2005_10/31 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜ロブとre:coverの制作。

淳君と「サクラ舞い」の歌の練習をした後、
というわけで(↓昨日の日記参照)、ロブに来てもらって、
新曲のドラムのプログラミングをやってもらいました。
パーカッションもナマで叩いてもらいました。
ナビが大喜びで尻尾を振る音付きです。幸せな音です。いえ〜ぃ。
生の音&ノリが入ると、やっぱり違います。ぐっと良い曲になります。

ロブのドラムのプログラミングも素晴らしかった!!!
どんどんそぎ落としていくのですよ、
自分で叩いたリズムを丁寧に聴きながら、
「これ、消して下さい。」「これも消して下さい。」って。
スマート‥とは、こういうことを言うのね。
見習いたいです。

人なつこいre:coverの二人は、すっかりロブと仲良しになって、、、
なんと、また来日した時、ドラム&パーカッションをお願いする約束をしていました。
ライブにも出てくれる‥とか。
楽しみ〜。




2005_10/30 (sun)

ロブと。

ロブが来日したので、いつものように一緒に話しながらご飯を食べたわけですが、
私が今やっているいろいろに興味を持ってくれたので、ふと、
「今度、ドラムのプログラミングとパーカッションの生録りに付き合って下さいよぉ。」と
言ってみると、「丁度明日午後から空いているから、明日、やってあげますよ。」と。
ヤッホー!私、ドラムのプログラミングが苦手なので、滅茶苦茶嬉しい〜。
明日はリカバーの練習日なので、
リカバーの新曲をやってもらいましょう!

ワクワク、ワクワク、ワクワク‥‥‥




2005_10/28 (fri)

美容院〜アンサンブルプラネタの演奏会@紀尾井ホール。

美容師Mさんの話はいつも興味深いです。美容と音楽は似ているなと感じます。
今日は、「真っ直ぐ切ることや青写真通りに仕上げることに重きを置く技巧派と、
その人が美しく見えることの方が大事でしょというデザイン優先センス派、の話が面白かったです。
音楽も同じ‥ですよね!技巧派とセンス派‥。うふふ。

で、そのセンスと技術を兼ね備えているのが、
プラネタのプロデューサーの書上奈朋子さんではないでしょうか。
と、今日も、まずは、そこに感動してしまったわけですが、、、
プラネタのメンバーも、それにしっかり応えていて、とっても素敵でした。
あのアレンジのあの音形を、全員が暗譜していた‥のには、吃驚しましたよー。
驚異的なことだと思います。私には絶対無理です。メロディくらいなら出来ると思いますけど。
でも、そのおかげで、音像が立体的になったし、前に出てくるようにもなったと思いますし、
その結果として、いつもよりずっと倍音が豊かに響いていました。
プラネタは、CDで聴くより断然生で聴いた方が良いです。
あの倍音にね、心酔出来るのですよ。中毒になるのですよ。

その後、苦労して探し当てて行ったワイン&おつまみのお店もイイ感じだったので、
大満足の一日でした。




2005_10/27 (thu)

イルと制作。

やりたいことをやらせてあげたい。けど、
それなりの実績をあげないと、音楽家どころか、生活の保証だってしてあげられない。
彼の才能を買っているだけに、判断が難しいし、
彼の将来がかかっているのか‥と思うと、胃がキリキリ痛みます。
全部投げ出して、どこか遠くに一人で行ってしまいたい衝動に駆られます。

そんな中、彼は彼で悩みながら、私の作ったオケで一生懸命練習してみたり、
友達に聴かせたりして、そしてその結果どうしたいと思ったか‥を説明してくれました。
感動で泣き出しそうでした。
私の発言の裏側というか、私の本意というか、
とにかく細かい心のヒダヒダの奥の奥までしっかり読んでくれていて、
自分のことも実に冷静に見つめていて‥‥‥
やっぱりイルはスゴイ。
この人は、沢山の人々を救える救世主になれると改めて思いました。

前に私のことを「川のよう」と言ったのですが、私の音楽も「川のよう」なんですって。
その川が好きだし、イルには必須だって。
ならば、一緒に大海に流れていきましょー!




2005_10/26 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

新曲に着手。
リカバー、お洒落サウンドシリーズを作ろうと思っているので、
そういう感じ。。。になっていると思います。

私はオケ担当、しゅんすけ君は詞担当・・
で、二人とも張り切ってやり始めたのですが、
ふと振り返ると、、、彼は鉛筆とノートを持ったままの形でソファでスヤスヤ。
幸せそうな寝顔でした。
こういうタイプの人って、大物になるか、ただの人になるか、
のどちらかだと聞いたことがあります。
さて、しゅんすけ君はどちらになるのでしょう?




2005_10/25 (tue)

結婚記念日。

結婚した当時住んでいた&RIOが生まれた家の近くのお店で、
結婚20周年と、RIOの誕生日をお祝いしました。
夫は、最寄り駅周辺で「景色が全然変わっちゃったねぇ。」、
私は、その頃仲良くしていた友人のマンション前で「変わってないなぁ。」と。
20年という月日で、変わらなかったもの、変わったもの、
いろいろですね。しみじみ‥‥‥

私の中で20年前と変わらないことは、
家庭は「帰るところ」、妻・母は「受け入れる人」でありたいと思っていることかな。
変わったことは、
夫や娘と、家族という括りではなく、
一人の人間同士で向き合っていきたいと思うようになったことかな。
奥さん、お母さん、としてではなく国吉美織として、
夫ではなくKunny-G、娘ではなくRIOと、いろいろな活動をしていきたいな。




2005_10/24 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

「まだ本調子ではありませんが、そこに行かないと不安になるので‥」
と、顔色が悪く瀕死状態の淳君がやってきました。
でも、俊輔君と私で、楽しい話や沢山の課題について話していたら、
「あー、もう寝てられませんわ。なんか、すごく元気になってきた。」と。
うふふ、作戦、大成功〜。まずは気持ちを上げることよね!

が、粘膜がまだ荒れているようだったので、今日は歌うことではなく、
詩を読み、それをどう表現するかを考えることにより、感性のトレーニングをしました。

詩は、単純に短い文ではないと思う。
見えている(聞こえる)言葉は「シンボル」に過ぎず、
行間にいろいろな言葉や感情や景色‥‥などが詰まっていると思う。
そこを読み、想像しなければ、その詩を理解したとは言えないし、
ましてや、それを聴いて下さる方に伝えることなど出来ないと思う。

そうそう、先日観た「白夜行」に、原作者の東野圭吾さんがコメントを寄せていたのですが、
それがとても素敵でした。

前略‥
舞台だからこそ出来るものがある。
大がかりなセットなど使わなくても、観客の想像力を喚起することで、
どんな状況のどんな場面でも一瞬にして作り上げられる。
舞台は目に見えている部分だけではない。
観客の心の中にまでそれは広がっている。
中略‥
あなたの心が豊かであれば、『白夜行』はより素晴らしい作品になる。

私の目指す音楽は、まさに「舞台」のようなもの。
そうなのよ、観客の想像力を喚起出来るような歌を提供したいのです。
その前に、観客の心の豊かさを生かしてあげられるような
「深さ」のある詩・音楽を作りたいのです。




2005_10/22 (sat)

イルと制作。

全く今までと違ったアレンジをしています。
私の思考能力と技術と工夫と愛と‥、とにかく私の全てを駆使してやっています。
音色に頼ることなく、ドラム・ベース・ギター・ピアノだけで綾を織って、
私の思う「イル色」を創造しています。
「イルワールド」を作っています。

「カッコいい〜!でも、歌いにくい‥‥。」
「僕の曲じゃないみたいです。」「このコード、合ってるのですか?」
「僕のファンの方は、こういうサウンドについてきてくれるでしょうか?」
と、イルくん、とても心配そう。
今までのアレンジをハンバーガーに例えるとしたら、今度のはチーズ。
美味しいと感じるまでに、少し時間がかかると思います。
でも、より早くより多くの人に受け入れてもらうことより、
「あなたと私だから表現出来るもの」を作っていくべきだと、
私は思ってしまったのです。

それが吉とでるか凶とでるか、、、
凶と出たら、私は潔く引き下がる覚悟でやっています。
イルを遺すために。私を守るために。




2005_10/21 (fri)

鈴木さえ子さんと。

会う度に「さえ子は、魅力的だな」と感じます。
今日も美味しいものを食べながら、たくさーん話したのだけど、
知性、センス、優しさ、強さ、弱さ、、、いろいろなものが伝わってきて、
心を動かされました。

今日の話の中で一番面白かったのは、人間は二種類‥‥
勝負系(成功を追い求める系?)と深くハマる系(オタク系)に分けられるという話。
さえ子は、立派なオタク系らしいけど、私も立派なオタク系ですね。
良い結果を出すことよりプロセスを楽しむことの方を選ぶし、
やるからには時間がかかっても苦労してもいいから、深く追求したいと思う。
で、いつも何かにすっぽり深くハマっているわけです。

でね、その二種類の人種は仲良しになれないのじゃないかというのだけど、確かに。。。
私、勝負ごとも嫌いですが、私と勝負したがる人も苦手だもの。
絶対に避けちゃいます。
あー、だから周りが全部オタク系‥になってしまったわけね。
で、居心地も良いわけね。
オタク、万歳です!

写真は、そのオタク系の私達を唸らせたモンブラン。
白いふわふわの山を崩したら、
中から美味しい栗やらアイスクリームやらいろいろが出てきました。
ココのパティシエも間違いなくオタク系ですね。

モンブラン




2005_10/20 (thu)

コンソート野ばらのレコーディング〜七川礼位ちゃんのレッスン。

野ばらのレコーディングもついに最終日。
しんがりは、一年半かけて練習してきたパッフェルベルのカノンです。
優しい音を出す、人と合わせる、全ての音に神経を使う‥‥
そんな技術的な目標を、なんとかクリア出来たので、
「もし『野ばらのカノン』を描くとしたら、あなたはどう描きますか?」 と聞いてみました。
そしたら、自然のいろいろに例えて説明してくれた人、色で表現してくれた人、
静かな時もあるし、大変な時もある‥と、人の一生に例えてくれた人など、本当にいろいろでした。
私は、野バラのリースで表現したいと言いました。
輪(輪唱)→和(ハーモニー)ってことで。

こういう話をしてから録ると、 本当に世界観が変わるのですよ!
同じ人達が演奏しているとは思えない、情緒豊かな、素敵なカノンで締めくくり‥でした。
パチパチパチ。

その後、七川礼位ちゃんの初レッスン。
久しぶりに女の子にレッスンをして、楽しかったです。
女の子相手だと、話すうちに若い頃の自分の感覚が蘇ってくるのです。
ああ、私もそうだったなぁ‥と。
ということは、レッスンを続けていると、若返るのかしらん?

さて、女の子は真面目なので、自分を殺して人の言うことを聞いてしまうことが多いし、
群で動くことを好むので、「自己主張」したり「突き抜けること」を避けたがる人が多いと思います。
でも、「本質」が見えないと、その人の魅力も見えてこないと思うので、
礼位ちゃんには、怖がらないで「自分」を見せて欲しい‥と言おうと思っていたら、
なんと、タイムリーなことに、
全ては自分の中にある‥と訴った「MYSELF」という詞を書いてきたのでした。
そう、全てはあなたの中にあるのよ。
作品も人の魅力も、作るものではなく、引き出されるものよね。




2005_10/19 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

デジタルミキサー、HDレコーダー、サンプリングパッド、
それにCD-RWがビルトインされているワークステーション=AW4416は、
今や、我が家になくてはならないモノになっているのですが、
これ、使い方がややこしいのです。システムを理解するのも大変。
私は、まだ全然分かってない時にレコーディングの予定を入れてしまい、
自分を窮地に追い込んで使い方を覚えました。
そうでもしなかったら、こんなに複雑でこんなに難しいこと、途中で諦めていたと思います。
でも、これが使えるようになったことで、随分費用も手間も省けましたし、
これで習った技術を、他のいろいろなことに応用できているので、
俊輔君にも100%使いこなしてもらおうと思い立ちました。
で、今日、いろいろ説明してみたのですが、説明するより
「やっぱり実践だな」と思い始めましたので(今、日記を書きながら‥)、
あらいしゅんすけ君にCD制作をお願いしてみたいという方、
マネージャーの私にどうぞ連絡下さい!

これで、バッチリになるはず。
ニヤニヤ、モミモミ‥(手を揉んでます)
って、いいのかなぁ、勝手に決めちゃって。




2005_10/18 (tue)

休息日。


ナビ1 ナビ2
ナビ3 ナビ4






2005_10/17 (mon)

re:coverの練習。

また淳君、具合が悪くなってしまいました。
息を吸う度にヒューヒューっていうらしい。
しかも、人と会うのもしんどいって、精神的にも疲れちゃったのかな。
確かに、先日のライブの録画を見たら、
ありえない細さで、声も全然前に出てなくて‥‥
この時から、かなりしんどかったのだろうと思います。
かわいそうに。

生きるために一番必要な能力は「取捨選択」らしいけど、
睡眠、栄養、仕事、夢、お金、娯楽、刺激、休息、練習、
何を削って、何を取るか、本当に難しいですよね。
淳君にとっての最適バランスが、早くみつかりますように。

というわけで、しゅんすけ君とはシャッフル曲のリズム練習。
この頃、急に上手くなってきているような‥‥。




2005_10/16 (sun)

リバーダンス鑑賞。

待ちに待ったリバーダンス!凄かったわー!
エンターテイメントとは何かを考えさせられますねぇ。
やっぱり、思いを形にするためには、アイデアだけじゃなく修行も必要ですね。
一糸乱れぬ「合った」パフォーマンスからドワーッと押し寄せて来る波は、
大人数が全身全霊でやってこそ出るものだろうなぁ。
音楽も全身と全霊で表現しないといけないなぁ。




2005_10/15 (sat)

若江和男さんとしゅんすけ君と海で打ち合わせ。

せっかくだから海で飲みながらしよう!と、
海岸の半洞窟のようなところにテーブルを広げ、
小山田大ちゃんのウェブサイトの打ち合わせ。
夜光虫がとっても綺麗でした。

メインのページもアパレルブランド「inga」もリニューアルするのだけど、
専門家ではない私がillustratorでデザインしたものをwebにするのは、やっぱり大変です。
けど、今回からしゅんすけ君も手伝ってくれることになったし、
何とかしようと思えば、ソフトの使い方も分かってくる(ような気がする)し、
何より大ちゃんのwebsiteですよ、しかも若江さんのデザインの!
こんな光栄なことはありませんよ〜。

‥‥と武者震いしているところへ、ドイツへ遠征中の大ちゃんから、
今回の遠征の目的だったAction directを完登したという知らせが入りました。
スゴイなぁ。本当にスゴイ、ぶっちぎりの世界一ですよ。
胸が震えましたよ。
よーし、私も頑張ろうっと。




2005_10/14 (fri)

サイトウレノンこと斎藤裕介君と制作。

200曲以上も自作曲があるという裕介君が、
愛用ギターと、彼のここ数年の思いがぎっしり詰まったノートを沢山抱えてやって来ました。

ノート1 ノート2 ノート3

自分の歴史であるこれらのノートに時々励まされるのだそうです。
私も日記や作品に励まされることがあるので、
「その気持ち、すごくよく分かるなぁ。」と応えました。
けど、早くメジャーデビューして両親を安心させてあげたい‥とか、
音楽だけで生活出来るようにしたいから、皆が望むことも受け入れたい‥
という言葉には、首を傾げてしまいました。
良い子・優等生・長男の、本音とは違う言葉のように聞こえたので。

「誰かのために」の「誰」が居なくなったら、頑張るのをやめるのかなぁ。
安定した生活が出来なかったら、音楽を捨てるのかなぁ。

帰り際に「今度、コップに絵を彫ってプレゼントしますね。」って笑顔で言う。
「好い人なんだけどねぇ‥」に、なったら駄目だよ。
私から「わがまま」と「かたくな」をぜひ学んで欲しい。




2005_10/13 (thu)

イルと制作。

ずっと胸につかえていたものを話す時が来ました。

私は私のエキスをぐっと奥にしまって、
イルが頭に描いている世界に近い世界を描こうと努力してきました。
私とイルの力が10づつあるとしたら、
イルの力9に対して、私は3くらいになるように敢えて押さえていたのです。
けど、最近、時間的にも精神的にも体力的にも余裕が無いせいか、
この先何年制作の仕事が出来るのだろうと思うと焦りが出てきて、それに疑問を持ち始めたのです。
↓のしゅんすけ君のソルフェージュ事件のように、
私のセンスを発揮出来ることを優先してやっていきたい‥と強く思うようになってきているのです。
そして、せっかくやるのなら自分の力を出し切るべきで、
私が力を発揮出来ないものに関しては、他の人にやって頂く方が、
お互いにとって有効じゃないかなとも。

で、今、彼がやりたがっている音楽性と私の音楽性が全く違うので、
「私は、ヨーローッパ系のお洒落なサウンドが好きなのだけど、そういうのは駄目? 」
とその辺にあったそっち系のCDを聴かせながら打ち明けてみたら、意外や意外、
「僕はただのアイデアマンですよ。アイデアはどんどん浮かんでくるけど、センスは無いから、
そういう部分を美織さんにお願いしたいと思っているのですよぉ。」って。
なーんだ、そうだったのか。
ってことで、美織パワー全開です、炸裂です。
ウハウハです。ブリティッシュ・ロックですよ!いえ〜ぃ!




2005_10/12 (wed)

あらいしゅんすけ君と制作。

ソルフェージュをやってもらえませんか‥って。
音程が課題の彼が、今、藁をも掴みたい気持ちは分かります。
けど、ソルフェージュは、私の良さを生かせることではないし、
自分のことすら出来てない超多忙の私が、今、やってあげるべきことではないと思う。
勿論、re:coverの持ち曲やしゅんすけ君の持ち曲は、喜んでレッスンします。
それは、その曲やそのアーティストをプロデュースする上で、必要なことだと思うし、
私にしか出来ないことだから。

なので、「人に頼らないで、まず、自分でやってみたら。」と応えると、
「そうですね、分かりました。でも、僕、何ならお願いしてよくて、
何を遠慮しなくちゃいけないのか、よく分かってないのですよね。」と。

甘えと遠慮・・
いろいろな人が悩んでいるのを聞くし、私も悩んだ時期がありました。
で、私が出した結論は下記の通りなのですが、いかがでしょう?

相手が「私、やりますよ!」・・と言ってくれたことなら甘えてもいいでしょう。
相手のセンスを引き出したり、相手も一緒に向上出来ることならお願いしても問題ないでしょう。
相手も楽しめることなら、バッチリ。
give&take出来ることも、いいでしょう。
けど、自分の欠点を補うためだけだったり、自分だけに利益のあることは、
一応遠慮すべきかなぁと。
そう、ようするに、相手にとってそれはどうなのかを考えれば分かるのではないかな。




2005_10/10 (mon)

re:coverのライブ@ソレイユの丘

というわけで、今日も睡眠2時間で起床。
「そんな状態で横須賀まで運転して、機材セッティングして、リハして、
ライブを2回もこなしちゃいけません」‥って誰か止めて下さいよぉ。
恐るべし、私の気力と体力。。。

と思っている傍で、朝も早うから、皆は、
電車で行く人を選ぶアミダくじ(我が家の車は5人乗りなので)で大騒ぎ。
で、当たって(はずれて‥かな?)しまったとびびが電車男となり、
残りは車で行くことになったのですが、
車組は、途中、何度もとびびにメールを送ってあげていました。みんな、優しいな。


お膳立てしてもらうのではなく、セッティングを自分達でやることに意味がある!

ライブは、前回よりぐっと成長した姿を見せられたのではないでしょうか。
1回目が5点でも、2回目が10点、3回目は15点‥‥、そして、20回やれば100点!
これは例えであって、実際は点数をつけることなどナンセンスだとは思っていますが、
とにかく「成長し続けていこう!」が、re:coverの合い言葉ですから、
焦らず、確実に上がっていきますよー。
歌だけでなく、そういう人間性にも感動してもらえるように‥ね。

ゲストの石飛幸治さんも斎藤裕介君もイルも、いい歌を聴かせてくれました。
りおも風邪を押して、頑張ってくれました。
開放感=ソレイユの自然と、悪天候の中、遠路遥々やってきて下さったお客さまに、
力を頂いたのでしょうね。深謝。

セッティングから皆でやって、一緒にドキドキわくわくを味わって、
一緒にお風呂に入って疲れをとって、一緒に動物と遊んで、
一緒に焼き肉を食べて、一緒に朝方までお喋りしながら飲んで……
「仲間がいるっていいなぁ」と、誰もが思った日だったと思います。




2005_10/09 (sun)

とびび(石飛幸治さん)の練習〜りおの誕生会〜re:coverの練習。

花 ケーキ ろうそく

青空市の時に持ってきてくれた「ゴーラのひつじ」(ゲール語が読めないので、勝手にこう呼んでいます)を、
今回は、とびびの声量とソレイユのステージに合うようにリアレンジ。
基本は、その曲に似合うアレンジにしたいと思っているのですが、
その人に似合う、その時に似合うアレンジもアリだなと思います。
今回は、まさにソレ!
そしたらとびびが「これ、オモシロ〜い!」って、何回も嬉しそうに歌ってくれました。
あんなに喜んでくれると、「やって良かったなぁ」と心底思えます。
リアクションは、大事ですね。

そうそう、とびびは、リアクションも大きいけど、いろいろなモノや人や出来事を観察して
「ぶふふっ」っと一人でよく笑っています。
「なに笑ってるの?」と聞いてみると、
見過ごしてしまっているもので、こんなに愉しいものがあったのかぁ‥と感心してしまいます。
とびびの目と耳と心は、普通の人の人生の5倍、
楽しさ(苦しさも‥かもしれない)を味わっているのでしょうね。

それからりおの誕生会。
ホールケーキとでっかいロールケーキ2つ!
どれもめちゃくちゃ美味しかったけど、、、ありえない量でした。ふぅ〜。
その他、お寿司やら花やらイギリス製品やらを用意してくれた優しき兄貴達に心から感謝です!

そして、またまたre:coverの練習を大深夜まで。
そして、その後、機材をパッキング。
5時半にやっと就寝。さすがに疲れてきました。




2005_10/08 (sat)

re:coverの練習。

10/10(祝)のソレイユの丘でのライブに、 
石飛幸治さんに引き続き、斎藤裕介君も「出たい!」って。
イルも遊び&お手伝いに来てくれるとのこと、
やる気満々のイケメン5人が、ついに大集合!
お天気が心配なところですが、ステージには屋根がありますので、
お時間のある方は、ぜひぜひ遊びにいらして下さい!
14時からと16時からで、入場無料です。

カルボナーラ&サラダ アイスコーヒー

さて、↑は、包丁の達人淳作サラダと、
しゅんすけ作ゴルゴンゾーラ入りカルボナーラと、二層になったアイスコーヒー。
二人とも料理上手で、リキュール入りのカレーとかも作ってくれます。
これがね、美味しいのだ!
役得。。。




2005_10/07 (fri)

re:coverの練習。

頑張ってます。かなーり良くなってきています。
が、私の高い要求になかなか応えられないことで不安を感じ、
暗い表情をすることも多くなりました。

「何のために歌っているの?」
「どういう歌を歌いたいの?」
‥を、いつも忘れないようにしようね。

--

今日は、りおの19回めの誕生日。
家族とではなく、友達と祝う元年‥でした。




2005_10/06 (thu)

コンソート野ばらのレコーディング〜K岡さんちの赤ちゃん。

夏休みを挟んで中断していた野ばらのレコーディングを再開。
今日は、皆さんの苦手な「Merrily We Roll Along」と、4人4声の曲を3曲。
かなーり緊張されてて、可哀相に思えるくらいでした。
が、スウィングに挑戦したことも、1人1声に挑戦したことも、
とても良かったなと思えました。
そして、レコーディングの成果もあったなと。

レコーディングしてみると、いかにデリカシーの無い音や、汚い音色で吹いているかが分かります。
合わせようとしない人の音は、混ざらないまま録音されてしまいます。
お腹で支えてない音は、全部下に向かって落ちていきます。
そうなのです、悪いところが強調されるのです。
だからこそ、自分の弱点がよく分かる‥
ので、私は自分の練習時は、必ず録音しています。


それから、K岡さん&yasuyoさんご夫妻の赤ちゃんを見にS病院へ。

 
最近の赤ちゃんは、進化したせいか、グーしてないのね。
ウチの子は、爪が白くなるほど握りしめてましたが‥


4日前に生まれたばかりのまだちっちゃい可愛い赤ちゃんをみせてもらい、
もーもーもーもーもーもー、めちゃくちゃ幸せでした。
夫も誘ってみたら、タクシーを飛ばしてやって来ました。
まるで孫が生まれた爺ちゃん婆ちゃんのような私達‥‥‥。
しかも、 その4人で命名式を執り行ってしまいました。。。
いいのだろうか。
いいのだ、私は関東の婆ちゃんになるのだぁー。




2005_10/05 (wed)

あらいしゅんすけ君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

淳君に引き続き、しゅんすけ君もひどい風邪。
あーあー、本番まで1週間もないというのに。
ティッシュとゴミ箱を抱えて、時々タオルで汗を拭い、
息苦しそうに、立ったまま何時間も歌い続ける。
この二人、よく風邪は引くけど、根性は座っている。
なので、構わず厳しくアドバイスし続けました。

先日、理恵子さんに「ユニゾンで弾いてあげると音程が良くなるのでは‥」
というアドバイスを頂いたので、今、それを実行中。
「高いよ、低いよ」と言ってあげるより、断然効果アリのようです。
頭で指示を出すより、気持ち良い場所を自分で、身体で、探っていく方が良いようですね。




2005_10/04 (tue)

イルと制作。

「ビートルズのように‥」と注文された「埋葬。」という曲‥
「ビートルズの何が欲しいの?」「私はビートルズじゃないから、ビートルズにはならないよ。」と
文句を言いながらも、一応その方向でアレンジしてみました。
伴奏としては悪くないと思います。けど、ただの伴奏に過ぎない。
注文制作は、やっぱり「作りもの」になっちゃうなと感じました。
コラボレート‥を目指すのなら、
イルの歌や吐く言葉に触発されて、私の中から生まれてくるもの・・が、 理想だと思う。

という話をしてみたら、イルくんも共感してくれて、
「限定してお願いするより、イメージを言って考えてもらった方が良さそうですね。」って。
で、二人で改めて相談し、もうひとつ、
"独り切々と24歳の自分の生き様を語るバージョン"も作ってみることにしました。

語るように歌ってもらった歌を聴きながら「その舞台」をイメージしてピアノを弾く‥
そしたら、やっぱりね、ドワーッといろんなものが生まれてきました。

以下は、イルからのメール。
愛を求めて歌うイルの歌に、手を差し延べるかのような伴奏愛。
僕はやっぱイントロが、たまらなく好きです。これ一発でヤラれます。
24歳最期にイイ曲を産めて良かったです。
少しは成仏できる感じかな。アリガトウございます。

なんとも言えない満足感。。。

この2つの「埋葬。」+αは、11/29(25歳直前)のライブ限定発売のCDにすることにしました。




2005_10/03 (mon)

佐藤淳君のボーカルトレーニング〜re:coverの練習。

さて、今日も午前中に家事、午後からアレンジしつつ、ボーカルトレーニングしつつ、
馬鹿話に付き合いつつ、飯炊きして、その後大深夜まで練習。
合宿所に居るようです。疲れてきました。
でも、料理は音楽に通ずるものがあると思うので、なるべく一生懸命作ってマス。

jun shunsuke
↑食後、携帯電話で撮影したものですが、なかなかでしょ?

料理も音楽も、センスが大事ですよね。
けど、センスよりサービス精神の方が、もっと大事だと私は思うのです。
というわけで、今日は水分が飛ばないように一度湯通ししてから炒めた野菜を、
「ほら、シャキシャキ感が違うでしょ?」と半ば強制的に褒めさせ、
いかに些細な気遣いが大事なのかを力説してみました。
愛と工夫だよ〜って。

そうそう、それから、美味しいものを食べないと、美味しいものは作れない‥
というのも、音楽に似ていると思うので、
食後はcold playを聴きながら、
「こうゆう意味深で力まない歌い方が好きなのよねー。」
と言ってみた。

洗脳‥‥‥‥‥。



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