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2010_07/02 (fri)

笑顔と音楽。

留学先の高校の同級生が別れる時に持たせてくれた笑顔の悪魔さん。
Keep Smiling. It makes people wonder what you've been up to.
宝物の一つです。



大変お礼が遅くなってしまいましたが、青空市に参加して下さいました皆様、
本当にありがとうございました。
直後に「ノンキー組曲」のCDを注文して下さった方から、こんなメールを頂きました。

送って下さったCDを聴かせて頂く中で、本当に心のこもった温かい思いを感じました。
その後、再度ノンキーとランとマージのお話を読ませて頂いたのですが・・・。
前は読み流してしまった「ひとりひとりを愛情深くじっと見つめました」
という一文に目が留まりました。
幸せを与えることのできる人は、愛情を込めること・届けることのできる人のことなんだ・・・!!
とハッとしました。
ノンキーが 観光客の人たちから愛されるのは、癒される姿をしているからとかじゃなくて、
ノンキー自身の眼差しの中に、深い愛情が込められているからなのだなぁと改めて気付き、感動しました。
青空市4で感じた温かさは、愛情そのものに他ならなかったのですね。


お手伝い下さった方からは、こんなメールを頂きました。

再びお手伝いで参加できて、本当に良かったです!
ライブにお伺いするときは、
“出来あがったお料理を、おもてなしを受けながら美味しくいただく”ような感じですが、
お手伝いをさせて頂くということは、その上に、
“仕込みの一部を見せて頂き、味見までさせて頂ける♪”
ということで美味しさの度合いがグーーーンと増しますね。


観て下さった方、お手伝い下さった方にこんなに深く青空市を理解して頂けたこと、
感謝感激でした。
それから、出演者の方々からも、素敵な感想をいっぱい頂きました。
いろいろな人がいろいろな形で参加し、
いろいろなことを感じ、何かを得て帰って下さった模様・・
至らなかったこともいっぱいあったと思いますし、
至らないからこそ、もっともっと皆さんを巻き込みたかったという反省はありますが、
にこやかに迎え合い、お互いの良さ・存在を確認し合い、能力を引き出し合い、
そして、エールを交換する場に出来たらいいな、
という私の思いがちゃんと届いていたことを実感できた青空市でした。
皆様のおかげです。こちらの方こそありがとうございました。

感想を全部紹介したいところですが、今日は、今日のタイトルに因んだ感想を二つだけ。

・今年もにこやかに迎えてくれてありがとうございました☆
・音楽を心から楽しんでいる方は皆輝いていましたね。


さて、どうしてこれを選んだのかというと、、、
こういう感想の一方で、喪中なのに笑顔で音楽を奏でていたことを批判されたからです。
力を出し尽くしてパワーダウンしている時だったので、正直かなり堪えました。
私は間違っていただろうか、と自問自答を続け、どんどん衰弱していきました。
でも、今は、皆さんの感想に救われたこともありますし、
常識に捕われず、自分の物差しで考え行動する私らしい選択だったと思うし、
自分がどう見られるかより、巻き込んだ人達に対しての誠意を優先したことに後悔はないし、
ま、自分の笑顔と音楽がまだまだだったからそう言われてしまったのだろうなという結論に達し、
それに気づけたことも含めて、青空市を開催して良かったなぁと思えるようになっています。

しかしながら、笑顔や音楽が誤解を受けやすいのは残念だと、
以前からここでよく訴えてきていますが、今回も、この部分に関しては残念でなりませんでした。
音楽や笑顔は、人を救ってきているものの代表だと思います。
笑顔や音楽を慎めというのは、善魔の言い分だと思います。


父を失ったあの日、気が遠のく中で気になったのが、何人もの「笑顔」でした。
当たり前なことだけれど、私にとっては耐えられない最低最悪な日が、
誰かにとっては素晴らしく素敵な日だったりするわけです。
じゃ、その笑顔が気に障ったかというと、
全くその反対で、その笑顔に救われたのです。
その時、笑顔は音楽と似ているなぁと思いました。
素敵だなと思える笑顔や音楽には、必ず背景があって、
その背景は、その人の人生であったり、性格であったり、センスであったりする。
だから深さがあり、だから包容力があり、
だからドン底に居る人を良い方向に導くことが出来るのだろうなぁと。

丁度その頃、映画「プレシャス」を観てきた人から、

光がトンネルに迷い込んでしまう事だってある。
もし、その光自身がトンネルに迷い込んでしまったら
光は、自分で自分を照らして、トンネルから抜け出すしかない。。。


という台詞を教えて貰いました。すとんと胸に落ちた言葉でした。
やっぱり自分の人生は自分で守り、選択し、切り開いていくものなのでしょうね。
誰かに助けて貰うことも時には必要でしょうが、
それは自分がどうしたいのかを決めてからの話。
少なくとも、暗闇の中で一緒に泣いて貰ったり、一緒に彷徨って貰ったり、
どっちに進んでいいのかを誰かに決めて貰うことで、トンネルから脱出出来るとは思えません。

で、決意しました。
自分で自分を照らして、トンネルから抜け出ようと。
そのために必要な灯を保つために、笑っていようと。
そのために必要な音楽を、離さないようにしようと。


やっぱり音楽は素晴らしいですよ。
青空市を終えた感想も、これに限りました。
何かを表現しようと思えば、自分の腕を磨かざるを得ないし、
お道具となる楽器や機材や喉も大切にするようになるし、仲間も大切にする。
結果、知らず知らずのうちにいろいろなものが育つし、
沢山の笑顔を生んでゆく。
本当に良いこと尽くしです。音楽があるところが平和なわけです。
だからもっともっと音楽が溢れる世の中になるといいなぁと思うし、
そのために、微力ではありますが、音楽を広める活動を続けていこうと思っています。


そうそう、「プレシャス」の台詞には続きがありました。

「そうやってトンネルから出たら、また光は、みんなを照らす光として生きてゆく」


素敵。。。
今はまだトンネルの中で自分を照らすだけの光量しかないけれど、
そのうち、私もいろいろなモノを照らせる光になりたいな。いや、なろう。

というわけで、只今音楽と笑顔の修業し直し中です。


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