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2007_10/31 (wed)

イルのマネージャーIさんと。

いろいろなお話をしました。いちいち共感できました。
なんて良い人なのだろう‥と、改めて思いました。

最終的にはそれが彼の為になるだろうから、
心を鬼にして「厳しくいこう」と言い合いました。
褒めるのは、容易いです。
守るのも、私達にとっては、そんなに大変なことではありません。
でも、叱咤激励するのは、大変なことです。
自分が信用されていないと出来ないことですし、
彼をしっかり見つめ続けている必要がありますし、、、
ほんの些細なことから何かを感じ取る力、それを分析する力、さらに判断力も必要。
武者震いだわ。。。



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2007_10/30 (tue)

milly la foretの制作。

今日から床暖房の工事が始まりました。
「騒音も少なく3日で終わります」と言っていたのに、、、爆音です。嗚呼。
でも、出来上がってしまえば、静かでクリーンでぽかぽかで乾燥もなく‥
と良いことばかりなので、しばらく我慢、我慢。

そして、オーディオインターフェースの代替え機が届きました。
Firewireのは一ヶ月先になると言うので、とりあえずUSB2.0接続のモノを送ってもらったのです。
で、この数日間の遅れを取り戻そうと、早速接続してみたら、
度々画面に「MIDIとオーディオが同期しません」と出て来て、止まってしまいます。
私のが崩壊する数日前くらいの症状と同じではないか!

とりあえず、millyは、工事の爆音もあって、詞の制作に切り替えたのですが、
イルライブのオケ準備真っ最中なので、とても困ってます。
ああ、間に合うのかなぁ、どうしましょ。



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2007_10/28 (sun)

「こうしてPrologue」観劇。

出演中の青木君が「差し入れはあそこの飴がいいなー。」と言うので、
劇場に行く前にpapabubbleに寄る。
庶民的な商店街の中にあって、とても浮いた存在。。。

papabubble

バルセロナとニューヨークとアムステルダムと、、、なのに、なぜ東京はココなのだろう?!
と疑問に思うのですが、「前を通ったから買う」のではなく、
わざわざ買いに行きたくなる‥っていうのが、大事なのだろうなぁ‥
と、店内で作ってくれるのを眺めながら、しみじみ。
とても美味しいし、誠実さを感じる飴屋さんです。


さて、お芝居の方は、、、
青木君が出ていたことに気付かないまま、一つめのお話が終わってしまいました。
「あれ、、、、、青木君、出てなかったよね?」
「出てましたよぉ。ずーっと出てたじゃないですか。美織さん、ひどーい!」

どうして分からなかったのかな‥
多分、形式美を大事にしていた演出だったからです。
イルこと青木君の音楽もお芝居も、「形式美」とはおおよそ無縁ですからねぇ。
(楽譜に繰り返し記号を使えないほどです。)
役者さんて、ここまで自分の個性を消して、演出家についていけるものなのですね。
吃驚&感心〜。
せっかくだから、これを機会に、音楽でも形式美を追求してもらいましょうかねぇ。



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2007_10/27 (sat)

オーディオ・インターフェース崩壊。

今年初めから、謎のノイズにずっと苦しめられ、
最高のスペックに調教したはずのMacも、よくシャットダウンしていたので、
「お祓いしてもらったら?」と言われていたのですが、
原因は、オーディオインターフェースだったようです。
不穏な動きをしているなぁと思っていた矢先、
バリバリバリバリっという音と共に、崩壊しました。
まだ新しいのにぃ。。。

音楽制作の心臓部とも言える機材ですから、
早急になんとかしなくちゃ‥と思い代理店に電話をしたところ、
「修理待ちの人が何人も居てですねぇ、代替え機も全部出払ってまして、
基盤の生産も、全然追いついてない状態でして、、、いつ出来るか分からないのですが。」
の後に、「すみません、すみません」の連続。
多分、沢山の人に怒鳴られたのだろうな。
オーディオインターフェースがないと、全く仕事出来ませんから。

というか、私も仕事が出来ないじゃない!すごく困る。どうしよ〜〜。



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2007_10/26 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング。

ケーキを食しながら、まずは、おしゃべり。
私のレッスンは、お茶タイムから始まります。
それはとても大事な時間で、私にとっては、その人の今の状態を知り、
それならばどうしようか‥を考える時間になっていますし、
彼女達にとっては、話術やサービス精神を鍛えるよい機会になっていると思うのです。

それにしても、十人十色とはよく言ったもので、
皆、それぞれ個性溢れる話題で、、、面白いです。



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2007_10/25 (thu)

milly la foretの制作。

俊輔君とはよく喧嘩をします。
お互いに、打たれ強く聞き上手なので、わーっと思ったことを言っても後腐れが無いし、
そうすることで良い方向に動いていくことが多いからです。
よく「注意されるうちが花」と言いますが、ほんと、面と向かって厳しいことを言われることは、
素晴らしいことだなと、最近痛感しております。

私がよく注意されるのは、「転ばぬ先の杖が多い」こと。
「それは、こうしてこうなるから、やめておいた方が良い。」と、つい、言ってしまう。
今まではそうだったかもしれないけれど、今度は違うかもしれないのにね。
時に、人の夢を潰してしまったり、やる気を削いでしまうこともあるので、
気をつけなくちゃ。



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2007_10/23 (tue)

milly la foretの制作。

「とぐら」の仮ミックスをしました。
早くCDで聴いて頂きたいのですが、急いで作ってしまって後悔したくないので、
とりあえずの発表の場を「my space」に設けました。
良かったら、ぜひ、試聴して下さいませ。

milly la foretのページ

milly la foretのCDは、凝って作るつもりです。
ジャケットにもいろいろを工夫をして、五感で楽しめるようにしたい。




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2007_10/22 (mon)

大楠山@三浦半島。

天気が良いので、ふらふらと大楠山へ。
頭を動かした分、身体も動かさないと!

大楠山 大楠山

頑張って登った後に観る景色は、格別ですね。



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2007_10/21 (sun)

バックアップ。

機材やパソコン本体の調子がとても悪い。
締め切り前やライブ前になると、使用頻度が上がるせいか、
ほんと、毎度調子が悪くなって困ります。
しかも、今回は、原因が掴めません。パソコンが悪いのか、機材が悪いのか・・。
ので、とりあえず、バックアップのバックアップも取っておくことにしました。

バックアップ
このケース、120枚入るのですが、今日で満杯になりました。
そして、それに要した時間は、10時間。あぁ、予定が狂う。



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2007_10/20 (sat)

ステキな出会い。

青空市の時に、受付のお手伝いに立候補して下さったあの4人の女性達が、
なんと、リコーダーアンサンブルを組んでくれたのです!
もうもうもうもうもうもうもうもう、滅茶苦茶嬉しい。
というわけで、 その記念すべき「発足の瞬間」に立ち会いたかったので、
第1回目の練習に参加させて頂きました。

いつも自分がその輪の中に居るので気付かなかったことですが、
それぞれ全く違うところで生まれて、育って、仕事して、生きていて、
なのに、ここで一緒に楽器を演奏して、全く同じ笑顔で居るってことが、
まず、とても素晴らしいことだなぁと思えたし、
やっぱりアンサンブルは良いですねー。
中に入って演奏している時も勿論感じていますけれど、
一歩離れて眺めると、もっとステキに感じました。
人と人の間にいろいろ生まれていくのが、良く分かったので。

彼女達にとって、きっときっとすごく大切な「日常を離れられる世界」になると思います。
ぜひぜひ、末長く続けていって貰いたいです。で、次回の青空市でデビューですね。



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2007_10/18 (thu)

コンソート野ばらの練習。

高尾山登山の話、、、「やっぱり無理みたいです」と言われたので、
『早く家に帰らなくてはいけない人が居るのかな?』と思ったら、
そうではなくて、体力的に厳しい‥とのこと。
そうか、そうよね。私より年齢の高い人がほとんどだもの。
うんうん、無理はしないようにしましょう。
でも、それでもやはり、皆で「わぁ〜!!」と感動したいので、
もう少しラクで、でも、普段よりはちょっと頑張ったら感動出来るような場所を探して
皆で行くとしましょう。

老化、、、これだけは、越えられない壁なのかなぁ。
越えられないなら、それに代わるモノを手に入れたいな。



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2007_10/16 (tue)

milly la foretの制作。

新曲の詞を書くための、仮メロ入れ。
歌詞がないと、言葉に頼れないし、口も同じ開け方になってしまうので、
とても歌うのが難しい。
けど、楽器でメロを入れるより、断然歌詞が浮かびやすくなるので、端折れません。
音で世界を作ってゆく練習にもなりますし。

だがしかし、、、「記憶」の詞は、はて、どの方向にするのだっけ?
アイデアが多く出過ぎたので、忘れてしまった。。。
選択出来るということは、幸せなことなのだろうか、不幸なことなのだろうか?


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2007_10/15 (mon)

イルと制作。

二日連続です。集中してやるのは、しんどい時もあるけれど、
気持ちが他にいかない分、没頭し、その世界に浸ったまま出来るので、
私は、好きです。
ライブの全体像が見えてきたので、後は、その青写真に従って、
コツコツ作業を進めるのみ。

終わってから、スーパー銭湯→コンビニうろうろ。
制作中の、ある種「聖なる世界」から、超特急で「現実」へ戻る。
これが、結構大事なのだ。


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2007_10/14 (sun)

イルと制作。

イル君、毎晩、私からのメールをチェックしていたらしい。
でも来なかった=まだオケが出来てないのだろうと思ったのか、元気なくやってきました。
いやいや、ちゃんと頑張っていましたよ!
ただ、↓の豚のサイトを読んでから、自分の使命みたいなものを考え直していて‥‥
やはり私の使命は、イル君を喜ばすアレンジをすることじゃなくて、
イル君の将来にプラスになるアレンジをすることだ‥に思い至ったので、
メール添付で送ってお手軽に聞いてもらうのではなく、
ちゃんと私の目の前で聞いてもらおうと思って、送らなかったのです。

で、早速聞かせてみたら、、、案の定、不安そうに
「これで歌えるかなぁ。」「歌詞が聞こえるでしょうか。」でした。

今までの私なら、そこでテンションの音を減らしたり、ベロシティを下げたりして、
少しは歌いやすいように改良したと思います。
でも、プロのシンガー、しかも自分の作詞曲なのだから、私のオケに負けるのは変です。
居心地の良い方に流れていくようでは、良い結果を生まないです。
なので、今回は譲らず「とりあえず歌ってみてよ。」と促してみました。
そしたら、歌いながら、「わぁ、これ、触発されますよ、背中、押されますよ!」って。
「オケに負けてたらダメでしたね。僕、攻めていきます、頑張ります。」って。



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2007_10/13 (sat)

メール。

電話をかけるのが苦手なので、メールのシステムが出来た時、とても嬉しかったです。
今でも、用件を伝えるのにはメールが一番だと思っています。
メモしなくて済むし、先方がお忙しい時でも煩わせないで伝えられるし、
手紙と違って、時候の挨拶やら丁寧語などを省いて、お手軽に打てるのも良い。

でも、その「お手軽感」が、私にとってはくせものでもあって、、、
(お手軽、適当、とりあえず、簡単‥に、とても抵抗があるのです)
用件メールではなく、その人の優しさやセンスや応援メッセージの詰まった嬉しいメールを頂いた時に、
お手軽にお返事を書けなくて困っています。
語彙が乏しいことが最大の原因だとは思いますが、「言葉」にパワーを感じないので、
自分の気持ちをそのまんま言い表せる言葉を、なかなか見つけられないのです。
それなら、せめて取り急ぎ「メール、ありがとうございました。」くらいの返事を、
どうして返さないのかと、自分で自分を責めてみたりもするのですが、フリーズしてしまうのです。
膨らんでいる思いをその言葉にして、お手軽に送る気にどうしてもなれないのでしょうね。
同じ思いで、SNSにも加われません。
「不器用だなぁ、今の世の中には不向きだなぁ」と思いますし、それ以上に、
皆さんに不愉快な思いをさせてしまっていることを、本当に申し訳なく思っています。

でも、その一方で、不器用な人間で良かったなぁと思うこともしばしばです。
直接会いに行ったり、一緒に何かをする原動力になっていると思うからです。
実際に会えば、自分の気持ちも伝えやすくなるし、相手の気持ちにももっと心を動かせるし、
お互いに即反応し合うことで、もっともっと分かり合うことが出来ますし。
広く浅くではなく、狭く深くのお付き合いが、性に合っているようです。

というわけなので、無視しているわけではありません、届いてないわけでもありません、
たぶん、迷惑メール対策を万全にしたので、この頃は皆さんからのメールを全部読めていると思います。
ので、どうか気長にお返事を待っていて下さいませ。宜しくお願い致します。




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2007_10/12 (fri)

七川礼位ちゃんのボーカルトレーニング。

弾き語り系の曲。
「詩を聞かせるための曲」と言えばいいのかな、言葉が詰まっていて、メロディも豊かな曲。
きっと歌っていて気持ちよいからでしょう、最近の若者の歌には、そういうのが多いですよね。
聞く方も、詩が分かりやすく耳に入ってくるから、ラクに共感出来るのかな。

でも、、、実は、私、これが非常に苦手なのです。
どうしてかというと、まず、全部言葉で語られちゃう&絶え間なく歌が入っているので、
歌の邪魔にならないように伴奏をしようとすると、非常に退屈です。
言葉を減らして、音楽で色彩や景色を表現したり、行間を繋いだらいいのに‥と思ってしまいます。

そして、自分の感情をストレートに出すのが苦手、というか、そうしたくない方なので、
聞いていると、気恥ずかしくなってしまいます。
勿論、私も自分の感情を音楽で伝えようとすることがありますが、
そういう場合は、何かに例えたり抽象化します。
そういうことのために、センスを磨きたいなぁと思うのです。

さらに、音楽は、呼応とか、共生とか、give&takeとか、
「関わることの素晴らしさ」のようなものがあるから素敵だと思っているので、
自分だけで完結してしまう音楽=他人が入る余地の少ない音楽は、
やっぱり寂しいもののような気がしてならないのです。

バンド・ユニット・アンサンブルの良さを、もっと訴えていきたいなぁ。



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2007_10/11 (thu)

大事なモノ・コト。

某通販サイトを見ていたら、次のような広告がありました。

2007/10/11

他に雪の中や泥の中で無邪気に楽しそうに遊ぶ可愛い豚ちゃんの写真も載っていました。

この文章と写真を見てから注文する人、少ないでしょうね。「可哀想。」と言う人も多いでしょう。
「お金儲け」という点に於いてはちょっと"不器用"なサイトと言えるかもしれません。

でも、「良い肉を育てる」という点に於いては、全くブレてないですよね。
辛い思いを覚悟で自分の信念を貫いている。
それに「可哀想」なんて言っている偽善者より、ずっと命を尊んでいるような気がします。
だって、この豚ちゃんの幸せそうなこと。そして、絶対に美味しいと思われます。
生きている間は目一杯楽しく暮らし、食用になってからは、皆に喜ばれる肉になる・・
って、この飼い主の人生も豚の豚生も、なんか、いいぞ・・

・・・・と、ボーッと見ていたその時、ハッと気付きました。
自分は不幸だと言う人からは、その人が「大事にしているモノ・コト」が見えてこないことを。
幸せには色々な種類・形があると思いますが、
全ての幸せは、「大事にしたいと思う気持ち」から生まれてくるのかもしれない。



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2007_10/10 (wed)

浜松へ。

姉の義父が亡くなったので、お葬式へ行ってきました。

お昼ご飯を食べてからお散歩して、3時のおやつを食べて、それからお昼寝して‥
スタッフが4時過ぎに部屋に行った時は、もう亡くなっていたとか。
羨ましい亡くなり方でしたが、、、、とても急なことで、
L.Aに住んでいる姉夫妻をはじめ東京や名古屋に住んでいる息子達は、いろいろと大変だったようです。
でも、今時は全部葬儀屋さんが仕切ってくれるのですねー。
アナウンスも葬儀屋さんのスタッフで、いちいち「姿勢を正して‥」とか「お直り下さい」とか言ってくれて‥
座り心地の良い椅子でお経を聞いて、部屋も綺麗で明るくて、
「会社関係」の受付があって、きっと、故人の顔も知らない人も来ているのだろうな、
大勢の人が駆けつけてきていて、それはそれは立派な葬儀でしたが、
なんだかなぁ、、、私は、ベルトコンベアーに乗って出来上がっていくお菓子を想像してしまった。
昨日まで故人がそこで寝ていた部屋で、正座して、しびれを我慢しながらお経を聞き、
別の部屋では近所の人や友人達が働いていて、その空間が、全て故人の縁の人で埋まっていて、
最後に皆で思い出を語らい合いながら涙して送り出していた頃のお葬式が、懐かしい。




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2007_10/09 (tue)

milly la foretの制作。

「記憶」をテーマにした曲を、作っています。
私にとっての「記憶」は、「自分を救う」上で、とても大切なものなのですよね。
頑張ったことも、頑張れなかったことも、失敗したことも、成功したことも、
少ししたら全部思い出になってしまうわけだけど、じゃ、それで終わりかというとそうではなくて、
その記憶があるから、その経験値があるから、だんだん上手に出来るようになったりもするわけですし、
鬱々としている時に、楽しかった時のことを思い出して這い上がってみたり、
頑張れない時、その昔頑張った時の達成感や頑張れなかった時の悔しさを思い出して頑張り直してみたり・・
そう考えると、全ての記憶が愛おしくてたまらないのです。
うんうん、人生に無駄なものは、本当にないと思う。

この曲、自分で作っておいてなんですが、とても好きです。すごく前向きになれるのです。



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2007_10/08 (mon)

理応の誕生会第二弾。

お祝いの品とケーキを買いにいきました。
これまで、ゲーム関連、パソコン関連、音楽機材‥と、 色気のないプレゼントが続いていましたが、
今年はお財布と衣料。親としては、嬉しい傾向。。。

ケーキ1 ケーキ1

で、ケーキも可愛いのを選んでみました。が、持ち歩いている間に、残念な前傾ケーキに…。とほほ。
でも、とても美味でしたし、やはり、皆で歌を歌って、ロウソクの火を消してもらって、
拍手して、切り分けて食べるのはいいですねぇ。

そして、今日は、もうひとつ失敗がありました。
理応を待っている間に入ったお店で自分用の口紅を探していたら、、、
「何色をお探しですか?」
「地味なピンク系のベージュがいいかなぁとは思っているのですけど‥」
「でしたら、これかこれですね。どっちがお好みですか?」
「こっち‥かな。」
「じゃ、このプレートをレジへお持ち下さい。ありがとうございました!!」って。。。

私は、箸を買う時でさえ、あちらこちらを一ヶ月間見て歩いてから買うほどの超慎重派なのです。
ましてや口紅は人生初の買い物。(なぜかよく頂戴するので、まだ自分で買ったことが無いのです)
非常に、非常に楽しみに選んでいる最中だったのに‥‥。
でも、笑顔で「ありがとうございました!!」と言われたら、やっぱり買わざるを得ないよなぁ。うぅうぅ。
ただ、幸か不幸か、娘に言わせると、その口紅は、娘も買いたくないランクのものらしい。
確かにつけ心地が悪かったので、もう一度探し直すとしよう!
人生初、自分で選ぶ口紅なのだから。



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2007_10/07 (sun)

イルとライブ準備。

ライブで披露する新曲のアレンジを考えたり、他の曲のアレンジを見直したり。
私の叩き台をいたく気に入ってくれたらしいので、その路線で数曲作っていくことになりました。
映像系、物語系、、、という感じかな。ノってもらうのではなく、鑑賞してもらうタイプ。
まずは、私達の作る「世界」へ引き込んじゃおうという計画です。

先日、おじいちゃんのお葬式があって実家に戻ったイル君ですが、
その時の写真を見せてくれました。
なかなか一堂に会することが出来ない、兄弟や従兄弟との貴重な写真。
よく死者が人を集めてくれる‥と言うけれど、本当ですね。いい写真でした。
それぞれの家にそれぞれの歴史があり、環境があり、物語があり、、、
人格は、そういうものの中で形成されるのだなぁと、
改めてイル君のお話を聞きながら思ったのでした。



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2007_10/06 (sat)

理応の誕生会。

理応が生まれた世田谷の家の近くで、明日21歳になる彼女の誕生日を祝う。
私にとっても懐かしい場所なので、「その頃」のことをいろいろと思い出しました。
朝から夫と、湘南、横浜、銀座、家の近所の、いくつかのお店を候補をあげて、
あーでもないこーでもないと散々相談した結果、そこのお店にしたのだけど、
とっても美味しかったし、懐かしかったし‥で、そこにして良かったです。

理応は、私流(自分で気付くまで待つ)で育ててきたので、もともとスローペースではありましたが、
大学に入ってから大所帯のサークルの副部長→部長を担うことになったり、
誘われるままにいくつものバンドを掛け持ちしたり、
その費用を捻出するためにバイトを沢山したり‥
で、明らかにオーバーワーク&慢性睡眠不足&体調も悪そう‥で、前期は学校も休みがちでした。
俊輔君やイル君や、「私流」に賛同し続けてくれてきた夫さえも心配し始め、
私に「そろそろなんとかした方がいいのじゃないですか?」と言ってきていました。
でも、私はひたすら待ち続けました。
きっと、本人が気付いてなんとかするに違いないと信じて。

そしたら、最近になって、基本的生活習慣も学業も音楽環境も、自分で改善し始めたのです。
「限界」を知ったからこそ、自分のペースを掴めたのじゃないかな。
私も、自分で自分の限界を知ってから、自分に合ったペースや力の配分が出来るようになったので、
やっぱり彼女を信じて待っていて良かったなと思いました。



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2007_10/04 (thu)

コンソート野ばらの練習。

Jさんの曲のアレンジは、テナーのメロディックなラインをフィーチャーすることにしました。
今までとは違った雰囲気に仕上がりそうです。楽しみ。

そして、11月22日から始めようと思う三枚目のアルバムのレコーディングに収録する曲を決め、
「Fun for four recorders」「優しい風」「あかね雲」「野ばら」などを練習。
なんとなくまとまってきてはいるものの、いまひとつ皆のテンポ感も合ってないし、
音が譜面台辺りで止まってしまっていて、広がりがないなぁ。

で、提案しました。「皆で、ピクニックに行きましょうよ!」
歩調を合わせて歩いたり、皆一緒に良い景色を眺めることで、何か変わるかもしれないので。
「そしたら、高尾山に登りましょうよ。」とリーダーがあっという間に仕切ってくれました。
紅葉シーズンの11月末日。。。晴れるといいな。





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2007_10/03 (wed)

伊勢原ブノアトンへ。

なにゆえ伊勢原‥かというと、美味しいパンを買いに走りました。
美味しいものに、目がありません。どこまでも、食べに、買いに、飲みにいきます。

ここのパン屋さんは、ナンブやハルユタカという日本を代表する小麦を石抜器にかけて小石を除き、
精米器で磨いてふすまの粗い部分を取ってから目の細かい石臼で挽き、さらにふるいにかけて寝かせて、
一分間に12回転というパンこねの黄金速度を守り続けている。
時間も手間も惜しまず、食材にも対しても真摯な姿勢が、素晴らしい。
勿論、超美味でした。良いものには、良い理由が必ずある。

食は、心身の健康の源だと思います。大事、大事、本当に大事。。。




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2007_10/02 (tue)

HP更新〜milly la foretの制作。

やっと気になっていたトップページを更新することが出来ました。
タイ文字で「みおり」と書いてもらったものをデザインしてみました。
ちょっとだけ動きが欲しかったのでフラッシュで作ってみたのですが、 良く出来たソフトですね。
ただ、中途半端なやり方だと動きが人工的になってしまうので、やるなら徹底的にやってみたいな。
でも、地味好きな私のサイトには、これくらいが妥当かな。

さて、millyでは、いよいよ「とぐら」の歌入れ。
が、「さあ、歌おう」と思った時、俊輔君の一言が私のテンションを下げてしまった。
前にも同じようなことがあったので、こういうことがどんなに演奏者にとってマイナスになるかを、必死で訴えました。
気にならない人にとっては全く気にならないことでしょうけれど、
中には、人が横切る気配や、非常口の灯りが気になって歌えない人だって居るのです。
音楽の仕事をするつもりなら、そういう心配りは必要だと思います。

「とぐら」は、熱唱したくなるメロディラインです。が、さらっと歌う方が世界観に合っているみたいです。
Charlotte Gainsbourg風に、よく聴くとすごく工夫してあるのだけど、
ぱっと聴いただけだと鼻歌のようにゆるく聴こえるのを目指してみよう。




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2007_10/01 (mon)

スクリーミング・マスターピース

人口30万人、音楽学校90校、ロックバンドは数えきれないほど、
というテロップで始まるアイスランドの音楽シーンを描くドキュメンタリー‥
音楽云々だけではなく、「何のために生きているか」まで考えさせられた、非常に魅力的な映画でした。

アイスランド人は、鉄の心を持っている人でも、一行の詩に涙するとか。
「出来ること」をやるのではなく「やりたいことをやる」から、幸せなのだとか。
恵まれない環境だからこそ、本当に大事なものを大事に出来ているのかもしれません。
「豊か」の意味が、日本とは大きく違うなぁと思いました。

就職するかしないか‥を迷っていた理応が、「迷いが晴れた」と言っていました。
うんうん、「心に響く、心が動く」を、一番大切にして生きていったら良いと、私も思うよ。




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