31. March. 2002

今年初のネコかるライブに行って参りました。
前回のライブに行かれなかったし、今日は、ゲストが新沢としひこさんなので、
何が何でも行こうと、体調復活を待たず決行。
でも、行った甲斐がある、とーっても楽しいライブでした。

いつもギリギリに登場の私は、端っこで見ることが多いのですが、
今日は、大嵐の中(新沢さんのせいらしい)頑張って20分前着だったのに、すでに満席。
でも、丁度真ん中辺りの音のバランスの良い所に、+αの椅子を出して下さったので、
なんだか申し訳ない気持ちながらも、ちゃっかりそこに座らせて頂き、
改めて「ネコかるは、日本一上手な弦カルだ」と思いながら、聴き惚れていました。
特にイギリスの作曲家、Waltonの弦楽四重奏曲が素敵でした。

ゲストの新沢としひこさんのステージがまた楽しくて・・
新沢さんは、本当に素晴らしい才能の持ち主だと思います。
言葉、音楽、演技などの芸術面でもオールマイティの方ですが、
それを司る頭の回転の良さったら!サービス精神も旺盛ですしね。
ネコさんに負けないオーラを発していらっしゃいました。

そうそう、「お買い物ゲーム」だったかな?数分間で100万円のお買い物をするテレビ番組。
あれで、人々がどのような視点でものを選ぶのかを見るのが好きだったのですが、
新沢さんなら、「へぇー、そんな面白そうなもの、どこにあったの?」
というような見栄とは無縁だけれど、ちょっと自慢できるグッズを探し出してくるのだろうなぁ・・
なんて思ってしまいました。

終了後、新沢さんと、何故か高校時代の話で大盛り上がり、
栄田さん、山田さん、ネコさんとも、何故か高校時代の話で大盛り上がり。
皆さん、優等生のくせして、随分と楽しい青春時代を過ごされていたようで・・




30. March. 2002

風邪を治そうと(?!)思い、箱根の日帰り温泉へ!
今回初めて訪ねてみたところなのですが、今まで行った中で一番私好みでした。
山の斜面に、シンプルで小さな檜風呂が三つあって、
そこに浸かると、目の前に新緑の山が見え、見頃の山桜も堪能できました。
一旦温泉からあがって生ビールと素材重視の美味しい山の幸を楽しんだ後、また温泉に入り、
その後、お昼寝までさせて頂いたら、疲れもとれたし、風邪も治ったような気がする・・
秘境の雰囲気をこわさないように人数を制限をしているそうなので、
このシーズンでも、とってもゆっくり過ごすことができました。
また、是非、行ってみようっと。
そういえば、伊豆箱根に行くのに便利だからと、横浜青葉区に移り住んだのでした。




28. March. 2002

たまっていた疲れが一気に出たのか、ひどい風邪をひいてしまいました。
ですが、今日は、娘の、恐らく最後になる「吹奏楽の演奏会」だったので、行って参りました。

娘は、吹奏楽部を一年前に退部しているのですが、
先生に「是非、賛助で出て!」と頼まれ、急遽出ることになったのです。
でも、受験〜卒業〜旅行で、結局10日ほどしか練習に出られれなかったので、ちょっと心配。
2日間理科と社会を勉強しただけで受験するわ、10日間練習しただけで演奏会に出るわ・・
もう、ノーモア促成栽培よ!

さて、演奏は・・うーむだったかな。
3年生が沢山やめてしまい、一年生だけのパートもあるから当然でしょう。
でも、全然飽きなかったし、むしろ、とても楽しかったです!

全員で仮装するコーナーもあるので、昨日、かぶりものなどを買いに行ったのですが、
変装グッズのたすきに、大きく「助っ人」と書いた娘・・
卒業生を送るコーナーで、一人だけ賛助出演の娘が寂しい思いをするとかわいそうだなぁと心配していたら、
他の部員と共に手厚く労われていました。
先生や仲間達の温かい心遣いに、母は涙、涙でした。




25. March. 2002

海軍道路の桜トンネルでお花見。
本当は、首都圏で私の一番好きな桜の名所は、お堀周辺なのですが、
今年は時間がなく、残念。
でも、海軍道路の桜トンネルもなかなか綺麗でした。

お堀周辺の桜がどうして好きかというと、
学校=四谷、仕事=市が谷、武道館(好きな所)=九段下で思い入れがあるのと、
下に向かって枝を伸ばす樹齢の高い桜の姿が水面に映っている様が、とても素敵だからです。
山の木々の中にポツン、ポツンと咲く山桜も好き。緑あってこその美しさですよね。
それにしても、毎年のことながら、沢山の人出にびっくり!
桜は、本当に皆に愛されているのですね。

国花を愛すると言えば、アイルランド人のシャムロック・緑色好きも相当のようでした。
セントパトックデーに限らず、普通の日にも、シャムロックと緑・・
ここまで緑にする?・・と呆れるほどでした。




22. March. 2002

お願いしておいた娘の入学する学校の説明会資料を取りにいくこちゃんちへ。
娘をよく知ってくれている彼女によれば、「りおちゃんにぴったり!」だそうで、一安心。
資料を読むと、全校450人の小さい県立高校にもかかわらず、広い食堂も売店も完備、
第二外国語(4種から選択)必須で、外国人の先生が12人。アイルランド人も!
「形式的なことはしない」主義らしく、制服もチャイムも朝会も校則も無し、入学式も15分。
先生から命令されることもなく、生徒達は、自主的に何でもやるのだそうです。
早速「留学生のホストファミリー募集」のチラシと、
夏休み(二ヶ月もある!)にあるオーストラリア留学のお知らせも入っていて、吃驚。
かなりハイカラな学校のようです。いいなぁ、私も入りたーい!

その後、横浜をぶらぶらして帰ってきたら、
「電子手帳を拾いました。知らない男がいきなり女性に電話するのはどうかと思いまして・・」
というメールが入っていました。
行方不明中だった愛用パームが見つかったので、飛び上がるほど嬉しかったのですが、
娘:「パームを使っている+可愛いデザインの名刺=若い女性だと思われているよ〜、きっと。」
夫:「予定も住所録もメモもバレた上、面も割れるの?ふっふっふっ。」
なんてふざけてからかうものだから、急に取りに行くのが恐くなってしまいました。
娘と夫に、「そんなこと言うなら、あなた達代わりに行ってよ〜」と懇願しましたが、「ノー。」
仕方なく連絡して約束の場所へ向かい、電話をかけると、
ちょっと不良っぽい格好をした若い男の人が、取った!
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ・・
なのに、「内容は見ていませんからね。」「当たり前のことをしただけですから。」
と、とっても礼儀正しくて素敵なお兄さん。
いい人に拾ってもらって、良かった。




20. March. 2002

時差ボケ解消出来ないまま、野ばらの練習。
しかも、今回から練習する新曲を持っていかなければならなかった!
でも、朝、早めに起きて楽譜を探したら、やりたい曲が沢山見つかったので、ホッ。
皆の望んでいた「星に願いを」と、和声の勉強のために「コラール」、
それから楽しくできるラテンの曲に決めました。
で、今日は、「コラール」と「星に願い」をやってみたのですが、
なかなか良い感じ。これなら、すぐにまとまりそうです。

今日は、短縮授業だったからという小学生の男の子も加わってくれたので、
皆さん、終始ニコニコ・・
終わってから、私も一緒にデュエットさせてもらったのですが、
小学生の男の子って、可愛いなぁ。いいなぁ。
また、遊びに来てくれるといいな!




11-19. March. 2002

大好きな街ロンドン〜憧れの国アイルランドへ。
本当に、本当に、ほんとーーーに素晴らしい旅でした。
特にアイルランドのバントリーは、移住を真剣に考えてしまったほど素敵な町でした。

宣言通りゲリラライブをやってスター気分も味わったし、アイリッシュセッションにも連日参入できたし、
沢山の愛らしく素敵なアイルランド人達とも交流出来たし、日本人未踏だった島にも第一歩を・・
偏にロンドン在住のフィドラー松任谷さんの前向きな性格と、フレンドリーな性格のおかげでした。

この旅については、ゆっくり紀行文を書くつもりですが、
とりあえずひつじくんとセッションの写真をお見せしましょう。


海辺のひつじ --向こう側に見えるのが人口200人のBere Island--


Dublinのパブでのセッション風景 --皆さん、筆舌に尽し難い腕前でした--




10. March. 2002

2周年を迎えたコンソート野ばら、ついにホールデビュー!
「サークルのつどい」という、区役所主催の催しだったのですが、
照明や司会進行なども、講習を受けた区民がボランティアでやっているらしく、
たどたどしい手つきながら、輝いた目で一生懸命働いていた姿が綺麗で、印象的でした。
野ばらのメンバーも、大きな会場に圧倒されながらも、破綻なく普段通りの演奏が出来たと思います。

その後、メンバー全員揃って素敵なレストランで食事会。
リコーダーに出会い、仲間に出会い、アンサンブルが出来る幸せを語る皆さんの目も、
ボランティアの方々同様キラキラ輝いていたので、
なんでもいい、熱中できるものを見つけた人こそ、本当の仕合せ者なんだなぁと思いました。
リコーダーの専門家ではないのに、リコーダーグループを統率しなければならないのが辛かった私も、
「このグループをプロデュースしているのだ」と思い込むことにしたら気が楽になったし、
野ばらのメンバー達の優しさのおかげで、とっても楽しく出来るようになり、
「絶対にやめないで下さいよ!」という言葉に、輝く目で「うん、うん」
私も仕合せ者だぁ!




9. March. 2002

ノンキー・プロジェクト、ライブの日!
朝、フィリアホールに集合し練習した後、会場の新治自治会館へ移動し、リハ〜本番。
私は、その途中で抜けて、明日のコンソート野ばらの緑公会堂のリハも・・
慌ただしい一日でしたが、とーっても楽しかったです。

横浜のチベットと呼ばれているらしい新治は、素敵なところなのです。
火の見櫓、神社、栗林、大きな大きな木、素朴ですくすくのびのび育っている子ども達、
和気藹々働くその子たちの母達、ヒューヒュー唸る風の音・・
ただそこにいるだけで、お話の世界に入り込んだような錯覚をおこすところでした。

さて、急遽お願いしたアイリッシュハープの「ハイランド」に合わせ入場すると、
たくさんの頭と、たくさんの済んだ眼が目の前に見え、ブルブルブル・・と武者震い。
十代の頃から含めると、本当に様々な客層、様々な会場を経験してきましたが、
子供が目の前にいるというシチューション・・これが、もしかしたら一番大変なことかもです。
お世辞のない正直な反応が、直接そのままこちらに伝わってきますからね!
でも、大人を目の前にする時のようなストレスはなく、心地よい緊張・・
気分がワーッと盛り上がるのですよ。
おかげで、ま、細かいことを言えばいろいろありましたが、
リコーダーメンバー6人、語り、アイリッシュハープの計8人で、
今日出来ることの最大限を発揮できたと思います。パチパチパチ。

やっぱり、ライブはいいわぁ!自信もつくし、楽しいし。
他のメンバー達も、憑き物が落ちたように晴れやかでした。




7. March. 2002

友人達の優しさに感動の日々・・
人様に迷惑をお掛けしないよう、最低限の自己管理はしているつもりですが、
今週は、さすがに飽和状態。いろいろと助けて頂かなくてはいけない事ができてしまい、お願い三昧。
その中でも、OさんとIちゃんには、本当に大変なことをお願いしたので、
申し訳なくて申し訳なくて・・なのに、
二人ともそれぞれ、私が訪ねていくと、喜んで迎え入れてくれ、おまけに
「私も今度お願いするから・・」とか「そういうことをやってみたかったから嬉しい」
などと言って、私の心の負担を軽くしてくれようとするのです。
テーブルの上には彼女たちらしい食器が並び、ニコニコ顔でいろいろなお話をして下さり、
おまけに、私の大好物や、おみやげまで用意してくれていて・・
手を振ってバイバイしてくれた姿が見えなくなった途端、
泣き出したい気持ちになりました。

・・と書くと、私が「優しい言葉」と「おみやげ」に反応したと勘違いされるかもしれませんが、
余力でしていることではなく、彼女達こそ忙しい中、なんとか工面してくれたこと、
心のこもったおもてなし、口先だけの言葉ではなかったから、感動したのでした。

その他、私が頼み難いのを察して、先にお手伝いを申し出て下さった方もいらっしゃいましたし、
見えないところで、一生懸命支えてくれていた方もいて、感謝。
聖書に「貧しきものは幸いである。」という言葉があったけれど、
ほんと、窮地に立たされた時こそ、人の優しさが身にしみるので、幸せ・・かもです。




2-3. March. 2002

怒濤の週末・・ちえさん宅〜町田〜シャノンズ、
&ノンキー・プロジェクトの練習〜斎藤ネコさん宅。

まず、土曜日は、ちえさんと小山田大ちゃんが鹿児島遠征から戻ってきたので、久しぶりの御対面。
ちえさんの陶芸工房が広くなったので、今度から私もそこでやらせて頂けるとのこと!ラッキ〜。
しかも、画家であるお父様の素敵な絵まで頂いてしまって・・ラッキー過ぎかも。
大ちゃんからは、最近凝っているボルダリングの話や鹿児島のお話をたっぷり聞きました。
やっぱり、大ちゃんは、私の起爆剤ですね。
会って話すと、必ず「よし、私も頑張ろう!」という気になるもの。
でも、今回ちょっと憮然としたことがありました。
それは、「ミオリ」と命名された超凶暴なインコが飼われていたこと。
そのインコ、「ミオリ」と名づけた直後から、耳や唇を咬むようになったって言うのよ〜。
そんなぁ・・

さて、夜は、バウロンの名手を紹介して下さるとのことだったので、一家でシャノンズへ。
とっても混んでいたので、外でビル風に吹き飛ばされそうになりながら、
バウロンの講習を受けましたが、凍死寸前でした・・
でも、楽しかったー!そのバウロンの名手、とっても面白い人だったのです!
打楽器奏者は、本当に例外なく明るい人ですよね。
バウロン、やっぱり楽しそうだから、手に入れようっと。

日曜日は、ノンキー・プロジェクトの練習。
Kさんが書いて下さった物語にそって演奏をする練習をしたのですが、
出来立てほやほやのその物語・・とっても良かったです!
内容だけでなく、音楽との兼ね合い、話しの長さ、言葉の選び方、進んでいくテンポなど、
どれをとってもよく出来ているなぁと思い、感心しきりでした。
読み手を急遽お願いしたTさんも、迫真の語りで、「おおっ、やるなぁ。」
9日は、とっても良いライブが出来るのではないでしょうか。
そのライブは、横浜のチベットと呼ばれているらしい新治町自治会館でやらせて頂くのですが、
主催する子供会の会長さん(前向きで素敵な方なのです!)のお話では、
120人強集まるそうで、ぎゅうぎゅう詰め!? 足下にも座るかもですって。
でも、私は、そんな一体感のあるシチュエーションが大好き!頑張ろうっと。
そうそう、Kさんがアイリッシュハープを持ってきて下さったのですが、
それがまた良いのですよー。なんて素敵な楽器なの!

さて、それから斎藤ネコさん宅に移動し、
吉川忠英さんと裕木奈江さんによるNAE-CHUのライブリハ後の宴会に合流。
練習後で、空腹&喉カラカラだった私は、美味しい料理、美味しいお酒を勢いよく頂いてしまい、
早い時間から、ぐるんぐるん状態・・
しかし、恒例により、楽器を取り出してセッション!
似非アイリッシュ(上手過ぎ!!)やジャンバラヤで、かなり盛り上がりました。
そうそう、最近ネコさんが発掘したという、ネコさん、忠英さんの若かりし頃のビデオ観賞もありました。
うふふ、皆、何も変わっていないではないですか!
でも、こうして過去を懐かしむってことは、やっぱりトシをとっているのかな?




1. March. 2002

娘の受けた県立高校の合格発表日でした。
当初、県立は考えていなかったので、あまり準備できないままの受験でしたが、
ラッキーなことに合格していました!母譲りの運の強さ・・か!?
でも、冷静になって考えてみたら、ここが一番娘に合っていると思ったし、
本人が気に入ったことは勿論、経済的にも朝起きる時間的にも親孝行な学校なので、
「うれしいねー、やったねー!」と飛び上がって大喜びしていたら、舞い上がって・・
またやってしまいました。

やっとあと300mで家に到着という所(遠いのです)で、夫から電話。
「あのね〜、『○○さん、合格通知の紙切れだけ持って帰られたようですが・・』と、
その高校から中学校に電話があったそうで、担任の先生が青くなって電話をしてきたよ。」
ん?そういえば、合否の紙切れしか持っていないじゃない、私達。嗚呼。
で、仕方なく、娘がまた今帰ってきた道を戻っていったのですが、
先生達が、大爆笑しながら迎えて下さったそうです・・

だがしかし、ここで終わらないのが私達。
入学の手引きを読み進めるうち、「必ずご出席下さい」の入学説明会が、
アイルランド旅行中に行われることが判明。うーむ。
それに間に合う帰りの便は取れない、旅行自体もキャンセルしたくない・・
ということは、勇気を持って、学校に電話をするしかないってことですよ。
で、交渉上手の夫に頼んだら、快諾してくれました。
夫:「恐れ入ります、今度お世話になります○○と申しますけれど、」
先生:「え、あの、例の○○さん?わーはっはっはっはっはっはっは〜〜」
夫:「・・・。」
さすがに言い出し難くなったようですが、くじけず、「かくかくしかじか。」
先生:「はいはい、代理の方で結構ですよ。どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ。」
ふぅ、セーフ。
でも、入学前からかなりの有名人になってしまいました。




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