new

2007_01/31 (wed)

nord stageを購入〜あらいしゅんすけ君と制作。

昨日のTさんの言葉を胸に、しゅんすけ君、理応に付き合ってもらって、
ずっと欲しかったnord stageを購入しにいきました。
私の気合いを彼女達に見てもらいたかったので。


キャスター付きのソフトケースも良く出来ていて可愛いし、赤い木枠の本体も、ものっすごく可愛い〜。
愛すべきキーボード達を3段重ねて‥にんまり。

多分、これが、私の生涯で最後のキーボード購入になるのじゃないかな…と思います。
このキーボードが、これ以上は無理‥と思うくらい良く出来ていて、
長きに渡って愛せそうだからです。

家に帰ってから、皆でラックを組み立てて、早速弾いてみたら、
不思議ですね、テンションががーーーっと上がってゆくのが分かりました。
けど、手強い。。。難しい。。。
これに見合う素敵な演奏力と創造物を作っていこうと、改めて武者震いです。

しゅんすけ君とのユニットも、やりたいことが次々と決まってきていて、楽しい!
今年は「今までとは違った風が吹く」年になりそうです。



new

2007_01/30 (tue)

映像プロデューサーTさんと。

Tさんは、勉強好きで、いつもいろいろなことを学んでいるので、
話していて、とても面白いです。触発されます。

その中で興味深かったこと2つ。
まず、戦国時代の武将の行動から、リーダー(カリスマ)の条件の話。

健康であること、発想が豊かであること、人望があること‥‥

当たり前‥のようですが、改めて獲得しようと思うと難しいことばかりだなぁと、
いろいろな人を思い浮かべながら、思ったのでした。

そして、もう一つは、神の存在と文化の関係の話。
一神教、例えばキリスト教圏の西洋では、
神を守るために、石造りの立派な教会を建ててきたけれど、
日本人の多くは、自然=風や植物や水や火や山などにも「神々」が宿っていると思い、
それを受け入れやすい、オープンな住居に住んできたのではないかという説。
そう考えると、コンクリートジャングルに住まざるを得なくなってしまった現代人が、
信じられるものを求めて彷徨っている様が、納得出来ました。
万葉集を読み返してみようかな。


それから、今日は久しぶりにTさんに叱咤激励されたのでした。
「最近の美織さんは、ぬるい。美織さんの能力はこんなものじゃないはず。
自分の能力の半分も出せてないよ。
余計なことはやらないで、もっと厳しく、もっと果敢に、もっとどん欲に、
素敵なものをクリエートしていって欲しい。」と。

こうやって何回も、底に安住してしまった自分を
友人達に引き上げてもらってきたのを思い出しました。
そうだった、あと少ししかない自分の時間を、有効に使わなくちゃ。


new

2007_01/29 (mon)

イルのDTMレッスン。

打ち込み講座、第二弾。
手元にパソコンしか無い場合でも、パソコン用キーボードを使って打ち込む方法があります。
稽古の待ち時間や、楽屋で空いた時間を有効活用出来るので、
これは教えておいた方が良いかな‥と思い、
今日は、入門ソフトGarage bandを使って打ち込む練習をしてみました。
操作を教えつつ、コードの仕組みなど、セオリーも平行して教えているのですが、
覚え方が、私とは全く違うので面白いです。
私の「法則を覚えてから応用していく方式」とは違い、
その箇所に応じて、丸暗記してみたり、関連づけて覚えてみたり、法則を覚えてみたり‥
なので、覚えがめちゃくちゃ速いです。羨ましいです。
ただ、その反面、打ち込む作業が「お仕事」にみえたり、パソコンがただの機械に見えたり‥

私はのろまですが、それはそれなりに理由があってですね、
まず、お道具をかなーり愛するので、よくお手入れをします。
それから、全てのものと、いちいちgive&takeしてゆきます。
例えば、一つの音色を入れたら、それを何回も何回も聴いた上で、
それ以上要らないと判断したらもう音を入れないし、
入れる場合は、それに最も合うものを必死で探す。
そう、いつも「それに対してどう行動するか」を大事にしているのです。
だから時間はとても沢山かかりますが、そこに、目には見えない
プラスαが生まれるのじゃないかと思っています。

何をするにも、まずは、「向き合うもの」に対しての
「向き合い方」が、素敵でありたいですよね。



new

2007_01/28 (sun)

遺すということ。

調べものをしていたら、志半ばで他界してしまった小島芳子さんのページにたどり着きました。
彼女が亡くなってから、お父様とお兄様がこつこつ作っているページ…とのこと。
闘病の様子や、皆から彼女へのメッセージなどを読んでいたら、胸がいっぱいになりました。
なかでも、
「肉体は「消滅」したとしても、精神は残る。
しかも演奏家の場合には録音と言う形で鮮明に残る。
『悲愴』の演奏を通じて、お姉さまの音楽と対峙するときの精神性を改めて感じました。
これは永遠不滅でしょう。」
という後輩からのメッセージに、胸が熱くなりました。

創作、演奏、録音、記録。=遺す。
自分がやり遂げたいと思ってきたことの理由が、今、やっと、分かりました。




2007_01/27 (sat)

夫の会社の女性社員の方々と宴。

環境の変化をとても嫌う夫が、今までとはかなーり違う環境の部に変わったので、
馴染めるのかなぁ‥と心配していたのですが、ちゃっかり自分の居場所を見つけたようで‥
きっと、部の方達が良くして下さったのだろうなぁ‥と、密かに感謝していたところ、
その部の女子6名で、遠路遥々遊びに来て下さいました。

女性は、やっぱり華やかですね。家の中が、ぱぁっと明るくなりました。
そして、やっぱりよく喋る。。。あはは〜。
もうもうもうもう、絶え間なく、いろいろな話を聞かせて下さり、
まるでドラマを見ているようで、楽しかったです。
いろいろと大変そうではありましたが、
私はずっと男社会の制作部に属し、ほとんど外で仕事をしていて、
あんな風に「団結」した経験がなかったので、 ちょっと羨ましかったです。

そうそう、そして、女性につきもののケーキ登場!

ケーキ

写真のケーキの他に超美味なケーキ2箱を、食前食後に平らげました。
恐るべし、女子チーム。。。
ところで、「祝国吉会」って、どんな会なのでしょう?!





2007_01/26 (fri)

イルのレッスン〜小島麻由美&勝手にしやがれのライブ@リキッドルーム。

多分、多くの母親が、自分の存在価値について考えたことがあると思います。

「親はなくても、子は育つ」と言うけれど、実際のところ、子供はお母さんを必死で探すし、
怖かったり寂しかったりする時も、病気の時も、「おかあさ〜ん」としがみついてくる。
だから、自分はこの子にとって無くてはならない存在だと‥勘違いしてしまう。
でも、そうではないのよね。

今日、イルに、DAWソフトの使い方を教えていたら、
自分の後ろにべったりついていた子が、 自分の前を走り始めた時、
言いようの無い喜びと共に、とても寂しい気持ちになったことを思い出しました。

自分の存在価値は、時と共にどんどん変わっていくものなのでしょうね。
けど、価値が無くなるわけではないと、信じていたいです。


夜は、 夫の出演する小島麻由美のライブへ。
豪華メンバーが醸し出す独特の雰囲気と激しいグルーブに、ただただ乗っかって歌う彼女。
細い身体で、不安そうにメンバーの方を見て、時には、客席に背を向ける。
でも、それがかえっていいのよね。
やっぱり女性は、バリバリこなすより、あんな風に男性に頼っている姿の方が可愛いなぁ。
そして、夫のフルートが、ぴったりハマってて、妙に良く聴こえたのも、
彼女が持ち上げ上手だからだろうなと思いました。

そして、勝手にしやがれのメンバーの男らしいこと!完璧。
久しぶりに硬派な男性を見て、気持ちよかったです。

男は男らしく、女は女らしく‥
古き良き時代を思い出したライブでした。





2007_01/25 (thu)

コンソート野ばらの練習〜渡辺清美さんと。

宿題にしていた「オリジナルメロディ」を提出して頂きました。
必死で4小節作ったのだろうなぁ‥と思える楽譜、
イメージしたものが文字で書き添えてあった楽譜、
アレンジに対しての注文まで書いてあった楽譜、
4拍子なのに、1小節に5拍入っている楽譜、などなど‥‥
皆さんの不安や動揺や期待や喜びなどが、ひしひしと伝わってきました。
それらに、精一杯応えていきたいと思います。


それから清美さんと湘南方面へ行き、輝く海を眺めながらランチ。
ノンキー組曲のレコ発ライブ(5月〜6月頃)の相談を、やっとすることが出来ました。

いろいろな可能性を考えていたのだけれど、清美さんと話していたら、
皆が参加して楽しむことを目的とした「青空市」とは別の位置づけにし、
リコーダーの良さとノンキーの良さを広めていってもらえるようなアンサンブルを、
若手リコーダー奏者を中心に、新たに結成してもらった方が良いかな、と思えました。
まだまだ青写真の段階なので、実際に出来るかどうか分かりませんが、
これをきっかけに、若い人達が羽ばたいてくれると、喜びも一入ですしね。

ところで、今日のお店は、日本で一番予約困難な店と言われる
ラ・ベットラの落合務シェフ監修のお店なのですが、
彼の目指す料理は、イタリア人にも美味しいと言われる料理、毎日食べても食べ飽きない料理。
実は、私の音楽へのこだわりと全く同じなのです!
毎日聴いても飽きない音楽、違いの分かる人に「良いね」と言ってもらえる音楽、
聴いて頂けた方から「何度も聴いています」と言って頂けるような音楽を、目指しています。
そして、「わざわざ足を運んでも食べたいと思って貰えるような料理を出していれば、
不便なところでも二度三度来て頂けると信じています。」
と言う彼の発言や行動にも頷けます。
多売を目指して宣伝を強化したり、外見や利便性を向上させるより、
リピーター達に愛されるような、中身のある音楽を、
じっくり、ゆっくり、コツコツ、焦らずに、作っていきたい。





2007_01/24 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

「私達流のおもてなし」の意気で音楽を作ろうというユニットを始動させました。
「私達流のおもてなし」とは・・
「豪華なものも、高級なものも、大きなサプライズも用意出来ませんが、
ささやかな旬の室礼、心のこもったお料理、小さな気くばり、心くばり、
そして、楽しいコミュニケーションなら、任せて下さい!」です。

我が家にはよく人が来て下さいます。
不便な所にあって、狭くて、汚なくて(ナビちゃんがね!)、
ご飯も日常食べているものが出てきて、特別なサービスがあるわけでもない。
でも、だから良いのじゃないか‥と、最近、思うのです。
居心地の良さって、高級品やサービス満点で生み出せるものではないな‥と。
じゃ、お構い無し‥でも良いのかと言うと、そうではない思う。
出来る範囲の中で、精一杯頑張ったり、サービスすれば良いのじゃないかなぁ。

そうなのです、↑これをヒントに、始めることにしたのです!
理想を言い始めたら、キリがありません。
出来ないことを目指しても、夢は叶いません。
だから、自分達に出来ることから始めることにしたのです。

俊輔君も私も、正直、「優秀な人」ではありませんが、
努力を惜しまないし、サービス精神も旺盛です。
多分、だから、素敵な友達に恵まれたのじゃないかと自負しています。
そして、そういう素敵なゲストを迎える度、必ず、何かが生まれているのも、
ただの偶然ではないと信じています。
うん、きっと良いモノが、生まれるはず。
乞うご期待!!




2007_01/23 (tue)

リコーダーのメンテナンス〜七川礼位ちゃんのレコーディング。

渡辺清美さん宅で、譜久島譲さんにリコーダーをみて頂く。
リコーダーのメンテ、、、何年ぶりだろう?
「どこが悪い」というより、あまり吹いていないのが悪いのだろうなと思っていたら、
案の定、そんな感じでした。
せっかく良くして頂いたので、今年は、もっと活用しなくちゃ。

最近、バロックをやらないリコーダーの人が増えてきたらしいですね。
リコーダーの楽譜売り場も、古楽の楽譜はほんの少しで、ポップな曲の楽譜が並んでいるとか。
お二人が、「子供でも吹けます」「トシを取っても吹けます」というような
お手軽な楽器として認識されていくのは哀しいと仰っていましたが、
確かに、古き良きものが忘れられていくのは、 やっぱり哀しいですね。
ただ、それなりの理由があるような気もします。
うーん、、、上手く言えないけど、
保守的というか、学問的というか、閉鎖的というか、自由度が低いというか・・
進化させながら残していったらいいと思うのだけどなぁ。

礼位ちゃんとは、「名刺代わり」の曲の続き。
やはり気合いを入れて歌ってから編集もきちっとすると、
かなり仕上がりが良いです。

編集作業は、ヤスリをかけるようなイメージなのですよね。
その作業の中で見つけられる弱点もあるし、 なんと言っても聴きやすくなります。
「そのままの方がいいんだよ」と仰る方もいらっしゃいますが、
私は、聴いて下さる方への心配りだと思って、丁寧にやっています。
今日までに11曲分の編集を頑張って終えたので、CDになって聴ける日も近いことでしょう。



line

2007_01/21 (sun)

老犬ナビを洗う。

ナビは小さい頃からお風呂が大好きで、お風呂の扉を開ける度に反応していたのですが、
今日、お風呂から何度も「ナビ〜」と呼んでも、寝たままでした。
そして、ようやく気づいてからも、
お風呂の段差を恐がり、濡れたタイルを恐がり、尻込みして入ってきませんでした。
大喜びではしゃいで、いろいろなモノをなぎ倒しながら、走ってきていたのに。
このところ、急にトシを取って、まるで別犬のようです。
で、仕方なく骨ガムで釣って、やっとのことで中に入れたのですが、
今度は、そのガムを、噛まないで、ずっとくわえたまま。

こうやって、あと何回、ナビを洗ってあげられるのだろう。
・・と思ったら、涙がポタポタ落ちてきました。
その涙の意味を知ってか知らずか、、、ペロペロなめてくれました。



line

2007_01/20 (sat)

日記でタイムトラベル。

力がわいてこない時、私は過去の日記をよく読みます。

「ああ、こういう気持ちで始めたんだったなぁ。」
「こんなに頑張れたのだから、今回もきっと頑張れるよ。」
「へぇ、この人に、こんな風にしてもらっていたんだ。」

その時の気持ちに戻り、いろいろな人やモノや出来事に触発され、 改めて感謝もする。
そうすると、不思議と力がわいてくるのよね。
事実ってすごいな。

そんなわけで、創造物だけでなく、実話や旬の気持ちの記録も大事にしていこうと、
日記をちゃんと更新してゆく決意を新たにし、
見にくかったINDEXを整理してみました。



line

2007_01/18 (thu)

ノンキー組曲の打ち合わせ〜アップルストア〜楽器屋さん巡り。

nowgomix recordにて、ジャケットの打ち合わせやらライブの相談やら。
担当のHさんの、打てば響く対応や決断の速さ、こだわりを持ったお仕事のやり方に、感動!
デザイナーの若江さんも、お忙しいのに、さらに良いものをお届けしたいと、
細部にまで神経を使って下さっています。
こうやって新たな才能や愛に出会い、それをつぎ込んでもらって、
ノンキー組曲はさらに育っていくのだろうなぁ‥と、しみじみ。

そんな中、タイムリーに、とっても嬉しいメールが海外から到着しました。
内容は、、、許可を頂いてから、是非、紹介させて頂こうと思っております。
とにかく、ノンキーを頑張って作って本当に良かった‥と心底思えたメールでした。

打ち合わせ後、若江さんとまったりお茶を堪能してから、一緒にアップルストアに行き、
イル君のMacBook購入に立ち会う。遂に。。。
私も大晦日のワイヤレスマウス購入に続き、ワイヤレスのキーボードを購入。
めちゃくちゃ操作がラクになりました。



それから楽器屋さんでしゅんすけ君のキーボード物色に立ち会う。
音色の良さも鍵盤の良さも、値段と比例していますねぇ。
ただのスイッチのような鍵盤もあって、思わず「これも楽器って呼ぶの?!」
廉価版が出て裾野が広がってゆくことは良いことなのだろうけど、
ただただ「沢山売りたい」的な匂いを感じるし、
誰が弾いても同じ=スキルアップに繋がらない楽器が、自分を育ててくれるとは思えないし、
安い&易いで裾野が広がり過ぎると、音楽が音楽で無くなるような気もするし、
音楽は、修行&深い愛の賜物‥だと思っているので、
楽器は、そのお伴として相応しい存在であって欲しいと思うのだけどなぁ。

締めは、とってもステキな創作料理屋さん!
世の中には、魅力的なもの、欲しいもの、食べたいもの、、、が、いっぱいです。


line

2007_01/17 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

しゅんすけ君とも今後の方針を、まだ探り続けています。
彼は「一旦宣言したり、やり始めたことは、最後までやり通したい」らしいのですが、
それってどうなのかなぁ‥と、私は思ってしまうのです。
イル君も全く同じ考えらしく、「美織さん、そう言ってたじゃないですか!」と言うのですが、
状況に応じていろいろが変わっていくのは、当然だと思うのですよ。
簡単に変えてはいけないものは、目的・目標・信じる人・こと‥であって、
方法・手段・道具などは、ダメだと思った時点で再考すべきじゃないのかなぁ。
妙なところに固執=立ち止まっていると、当然前へ進めないわけですし、
違う道を突き進んでいたとしたら、そのまま進んでもゴールにたどり着けないわけですし、
自分を守るために、時には戻る勇気だって必要だと思う。

でも、不器用に「守っている」姿は、 微笑ましくもあり、羨ましくもあります。
まだ少年の心を持っているのだろうなぁ。


line

2007_01/16 (tue)

人間ドック。

すぐに結果の出るものは、全く異常なしでした。ほっ。

一人で外でご飯を食べたり飲んだり‥は嫌なので、ずっと避けてきたのですが、
今年の目標は「自立」ゆえ、おまけに付いてくるお弁当を一人で食べてみました。
大きなテーブルにひとりだけで座って、ぼーっと外を眺めながら‥

思いのほか、全然平気でした。
ただ、全く味がしませんでした。
やっぱり飲食は、誰かと一緒にしたいな。


line

2007_01/15 (mon)

イルと、マネージャーIさんと。

今後の方針について、3人でとことん話し合いました。
イル君にとっては「え〜??」という展開になったと思います。
でも、これは、マネージャーIさんと私の深い深いイルに対しての愛があるからこそ、
導き出された答え‥
なので、きっと真摯に受け止めて、私達の期待に応えてくれることでしょう。

自分が何をどこでどうやって誰と一緒にしていったら良いのか ‥‥
私は、「選択する」ことが、人生に於いて最も重要なことだと思っているのですが、
どれも捨てられない、どれも大事にしたい‥という人、最近、多いですね。
かく言う自分も、その中のひとりに思われがちなのですが、
私は、大きな目的や夢を実現することより、
日々の小さな幸せの集まり‥を「選択した」のだと思っています。

しっかり大きな夢を持っていて、才能にも恵まれているイル君には、
シンプルかつ果敢に攻める人生を送っていってもらいたいなぁ。


line

2007_01/14 (sun)

ボウリング。

とにかく目と耳と頭を休ませたいのと、運動不足の身体に喝を入れたかったので、
「今日は運動するぞ!」 と張り切っていたら、
「まだ、ボウリングくらいが丁度良いのじゃない?」 と夫が言うので、
帰宅途中&明日ライブ‥という娘、テスト勉強中の俊輔君を拉致して、ボウリングへ。
せっかくやるのなら、皆で楽しく盛り上がってやりたいので‥ね!

ほど良い運動+結果が分かりやすく出るので、テンションが上がる。。。
ボウリング、我らのブームになりそうです。



line

2007_01/13 (sat)

休息日。

休息日というより、次なる課題に入る前にエネルギーを補給する日。
空っぽになった身体は、水を吸うスポンジのように新しいエネルギーを吸収していきます。
出せば入ってくるものだなぁ‥と、ちょっと嬉しくなる瞬間です。

達成感を伴った疲労は、とても心地良いし、
一所懸命にやった後だから‥と、堂々と何もしないでいるのも、とても心地良い。
頑張った後のこのダラダラ日が、やっぱり世界一好き!



line

2007_01/12 (fri)

七川礼位ちゃんのレコーディング。

「名刺代わり」にしたいという曲のレコーディングをしています。
礼位ちゃんはいつでも自分の持てる力の80%以上を出して歌える安定した歌い手さんですが、
それでも、100%を出そう‥とすると、いろいろ大変そうです。
私自身も、演奏する時、そう痛感するのですが、
0点を80点にするより、90点を100点にする方が遥かに大変です。



line

2007_01/11 (thu)

コンソート野ばらの練習。

初練習は、Fun for four recordersの1から4まで。
これらは、今年秋頃から予定している第三回目レコーディングの候補曲です。
良い曲良い編曲なので、丁寧に仕上げたいと思っています。

でも、実は、その今秋からのレコーディングの目玉は、野ばらのオリジナル曲なのですよ!
次回、皆さんに提出してもらうモティーフを元に、
皆で少しづつ少しづつ、リコーダー4声の曲に育てていくつもりです。
ステキでしょ?今日は、その手始めとして、コードについて少しお話したら、
皆さんの目がきらきら輝き始めたのが、印象的でした。
さー、どんな曲に仕上がるでしょうか。
その他、ウェルナーの「野ばら」を野ばら風にアレンジしようという企画もあるので、
楽しみが多い野ばらです。



楽しみ‥といえば、今日は夢のあるプレゼントを頂きました。
お菓子の家!
全部食べると、中から何か出てくるみたいなので、
童心に戻って、今からうきうきわくわくなのです。





2007_01/10 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

まずは、お参りに行こう!というので、行ってみました。
その顛末は、ぜひ、彼の日記でご覧下さい!あはは〜。
今年もいろいろと楽しませてもらえそうです。

しゅんすけ君とは、面白いユニットをやることになったので、
それに対してはやる気持ちはあったのですが、
次なる締め切り「Suite"NONKY"」も、急いでやらなければならないので、
とりあえず、今日はその準備を手伝ってもらいました。
が、なんと、私、人にやらせておいて、寝てしまっていました。
「あんまり幸せそうで、起こせなかった。」らしいです。
もう、本当に本当に睡眠に飢えていたのですよぉ〜、ごめんなさい!
で、早めに終わらせてもらい、本格的に熟睡。

やりたいことは山ほどあるけど、体力温存もしなくちゃね。





2007_01/09 (tue)

MAのスタジオへ。

大変ご迷惑をおかけしてしまったにも関わらず、
プロデューサーもエンジニアも、とても優しく迎えて下さり、
「名曲ばっかりで音も良いし、すっごく良い出来ですね。」と褒めて下さる。
かたじけない!
だがしかし、私はドキドキで、自分の心臓が、今に飛び出てくるのじゃないかと思っていました。
でも、なんとかノイズは一カ所のみで済み、
それもエンジニアが編集で取り繕って下さったので、セーフ。ほっ。

そして、それから、完成品を視聴しました。
もうもうもう、本当に綺麗な映像に、音もぴったり合っていて、素晴らしかったです。
それぞれの桜をよく調べ、その背景も調べ、膨大な映像の中から70分をチョイスしたTプロデューサーが、
横でいろいろなエピソードを語って下さったのですが、
教養って素晴らしいなと思いました。
見え方が違ってきましたもの!
そして、愛がいろいろをステキに変えていくのだな‥とも感じました。
ここのスタッフが、全員、この桜達を愛しているのが、見て取れました。
そこに、まず、感動しましたよ、本当に。

視覚、聴覚、そして、自分の思い‥に加え、歴史や背景や地理や人々の思い‥
Tプロデューサーのおかげで、さらに深いところまで追求して創作する楽しみを得ました。
深謝です。

日本の桜西日本編は、2月5日発売です。
自信を持ってお薦め出来る作品です。ぜひ観てみて下さいませ。
(今のところ、ここが最安値のようですが、日本の桜西日本編で検索してみて下さい)





2007_01/08 (mon)

ミックスダウン、マスタリングのやり直し。

とにかく、出来る限りのことをやろうと決め、
ノイズが出た‥と言われた曲は、もう一度ミックスをやり直し、
CDも、何十枚も焼いてみました。
ファイル渡しも可能‥と言われたので、ファイルも携帯HDとDVD、両方にコピーし、、、
って、言うのは簡単ですが、↑の作業をやるのに、何十時間もかかりました。
もう、体力も精神力も聴力も思考力も限界です。
あとは、神様、仏様に祈ることのみです。





2007_01/07 (sun)

MAのスタジオ〜某楽器店〜ショッピング。

最後の最後、朝方まで頑張り、10時前に新橋のスタジオへ音源を届ける。
音源は、25曲80分、ボツ曲を入れれば100分近く作ったことになります。
しかも、完全オリジナルです。
本当に頑張ったわー。。。ウルウルウル。

MAに立ち会うつもりでしたが、徹夜明けだったので、ご挨拶だけして帰路につく。
それが、いけなかった。‥‥と気づかされたのは、夕方なのですけれどね。


さて、帰る途中、nord stageを破格で初売りすると宣言していた楽器店の前を通ったら、
なんと、誰も並んでいないじゃない。
「わー、これは買えるかも!」と急いで駐車して一番前に並んで、にやにや凍えながら待つこと40分。
が、開店直前にお店のお兄さんがやってきて「朝早く、整理券を配ったのですよぉ。」 って。
嗚呼、やっぱり世の中はそんなに甘くないのね。
でも、数々のキーボードを試奏してみて、これだけが、びびびっときたので、
近日中に購入しようと思います。


その後、制作から解放された勢いでショッピングを満喫していたら、
プロデューサーから恐怖の電話。。。
「ずっといろいろなスピーカーで確かめているのだけど、
何曲も歪んでて、、、これでは製品に出来ません。スタジオを取り直しました。」
「…………………。」
Logicは、クリップしたらそう表示されるので、レベルオーバーになるはずがないのに?
何度も聴いたのに?どうしてだろう?
それより、スタジオを取り直すって、、、大変なことだ。本当に申し訳ない。

とにかく急いで家に帰って、耳の達人の夫と共に、全く同じ時に作ったサブマスターを聴いてみる。
そしたら、言われたところには入っていないのだけど、他のところで聴こえる?!
なので、新たに何枚かCDを焼いてみたら、それぞれ、別のところで聴こえる。
ので、オリジナルのファイルを聴いてみたら、これまた、聴く度に全然違う所でノイズが入る。
???
怪現象です。
理由が見つからない、ということは、対策もないのです。
もうパニックです。
そのうち、大音量でチェックし続けていたら、聴こえるはずのない音まで聴こえてきて、
明らかに幻聴の症状が出て参りました。
ノイローゼになりそうでした。

そういえば、去年の1月にも怪現象が起こって、外付けHDの内容が全部消えたのでした。
一月には、何かあるのかなぁ?
っていうか、私とノイズの歴史は長く、過去に何回も怪現象を起こしているのを、
思い出しちゃいましたよ。電磁放射女と呼ばれていたのだった。。。





2007_01/06 (sat)

土肥〜横浜。

土肥金山を見学しました。とっても面白いところですね!
6億円相当の延べ棒や豪華絢爛な金箔に、人だかりが出来ていたけれど、
私には、ただの岩のような原石の方が断然魅力的でした。
これからどうやって金を取るのだろう‥とか、これからどれだけの宝が取れるのだろう‥とか、
そんなことを思うだけで、ワクワクするもの。
夢をみるとか、仕上げるとか、抽出するとか、
とにかく、自分がそれに関われることの幸せを、私は、とても素敵なことだと思ってしまうのです。


この金鉱からこれだけしか金が取れないらしい

その後、父母と横浜を堪能し、新幹線の駅まで送ってゆく。
父母はとても満足したようで、何度もお礼を言ってくれました。良かった〜。


そして、帰ってからすぐ「日本の桜」の直しを始める。
実は、Tプロデューサーから、旅の間もずっと電話が入っていて、
「やっぱりこんな風にしませんか?」と、いろいろと注文が入っていたのです。

Tプロデューサーには、本当に頭が下がります。
いちいち説得力があるのです。
「音楽自体は良いと思うけど、ここはね、朝倉氏、縁の地なのですよ。」
「朝倉氏はね‥」と歴史を語り始められると、
「なるほど、それならもう少し凛とした感じにした方が良いですよね。頑張ります!」
と、言わざるをえません。





2007_01/05 (fri)

雄踏温泉〜父母を連れて西伊豆温泉へ。

素晴らしい富士山をあちらこちらから見ることが出来ました。
綺麗な富士山を見た年は縁起が良いのですよ。
穏やかな幸せな2007年‥の予感です。おみくじも吉でしたし。いえぃ!

はぁはぁ言いながら、恋人岬への山坂を頑張って歩いて、
「念願だった恋人岬に来れた!」と大喜びしながら鐘を鳴らす父母がとても可愛かったです。
威厳の塊のようだった父‥だったのにねぇ。


岬の先端から富士山がとても綺麗に見えます。いたるところにあった沢山の熱愛宣言にびっくりしました。

昨日は美味しいフランス料理のフルコース、
今日は、美味しいお寿司〜美味しい伊勢エビ、アワビ、鯛などなど‥‥
そして温泉。。。
あー、幸せ。





2007_01/04 (thu)

浜松へ。

成人式を迎える娘が着る着物は、私が着た物です。
良いモノは、代々継いでゆく‥という考えは、
ゴミを増やさないためにも、
「得る」だけではなく「守る」ことの重要性を教えるためにも、
人の気持ちや思い出が加わっていくステキさを伝えるためにも、
良いなぁと思うので、「私のを着てくれないかなぁ。」と思っていたところ、
理応の方が先に「お母さんのを着る。」と言ってくれたので、とても嬉しかったです。



↑父の知り合いの写真館で写真を撮るところです。
おばあちゃん、おじいちゃんは、新しい着物を用意したかった…と、最初はブーブー言っていましたが、
孫の晴れ姿を目にしたら、「美織ちゃんより似合うじゃない!」と大喜びでした。
そして、その着物代でキーボードを買ってあげるらしいです。いいな〜。

そうそう、写真館のお嫁さん、お姑さんのバトルがスゴかったのですよ。
二人とも、そのおかげで活き活きしているようで、皆で大笑い!
結婚した時、すでに夫の両親が他界していたため、
嫁・姑戦争も、夫の実家で過ごす正月‥というのも経験出来なかった上、
娘一人‥ということは、将来姑になることもない私‥
ちょっとだけ羨ましい風景でした。






2007_01/03 (wed)

日本の桜西日本編の音楽、完成。

明日から旅の予定なので、今日中に仕上げなければならないので、
無い力を振り絞って頑張りました。
自分で自分に感心しますよ。本当に頑張っていますよ、美織さん!

で、びっくりしたのが、最後の曲のミックスを終えたら、
「ハックション!」と共に、鼻水が溢れ出てきたこと。
風邪ひきさんと狭いスタジオに一緒に居ても、絶対に風邪をもらわなかったのに、
終わった途端、ひどい風邪の症状とは・・・。
精神力だけで、持っていたってことですね。
そして、夜になって「追加曲をやり直して欲しいのですけれど」の電話が入った途端、
止まったのにもびっくりでした。
あれは夢だったのかなぁ‥と思えるくらい、鼻水もくしゃみも出なくなったのですよ。
不思議〜。






2006_01/02 (tue)

提出曲をお届け〜理恵子さんのレコーディング〜俊輔君、理応とコーラス入れ。

追加曲3曲分の締め切り日。
映像ディレクターさんが、「1月2日は年賀に行っておりますので、
帰宅は夕方5時頃になります。音楽は、それまでに届けば支障ありませんよ。」って。
この心遣いが、どれだけ私をラクにしてくれたことか。ウルウル‥‥

で、4時半頃なんとか提出し、家族+運転手になってくれた俊輔君と、中華街で早めの食事を摂る。
夜は、高橋理恵子さんに、お忙しい中来て頂き、フルートの録音。
今シリーズの中で一番上品でクラシカルな曲をお願いしました。

そして、大深夜から、俊輔君、理応、私でコーラス入れ。
ほとんど無伴奏で、6声のコーラスに挑戦してみました。
幻想的な吉野の桜の場面が、より幻想的になって、満足。

だがしかし、時間は、あっという間に過ぎてゆく。
そして、耳も限界。身体もボロボロ。みんな気絶状態‥。
でも、あとちょっと。あとちょっとだから、頑張ろう。






2007_01/01 (mon)

新春。

人の生き方は、旅の好みに似ているなぁと思います。
「例えば東京から大阪へ、あなたは、どの手段でどういう風に行きたいですか?」
と問われたら、私は、迷わず、「楽しい仲間と一緒に車で寄り道しながら行きたいです。」
と答えると思います。
私にとって、旅は、楽しいお伴が居るかどうか、
旅先で良い出会いや面白い発見があるかどうか、
自分の思うように動けるかどうか、 が重要であって、
「速さ」も「便利」も「コストパフォーマンス」も「目的・計画」も、
どうでもよいのです。
なので、事件も歓迎、寄り道もおつき合いも大歓迎。
結果、楽しく有意義な道中になれば、何でもよいのです。

けど、そう思ってきたことが仇となったのか、
最近、自分で自分の車を運転してはいるのだけど、
楽しい仲間にも恵まれてはいるのだけど、
自分の思うような速度で、自分の思うような方向に動けていないような気がするのです。
で、「私は、一体どこへ向かっているのだろう?」と考え込む時間が増えてきてしまったのです。
もしかしたら、それが結果「良かった!」ということになるような気もしています。
が、自分だけのための時間を持たないと、私が私でなくなるような気もしています。

なので、2007年は、人と過ごす時間も大切にしつつ、
自分のためだけの時間も作っていこうかなと思っています。
今さらですが「自立」が目標です。
どうぞ温かい目で私のわがままを許してやって下さいませ。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。






12月の日記へ
/ HOME