2007_05/31 (thu)

河瀬直美監督の受賞に歓喜!

カンヌ映画祭で河瀬直美監督がグランプリを受賞したニュースは、
私にとって、すっごく嬉しいニュースでした。

というのは、以前から、彼女の日記を読んでいて、
自分と似ているところを持っている人だなぁと感じていたので。
例えば、非常に身近なところから題材を選ぶところとか、
テーマを重要視するところとか、
身の丈にあった環境で頑張るところとか、
上手い人より、同じ志の人を仲間に選んで進んでいくところとか、
心を動かされる手法にこだわるところとか、
いつも家族や周りの人をじっと観察しているところとか‥

全然レベルの違う人に「自分と似ているので」なんて言ったら、
「おこがましいにもほどがあるよ」と言われそうですが、レベルじゃなくて、方向性が…です。
なんにしても、とにかくめちゃくちゃ嬉しいのです。万歳!






2007_05/30 (wed)

あらいしゅんすけ君と milly la foret の制作。

「白いはなびら」を、まずは一緒に歌って、ノリや音程や発音を合わせる。
それから、ひとりづつ録音して、合わせて聴いて、評価し合って、修正して‥を繰り返す。
その最中、「歌詞」についての議論が交わされました。

最近、「聞き取れる歌詞」を重要視する人が多いですよね。
「これじゃ、歌詞が聞き取れないですよ。」という台詞をよく耳にします。
私は、歌詞はその曲を構成する100個ある部品のひとつだと思っていて、
言葉も勿論大事だけど、それはパーカッションの音やピアノの音が大事なのと同じで、
トータルで、その曲の内容や世界観が伝われば良いわけで、
言葉だけを、そこまで重要視するのには反対なのです。
言葉が聞こえなくても、音で表現した「事柄」や「気持ち」が伝わればいいのじゃないかなぁ。
もし、言葉で伝えたいのなら、朗読した方が良いよ‥と思ってしまう。
というわけで、私は、「音」として素敵に響く発音や発声を心がけて歌いました。

一方、俊輔君は、歌詞は、その曲の世界へ誘う「ヒント」であり「きっかけ」だと言っていました。
その曲の「扉」って感じなのでしょうかねぇ。
なので、彼は、この曲のシンボルとなる言葉に重きをおき、大事に歌っていました。

十人十色ですね。面白い。






2007_05/29 (tue)

渡辺清美さんのランチタイム・コンサート@近江楽堂。

録音係を仰せつかっていたので、早めに出発したにもかかわらず、
なんと、二カ所で事故に遭遇。。。当然、全く前進できず。
「ああ、もう間に合わないかも…」と胃が痛くなり始めたその時、
流れ始めた!で、5分前に無事到着。ほっ。
最近購入した録音機R-09が、コンパクトかつ簡単操作で助かりました!

プログラムは、リコーダーの代表曲と言われる名曲ばかり。
清美さんの演奏には推進力があるので、
そういう力を生かした曲が聴きたいな‥と思っていたのだけれど、
スタンダードな曲だからこそ、清美さんらしさが浮き立っていて、かえって良かったかもです。
11月16日に本格的なソロコンサートを催すとのこと。楽しみです!






2007_05/28 (mon)

理応のライブ@両国。

最近、娘のダメダメぶりに、夫は呆れ、弟子くん達も心配してくれ、
「美織さん、リオちゃんに注意した方がいいですよ。」と言われ続けていました。
そりゃそうです、電車の中で寝てしまい、始発駅から終点駅まで2往復してしまうほどの睡眠障害で、
帰ってくるなり家のリビングに倒れるように寝てしまったり、どうも授業にも出ていない模様‥
でも、私には、その姿が「堕落」ではなく「何かを狙っている」ように見えていたので、
じっと堪えて、いや、むしろ、楽器を運んであげたりして応援していました。
「甘いなぁ」と非難されながらも。

そしたら、案の定、「今回のライブをぜひ見て欲しい」と言い出し・・・



やはり。。。
凄かったです。学生バンド‥という雰囲気は、全く感じられませんでした。
音楽も良く出来ていたし、全員の態度も眼力も立派でした。
夫も「このままクラブに出そうよ。」と、珍しくベタ褒めでした。
「同志」に出会えて良かったね。
でも、生活と勉学の軌道修正も宜しく!






2007_05/27 (sun)

小島麻由美さんのライブ@横浜クリフサイド。

夫がバックでフルートを吹いているのですが、ここで吹いている時が一番生き生きしています。
小島麻由美さんも、とても楽しそうに、能天気に、気持ち良さそうに歌ってて、
その緩さがとってもステキでした。
信頼出来るバックミュージシャンやスタッフのおかげなのでしょうね。

帰り際、そのスタッフであるnowgomix record(ノンキー組曲の発売元)の社長さんにお会いしたら、
「この間は、良いものを見せてくれて、本当にありがとうございました。
何回もDVD(ひつじたちの宴の記録用のDVD)を見て、感動を新たにしているのですよ!」
と、声をかけて下さった。
ご迷惑をおかけしてばかりなのに、、、恐縮です。

ノンキー組曲は、商品ではなく作品として仕上げたかったモノですし、
人々の優しい援助で成り立っている音楽ですから、
儲けようという気持ちは、勿論ありません。もし儲かったら還元するでしょう。
けど、実際のところは、儲けるどころか、持ち出しばかり。
そしたら、この社長さんが、販売用のCDをプレゼントしてくれました。
「これを売って資金の足しにして下さい」って。
この方も儲けようなんて思わずに「ノンキー組曲」を世に出して下さったのですね。

ノンキーは、いつもいつも、本当に素敵な人に私を引き合わせてくれています。
お金では絶対に買えない経験と愛を頂き、胸がいっぱいな日々‥。






2007_05/26 (sat)

飽和状態。

今日もライブに行く予定だったのですが、耳も気持ちも飽和状態だったので、
ナビに習って、だらだらっと過ごす。



そして、面白いインタビュー・ページを見つけました。
「美織さん、人の話、聞いてないでしょ!」とよく叱られるのですが、
そうか、無意識のうちに音を選択して摂取していたのね、私!
なんちゃって。






2007_05/25 (fri)

鈴木祥子さんのライブ@青山曼荼羅。

鈴木さえ子さんが、ゲスト出演するというので、楽しみにしていたライブです。

まずは、祥子さんが一人で弾き語ったのですが、、、
とても41歳とは思えないスタイルと可愛らしさで、まずびっくり。
そして、器用さにびっくり。さらに、サービス精神旺盛なことにびっくり。
人気がある理由が分かりました。とってもステキな方ですね。
でもでも、そのステキな祥子さんを、さえ子さんが、食ってしまいました‥‥。

さえ子のセンスとグルーヴは、独特ですからね。センスが良いだけじゃなくて、上手いし。
そして、お仕着せがましくないから、心地良いし。知的で複雑なのにポップにまとめているし。
‥って、褒め始めたらキリがないので、ここでやめておきます。

もう一人のゲストの矢部さん(カーネーション)も、すっごく素敵な方だったので、
心底、「今日のライブを見ることが出来て、本当に良かった」と思いました。
かねてから矢部さんのドラムのファンではあったのですが、
矢部さんの曲、ピアノ、スチールギターを、今日聴いて、矢部浩志ファンになりました。
ロックしてるのに穏やかで、、、音楽=人間性ですねぇ。






2007_05/24 (thu)

コンソート野ばらの練習。

行ったらすぐ、「体調、大丈夫ですか?」って。有り難いことです。
そのお気持ちが嬉しかったので、野ばらのオリジナル曲を創ってみようかなぁ‥と、思い始めました。
野ばらの皆さんから募集した曲も、2曲出来上がっているので、それと合わせて
「ノンキー青空市3」で、披露出来たらいいな。

そう、その「ノンキー青空市3」ですが、今のところ8月4日(土)午後の予定です。
(予定‥としか言えないのは、狙っている場所の申し込み受付が6月1日からなのです。)
今回は、都会の中でほっと出来る場所‥がテーマなので、都心でやりますよー。

青空市は、音楽のフリーマーケットです。
プロ・アマ問わず、ジャンルも問わず、演る人、観る人の境を外し、損益無しでやっております。
ただただ音楽を皆さんと一緒に楽しみたいだけのために、頑張っております。(もちろん、その後の打ち上げも‥だけど)
近日中に、参加して下さる演奏者を大募集する予定ですので、ぜひぜひ、参加して下さいませ。
何も条件はありません。(今回は場所が都心なので、ちょっとだけ参加費がかかると思いますが‥。)
最後にノンキーの曲を大合奏しますので、個人でも勿論参加して頂けます。
簡単に参加出来るセッションもやりますので、ぜひぜひ!





2007_05/23 (wed)

milly la foretの制作。

とにかくまず一曲、ミリーのシンボルとなる曲を仕上げてみようと頑張ってきました。
今日、ようやく方向性が見えたので、心底ほっとしています。

月の光 (2.9MB)





2007_05/22 (tue)

七川礼位ちゃんのレッスン。

礼位ちゃんにも誕生日をお祝いしてもらっちゃいました。
もはや嬉しくない年齢のはずなのに、皆さんのおかげで、なんだかとっても幸せな日々です。
何が嬉しいのかって、、、勿論、覚えていてくれたことが一番ですけど、
私にぴったりなモノを一所懸命考えて、探してきてくれたことに感動しちゃうのです。
私の趣味や体調や特徴などを、よく観察してくれているのねー。


礼位ちゃんからのプレゼントは、実用的かつお洒落なゴミ箱と、癒しグッズ。
実は、こんな感じのゴミ箱を、ずーっと前から探していたのですよ。ドンピシャ!
でも、「可愛い色がいっぱいあったのですけど、美織さんには、やっぱり白ですよねぇ。」と、
カラフルグッズ好きの礼位ちゃんは、ちょっぴり物足りない感じでした。
あはは、礼位ちゃんと私は、結構「正反対」なことが多いのです。
今日も電話のかけ方の違いに、二人で「へぇーーー!」「そうなのーーっ?」。






2007_05/21 (mon)

milly la foretの制作。

能率を上げるため、同じ部屋に居ながら別々のMacに向かい、ヘッドフォンをして、無言で作業。
そうなのです、俊輔君もDAWソフトを操れるようになったので、倍速で進んでおります。



↑は、私達用のLogicProです。頑張って、ストレス・フリーなシステムを築き上げました。
楽器の整理もIN&OUTも、ファイルの収納場所も、色で識別出来るようになっています。



キーコマンドも、細かくカスタマイズしたので、マウス・フリーです。
同期システムもファイル交換システムもばっちりです。
ファイルは、全て曲毎にまとめ、徹底的に管理しています。

立派なオタクだな、、、私。






2007_05/20 (sun)

イル君のDTMレッスン〜斎藤ネコさん宅。

イル君、長かったトンネルを、やっと自力で抜けたようです!やはり底力があります。
今日はとびきりの笑顔でやってきて、今後の予定や夢を力強く語ってくれました。
そして、この一週間で感じたこと=「ひつじたちの宴」で感じたこと、
演技の練習で感じたこと、観劇して感じたこと、なども語ってくれました。

その中でとても印象的だったのが、
アンサンブルは、自分を殺すのではなく、自分の個性を生かしてこそ、素敵になる‥という感想、
言いたいことややりたいことが「美化」出来た時、それらが素敵なものに変わる‥という感想、
それから、お化粧と美化は、全然意味合いも仕上がりも違う‥という感想。
うんうん、そうだよね。同感です!

元気になると仕事の能率も上がります。
イルらしいサウンドが完成されつつあります。



今日もみんなにお誕生日を祝ってもらっちゃいました。ウルウル

制作が終わってすぐ、ネコさん宅に向かったのですが、結構混んでて‥
なんとかギリギリで、ご家族の皆さんが熟睡してしまう前に到着し、
コンサートの感想を聞かせてもらったり、「ノンキー」を歌って貰ったり。
耳のとても肥えた奥様と、まだお世辞の洗礼を受けてない子供達に、
「楽しかったー!」と言って頂けて、とっても嬉しかったです。間に合って良かった!

それから、幻のお酒を頂きつつ、秘蔵映像を鑑賞したり、5.1サラウンドオーディオの体感。
もうもうもうもうもうもう、すご〜く貴重なお宝映像や録音に大興奮でした。
映像自体も素晴らしいものでしたが、ネコさんの解説がまた良かったので、
お宝映像鑑賞会を、定例会にしてもらうことにしました。
十数年前の映像とか、ヨーロッパ遠征時の映像とか、ライブ映像とか、、、めちゃくちゃ楽しみ!


そうそう、5.1サラウンド環境の方、もしくは、興味がある方に、
CHECKING DVD BY MUSICをお薦めします。
位相チェックやバランスチェックも出来ますし、周波数帯域の勉強にもなる上、
5.1サラウンドを分かりやすく体感出来て、良かったですよ。
早く我が家も5.1サラウンドオーディオを聴けるようにしたいなぁ。






2007_05/18-19 (fri-sat)

小山田大ちゃんチームと潮干狩り〜オーシャンビューホテルで大騒ぎ。

この時期恒例となった潮干狩りですが、今年は場所を変えて、横須賀の走水へ。
水中靴にサンバイザー、そして首にタオルを巻いて、真剣に掘っていたら、
「みおりさん、やばいですよ。業者のようですよ。はまり過ぎですよ。」
と言われてしまいました。とほほ。
そういえば、カメラを持参したのに、写真が一枚も無い‥(写真はぜひ千恵さんブログで)

夜は、もはや何繋がりだかよく分からなくなったけど、とにかく気のおけない8人で、
ホテルのべランダにコンロを設置し、アサリの酒蒸しを密料理しつつの大宴会!
全員忙しい中、必死でスケジュールを合わせて催した甲斐のある、めちゃくちゃ楽しい宴でした。

それにしても、このチームの男性群は、精神年齢が若い!いや、女性達も‥。
小学生のような目&はしゃぎっぷりで、寝場所の争奪戦も修学旅行並みでした。
このメンバーに遊んでもらっていると、「トシを重ねる哀しさ」みたいなものから解放されます。
今の私にとっては、一番のプレゼントだったかも。






2007_05/17 (thu)

堀内美由紀ちゃんと制作。

美由紀ちゃんが歌ってくれる「ハッピーバースディ」を聞きながら、
読んで字の如く、とても幸せな誕生日を迎えられたなぁ‥としみじみ。
気が合う美由紀ちゃんに会えたことも、仲良くさせて貰っていることも、
音楽をやってなかったらありえなかったことだものねぇ。音楽に感謝です。



さて、6月6日に、堀内兄妹の企画で、ちょっと風変わりなライブが催されます。
美由紀ちゃん&秀ちゃんらしい企画で、すごく楽しそう!
その中で、「A whole New World」、あの愛溢れるデュエット曲も、歌われます。
実は、私が伴奏をすることになったので、ただ今コピー&練習中なのですが、、、どうしよう、、、
つい、ニヤニヤ笑ってしまいます。
果たして、淡々演奏派の私が、真顔で、情熱的に、ちゃんと弾くことが出来るのだろうか‥‥。
笑いをとらないように気をつけなくちゃ〜。





2007_05/16 (wed)

誕生日。

俊輔君がお昼ご飯をご馳走してくれるというので車に乗り込み、揺られること2時間。
到着したところは、、、ずーっと前から行ってみたかった茅ヶ崎の季節料理のお店でした。
たった一組の客のために、網元にざるを持っていって仕入れてきた超新鮮なネタや自家製の野菜を、
丁寧に、そして愛情深く料理してくれるという評判のお店!
前もって予約してくれていたんだね。感激。。。

で、その「河童」というお店ですが、看板は高級料亭風、部屋は自宅の離れ、
そして、「普通のおばちゃん」がエプロン姿で出迎えてくれて、、、
「ん?これは一体、、、どんなお店なのだろう?」と考える間もなく、
抜群のタイミングで、抜群の仕上がりの料理が、どんどん運ばれてきました!
しかも、どれもこれも聞きしに勝る美味しさ。素晴らしいです。
そして、頃合いをみて、「どうしてこの料理法にしたか」
「どうやって鮮度をキープしているか」などのトークもサービスして下さる。
これは立派な「ライブ」ですよ。エンターテイメントですよ。
おばちゃん、やるなぁ。満足度100%でした。



地元でとれた自然の恵みを、タイミングを逃さず、愛と手間をかけて「理想的な創作物」に仕上げる過程を見れたことは、
milly la foretの二人にとって、とても有意義なことでもありました。
おばちゃんを見習って、「与えられたモノ、恵まれたモノを、人を感動させるモノへ変換する手法を、私達も見つけよう!」と、
やる気満々になって帰ってきたことは、言うまでもありません。

夜は夜で家族や両親や姉や友人達から祝ってもらい、
幸せを噛み締めた49回目の誕生日でした。






2007_05/15 (tue)

TSUKASA君と。

死んだように二日間眠り続けたにもかかわらず、まだ本調子ではありません。
で、ベッドに入ったままコンサートの映像編集をしていたら、
TSUKASA君が、仕事帰りに寄って下さった。
で、ちょうどDVDにしたところだったので、一緒に鑑賞したり、
milly la foretのコラボ企画の相談をしたり。
そして、日付が変わったところで、誕生日のお祝いもしてもらっちゃいました。
ビールとケーキ、両方を堪能したからか、TSUKASA君と話したからか、
この頃には、すっかり元気を取り戻しました!

類は友を呼ぶとよく言うけれど、本当だなぁと思う。
TSUKASA君は、実は、バンド仲間ではなかったのですが、
「いつからの友達?」と聞かれると、「あれ、いつ知り合ったのだろう?」と考えてしまうほど、
自然とお友達になっていたのですよね。

音楽の趣味が合う友達とは、なぜか何でも話し合えるし、
それが音楽以外の話でも、楽しいし、気が合うから不思議です。






2007_05/12 (sat)

Poさんと。

「ひつじたちの宴」のために、北海道の美瑛からわざわざお越し下さったPoさんと待ち合わせをし、
ショッピングしたり、一緒にご飯を食べたり。

Poさんは、ゆっくり考えながら言葉を吐き、
展示されている商品を手にする時も、ひとつひとつ丁寧に取り上げ、
優しい眼差しでじーっと見つめ、何やら考え、そしてまた、優しい手つきで戻し、さらに見つめる。
せわしなく動く周りの人々の目や足や口‥の中で、Poさんの目や足や口だけが、穏やかで、ゆっくり‥‥
その様子を見て、のんびり屋のはずだった私が、知らず知らずのうちに、
ものすごい速度で暮らしていたのだなぁと、気付かされました。

ゆっくりのんびり穏やか‥は、やっぱり良いですね。
人に安らぎを与えてくれます。
おかげで、緊張から急速に解放されて、ラクになりました。

Poさんの仕草を見たり、お話を伺っていたら、
Poさんの愛する美瑛にも行ってみたくなりました。素敵なところなのだろうな。





2007_05/11 (fri)

ノンキー組曲発売記念コンサート「ひつじたちの宴」

ひつじたちの宴

プロアマ混合で作るノンキー組曲、小学生の演奏するノンキー組曲、中学生のノンキー組曲、
アマチュアが楽しむノンキー組曲、そして、プロの料理するノンキー組曲‥
「いろいろな人が、いろいろな形で育ててゆく音楽」というのが、組曲を作るにあたっての私の目標でした。
それはなぜかというと、自分自身が参加する、練習することの大事さもあるけれど、
「鑑賞する、真似る」という、実は、自分の成長にとって非常に大事なことを、
ぜひ、思い出してもらいたかったからです。

「楽器は、習いに行けばなんとかなる」という考えは、「勉強は、塾に行けばなんとかなる」
という考えと同じくらい、間違っていると思います。が、多くの人は、そう信じているようですよね。
自分が練習したのを聴いてもらってダメ出ししてもらい、そこを直したとしても、「技術」しか上がらなくないですか?
良いものを見たり聴いたりして何かを感じ取り、心を動かし、
真似して、発見してこそ、音楽性は育っていくものだと思うのですよね。
そうそう、それから、自分の中にある何かを引き出すこと、そして、それを応用する楽しさも、
真似ることでできるようになるものだと、私は思っています。

というわけで、今回、無理言ってプロの面々にお願いし、リコーダーの部とバンドの部をあえて作り、
それを合わせた形の新しいサウンドも披露させてもらったのは、
ノンキー組曲をプロが演奏するとどうなるのか、プロが料理したらどうなるのか、発想を変えるとどうなるか、
形を変えるとどうなるか、、、それを見て、聴いて、真似して欲しかったのでした。
工夫すること、柔軟に反応すること、の素晴らしさを発見して頂けましたでしょうか?

「涙が出てきた。」とか、「ありがとう。」と声をかけて下さった方が多かったのですが、、、
このコンサートに触発されて、何かを創ったり、演奏の追求を始めている人が沢山居るといいなーと思っております。

私自身は、今回、
生音っていいなぁ、人と一緒に何かをやるのっていいなぁ、バランスって大事だなぁ、
気持ちがひとつになるって気持ち良いことだなぁ、友達っていいなぁ、集まるっていいなぁ、
気遣うって素敵だなぁ、才能があるって凄いことだなぁ、反応出来るって素敵なことだなぁ、
そして、音楽って、本当にいいなぁ、と感じさせて頂きました。
きっと、二周りくらい大きくなれたと思います。

御来場下さいました皆様、共に演奏して下さった皆様、お手伝いして下さった皆様、そして、応援して下さった皆様、
本当にありがとうございました!深謝。





2007_05/10 (thu)

コンソート野ばらの練習〜コンサートの準備におおわらわ。

どーっと気を集中すると磁力がわき出てくるのでしょうか、
今回は、携帯電話、マウス、プリンターが壊れました。それも、実に不思議な状態で。
そして、数年に一度くる激腹痛(門脈がストレスで塞がるのだそうです)も発症。
3時間廊下で気絶してました。瀕死状態です。でも、めげずに、頑張ってます。

で、今日は、コンソート野ばらの練習。
朝、ふらふらになりながら出かけようとすると、夫が
「今日は休ませてもらえば良かったのに。」と心配してくれました。
いえいえ、今日こそ行って、野ばらの皆さんに元気を貰うのです。
野ばらの練習場には、すごく良い空気が流れているのです。
本当に安らぐ場所なのです。優しい皆さん、いつもありがと。





2007_05/09 (wed)

ノンキー組曲発売記念コンサート「ひつじたちの宴」通しリハ。

頑張っただけあって、全容が見えて参りました。
リコーダーの部は、ばっちり気も音も合ってきました。
バンドの部は、それぞれの個性が十二分発揮されたアレンジと演奏、
片岡さんのストーリーと青木君の相性もばっちりでした!

多分、こんなコンサートが催されるのは、初めてだと思います。
マイクにも頼らず、機材にも頼らず、人間の能力の全てを駆使した演奏会なのです。
バランスも、自分達で取りながら演奏するのです。
全身が耳になり、楽器になり、ひつじになった人々が、
とっても単純なメロディを、センスと知性と技術と愛をもって織ってゆく‥
人間の能力って素晴らしいなぁ、音楽って素敵だなぁと、感じて頂けると思います。






2007_05/08 (tue)

ひつじたちの宴、リコーダーの部リハ〜バンドの部リハ。

まずは、清美さん宅でリコーダーのリハ。
寝不足で舌が動かなくなり、「ラン」のタンギングが切れなくなってしまったので、
「ごめんなさい!本番までには治しておきます!」と、動揺しながら言うと、
皆、とても優しく「そういうこと、あるよ〜。」と経験談を話してくれ、少し安堵。
その最中に、麻子ちゃんが真っ赤な顔で登場。高熱があるのだそうです。
で「じゃ、まずは皆で元気になりましょう!」と清美さんが食事を用意して下さった。
リコーダーを一緒に吹くのだから、リコーダーの練習だけすれば良い‥のではないですよね。
こういうやり取りの中から、素敵なサウンドが生まれていくのだなぁと感じました。
直子ちゃん、ゆきちゃんコンビが、今日も元気いっぱい笑わせてくれたのも、良かった!


それから、幡ヶ谷まで移動して、今度は、バンドのリハ。
参加出来たのは4人だけでしたが、いろいろ確認出来たので、やって良かったです。
多忙な人ばかりなので、スケジュール合わせから、本当に大変です。
でも、皆さん、遠路遥々、深夜になっても来て下さり、さらに、逆に気遣われ、、、恐縮でした。
そして、俊輔君がリハの度、機材の搬入搬出をしにわざわざ来てくれるのが、
本当に本当に助かっています。

そして、素敵なストーリーも出来上がってきました。
片岡さん、きっと徹夜して書いてくれたのだろうなぁ。
そして、これから、青木君が、2日間で台詞を覚えるのかぁ。寝れないねぇ。

沢山の人達の愛と労力が結集され、「ひつじたちの宴」が出来つつあります。。。





2007_05/07 (mon)

七川礼位ちゃんのボーカルレッスン。

今日もお仕事の曲の練習。
結構キーが高いので、どうしても力が入ってしまう。
で、力を抜くようにアドバイスしたら、礼位ちゃんが、
「力が抜けた分、なんて言うのだろう、、なんか、、」と言い始めたので、
「パンチが効かなくなったのでしょ?」と言うと、大笑い!
パンチが効く‥って、死語よねぇ。あはは。 でも、良い言葉だから流行らせよう!

パンチは、力んで効かせるものではない‥ということを、
今日、礼位ちゃんが実証してくれました。 ウェルダン。





2007_05/06 (sun)

イル君のDTMレッスン。

イル君は、とても賢い人で、何でも速く覚えてしまいます。多分、日本一。
分析能力や想像力も豊かで、こちらが言おうとしていることを、言う前に汲み取ってくれます。
「だから、一人にされちゃうのか。。。」‥と、
今日、一人で練習している姿をぼんやり眺めながら思ったのでした。

時々、一緒に居るのに、一緒に居ない感覚に陥るのを、
「彼が殻に閉じこもるからだ」と思っていたのですが、違いますね。
彼は、すごい集中力を出すために、穴蔵に入るだけで、
その蓋は、決して閉じられてはいないのです。
むしろ、一緒に穴蔵に入ることを歓迎してくれている。

イキの良い、前向きで、ぐいぐい進んでいける仲間が見つかるといいのにね。
でも、そういう人は、自分でやっちゃっているのよね。
うーん、やっぱり私が彼の穴蔵にもう一回入ってみようかな。

「僕ね、応援してくれる人が欲しいのじゃなくて、一緒に歩いてくれる人が欲しいのです。」
という言葉が、頭の中でぐるぐる。





2007_05/05 (sat)

千恵さんと郁子ちゃんと。

千恵さんと郁子ちゃんが、ひつじたちの宴コンサートに飾る用の美術品を持ってきて下さった。
陶器で表現したノンキーの世界や、音楽を聴いて表現した絵やタイル絵など8点。
額装も勿論ゼロからの創作ですが、それは小山田大ちゃんが、こだわって作ってくれたらしい。
ひつじたちの宴コンサート用の、大事な大事なお宝が、また増えました。

パワーのある人達が作った作品には、パワーがあります。
傍に置いておくだけで、励まされます。

左の写真は、わざわざこの陶器を南フランスまで持っていって、あちらの光で撮影したもの。懐かしい・・

実は、重責に押しつぶされそうだった先週、気付くと、千恵さん宅に足が向いておりました。
でも、お茶を入れてもらって、馬鹿話を、わはは、わはは、と笑いながらしてきただけです。
なのに、今日、私を励まそうとしているのが、やはり、
わはは、わはは、と笑いながらしてくれる馬鹿話の端々に感じられました。
勘の良い彼女達のことだから、気づいたのでしょうね。

「友」とは、なんて素敵な存在なのだろう。





2007_05/04 (fri)

milly la foret の制作。

「月の光」の歌入れが、やっと終わりました。
この曲に対する気持ちが変わったら、歌い直すかもしれないけれど、
今、この瞬間に於いては、ベストを尽くせたと思います。

俊輔君には、音楽制作以外の時も一緒に行動してもらい、
知性より「感性」を育ててきました。
これは、私が理応を育ててきた方法でもあります。
この方法、、、やっぱり良いかもしれません。
最初は忍耐、忍耐‥で大変でも、時がくれば、
放っておいても、細胞分裂のように、自力で倍々に育ってゆくようになる。





2007_05/03 (thu)

大分2日目。

町を散策後、NPOかぐや姫アコースティック音楽祭を見る。
十代の若者達に夢を与えたいと、釘宮先生が始めた音楽祭‥
沢山の若者が「音楽で食べていきたい。」と発言し、レベルも随分上がっていました。
けど、表舞台には立たず、音楽祭の間、1回も座ることなく、
優しいまなざしで若者達を見守り続けていた釘宮先生の姿やスタッフの姿の方に、
私は、感動したのでした。

歌の練習やギターの練習より、まず、
先生の情熱・愛・行動力を、ぜひ見習って欲しいなと、強く思いました。

大分も良いところだわ。大好き!





2007_05/02 (wed)

大分1日目。

別府温泉で砂蒸し&露天風呂に入り、とり天&ビール後、
プロデューサーの山里剛さん、釘宮先生達と合流し、今度はふぐ三昧。
肝付きのふぐ刺しは、やはり最高に美味でした。
演奏会直前のこの時期に「大分行き〜?」と思っていたのですが、 来て本当に良かった!

精神科医の釘宮先生のお話は、今回もとってもとっても魅力的で、、、
というようなレベルではなくてですね、今、この世で一番尊敬出来る人です!
世の中のいろいろを全部受け入れた上で、それは横に置いておいて、自分の物差しで全てを見つめ、判断し、
それをただの「話」で終わらせるのではなく、全て実践していらっしゃる。
その分析力と行動力は、「この人、サイボーグじゃないか?」と思うほど素晴らしいのですが、
優しく、明るく、能天気で、まるで犬のよう。そのギャップに、驚かされます。
そして、もっと凄いなと思うのが、それらが全部、「人の為」なのです。

釘宮先生の傍にいられる人は、幸せだなぁと思う。
その位、傍にいるだけで元気になれる人なのです。





2007_05/01 (tue)

鬱々。

やることが多くて、でもなかなか休む時間を捻出出来ないので、調子がどんどん悪くなってて、
でもやらなくてはいけないことや、出かけなくてはいけない用事は無くならなくて‥
一所懸命自分を励ませば励ますほど辛くなってきて、涙が出てきて、
そしたら、運転が出来なくなって、
仕方なく道端に車を停めて泣いていたら、 心配そうにのぞかれて、
仕方なくまた場所を変えて泣いて‥を何度も繰り返し、
やっとのことで家にたどり着きました。

でも、泣いたらすっきり。悪いものは、体外へ出すに限りますね。





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