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2008_05/31 (sat)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング。

礼位ちゃんの曲の中に、時々自分にはない感覚の曲があります。
でも、どこがどう私と違うのか、今まで上手く説明出来ないでいたのですが、
今日、まさにそのタイプの曲を練習している時、ふと、気付いてしまいました。
自分のことを見て欲しかったり、聞いて欲しかったり、見守って欲しい感覚が、
私には欠落していることを。
見て欲しいどころか、出来れば透明人間になりたいと思っているし。。。
それで、この間友達に「美織さんは、周りの人の気持ちに鈍感だよね。」と言われてしまったのでしょうね。
自分のことを見て欲しかったり、聞いて欲しかったり、見守って欲しい気持ちがあれば、
人の気持ちに神経がいくはずだものねぇ。
あーあー、随分失礼なことをしてきたのだろうな。
改めないとですね。
でもやっぱり、守って欲しい、、、が似合うキャラじゃないからなぁ。


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2008_05/30 (fri)

milly la foret の制作。

俊輔くんが、「一つの文章の中に、半角と全角の数字が混ざっているのは、許せない」と言う。
分かる。私も許せない口です。
そして、文字の色や大きさや余白にも異常にこだわる派。
多分、そういう感覚が似ているから、ストレス無く一緒に制作出来るのだと思います。
「そんなこと、どうでもいいですよ」なーんて言われたら、凹むもの。

初対面の人がどんな人か、すぐに把握したい時は、「飲み物の作り方を見るといい」そうですが、
それはその通りかもしれません。飲み物の作り方には、幅がありますからね。

そんな話をしながら、コーヒー豆をゴリゴリしていたら、
ドリップポットを奪われてしまった。
我らは、面倒くさがるどころか、、、毎度、バリスタ・ポジションの取り合いです。


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2008_05/29 (thu)

コンソート野ばらの練習。

午前中は、「fun for four recorders」のレコーディング。
目標を決め終わると、がーっと気を集めて、獲物を狙う狩人のようなスピードと気迫で、
ささっと片付けてしまう私のやり方に付いてくるのは、さぞかし大変だろうなぁと思います。
今日も、録り終えた瞬間、皆さん、ふーふー言ってて、、、申し訳なかったです。
でも、頭で受け止めて頭で考えながら演奏するから、疲れちゃうのだと思います。
身体で覚えて身体で演奏していけるようになるといいですねぇ。

午後は「Raise Your Hats」の、グループ毎の自主練習をすると言うので、
私も、少し参加させて頂く。
皆さん、新しい楽器を楽しそうに不安そうに操っていて、微笑ましかったのですが、
「家で独りで練習していると、リズムが分からなくなって不安になるし、つまらない」らしい。
「だからこそ皆で合わせる楽しみがありますよね!」とも仰っていましたが、
今回は、残念ながら、3曲同時進行のため、全員で合わせる時間をあまり取ることが出来ないので、
練習のお伴用CDを作っていく約束をしてきました。
これ、私自身の練習にもなるので、一石二鳥かも。


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2008_05/28 (wed)

killing timeのライブ@motion blue yokohama

実験的な音楽、個性的な音楽、そして、めちゃウマ集団でもあるキリングタイム。
今日は、フルメンバーが揃うとのことだったので「是非見ておかなくちゃ!」と出かけていきました。
難しい変拍子やキメの嵐。。。そして、繊細かつ斬新な和声。
を、さりげなく、簡単そうに、やってのける。カッコ良過ぎです。
こんなに引き出しの多いユニット、他に無いと思います。

プログレ出身の私は、実は、こういう複雑怪奇な音楽にしびれます。
単純なコードやリズムで構成される安心感どっぷり的音楽より、
絶壁の上で寝ているような、危なっかしいけど心地よい的音楽を、常に所望しております。
ギリギリって、魅力的です。

その後、出演なさっていた斎藤ネコさんEKOさんらと野毛に移動し、
日付が変わったところで、ネコさんの49回目の誕生日を皆でお祝いしました。
飛び込みで入ったのに、すごく感じの良い店で、楽しいひとときでした。

笑ったのが、お店を探している時に私と激突して頭を打った夫が、その後数時間だけ冴えていたこと。
「 壊れたテレビを叩いた時のよう」は、毒舌ネコさんのナイスな突っ込み。
今度ボケたら、叩いてみようかな。


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2008_05/27 (tue)

ズーラシアmilly la foret の制作。

新聞屋さんからチケットを頂いたので、理応と俊輔くんを誘ってズーラシアへ。
動物園は、文句なく楽しい。大好き!

2008_5_27
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ダルダルゆるゆるな私達に「わーひどい。緩み過ぎ。」と言わせちゃった動物達の緩み具合。↑
が、案内板に省エネのために脱力しているようなことが書かれてあったので、
思わず3人で「うんうん」と頷いてしまいました。
そうそう、省エネ、省エネ。大事。

炎天下の中沢山歩いたので疲労困憊でしたが、動物を見習って休憩を沢山入れつつ、
その後、深夜までコーラス入れを頑張りました。

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2008_05/26 (mon)

堀内美由紀ちゃんのレコーディング。

「シ・ア・ワ・セ」の歌入れ。
これを聴いて元気を取り戻せる人、多いと思うな。
早くCDにしてお届けしたいですねぇ。
でも、締め切りがないと、つい、ダラダラしてしまう・・・。
ので、milly la foretのように、ある程度出来たらmyspaceにアップすることを薦めました。
友達以外の人にも聴いて貰えるチャンスを得られるし、
そういう方々から、完成前に批評を聞くことが出来るし、
自分も客観的に聴けたりするし、自己管理もしやすいので、私は気に入っています。

そうそう、美由紀ちゃんにも祝って頂いちゃいましたー。

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「美織さーん、50歳になったから5本ねー!」
実は、今度の誕生日ほど迎えるのがイヤだった誕生日はなかったのですが、
なってみたら周りの様子は全く変わらず、、、
いや、むしろ「信じられない」「若い」と褒めて貰うことが多かったので、
「そぉ〜お〜?」と、ルンルンしていたのですが、
そういえばよく居ますよね、「私、実は○○才で・・」と実年齢と見かけの差を自慢する老人。
その仲間入り、しちゃったかしらん?!


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2008_05/25 (sun)

誕生会。

美味しいものを食べ続けてしまった5月だったので、ケーキはお断りしてたのですが、
「そろそろやりましょうか」ということで、
理応とお友達が、わざわざ美味しいのを調達しに行ってきてくれました。

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美味しいのも嬉しいけれど、皆に歌を歌ってもらって、ロウソクをふーっと吹き消す時の、
この女王様気分が、、、くー、たまらない。


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2008_05/23 (fri)

milly la foret の制作。

ついに「白いはなびら」の歌入れにこぎ着けました。
が、歌う箇所はすごく短いのに、取りづらいメロディラインの上、
キーが自分に合ってないので、非常に難航しております。
どうしてこんなキーにしちゃったのだろう?

そうだ、リコーダーとのコラボ曲だから、リコーダーに合うキーにしたのでした。
リコーダーは進化しなかった楽器なので、何かと不自由ですね。
でも、だからこそ魅力的!だと思うので、我慢、我慢。

さて、後半のソロはどうしましょう。
やはりここはヤマ場なので、重鎮にご登場願おうかなぁ。


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2008_05/22 (thu)

マリオカート。

100ccのレース全部で優勝すると自分のアバターでレースが出来るようになるというので、
一日中、マリオカートと格闘。
こんなことに貴重なオフ日を使ってしまうのは勿体ないと思いつつ、やめられません。
そして、あと少しでゴールの時に2位に落ちたりすると、
身体中の血がダダダダーっと動き始め、心臓の高鳴りが強くなるのがわかります。
こんなことにどうして大興奮しちゃうのだろう。ああ、情けない。

でも、念願が叶ったので、ま、いいか。

2008_5_22

しかし、なぜ、カートが「L」なの?
りおのは「M」だったのにぃ。。。



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2008_05/20 (tue)

milly la foret の制作。

2008_5_20

暇だったので、俊輔くんの制作姿を盗撮してみました。
この道30年の人みたいに、でかい態度。。。


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2008_05/19 (mon)

七川礼位ちゃんのボーカル・トレーニング。

何度となく取りあげている「アポロ」は、すごく素敵な曲。
詩にもメロディにも奥行きや広がりや深さがある。
でも、だからこそ難しい。だからこそ面白い。
小さいは優しいとは違うし、囁くは呟くと違うのだなぁと気付かされます。

ふと「作り笑顔」を思い出してしまいました。
作り笑顔って、感情がない→表情が無いから魅力に欠けるのでしょうね。

2008_5_19_1 2008_5_19_1

礼位ちゃんからも素敵なプレゼントを頂いてしまいました。
私が喜びそうな物を一所懸命探し歩いたのが一目で分かったラインナップ。
「記念になるものをあげたかった」と、刺繍にも挑戦してくれてました。
ウルウル。


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2008_05/18 (sun)

野良仕事。

相変わらず、家の手入れは、全部自分達でやっております。
腰痛も怪我もかぶれもなんのその。

で、今日は、屋外編です。
草取り、高木の剪定、ハーブの苗植え、小径の整備・・
ホームセンターを何往復したことか。
仕上げは、玄関(ナビの居場所)の掃除と、ナビの洗濯。

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生き物の世話は大変だけれど、その百倍以上の幸せを頂いています。
ありがとうねぇ。


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2008_05/17 (sat)

「ノンキー組曲2」募集&制作します!

皆さんから沢山メッセージを頂きました昨日、(ありがとうございました!)
感謝の気持ちを何かで表わせないかな‥と、考えた結果、
「ノンキー組曲2」を皆さんと一緒に作っていく決心を固めました。
正直、「ノンキー組曲1」を作る時、かなーりしんどかったので、
なかなか重い腰を上げられないでいたのですが、やっと、、、。

詳細は、もう少し煮詰めてから、ノンキーのウェブサイトでお知らせしますが、
決心がぐらつかないように、とりあえずここに概要を書かせておかせて下さい。

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ノンキー組曲第二章

羊たちは、また、街へでかけていきます。
様々な人やモノに出会い、いろいろなことを経験し、
楽しんだり傷ついたりした後、故郷のハイランドへ帰ってくる‥

人生は、結局、これの繰り返しですよねぇ。
そんな中で起こった出来事や、芽生えた感情などを「曲」にして頂ければと思います。

● 地方にお住まいの方や時間の無い方にも参加して貰えるように、
参加方法を次の4つに分けました。

1 ) 作曲のみの参加。
2 ) 作・編曲のみの参加。
3 ) 演奏のみの参加。(要首都圏での練習への参加)
4 ) 自作自演(多重録音・自分の参加するアンサンブルグループでの参加も含みます)

● ひつじ=リコーダーと思って始めたことですので、
編曲は、リコーダーを中心とした編成でお願い致します。 が、
リコーダーとバンド、リコーダーと弦楽、リコーダーと歌…のような形も歓迎します。

● 選考基準は、「情景が見えてくる音楽」「力を合わせることの魅力を感じられる作品」
です。

● 締め切りは、2008年11月30日。
12月末に選曲した後、2009年1月から6月の間にレコーディングを行います。
地方での録音も場合によっては可能です。相談しましょう。
2009年8月初旬に開催予定の青空市で発表・販売開始・・の予定ですが、
締め切りに縛られ、焦って作るのはイヤですし、
納得出来るものを作りたいので、あくまでも上記日程は目標です。

● 皆の愛を結集して作りましょうよ‥という企画ですので、
制作費のカンパ、勤労奉仕なども、同時に募集させて下さい。
間違いなく幸せな気持ちになれます。
どうぞどうぞ宜しくお願い致します!!!(儲けが出た時は、必ず還元します)


*力の限り頑張りますので、皆様、どうぞご参加下さいね。


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2008_05/16 (fri)

大磯〜龍の背窯〜 milly la foret の制作。

本日は、私の誕生日です。
まずは、ずっと前から行ってみたかった大磯のお店で、俊輔くんに祝って頂く。
海と山に挟まれた「小屋」の中に入ると、カウンターの向こうで、
マスターが、一人で切盛りしている小さいお店。
当然、料理人の個性がそのまんま、お客さんのところまで届けられてくる。
大きな名店より、やっぱりこういう店の方が、好きだな。
私達の音楽も、こういう感じで届けたいね。

その後向かったのが、松田山の中にある「龍の背窯」。
「お誕生日のお祝いに、是非、会わせたい人がそこに居る」らしい。
なんでも、俊輔くんがネットで記事を読み、ビビビビビ…ときた陶芸家だとか。
お祝いが「素敵な人に会わせること」とは、さすが私の弟子です。
うんうん、素敵な人との出会いは、自分の周りを新選な色に塗り変えてくれるし、
こちらも、その人のために何か出来ないか・・と思うようになるものね、
素晴らしい相乗効果をもたらしてくれる。

とは言うものの、知らない人に会うって、結構なストレスだ。しかも、急に言われると、ビビる。
たまに、心の準備不足で貝になってしまうことがあるので、
『ああ、今日もそうなりそうだ、どうしよう。』と、思っていたら到着してしまった。
が、山好き、陶芸好き、金儲けには全く縁が無い人好き、良いこだわり好き、自然好きな私が、
貝になどなっていられないほど魅惑的な人が、笑顔でそこに立っていたのでした。

山本安朗さんとはどんな方か、龍の背窯とはどんなところか・・
を書き始めたら3ページくらい必要な気がするので、
今日のところは、俊輔くんのビビビに相応しい、
本当に本当に素敵な方・素敵な所でした‥とだけ記しておきます。
残念ながらカメラを忘れたので、写真が一枚も無くて説明しづらいのですが、
こういう暮らし、こういう生き方を「豊か」と言うのだと思います。
憧れます。生まれ変わったら、ああいう風に生きたいです。

帰ろうとしたら、コーヒー豆の入った缶を持ってきて、
「良い香りでしょう?今度は、これを飲みに来て下さいね。」って。
(今日はお抹茶をご馳走になった)
そういう誘い方の出来るカッコいい人でした。


娘からのお祝いは、マリオカート。夫からのお祝いは、そのハンドルとwiiリモコン。
というわけで、夜は、マリカ対戦で大いに盛り上がってしまった我が家のリビングですが、
あまりにも山本さんの居た静かな手作りギャラリーの佇まいとギャップがあり過ぎて、、、なんだかなぁ。
でも、楽しい。

仙人への道は、遠いね。


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2008_05/15 (thu)

しなの友遊の練習。

三つあるプログラムのうち、今日はAプロの練習で、
サウンド・オブ・ミュージックと、懐メロと、ノンキー組曲を。

一回ざっと吹いてみる時は、ばらつきもあるし、バランスも悪いのですが、
二回目に吹く時は、必ずぴしっと合う。
皆さんの学習能力の高さに、驚くばかりです。
Mさんの仕切りが良いので、サクサク進んでゆくのですが、
優しくおおらかな空気が、そのまんま、ただ前へ前へ移動していく感じで、非常に心地よい。
これはかなり良いアンサンブルグループですねぇ。
期間限定ではなく、長く続けていけたらいいのになー。


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2008_05/13 (tue)

milly la foret の制作。

昨年春、和歌山まで出向き、夢笛さんに手伝って頂いた「白いはなびら」の後半を、やっと作り始めました。
どうしてこんなに遅くなってしまったかというと、
前半が、リコーダーと歌が織りなすルネッサンス風の舞曲で、
その雰囲気を踏襲したまま流れは変えていきたかったのに、しっくりくる策がなかなか見つからなかったのです。
が、今日、俊輔くんが、「祭りな感じはどうですかねぇ?」とリズムを打ち込んでくれたら、
意外にも、しっくり。しかも、なぜか、詩にもぴったり合う。
それよりなにより、突き上げるようなリズムに、ハイになれるのが良い。
即決採用〜。

フランス人が間違って「日本の祭り」を解釈したらどうなるか・・な感じに仕上げていきたいと思います。


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2008_05/12 (mon)

「自閉症の天才性、アスペルガー障害の秀才性」

↑大分の精神科医の釘宮先生から頂いた本の題名です。とても素敵な本でした。

例えば、日本からインドに旅行に行くと、
環境や文化の違いに馴染めずに、5円ハゲを作って帰ってくる人と、
順応してなんともなく帰ってくる人が居ますが、
5円ハゲを作った人が病気かというと、そうではないですよね。
自閉症やアスペルガー障害とは、そのようなもので、
ちゃんと理解し、きちっと対応すれば、天才・秀才の才能を開花させる人が多いそうですね。

自閉症やアスペルガー障害の人の特徴に「こだわりが強いこと」があるそうですが、
人の「こだわり」とは、面白いものですね。武器にもなるし、狂気にもなるのですね。
様々なケースを上げてどう対処したか・・が書かれてあるのですが、感心しきり!
人は多種多様なのだということを、改めて思い知らされました。
よく観察してから向き合わないと、傷つけることになる可能性が高いことも。
だからこそ、人を救えるのは、人の愛しかないのだなぁとも思いました。

そうそう、「これが終わったら、勉強しよう」と思っていたのに、
「勉強しなさい!」と、いきなりテレビを消されて、すっかり勉強する気が失せてしまった‥
という経験がある人、もしくは、そういう経験をさせてしまった方、多いのではないでしょうか?
「規制」するのではなく、区切りの良いCMの最中やその番組が終わったところで、
「これが終わったら‥しようね。」と「誘導」すると、上手くいくそうですよ。
そのような目から鱗が落ちる話が満載の本です。お薦めです。


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2008_05/10 (sat)

手使海ユトロさんと。

先日、「世界ウルルン滞在記」のレコーディングでお世話になったユトロさんと、
雨の午後、大変優雅で楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

ユトロさんは情緒豊かな方・・と、前回書いたと思いますが、
今回も、そのマジックに触れることが出来ました。
鬱陶しいなぁと思っていた雨がね、「菜種梅雨ですね。」って言われたことにより、
すごく素敵なものに変わったのです。
新芽の勢いや色合いに目がいくようになり、「春」を感じられるようになり、
キラキラと輝く雨粒や、窓を這うように落ちてゆく水滴に、心が動くようになりました。
芸術家の役割って、きっと、こういうことなのでしょうね。
普通を素敵に変えてゆく力・・

ユトロさんも「ある日ふと、楽しそうだなって思って」作編曲家になられたそうですが、
ほのぼの感と幸せそうな笑顔は、狙ったり、計算して人生を送っていない人の特徴ですよね!

刺激をいっぱい与えて頂き、またお会いする約束をし、幸せ一杯で帰って参りました。



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2008_05/09 (fri)

病院〜 milly la foret の制作。

GW中、俊輔くんの右足の靭帯が、断裂してしまったらしい。
なのに、私達が九州を脳天気に廻っている間中、びっこをひきながらナビのお世話をしてくれ、
運転に膝は必要ないから・・と、羽田空港まで迎えに来てくれちゃった彼。。。
なぜ早く言わないの!
知らなかったこととはいえ、大変申し訳ないことをしてしまった。
なので「せめて今日は病院までの送り迎えをさせて欲しい」と頼んで、同行させて貰った。

何か理由があって、自分の思うようには生きられない‥ようになっているのかなぁ。
溢れんばかりの病人やケガ人達の往来を見て、チクチク胸が痛みました。
「人生に試練は不可欠です」ってことなのかなぁ。
確かに、困難を乗り越えると、強くなるし、人の痛みが分かるようになりますからね。
「逆にそのことに救われた」って思えたことも、過去に何回かあったし。
うんうん、だから、きっと、俊輔くんにも、
「あれがあったから、今の自分があるのです。」と、Vサインで言える時が、必ず来ると思う。


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2008_05/08 (thu)

コンソート野ばらの練習。

4人づつでアンサンブルする用の曲に着手。
皆さんのご意見を参考に、 James Careyの「Raise Your Hats」を取り上げることにしました。
楽器も曲も、好きなものを選んだ貰ったら、皆さん、嬉しそう。
選択出来る幸せって、ありますよね!

一人一声だと、表現方法の自由度が高くなるので、
「自分らしさ」を表現すること…を目標に頑張ってもらおうと思っています。

さて、帰りがけ、Kさんから「娘がとても美味しいと言うので」とバームクーヘンを頂いたのですが、
確かに「おぉぉ、これは美味!!」と唸ってしまう味だったので、その秘訣を探ろうと検索してみたら、
昔から大ファンだった和菓子屋さんのサイトに辿り着きました。なるほど。

素材への徹底したこだわりと昔ながらの製法・・
「このバームクーヘンを焼き上げる技を身につけるには、
熟練した菓子職人でも、3年から5年の歳月が必要です。」って。
やはり、職人技の賜物だったのですね。


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2008_05/06 (tue)

九州への旅4日目。(日田散策〜阿蘇山〜熊本〜福岡)

まずは、九州の小京都と呼ばれる日田豆田商店街を散策。
小さい商店街でしたが、風情のある街で、商品もオリジナルの素敵なものが多かったです。

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そして、阿蘇山再び。
今日はお天気が良く視界も良く、火口まで行けました!
が、地の果てのようなところだったので…、悪い夢をみそう。
阿蘇は、中腹の草原でまったりしたり、上から外輪山を眺める方がずっと良かったですね。

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その後、熊本まで走り、熊本城を見学した後、馬刺しをゲット。
熊本は、初めて行ったのですが、市電が走っていて、活気があって、なかなかに素敵なところでした。
丁度熊本城築城400年祭をやっていたからかな。

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そして、最後の地は、博多です。
時間があまりなくて慌ただしかったですが、
念願だった屋台で長浜ラーメンを食べることが出来ました。

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これで、予定していた豊後牛、ふぐ、とり天、吉野鶏めし、
秋子想の欧風懐石、馬刺し、長浜ラーメン、全制覇したことになります。
九州の食べ物は、どれもとても美味しいですね。ああ、幸せ。

だけど、お腹がめちゃくちゃ苦しい。。。


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2008_05/05 (mon)

九州への旅3日目。(別府地獄めぐり〜阿蘇山〜杖立温泉〜日田)

別府で海地獄を見学し、再びやまなみハイウェイを通り、湯布院、飯田高原を経て、阿蘇山へ。
とってものどかな道。。。
牛や馬がまったりしているので、ついつい止まって、長居してしまう。
スコットランドへの旅を思い出すなぁ。
霧が深くて、阿蘇の火口へは行けなかったけれど、緑の大地を眺めて動物と遊ぶだけで幸せです。

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その後、約1800年の歴史を誇る名湯杖立温泉で素晴らしいお湯に浸かってから、日田へ。

女将も中居さんも居ないのに、非常に居心地の良い宿‥という評判の「ホテル風早」に泊まってみたくて、
日田を宿泊地に選んだのですが、大正解でした!
マスター&息子さんが、引き算のサービス=押し付けがましい、分かりやすいサービスは無し、
五感を研ぎ澄ませばやっとわかるほど些細な、でも、根っこの優しさが嬉しいサービスを提供して下さる。
例えば、浴衣やタオルを洗う洗剤とか仕上げ方とか、掃除の仕方とか、ダシの取りかたとかご飯の炊き方とか・・
サービス同様、シンプルな室礼の中にさりげなく工夫されたセンスや設備も、とても素敵。
とにかく居心地が良い宿でした。
こだわりの強い文化人や女優さん達が好むわけですねー。


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2008_05/04 (sun)

九州への旅2日目。(NPOかぐや姫アコースティック音楽祭@大分→別府)

20歳以下の子供達に夢を持ってもらおうという趣旨で開かれている音楽祭は、今年で5回目。
今年、募集する前から沢山の若者達が出場を希望してくれたとのこと。嬉しいですねぇ。

「これはプロを生むためのコンテストではなく、
若者達に夢を持ってもらい、それを実現するために頑張ることを覚えてもらい、
そして、それをきっかけに、生涯、音楽と共に生きていってもらいたいと思って始めた音楽祭なのです。」
という、釘宮先生のお気持ちを昨日改めて伺い、感動&賛同し直したスタッフ達。

ただ、非営利、かつ、人を沢山巻き込んでゆく、こういうイベントは、本当に大変ですよね。
援助を受けても、かなりの持ち出が必要ですし、心労や物理的な疲労も、半端ないと思います。
でも、「心身共に健全で彩り豊かな生活を送って欲しい、
生きるって楽しい、音楽のある生活は素敵だと思ってもらいたい。」
という釘宮先生はじめ、スタッフの気持ちが、しっかり伝わっているコンテスト・・
結果発表後、「負けてられないな。俺らも頑張ろう。また来年もここで会おうな。」
とキラキラした眼で言い合っていた少年達がいましたが、
本当に多くの若者達に夢を与えてきたと思うし、音楽の素晴らしさを知って貰えたと思うし、
素敵な仲間を得る場所になっていると思います。
私も微力ながら支援&参加させて頂こうと思っていますので、末長く続けて頂きたいですね。

釘宮先生は、他に絵画作文コンクールも開催していますし、
秋には、中高年のための音楽祭も始めるそうです。
もーほんと、尊敬……のひとことしか出てきません。

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その後、豪華ふぐのフルコース(肝たっぷり付き!)を食してから、
3人で8500円の宿に泊まり、別府温泉の鄙び系をはしごしてみる。(なんだこのギャップは・・)
レトロな雰囲気の竹瓦温泉駅前高等温泉にも行ってみたのですが、
慣れないルールや設備の悪さや狭さに、オロオロ。
知らず知らずのうちに「便利・綺麗」に慣れてしまっていたのね。


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2008_05/03 (sat)

九州への旅1日目。(大分→久住高原)

ずっとずっと憧れていたやまなみハイウェイは、想像以上に風光明媚な道でした。
雄大なくじゅう連山やパノラマ飯田高原・瀬の本高原などの大草原が次々に現れ、
山の向こうにまた山が見え、その向こうも山で、その山々の色が、だんだん薄らいでゆく・・
こういう奥行きのある景色、大好きなのです。
新緑の若草色や、阿蘇山のシルエットの美しさも手伝って、私を興奮させっぱなしでした。

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今日は、精神科医の釘宮先生&ご兄弟が協力して築き上げたというコロニーへご招待頂きました。
コロニー久住は、知的障害者の支援施設なのですが、
牛を育てたり、野菜を育てたり、その加工食品を作ったり、ロッジや日帰り温泉を経営したりして、
一般の人々と触れ合いながら、いきいきと仕事&生活出来る場を作ったそうで、まさに理想郷。
規模も大きく、とても素敵なところにある素敵なところでした。

自分達の食材は勿論、釘宮先生の病院やその関係の施設の食材も全部まかなえる生産量とか。
しかも、建物(ログハウスや家族風呂なども!)も、知的障害者の皆さんがスタッフと協力して建てたとか。
そして、もっと驚いたのは、働いている皆さんが、
イキイキとした笑顔で働いていて、とても幸せそうだったこと。
こういう施設が、日本全国に沢山出来るといいのにね。
釘宮先生を総理にしたい。。。

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牛舎を見学させてもらい、イチゴ狩りをさせてもらい、温泉に入らせてもらい、
極上豊後黒毛和牛やら黒豚やら地鶏やらコロニーの野菜やらをご馳走になり、
出来立てほやほやのゲスト用ロッジで厚くもてなして頂き、
真っ暗な空で光る満点の星を眺めながら休ませて貰い、、、夢のような一日でした。
ここに住みたい。

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釘宮先生(かぐや姫初代メンバーらしく、お上手でした)の弾き語りを撮影する山里剛さん。


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2008_05/02 (fri)

milly la foret の制作〜劇団スタジオライフ公演「夏の夜の夢」観劇。

準メンバーである石飛幸治さんの練習用に、milly la foretのデモCDを焼いてから、出発。
相当忙しそうですが、なんとかレコーディングには参加して頂ける模様。

「夏の夜の夢」は、ずっとお腹を抱えて大笑い…でした。
型で笑わせてくれる人、言葉の勢いで笑わせてくれる人、動作で笑わせてくれる人・・
そんな中で、ホロリとさせてくれる演技や、なかなかに本格的な歌や踊りもあったりで、
見応え十分、素晴らしかったです。
11日まで東京。大阪、札幌公演もあるそうですので、ぜひ。

スタジオライフのお芝居は、いつ見ても「真摯」だなぁと思います。
そこまでやったら大変でしょう……と言いたくなるほど、よく稽古しているし、
お客さまを楽しませる努力を惜しんでいません。
ただ、それが高じて、心の演技よりエンターテイメント性の方が強くなり、
今回の作品は特に、ロンドン的演劇よりアメリカ的演劇の印象を受けました。

そういうタイプの作品も勿論良いと思うけど、、、
私は、生身の役者さんの心情や背景が、そこはかとなく伝わってくるタイプの作品が好きなので、
そういうことが生きる作品も、また観させて欲しいなと思いました。


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