2009_08/28 (fri)

milly la foret 001 LIVE。

ついに終わりました。
暑い中、お忙しい中、ライブ会場に足をお運び下さり、本当にありがとうございました。
（多くの方に、窮屈なところで立ち見させてしまい、申し訳ありませんでした）
朝9時に集合し、何も無いところから舞台を作り上げて下さった照明スタッフ、音響スタッフ、
受付スタッフ、お手伝いの皆様、本当にありがとうございました。
長時間のリハにつき合って下さり、本番では、素晴らしい演奏で私達を支えて下さった
ネコさん、つかさくん、ジゾウさん、キース、ロブ、夫には、一生足を向けて寝られないです。深謝です。
和歌山からわざわざかけつけてくれた夢笛さん、お忙しい中スケジュールを空けて下さったプラネタさん、
衣装もばっちりきまって、私の思い描いた通りの「白いはなびら」になりました。ありがとうございました。
とびびが肺炎になってしまい出られなくなったため、短期間で企画を練り直し、台本を書き、練習し直し、
本番で私達をも笑わせてくれたイルくん、冨士くん、貴方達のエネルギーには、感心しきりでした。
心の支えにもなってくれて、ありがとう。
歌や踊りだけではなく、いろいろなシーンで助けてくれた美由紀ちゃん、礼位ちゃん、理応ちゃん、
ありがとうね。重鎮ミュージシャン達の中で、よく頑張ったねー。
それから、相棒の俊輔くん、何度も何度も半端ない大荷物を運び入れ、運び出し、雑用、デザイン、練習、
料理、各種連絡、買い出し、運転・・。あなたのような働き者を、今までに見たことがありません。尊敬するよ。

そして、終了後の「ばらし」を手伝って下さった皆様には、感謝感激でした。
業界で何百回もばらしを経験しているスタッフが、「こんなの初めて見た」と言うほど、
全員がよく動き、なんと、5時間かかって作り上げた舞台と釣っていた照明を30分でばらすことが出来ました。
そしてそして、沢山の差し入れ、お花、応援メッセージ、感想メール、本当に有り難かったです。
ありがとうございました。


まだ少し余裕があった朝9時37分、この日唯一撮った写真。

再開発地区にぽつりと立っている小屋でのmilly la foretの初ライブは、
こうして多くの人々の気持ちと力によって、大成功へと導いて頂けました。
きっと一生忘れないだろう素晴らしい夜でした。

やっぱり、モノでもなくウツワでもないですね、人間のパワーですね、人の心を動かすものは。
心から皆様に感謝です！





2009_08/21 (fri)

近況。

7月から怒濤の日々を送っています。
まずは、父の入院・手術があって、浜松ー横浜間を何度往復したことか。
父が入院するということは、認知症の母が一人になってしまうわけで、いろいろ心配だったので、
500kmを無休で走った翌々日にまた500km・・を週3回とか、の無謀なスケジュールでした。
人間、やろうと思えばかなりのことが出来るということが分かりました。
だがしかし、運転だけしているのは勿体ないので、車中で大声で歌の練習をしていたら、
パトカーに追いかけられてしまい、、、人生初違反。ちーん。

一旦寝てしまうと、父がどうして居ないのか、分からなくなってしまう母でしたが、
老人ホーム「エデンの園」のスタッフは、素晴らしい！
何度も訪ねて下さり、世話をして下さり、心の支えにもなってくれていました。
母は認知症でも明るい性格なので、人気があり、友達も一所懸命、世話して下さっていました。
ちょっとそれは・・と思うような事件もありましたが、友の存在は、本当に有り難いですね。
父の担当のお医者さんも、人間的にも医師としても尊敬出来る素晴らしい方で、、、
人は人を介して成長していくと言われていますが、本当だなぁと思います。
人の優しさに触れたり、厳しさに触れたり、弱さに触れたり、強さに触れたり、時には善魔に触れたり、
明るさに触れたり、闇に触れたりして、いろいろなことを学びました。
いろいろな経験をすることですねー。

とはいえ、留守中の家事が帳消しになるわけではないし、野暮用は溢れ出てくるし、
ライブ用の楽譜を書いたり、企画を考えたり、練習もしなくちゃいけなくて、、、
老体にムチ打って、寝る間を惜しんで頑張ってました。この２ヶ月で、5年分生きたような気分です。
さらに、こんな時だからこそ元気を頂きたかったので、約束していた演奏会やライブにも全て参加し、
久しぶりに会う遠方の友達と飲み交わしたり、ライブの出演者達と会って、いろいろ相談したり、
そうこうしているうちに、milly la foret 001 LIVEのリハが始まり、、、

少し落ち着いたら、感じたことがいっぱいありますので、改めて書きたいと思いますが、
取り急ぎ一つだけ。

父が手術を終え、麻酔から覚めた時、母と私の手を握りしめて「ありがとう。ありがとう。」と何度も言い、
母と私が傍に居たから頑張れたことや、
「本当はもう死にたかったけど、与えて貰った命は最後まで大事にしたかった」ことを、必死に伝えてくれました。
それに対し、母が「私、惚けちゃってて何も分からないし、何も出来なくなっちゃったけど、、、居ていいの？」と言い、
さらに「うんうん」と頷く父に対し、屈託のない微笑みを返したのです。

出来るとか便利とか役に立つとか頑丈とか高級とか、そんなもの、てやんでぃです。
「ともしび」にこそ希望があり、 そこから勇気を貰えるのだなぁと感じました。

そんな時、タイムリーに、アメリカに居る姉からメールが来ました。
「昔、大御所のコンサートに行った時、前座の人の演奏はすごく温かくて感じるものがあったのに、
大御所のバンドは、聞かせてあげる、こんな田舎まで来てやった・・という言葉が聞こえてきそうで最悪だった。
美織ちゃん、ぜひ、温かいライブをね。」って。

一週間後にある milly la foret 001 LIVEは、温かいライブにしよう。
存在の素晴らしさと、希望と勇気を感じて帰って頂けるライブにしよう。
素晴らしい仲間達にしっかり支えて貰っていますので、
私達は私達に出来ることを、全力でやることにしよう。

milly la foret 001 LIVE
2009_08/28(fri) 19:00 OPEN 19:30 START
@ SHINJUKUMURA LIVE
新宿区北新宿2-1-8 TEL : 03-3361-5946
丸ノ内線『西新宿駅』下車 1番出口 徒歩5分
丸ノ内・大江戸線『中野坂上駅』下車 A1 出口 徒歩8分
2000YEN（前売り）2500YEN（当日）
with TSUKASA, Rob Mayo, Keith Pinney, 中村"JIZO"敬治,
斎藤ネコ, 国吉静治, イル, 冨士亮太, 堀内美由紀, 七川礼位,
国吉理応, アンサンブル・プラネタ, 夢笛, 片岡正博（敬称略）

ぜひぜひ、いらして下さい！
詳細はこちらで。



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