうそう、私の感想は、「本当に良くやったなぁ」でしたが、
彼女の将来を意識して書いた「Don't Say Good-by」だけが、イマイチだったかな。
礼位ちゃんの歌唱力と頭脳と心遣いとエネルギー、全部出し切らないと歌えない難曲‥
こういう曲を印象的に歌えてこそ「本物の歌手」と言えると思う。
ので、今日は、その練習!

一日で、かなーり良くなったと思います。
「あー、ライブ前にやっておけば良かった」と、ちょっと後悔。





2006_07/24 (mon)

re:coverの練習。

先日録音した「ラスト ピース」をミックスし終えたので、試聴してもらったら、
彼らの感想は、「オケに負けている。」「歌が潜ってしまっている。」でした。

けど、私は、それよりも、「余裕がない」ところが気になりました。
この曲は、パズル(人生)のややこしさに翻弄され、
「 木を見て森を見ず」状態になってしまっている彼女に、
「大丈夫だよ。」と言ってあげる歌なのですが、聴いても「大丈夫」に思えない。。。
むしろ、もっと大変なことのように思えてくる。。。

「優しい」「真面目」「忍耐強い」を奨励している世の中で、
お気楽にやる・やらせる‥ことは、勇気がいることなのかもしれません。
でも、真面目過ぎ、優し過ぎは、かえって気詰まりだと思うのよね。

‥というわけで「余裕のある歌い方」を目指して、いろいろ対策を考えてみました。
どうなるのかな、次回録音が楽しみです。





2006_07/21 (fri)

speaklowのライブ〜re:coverライブ候補店探し。

客席を見渡すと、女性のグループ、女性一人、カップル‥に混じり、
男性一人、男性グループで来ている方も多いし、年齢層も幅広い!
素晴らしいですね。
でも、分かります。
聴きやすい割りに、コアな音楽ファンにも納得できるセンスや技術を持っているし、
カッコつけてないし、自然体で清涼感があるし、嫌味が全くないもの。
人から好かれる要素は、↑に尽きますよね!
でも、これがね、なかなかに難しい。
わざと難しい言葉や技術を使って高尚ぶってみたり、イイ人ぶってみたり。
外見にこだわってみたり。
殻をわざわざ作って自分を見え難くしちゃったり、近づき難くさせちゃったり。
自分に自信がないからそうしちゃうのでしょうが、、、遅かれ早かれバレますよねぇ。
というか、偽物や殻は、全然魅力的ではないから、逆効果ですよね。

サトシ君も、10年くらい紆余曲折した末に辿り着いた境地のようですが、
これからもアーティストとしてやっていける道を、やっと見つけたな‥と感じました。


それから、青山のレストランバーへ。
今、秋からやろうと思っているre:coverのライブ会場を探しているのですが、
青山で、足湯があって、テラスがあって、ライブも出来て、一戸建てのお店があるというので
期待して行ってみたのですが、ちょっと狭かったかな。
どこか都内でリゾートな雰囲気でゆったりライブの出来る素敵なお店、
ご存知ないですか?

あ、そうそう、そこに妙な名前の飲み物があったのですが、
しゅんすけ:「エロサーファー下さい。」
店員の男子:「はい、エロサーファーですね。」
というやり取りが、めちゃくちゃ可笑しかったです。v





2006_07/20 (thu)

コンソート野ばらの練習〜イルのレコーディング〜synapse magicのライブ。

モーツアルトとブギウギ‥‥‥
同じ日に全く違うタイプの曲を練習すると、音楽の広さを感じます。
世界中で、いろいろな人がいろいろな音楽を生んでいて、
いろいろな風に演奏されているのだなぁと。
同じ装飾記号でも、その曲の生まれた時代によって演奏の仕方は違うわけですし、
ジャンルによって、土地によって、解釈の仕方によって、
拍の取り方やアクセントの位置も変わる。。。
だから、時々、何を信じてよいのか分からなくなります。
けど、結局、私は、原曲を忠実に再現することより「相互作用」を選んでしまう。
自分の何かが加わって、その曲がより素敵になることを目指して‥


そして、午後からは、イルのレコーディング。
「演劇的」ではなく「音楽的」に歌いたくなったらしく、
「発声練習からやってください」と言うので、まずは、ロングトーンの練習を。
そしたら、面白いの!
元々舞台役者さんですし、今、ミュージカルのお稽古中なので、
身体ごと鳴っているし、息もすこぶる長いし、声量もある。
けど、それは真っ直ぐ前に向かって出ていく一方で、
上昇もしないし、うねりもしない。行ったっきり戻ってこないのです。
そういえば、昔レッスンをさせて頂いていた久野綾希子さんも、同じ症状でした。
確かに、劇場の隅々にまで声を届けるためには、その方法が一番良いのだと思います。
けど、残念ながら、レコーディングでは、それは、あまり意味がないのですよね。
むしろ、狭い空間の中で、繊細な表現をする方が、仕上がりがいいのです。
というわけで、今日は、まず、音で、いろいろな弧を描く練習=
ブーメランや紙飛行機になりきってもらいました。


夜は、七川礼位ちゃん主演の、音楽あり演技ありダンスありコントありのワンマンライブへ。
バックをガッチリ固めるお笑いのスター達に混じり、娘のRIOも、
キーボード、コーラス、ギターで参加させて頂いたのですが、
なんと看護婦の格好で出てきたのですよ!
こういう時、父親は喜ぶのかな、哀しむのかな‥と思っていたら、
夫が私の肩をトントンと叩いてきました。
でも、「ちょっとぉ、だめじゃない、看護婦は白のストッキングじゃなくちゃ。」
にはびっくり&絶句。。。恐るべし、業界人。

だがしかし、その血を濃く受け継いだと思われる娘は、さらに恐るべし。
二部は眼鏡OLの格好で出てきて、オーバーアクションのギターワーク!
しっかり笑いをとっていました。
や、や、、、やるなぁ。(お笑い)芸人向きかも。

そんな娘が、只今夢中になってやっているバンドのデビューライブが8/5(sat)にあります。
残念ながら、私はRock In Jpanにいく日で見に行かれないのですが、
良かったらぜひ!





2006_07/19 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

薄利多売の100円ショップが増え、
安くて新しいものをどんどん消費してゆく様を見て、
音楽もそうなっちゃうのかなぁ‥と心配していたら、
あれよあれよいう間にネット配信が始まり、
ふと気づけば、パソコンやラジカセやmp3プレイヤーで音楽を聴く人ばかり‥
音と音の間に生まれる倍音とか空気感とか心地良いノイズとか、
音圧とか振動とか奥行きとか背景とか、 そういうのも含めて聴いて欲しいのになぁ。

「こだわって作っても、あまり意味がないのかねぇ。」
と呟いた私に、しゅんすけ君が、ちょっと嬉しい話をしてくれました。

先日、バスケ仲間達と海に繰り出した際、
食材や味付けにかなりこだわっているお店に入ってみたのだそうです。
そしたら、「美味しいもの」より「安い、大盛り、速い」を好むと思っていたその仲間達が、
「またあそこのお店に行こうよ!」と次々に言ってくるのですって。

「みんな、良いものは良いって分かっているのですよ。
ただ、出会うチャンスがなかったり、お金が無かったり‥だけなのです。」と。
「でも、本当に良いものに出会えたら、
時間もお金も惜しまず、堪能すると思いますよ。」とも。
よしっ、信じよう!





2006_07/18 (tue)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング。

7/20のsynapse magicのワンマンライブ直前練習につき、全曲をさらう。

本当に上手になったなぁ。
けど、最近練習中の曲と、前に練習した曲の差が‥ありますねぇ。
「こう歌えばいい」と分かっていても、トレーニングしてないと、
やっぱり落ちてしまうのですね。

音楽性の向上と技術の向上は別物ですから、
どうすれば良くなるか‥が分かっていても、トレーニングしていないと、
思った通りに表現できないし、
技術があっても、どうしたいか‥が分かってなければ、素敵な表現は出来ない。
大変だぁ。

巨匠、徳永兼一郎さんが、死を目前にしたある日、
サナトリウムのベッドの上でチェロを抱え、
「まだ思い通り出来てないのに‥」と残念そうに語っていた姿を思い出しました。
音楽には「果て」も「ゴール」もないのね。





2006_07/17 (mon)

re:coverの練習。

とっても面白そうなサッカーマニアの集会に誘われていたので、
「スケジュールを変更してもらって、行っちゃおうかなぁ」と、一瞬思ったのだけど、
思い留まってよかったわ‥
二人とも、吐き気と頭痛をおして、「貴重な練習日ですから」と、やってきました。
そうだった、そうだった、彼らは、夢に向かって全力疾走中でした。

意識してテンションを保ってないと、
意気揚々と走っている若者達に、時々、遅れをとってしまいます。
バシッ、バシッ!(頬を叩く音)
頑張らなきゃ〜。

そうそう、最近思うのだけど、
この覇気というか、テンションダウンが、一番最初の老化現象じゃないですかね。
これが落ちると、ルックスも、能力も、体力も、どどどどどど〜っと、
落ちてゆくような気がする。。。





2006_07/16 (sun)

剪定&伐採。

気になっていたアイビーの剪定と庭木の手入れを、やっとすることが出来ました。
(自分で手入れ出来るサイズの家に住むのが私の理想なので、業者には頼まないのです)
我が家の植物の育つ速さには、ほんと、びっくり。。。
「肥料や水を与え続けると、お嬢様のような木になる」と言われたので、
放っておいたら、、、すっかり貪欲な植物達になってしまったようで、
まぁ、どこから水分や養分を吸い取ってくるのか‥
とにかく、水も肥料もあげてないのに、
みかんは夏みかんサイズになってしまうわ、アイビーは一日で十数センチ伸びるわ。
強力な植物アレルギーなのに、、、しくしく、、、
頑張って、ノコギリ引いて、高枝切り鋏で空を仰ぎつつ、剪定しました。
痒い〜〜〜〜〜〜〜〜!

動物も植物も、大好きですが、やっぱりお世話は大変ですね。
けど、お世話をする度「生命力を与えてもらっているなぁ」と感じるし、
いろいろ学ぶことがありますね。
じーん。。。(←感動中)





2006_07/13 (thu)

微妙。

「微妙」という言葉をよく聞くようになりましたが、
どちらとも言い切れない、判断に困った時に使うことが多く、
「趣深く、何ともいえない美しさや味わいがある」意味で使うことは少ないようで、
ちょっと寂しいなぁ‥と思っていたら、
同じように感じていらっしゃった方が、
万葉集に出てくる700種類以上の微妙な色についての本を出版されたとのこと。
白色だけで、何百種類もあるのですってね、ステキです!
それぞれの色名の由来や意味や背景を識ると、一層愛着がわきます。
世の中のいろいろが数字化=単純化されてきて、
色も番号で示すことが多い中、こういうお話はとても嬉しいものでした。

確かに、数字で表した方が便利で、分かりやすく、説得力もあるだろうなぁとは思います。
けど、やっぱり、数字化、記号化、カテゴリー分け化には反対だな。
偏差値も降水確率も反対〜!(あまり関係ないけど‥)
「モノ作りオタク」としては、料理も、音楽も、ウェブサイトも、
数値で置き換えられるような単純な作り方はしたくないな。

とは言うものの、例えば「白」に例えられる音色を、
「どのくらい微妙に、豊かに、美しく表現できますか?」
‥と問われると、自信、無いですねぇ。

あー、またひとつ、生きる目的が増えちゃったかも。





2006_07/12 (wed)

re:coverの練習。

今日は、私が先日作った「月の光」のキー合わせと初練習。
「男性の声だと、どうなのでしょうねぇ?」と心配していた彼らですが、
いいです!自分で言うのもナンですが、やっぱり良い曲なのだと思います。
うっとりですよぉ、めちゃくちゃ良い仕上がりになると思います。
(すみません、まだ作り立てほやほやの感動中なので、今しばらく言わせておいて下さい!)

ただ、私のキーで作ってしまったので、オケを大幅に作り直さなくてはいけないのがね、
嗚呼、、、非常に面倒です。
単純に移調すればいいってものではないのが、
音楽の良さでもあり、面倒なところでもありますね。

それで、「月の光」完成記念として「月」に凝っています。
携帯の着メロは、ドビッシーの「月の光」、パソコンの壁紙も、「月」。
このサイトを覗いてから空を仰ぐのも、日課となりました。





2006_07/11 (tue)

堀内美由紀ちゃんと制作。

美由紀ちゃんのために曲を作っていたのですが、、、
それが、どうしても、マイナーになってしまう。
メジャーとマイナーの入り交じった「切ない」曲を書くことは多いですが、
ド・マイナーの曲を書くことは、50曲に1曲あるかないかの私が、
しかも、あの明るい太陽のような美由紀ちゃんに書いているというのに‥。
そしたら、今日、美由紀ちゃんが、「切ない歌を歌いたいのですよぉ。」って!
やっぱり気が合うのですねぇ、私達。びっくり!
それにしても、最近、テレパシーが通じているような出来事があまりにも多過ぎる‥‥
不思議。。。

さて、その曲のオケが、和洋折衷の不思議な感覚=最近の私のお気に入りな感じ
で完成したので、美由紀ちゃんに「試しにフェイクで歌ってみる?」と促してみると、
「はい!」と躊躇う様子もなく、何度も即興で歌ってくれました。
スゴ〜〜〜イ!ひょっとして天才?!
こんなにすぐ、即興で、しかもカッコ良く歌える女子に、初めて出会いました。
フェイクが上手いのは、カラオケが上手いのとはワケが違いますからね。
彼女のこれからの活躍が、ますます楽しみになってきました。





2006_07/10 (mon)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング〜あらいしゅんすけ君と。

レッスン前に、必ずまったりする習慣が出来てしまっている我が家‥
でも、「美味しいねー。」とおやつを頬張りながら四方山話をするのは、
結構、お互いにとって良い時間になっていると思うのです。
丁度↓にも書いたところですが、お喋りは、
人と人の重なる部分の良い潤滑油になってくれると思いますし、
お喋りから生まれる(得る)エネルギーは、膨大だと思うのです。
能率的じゃないですよ‥と言われれば、確かにそうなのかもしれませんが、
私は、無駄のないところから、風情も情緒も文化も生まれないと思うので。
それに、楽しいし美味しいからいいのだ!

その後、イルが大阪公演を終えた足で来る予定だったのですが、
「熱っぽい」とのことで来られなくなってしまったので、
元々予定していたre:coverの二人に「良かったらどうぞ。」と声をかけると、
淳君も、体調不良とのこと。。。
頑張り過ぎだからなのか、ストレス社会だからなのか、、、
本当に、最近、あっちにもこっちにも体調不良の人ばかりですね。
なんとかならないのかなぁ。元気にしてあげたいなぁ。

で、しゅんすけ君が、一人で歌の練習をしに来たのですが、なぜか、
詞のこと、トラックメイキングのこと、共作のこと、今後の生活のことなどを、
じっくり話すことになってしまいました。
でも、23歳になり、大学の卒業も控え、人生の中でも大きな岐路に差し掛かっているので、
今日は、話す方が大事だった‥と思います。





2006_07/08 (sat)

ヒーリング三昧。

よく話したなぁ。。。
食べる、飲む、寝る、温泉、マッサージ、旅、聴く、観る‥
いろいろやってみるけれど、やっぱり「話すこと」が、一番効きますね。
多分、単純に疲れをとる‥のでは、人は元気にならないのでしょうね。
元通りにするのではなく、パワーを与えられて、やっと元気になれるのだと思います。
だから、気のおけない友達と会う度、元気になっていたのですね!
今更ながら、お友達や仲間達に感謝です。
あ、でも、私もかなりお役に立ってきたと思いますのでぇ、
これからも、持ちつ持たれつの関係で、、、
どうぞ宜しくお願いします!





2006_07/07 (fri)

七夕。

もともとは、中国の宮廷行事で、星を眺め、祭壇に針などを捧げて、
「 工芸の上達を願う」お祭りだった(という説がある)らしいですね。

私も工芸が大好きなので、そういう意味でも好きな日なのですが、
「美織」という名前は、「織女星」のように、
美しい織物をコツコツ真面目に、一生懸命作ろうとしていた曾祖父の願いを
そのまま私の名前にした‥らしいので、
七夕祭りには、特別な思い入れがあるのです。

「織る」ってステキなことですよねぇ。
縦糸と横糸で織る、綾を織る、いろいろなものを組み合わせて作る、
細かいものを組み合わせて大きなものを作る、作り上げる、まとめ上げる‥
weave a story、weave a music‥
そう、反物だけではなく、人間関係や物語や音楽も、織って作っていくもの。
なので、毎年、この七夕の日に、自分の名前に恥じないように、
「いろいろを美しく織っていく人生を送れるよう努力します!」と天に誓うのでした。

ちなみに、その曾祖父は「絹作」という名前で、
その通りの人生を送った模様です。。。
ぷ、ぷれっしゃ〜。





2006_07/06 (thu)

コンソート野ばらの練習〜七川礼位ちゃんのレコーディング@原宿。

なぜか、右腕が急激に良くなり、今朝は、もうほとんど元通りになっていました。v
が、野ばらの皆さんに「四十肩は、一ヶ月、いえ、一年かかる場合もありますよ。」
「鍋の蓋も摘めなくなりますよ。」と驚かされて、ビビる。
果たして、今回のが四十肩だったかどうか‥分かりませんが、
ま、そういう年齢なので、これは真剣に予防しなくちゃです。

練習は、「アイネクライネナハトムジーク」と「キャプテンロンバルダ」を丁寧に。
難曲と思っていた2曲ですが、両方とも以外と早めに仕上がりそうです。
皆さん、本当に上手くなりましたよね。びっくり!

午後からは、原宿のスタジオで、礼位ちゃんのCDのマスタリングに立ち会いました。
6曲中私の曲が3曲、りおもキーボードで参加させてもらっているので、
どんな仕上がりになるのか、とても気になっていたのですが、
なかなかに面白い!一言で言うと「笑みが溢れるCD」です。
チャンスがあったら、是非、聞いてみて下さいね。
7/20のワンマンライブで販売するそうですよ。

そうそう、そのスタジオでお会いしたエンジニアの方の仕事ぶりが良かったので、
少しお話させてもらったら、「なるほどね」と思える考え方をしていらっしゃって‥
やっぱり、出来る人は、必ず「基本がしっかり」していますよね。
土台があるから、後にどれだけ情報や技術を詰め込んでも、
中心がぶれることがないのだと思いました。





2006_07/05 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作〜re:coverの練習。

レコーディングしたり、話し合ったり‥
今夏は、音源制作に没頭し、狙っているライブスペースにデモを提出したり、
そろそろネット上でも宣伝していこうかな‥と思っています。
私は、水面下の作業は、うーんとゆっくりじっくりやるタイプですが、
それが終わって一旦水面上に出ると、動きがすこぶる速くなります。
前に、K岡さんが「時間の使い方が上手。」と褒めて下さったのですが、
実は、自分でも、その点ではちょっと自信があります。
フットワークも、滅茶苦茶良いので。
まぁ、見てて下さい!

で、今日は、しゅんすけ君の23歳のバースデイパーティも執り行いました。
皆で大騒ぎしながらケーキを買いにいき、ご馳走を作り、頬張る。
お祝いは良いですねぇ。幸せなひととき。。。

そうそう、私からのプレゼントは、スズメバチをデザインした手作りTシャツに決めました。
刺された辺りにハチの絵をプリントをするか、
ハチのマスコットを縫い付けるか‥。むふふ。
本人は「絶対に着ない!絶対に要らない!」と言い張ってますが。





2006_07/04 (tue)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング。

Tomorrow」という本を持ってきてくれました。
可愛い動物の写真の下に、
「結局、二種類の人間しかいない。
「いまにも世界の終りが来ると信じ込んでいるタイプと、
これからもっと楽しくなると思っているタイプです。」と書かれてありました。
あはは、確かにそうかもしれませんね。

私は、まさに、後者ですね。
もっと楽しませたい、もっと心地よくしてあげたい、もっと感動してもらいたい‥
という希望をエネルギーにして生きているので、
自分の努力に比例して段々楽しくなっていくはず‥と、
常に信じているわけです。
そして、私が足掻いたところでどうにもならないことは、
考えても落ち込むだけから、考えません。
世界の終りも、自分に降りかかってくる不幸も、来た時に真摯に受けとめる‥のみ!

というわけで、右腕の痛みのことも、
考えたところで治らないし、悲観しても前進しないので、
考えないようにして、ひたすら左手を育てています。
左手で化粧をして、福笑いのようになった可笑しい顔を見て、
ちょっと得した気分になったり、
「両手が自在に使えたら、全ての作業が半分の時間で済むってことだ!」と、
左手育成の意味を見つけて、ほくそ笑むのでした。





2006_07/03 (mon)

re:coverのレコ−ディング。

しゅんすけ君には、驚かせられてばかりです。
今日は、お腹をおさえて入ってきて、
「スズメバチに刺されちゃいましたー!」ですよ。
スズメバチですよ。刺されたら死ぬかもしれないスズメバチですよ。
もー、いやっ。
到着寸前に刺されたらしく、すっごく痛そうにしているので、
全く使えないはずだった右手も使い、急いでネットで処置法を検索し、
洗い流したり、消毒したり。
で、淳君に病院へ連れて行ってもらい、点滴を打ってもらって、
なんとかコトなきを得ました。

だがしかし、「 腕が痛い〜」(私)、「腹が痛い〜」(しゅんすけ君)、「腰が痛い〜」(淳君)、
と叫び合っていたのに、
なぜか、しゅんすけの野郎(呼び捨ての刑!)が、私達の急所をバンバン叩いてくる。
痛さで狂ったのか、毒が頭に回ったのか!?
とにかく、終わる頃には、皆、ボロボロでした。はぁ。





2006_07/02 (sun)

イル&re:coverライブ@ソレイユの丘。



猛烈な強風‥という悪条件の中での野外ライブでしたが、
機材が動かないというアクシデントを、何回も乗り越えているし、
台風の中でもやったことがあるので、
「風くらいなによ」と、たかを括っていたら、罰が当たったのか‥
腕が、、、痛くて、、、上がらなくなってしまいました。
マウス肘で、半年前から怠い感じはあったのですが、
こんなに急激に痛くなっていくとは。しかも、本番最中に。
鍵盤の位置まで右手を上げるだけで、涙ぐんでしまうくらい痛くなったのを、
ぐっと堪えて弾いていたら、さらにどんどん悪化して、、、
ライブ後、着替えさえ一人で出来なかった自分に、
笑えるやら呆れるやらショックを受けるやら。

でも、 イルもre:coverも、良い方向に前進してくれていたし、
マネージャーのIさんもeijunちゃんもリオも夫も、
心の底から応援してくれているのが伝わってきたし、
ファンの皆さんも、悪天候の中、ずーっと見守っていて下さった上、
終わってから、あちらこちらで、にこやかに談笑‥
なんかこう、大きな大きな円が出来てきたなぁと実感できたライブで、
嬉しかったです。深謝!





2006_07/01 (sat)

イルライブの練習 with re:cover&eijun。

ちょっと前に、コーラスを入れる意味について話合いました。
とりあえず「賑やかしのために入れておこう」というのなら、
賛成できなかったからです。
過ぎたるは猶及ばざるが如し‥ということもあるけれど、
イルの音楽には、孤独と闘ってこそ輝く曲が多いからなのです。

なので、今日は、eijunちゃんとre:coverに、
ココゾというところで、意味のあるコーラスをしてもらえるよう、
もう一度打ち合わせした後、念入りに練習。
特に、デュエット曲は、「これはeijunちゃんにしか表現出来ない!」
という仕上がりにしようよと、皆で真剣にアイデアを出し合いました。

そして、いつものように、ON時間と同じ位、OFF時間を大事する私達‥。
皆で料理して、わいわいがやがや楽しいお喋りと共に食事を取りました。

その光景を見ながら、不思議だなぁ‥と思いました。
だって、全く縁のないところで生まれ育ち、年代も違うのに、
生まれるずっと前から、一緒に居るみたいだったのですもの。
これが赤い糸!?



6月の日記へ
/ HOME