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31.July.2001
大田区の特別養護老人ホームたまがわに行って参りました。
今日は、夏の特別な催しとしてのコンサートでしたので、前回とは違って、
お年寄りの方々以外にも、職員の方、ボランティアで来ていた小中高校生、
沢山のボランティアの女性達にも、座ってゆっくり聴いて頂くことが出来ました。
「ふるさと」や「明日があるさ」では、合同演奏も実現!
小さい子から、若者、私達世代、お年寄りが一緒になって一つの曲に夢中になる様は、感動的でしたよ。
それにしても「明日があるさ」は、気持ちがハイになる曲ですよねぇ。
皆、とっても楽しそうに演奏していたので、「やっぱり、アレンジして良かったわぁ」と思いました。
でも、用意していった曲の中で、全く反応がみえない曲もあったのです。
で、「やっぱり、歌いやすい曲だけ用意してきた方が良かったかしらねぇ・・」
なんて素人考えで反省していたのですが、
ボランティアの方々との反省会で、それは間違いであることを知りました。
ずっとずっとお年寄りと行動を共にしている職員やボランティアの方々の観察力は、素晴らしいですね。
「わかりやすい反応だけに反応しちゃいけない。」と。
陽気に歌っている人もいれば、じっくり聴いて楽しんでいる人もいるのだそうです。
お年寄りだって多種多様・・見え難いものをしっかり見なくちゃね!!
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29.July.2001
触発されると、すぐにそれに熱中してしまう私の単純な性格・・嗚呼。
で、今、何に触発され熱中しているかというと、水泳なのです!!
だって、世界選手権、あれを見たら、やはりやらざるをえないですよ。
実は、リコーダーにハマる前、何を隠そう、私は水泳にどっぷりはまっていたのでした。
「いかに美しく速く泳ぐか」を日々研究し、分析し、どれだけ熱心に訓練していたことか。
おかげで、リコーダーを始めても、息で苦労したことはなかったですねぇ。
でも、あの頃に比べると、今は全然ダメ!フォームも悪くなっているし、遅くなっているし。悔しいなぁ。
そうそう、スポーツって、音楽の演奏と似ていますよね。
どんなに部品を訓練しても、その部品同士のつながりが悪かったり、リズムが悪かったりするとダメ!
逆に、リズムが良くても、部品がガサツだったり、一つ一つの動作に魂が入っていないと、それもダメ!
フォームの綺麗な人=上手な人っていうのも、共通していますよね。
今日、見ていても、格好良くて、程良く脱力できていて、リズムの良い人が速かったもの!
ということは・・そうか、水泳を鍛え直すとリコーダーも上手になるかもしれないってこと?
うふっ、一石二鳥?
いや、でも、その反対はなかったからなぁ・・
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26.July.2001
午前中にマーブルの練習、午後からレッスン・・というRecorder Day!
マーブルは、またまた出番があるので、今日はその練習。
今度は、子ども達と一緒に演奏するそうなので、
「どらえもん」「森の音楽家」「ねこふんじゃった」などの可愛らしいラインナップ。
でも、侮れなかった・・「どらえもん」は、かなり難しい!!ひえ〜。
おまけに、「森の音楽家」のソプラニーノソロの譲り合い(?!)に負け、それも私が担当することに。
うーむ、今度のパート決めは、ちょっと不公平ですよ、おねー様達。ぶつぶつ。
でも、栃木か茨城辺りまで遠征するらしいので、旅の恥はかき捨て・・?
レッスンは、またまた練習不足のまま受けてしまいましたが、それでもいっぱい教えて頂いちゃいました。
おかげで、何をどうすればいいのかだけがばっちり分かっていく・・。
耳で聞いて頭で理解するまでは容易いけれど、それを実際に表現するのは難しいですねぇ。
聞いて極楽、やって地獄__by Miori
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23.July.2001
来週、大田区の老人ホームで、子供達とコンソート青葉の合同コンサートがあります。
「それなら是非、子ども達と一緒に何か演奏したいですよねぇ。」
という望みを聞いたら、右手が自然にあがってしまい、
「では、『明日があるさ』の楽譜を明後日までに書いてきま〜す!」と約束をしてきてしまいました。
後先考えずに安請負するのが、私の悪い癖です。
後になって気が付いたのですが、そういえば、キーボードが壊れていたのでした。
どうやってアレンジするつもりだったのでしょうねぇ?
でも、「どうせいるものなんだから、早く買った方がいいよ」と夫が言ってくれたので、
先日楽器屋さんで一目惚れしたMOTIFというシンセサイザーを買ってしまいました。
ほとんど衝動買いです。うーむ、・・大丈夫かなぁ。
でも、鍵盤のタッチの繊細さが気に入ったし、「作曲したい」と思わせてくれるような音色揃いなので、
良かったことにしておこうっと。
さて、早速作業にとりかかろうと思ったら、やはり、イマドキのシンセは複雑なのね。
(シンプルがいいといいながら、複雑なものを買ってしまったのでした!)
セッティングに一苦労で、結局、夜中にアレンジ〜朝を迎えることになってしまいましたが、
睡魔と戦って書いた割には、デキシーランド風「明日があるさ」、
なかなかリコーダーコンソートに合っていて良い出来だと思います。
で、今朝、早速その楽譜を抱えて青葉の練習に行ったのですが、だめだ・・
さすがに、もう、エネルギー切れ。暑さと疲労で、今度は私が壊れそうです。
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21.July.2001
あぁ、今度はプリンターが・・
最近、立て続けにモノが壊れているので、家族にまた、「磁気帯女」と呼ばれています。
私のせいじゃないってばっ!!
でも、キーボードが無いので、必死に手打ちで打ち込んだ楽譜だったのに、
プリントアウト出来ないのじゃ、意味がない!やっぱり、手書きしろってことかしらね?
でも、ふと、Key-Mamaさんが同じソフトを使っていらっしゃることを思いだしたので、
早速メールに添付してファイルを送り、プリントアウトをお願い出来たのです。助かったぁ〜。
パソコンで作ると、これが出来るからいいのよね。やっぱりやめられないわ。
で、ホッとしたのも束の間、本日は、コンソート青葉の練習とノンキー・プロジェクトの練習のダブル。
青葉は、先生がいらっしゃらなかったので、
皆で11月の演奏会用の曲をどんどんやっていったのですが、うーん、盛り沢山!
でも、今、青葉はかなりいい感じでまとまってきているので、良い演奏会が出来そうです。
ノンキー・プロジェクトの方は、「話し合い」の多い練習でしたが、
物語のこと、どんな形で発表するかやその時期などがクリアになってきたので、肩の荷が少し軽くなりました。
来年の春頃には作品が出揃い、来年の今頃、完成品になっている・・と思います。
よしえさんが初作編曲したという「こもりうた」の発表もあったし、
全員の「作曲してみます!」宣言を聞いて、涙腺が緩みっぱなしの私でした。
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18.July.2001
あぁ、今度は、MIDIキーボードが壊れてしまった。
今週末の練習に向けて一生懸命楽譜を作っている最中だったのに・・しくしく。
ずっと前から調子が悪いことは悪かったのですが、もはや、全く使用不可能。
実は、最近「パソコンに向かうのがイヤ〜!」という時が増えてきてしまったので、
「自分の手で出来ることは、なるべくパソコンを使わないでやろう!」と決心した矢先でした。
そんな気持ちが、キーボードに通じてしまったのかもしれませんね。
でも、今さら、ピアノで作曲、スコアは手で・・というのは、私にとっては、かえって難しいかな?
・・と思っていたら、案の定、もどかしいし、何がなんだかわからなくなるしで、発狂寸前です。
あ〜あ、やっぱり、悔しいけれど、どうしても要るわ!
でも、ちょっと調べてみたら、あまりにも機種が多くて、選ぶのが大変そう。
おまけに、あれこれいっぱいついた立派なキーボードばっかりで、うんざり。
出始めの頃のおっとりパソコンや、ただの鍵盤スイッチだけのキーボードが懐かしい!
ほどほどでいいのになぁ。
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15.July.2001
我が家では、大工仕事からペンキ塗り、機械の修理、庭木の手入れなどの家の管理を、
英国風に、自分達で楽しみながらやっているのですが、
その道具の一つのペンキ缶・・なんと、暑さに耐えられず、一昨日(13日金曜日)戸棚の中で爆発したのです。
もの凄い爆音・振動と共に戸棚の扉が開き、戸棚の棚板が吹っ飛び、ペンキがそこら中に飛び散り・・
誰にも怪我がなかったので幸いでしたが、その後処理の大変なことったら。
ペンキ、シンナー、アルコール臭でむせながら、何十時間もかかってペンキを拭き取り、
棚板は全部はがしてから新しいものを作り、ついでに整理整頓も。
いやいや、この暑さの中でその作業は、かなりきつかったです。
なので、やっと終了した今日の夕方から、気分転換に葉山へ行って参りました。
海水浴客の帰った後の海風は涼しいし、食べ物は美味しかったし、ホッ。
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夕方の空は、複雑な色合いで幻想的!
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12.July.2001
野ばらの練習でした。
昨日の刺激的一日とは打って変わった、地区センターでののどかな時間。
「やっぱりバンドだ!バンドしかない!」と興奮しながら寝た割には、
こうやって、楽しそうに吹いている女性達の姿を見ると、やっぱり、リコーダーもいいわぁと思ってしまう。
癒されるし、幸せな気持ちになれますからね。
まぁ、どっちも同時に出来たらいいのだけれど、2兎追う者は・・ねぇ。
さて、小さいお子さん持ちのお母さんが多い野ばらは、夏休み期間中の練習は無し。
で、「お休み期間中の宿題を考えてきて下さい」と言われていたので、
今日は、皆さんの希望を尋ねながら、まず、曲を決める作業。
意外にポップスと外国民謡の希望が多く、私の得意分野だけに嬉しかったのですが、
「せっかくリコーダーをやるからには、やっぱりルーツの古楽も・・」と説明して、
「甘き喜び」なんかもさりげなく加え、持っている楽譜の中から、ポピュラーな曲、数曲を選んでみました。
カーペンターズや「明日があるさ」の希望もあったので、
私の夏休みの宿題は、その楽譜を探すか作ることですね!
残りの時間は全部、その予習に使ったのですが、皆、初見能力が伸びてきてるぅ!
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11.July.2001
大学時代からずっと一緒に音楽を作り続けてきたNクンが、久しぶりに来てくれました。
2年前の結婚以来電話連絡のみ・・そう、男性は結婚するとなかなか来てくれなくなってしまうのよね。
もうひとり仲良しだったMクンも、そうだったものねぇ。
でも、久しぶりに会っても、全然違和感無しだったので、ホッ!
今日は、何故か「卒業する時、違う人生を選んでいたら」という「たられば話」で盛り上がったのですが、
そうそう、あの時、Nクンは、土壇場で就職をやめてプロのミュージシャンになったわけだから、
「今頃、企業人になっていたら」と考えてしまうのかもしれませんよね。
プロのミュージシャンとして生きていくのは、自己管理も含めて大変なことですし・・
でも、あの時悩みながら就職をとったMクンも、最近になって「やっぱりやるぞー」とバンドを始めたし、
私も、全ての活動休止を経て、「やっぱりどうしてもやりたい」と再出発しているわけだし、
「違う道を選んだ3人とも、結局、今は、同じことを目指しているじゃない。
だったら、あの時、違う人生を選択しても、きっと、辿り着くところは同じだったと思うよ。」
という結論に達しました。けれど、その後、彼の最新作と私の最新作を聴き合おうという段になったら、
ガーン・・・・超ショック!彼の最新作は、私の理想をはるかに越える素晴らしい作品だったのです。
目指すところは、確かにそんなに違っていない・・けれど、
やっぱり現役でやり続けてきた人の血や肉は、鍛えられているからか、質が全然違うのよね。
コードの付け方から、演奏の上手さ、全体のバランスの良さ・・ハァ、かなりの触発。
うぉ〜〜〜〜〜、私もやるぞ、上手くなるぞーーー!!
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10.July.2001
レッスンでした。
このところ、まず最初に、倍音を聴きながら短3度で合わせる練習をしているのですが、
たまたま出た調律の話が面白く、いつも動物的感だけに頼って吹いている私は、先生の説明に惚れ惚れ。
実技もいいけれど、理論を学ぶのも楽しいかもね。(今頃言うんじゃないって?)
それにしても、毎度のこと、何の参考書も無く、きちっと説明して下さる先生の頭は、素晴らしい!
それに比べ、せっかく説明して頂いても、家に着く頃には、三分の一くらい忘れてしまう私の頭って・・
トホホですね。時間が出来たら、図書館に行って、ちゃんと調べてみようっと。
今日は、そのお話が長かったので、ヘンデルA-Mollは、
1と2が終わり、3に突入したところで、タイムアップでした。
それにしても、ヘンデルは吹いていて気持ちよい曲ばかり!
頭を真っ白にして、浮遊して、前へ進んで、踊って、止まって、飛び跳ねて・・
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7.July.2001
久しぶりにコンソート青葉の練習でした。
今日は、ヘンデルの「Hallelujah」「Hallelujah Chorus」とバードの「Browning」。
「Hallelujah」「Hallelujah Chorus」は、渡辺先生が、この度、青葉用に編曲し直してきて下さったものですが、
市販されている4声のアレンジより、とっても華やかで素敵な7声でした。
私は、オブリガード・ソプラノを担当することになったのですが、
実は、いつもと気分が変わるので、とても嬉しいのですよ。
と言っても、決してソプラノが好きというわけでも、テナーが嫌いというわけでもないのです。
どのパートも、それなりに好きなのです。でも、とにかく「同じことをやり続けること」がダメなのです。
笛は、単音楽器だから余計に・・あぁ、それにしても、私のこの飽き性を何とかしたい!
バードの「Browning」は、油断した瞬間、迷子になりそうな曲なのですが、
私は、一昨日マーブルでやってみた時、「その瞬間その瞬間に聴こえてくる響き」
を耳で覚えてしまったら、案外楽だったので、今日は楽観していたのですが、
やはり、大人数でやると、自分の音しか聴こえず、全体の響きが分かり難いし、テンポも分かり難かったです。
他のパートの音が聴こえない・・ということは、やはり、かなり合わせ難いことなのですね。
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5-6.July.2001
福岡のNさん上京で、2日間一緒に吹きまくり&食事&飲み会!
まず初日は、マーブルフルメンバーで、アンサンブル練習から。
「カプリオール組曲」「Browning a5」「Canzona a5」などの5声の曲に加え、
合唱用の譜面をリコーダーで吹いてみたり、変わったアレンジのテレマンのソナタもやってみました。
皆、かなりテンションが高かったようで、予定していた終了時間を過ぎても、止めない・・
結局、20時まで吹き続けてしまったのですが、本当に、どの曲も「息ピッタリ!」でした。
その後の食事&お喋り会でも、皆のテンションが下がることはなく、あっという間に深夜!
「帰りたくないけれど、仕方なく」家路につき、一日目が終了。
でも、その数時間後の次の日の朝には我が家に来て頂き、2日目は、レコーディングからスタート。
さらに、「Nさんのお陰でコンソート青葉が購入できた」という思い出のコントラバスを持って、
「R」というグループの練習会場へ。そして、昨日の練習成果を皆さんの前で「披露」させて頂いたのでした。
・・と、まるでスター並のスケジュールだったわけですが、
終わってみれば、アッという間・・・楽しく充実していた証拠ですね。
今、私の頭の中は、これだけ↓
「Nさん、また、こっちに引っ越して来てよ〜〜〜!」
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1.July.2001
田園バロックコンサートに行って参りました。
本日は、お馴染み山岡重治さん、平尾雅子さん、下山真理子さんと共に、
オランダから帰国されたばかりのリコーダー奏者本村睦幸さんが、
とてもとても綺麗な音色、優雅、なおかつパキパキしたリコーダーを披露して下さいました。
本村さんも素敵な方でしたが、山岡さん夫妻は、やはり、本当に素敵だわ!
やっていること、演奏、モノの選び方のセンス、お人柄・・どれも、私の理想に限りなく近いのです。
誰かの人生と交換できますよ・・という権利をもらえたとしたら、
私は、おそらく、「山岡重治さんにならせて下さい」と言うでしょう。
優雅で美しい容姿の妻がいて、その妻が、ブンブン誘いかけるようなガンバで伴奏してくれるそばで演奏、
その傍ら、今や、世界中の人が求めている平尾ブランドのリコーダー制作に没頭・・
しかも、その「演奏」と「モノ作り」の両方が、至極ハイレベルで行われている。
それなのに、腰が低く、誰からも愛されるお人柄なのよねぇ。
そうそう、今日も、入り口で待っているお客さんの為に、自らお茶を買ってきて下さいました。
そういう優しい心遣いが、演奏にも、作ったリコーダーにも反映されているのよね。
山岡夫妻のご近所に住んでいる・・というだけでも、実は、結構幸せな気分に浸っているのですが、
もう一人のダンディ、本村さんは、もっと近く・・
なんと、我が家から歩けるところにお住まいだそうです。
そばに住んでいる・・というだけで、あやかれないかしらね?
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