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2008_06/30 (mon)

善魔について考える。

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久しぶりに独り+一匹。

遠藤周作さんの提唱する「悪魔」に対する「善魔」という考えがおもしろい。

自分がいつも正しい、正義漢だと思っている人は、
知らず識らずに傲慢という罪を犯しているらしい。
なぜなら、自分が正しいという気持ちは、かならず他人を裁こうとするから。

善や愛が、相手にとっては非常な重荷になっていることも、多いと言う。
善いことって、努力も勇気もなしに感情だけで与えられちゃう分、問題が多いのかもしれませんね。

ナビは「善魔」に敏感です。善魔が近づくと外方を向きます。
実に鋭い。


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2008_06/29 (sun)

堀内美由紀ちゃんの歌入れ&制作。

まずは、美由紀ちゃんの誕生日を祝う。

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優しくて明るくて真面目で前向きでお洒落で、、、
これ以上何を注文してよいのか分からないほど、よくできた人です。
歌も、とても上手です。
でも、期待という重圧かな、出来て当たり前、良い子というレッテルに対する嫌悪感かな。
何かを抱えている感じ・・

今、「シアワセ」という自作曲に取り組んでいるのですが、
自分に向かって小さな幸せの良さについて語りかける様が、とても印象的です。

80点から100点にするのに比べ、0点から20点にするのは、ラクで楽しいですよね。
優等生の苦しみの方が、実は、劣等生の苦しみより深いかもしれないと思う今日この頃。


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2008_06/28 ( sat)

横浜フランスヴィデオコレクション2008。

nord stageを修理に出した後、横浜フランス月間中につき、
フランスの短編ヴィデオコレクションとフランス車の展示を見に行く。

うぅぅぅぅ、やっぱり素敵!
壊れてもいいから、やっぱりフランス車にまた乗りたいという気持ちが、
ふつふつとわき起こってきてしまいました。

2008_6_28 2008_6_28 2008_6_28

が、、、
ギアをバックに入れた途端、ギアチェンジ出来なくなって、
バックのまま冷や汗をかきながら駐車場まで戻ったこともあったし、
走行中に窓がドンと落ちてしまったり、高速道路で重要なケーブルが抜けたこともあった。。。
そして、修理に数週間かかり、請求書はいつも数十万円だった。。。
こんな思いを、二度としてはならぬ!

壊れるけど美しい車を「美人でダメダメな奥さん」に例えて、
「難があっても魅力的でしょ〜?」と言った営業マンが居ましたが、
そういえば、車の趣味と異性の趣味は似ているらしいですね。
「あの人の車は○○。なるほどね。」となります。結構笑えます。

ヴィデオ作品もとても面白かったです。フランス人ならではのセンスを満喫出来ました。


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2008_06/ 27(fri)

milly la foret の制作。

愛用フライパンが歪み、 愛用キーボードが壊れた日。

フライパンは、熱いまま落とすと床の形になってしまうのね。
鉄は熱いうちにうて・・と言うけど、なるほど。

私の宝物でもあり、大事なお道具の一つでもあるnord stageは、
りおべがパソコンの前に置いた牛乳を、私が、マウスを動かす際に倒してしまい、
鍵盤が牛乳まみれになりました。当然、音が出なくなりました。
まさかそんなところに飲み物があるとは思わなかったのですよ、
「機材周りに絶対に飲み物を置くな」と厳しく弟子くん達には教えてきたので。
彼女は毎日自分の機材を扱っているので、そんなことは百も承知だと思ってました。
甘かった。。。
凹。欝。 凹。欝。 凹。欝。 凹。欝。 凹。欝。 凹。欝。


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2008_06/ 26(thu)

コンソート野ばらの練習。

尊敬する数学者の森毅さんが、
三分の一教えてもらい、三分の一教え、三分の一自分で考えるのが理想…と仰っていたので、
我が身を振り返ってみたら、 丁度その比率で生きているような・・

確かにそれが黄金の比率だと思うので、ひょんなことで
私のもとにやってきて下さった野ばらのメンバーや弟子くん達には、感謝しなくちゃですね。

教わることは、自分には全く無かったものを手に入れられる。
教えることは、自分の知識や技術を確認出来る。
それによって、逆に教えて貰うこともあるし、引き出されることもある。
自分で考えることは、自分の脳を鍛えることに繋がる。
そして、発見の楽しさが伴うし、なにより、自信や生き甲斐と化してゆくのが嬉しい。


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2008_06/24 (tue)

手使海ユトロさんのレコーディング@Bongo Mango

今までにCDにクレジットされた種類は、16種。典型的便利屋です。
が、まさか、レコーディングに「料理人」で呼ばれるとは、、、想像外でした。
しかも、私の大好きな秋谷海岸からすぐのリゾート・スタジオで?!
いやー、料理は大好きですが、業界の方々の舌は肥えてますからねぇ。不安一杯でした。

でも、さすが万年躁病‥だけあって、海沿いをドライブしていたら、すぐにいつもの脳天気な私に戻り、
助手の俊輔くん、理応を引き連れ、新鮮な魚や野菜やパンを探し歩くのに夢中になってしまいました。
探し歩く・・という行為は、テンションを上げてくれますよね。
まるで、狩人の気分。
なので、仕入れてきてからすぐ作る・・のが私は大好きです。



やっぱり葉山辺りはいいなぁ。
勝手の分からないないキッチンで苦労しましたが、窓から見える富士山や夕焼けに助けられ、
9人分のまかないを無事作り終えました。
そして最後に「おかげさまでレコーディングが5倍楽しくなりました。」というユトロさんの言葉に、
ウルルンとなる私・・
あ、、、まさしくこの光景は「ウルルン滞在記」の番組でよく見る光景・・
あはは、そういうことだったのですね。
レコーディングは、<ウルルン2008サウンドトラック>『NOSTALGIA〜郷愁〜/手使海ユトロ』
用だったのでした。
私は、リコーダーでも参加させて頂きました。


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2008_06/23 (mon)

千恵さん、若江さんと。

千恵さんが香川を旅してきた記念に、うどんを打ってくれました。
めちゃくちゃ旨かった。さすがだなぁ、千恵さん。
得体の知れない野菜料理も運んできてくれたので、当然宴会に移行です。
久しぶりに朝まで飲む、飲む、飲む。

↓左は、若江さん、千恵さん、郁子ちゃんからのプレゼント。
本うるしです。素敵でしょう?
右は、若江さんの足元でナデナデしてもらって、至福のナビちゃん。



今日は、ナビの冬毛をむしりとることと、動物愛護に走る若江さんをからかうことと、
メジャーで首周りを計ったり、手首周りを計ったり。
能ある鷹は爪を隠す人達との宴は、すごく楽しい。


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2008_06/22 (sun)

お手伝いシスターズのお二人と。

ノンキー青空市の時お手伝いして下さったお手伝いシスターズの皆さんは、本当に優しい。
折に触れ、この出会いを大切にしたいなぁと思わせてくれる。
先日も、Iさんが、地震の時「大丈夫ですか?」とメールを下さり、
Sさんは、ノンキー2制作の話に、早速反応して下さった。
「この指止まれ!」をした時、すぐに反応して貰う時の安堵感は、何にも勝ります。

今日、SさんとYさんと会って、さらにその気持ちを強くしました。
何なんだろう、、、何て言ったらいいのかなぁ、、、
優しくするって、案外難しいと思うのだけど、(口先だけになりがち)
彼女らの言葉は、胸の真ん中を射てくれるのです。
今度お会いする時は、その謎に迫ってみなくちゃ。


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2008_06/21 (sat)

小原洋一さんを送る会。

「わが青春は過ぎにけり」「マタイ受難曲」などを、
ピポ+細岡ゆきちゃん、浅井愛ちゃん、Nさん、Kさん、私で演奏させて頂く。
他に、彼の所属していたビッグバンドの演奏もありました。

2008_6_21

音楽は、素晴らしいですね。
人を迎え、人を繋ぎ、人を癒し、人を元気づけ、人の胸を震わせ、
楽しい時はより楽しく、寂しい時は寄り添って慰めてくれる。
そして、最後は天国に送ってくれる・・

故人もまた、音楽のように、人を繋ぎ、人を元気づけて下さる方でした。
終わってからもお別れし難く、皆でもう一軒行ってしまったのは、
小原さんの希望・・だったのだろうな。


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2008_06/20 (fri)

milly la foret の制作。

「工場」を舞台にした曲、かなりカッコ良くなってきました。
工場とは、全てが必要によってのみ成り立っている空間。
そういう場所でプラスαを見つけるのは、さぞかし大変だろうと思う。
でも、きっとあるはず。それを私達も早く見つけたい。

さて、この曲のリズムは、Batteryというドラム音源の「Factory」という、
まさに工場で鳴っているような音を集めたカテゴリーを使っているのですが、
これが魅惑的な音ばかりなのです。
でも、俊輔君が「工場に音を録りにいかないのですか?」と。
こだわりの強さは、私以上のようです。はぁ。


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2008_06/19 (thu)

apple社CEO Steve Jobs の魅力。

好きだと思うモノの先には、必ず、私の心を動かしてくれる人が存在しています。
私のパートナーと言っても過言ではないapple computerにも、存在します。
↓の映像はその「私の心を動かしてくれる人」の一人であるapple社CEO Steve Jobsの、
スタンフォード大学の卒業式でのスピーチです。
何度見ても心が動きます。胸が震えます。
macと同じように、やる気にさせてくれます。
生きるって楽しいと思えるようになります。
良いとか優秀とか正しいとか尊敬出来るとか、そんなことはどうでもよくて、
アホでも不器用でも構わない、大事なのは、自分の信念を守り通すことだ、と思えます。

http://swf.jimaku.in/v/D1R-jKKp3NA/nbZXF_WFQDq

うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(吠えてます)


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2008_06/18 (wed)

しなの友遊のミーティング&練習。

9月に菅平高原近くの古民家の公開時に演奏する・・という目的で集まった期間限定アンサンブルですが、
その公開が、ご家族の病気や、ぶどうの収穫時期の問題で、無くなってしまいました。
けど、皆さん、さすがです。
「人前での演奏が無くなっても、行っちゃいましょうよ〜、合宿しちゃいましょうよ〜。」
早速、来年初夏、伊豆での演奏のチャンスを掴んできて下さった方もいらっしゃり、
意気消沈どころか、 なんだかかえって嬉しい楽しい展開になってきています。
少なくとも9月以降も存続することは決定したし、常にリゾートとカップリングなのがいい。
気軽に参加出来るアンサンブルを探していた私にとっても非常に嬉しいこと。
願えば叶うものですねぇ。


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2008_06/17 (tue)

小山田大ちゃんのDVDを受け取る〜小原洋一さんを送る会の練習。

小山田大ちゃんの新作DVDが出来上がりました。
今度のは、スタッフが記録用に撮っていた映像をドイツ人のハネスが編集したもので、
家内制手工業的作品。
ゆえに、映像自体は荒い作品ですが、だからこそ、
失敗したり葛藤している場面や、素顔の大ちゃんの笑顔やお茶目な姿も拝める上、
クライミングとはどんなところでどのように行われているものなのか、とか、
自然と向き合うことの素晴らしさ、
さらに「映像編集」のスキルやセンスの素晴らしさまで堪能できちゃう作品に仕上がっています。
出来上がってゆく段階を垣間みてきたので、見る度、うるっとなってしまいます。


夜は、細岡ゆきちゃんが指導している「ピポ」というアンサンブルグループの練習に参加させて頂く。
そこに所属していた小原洋一さんが4月に亡くなられしまい、「送る会」で追悼演奏をするというので、
彼には本当にお世話になった私も、参加させて頂くことにしたのです。

「サムライのようだった」と皆が口を揃えて仰るように、
「適当」「まあまあ」「仕方ない」が蔓延する世の中で、自分の美学を決して崩さない方でした。
そのこだわりのおかげで、実は、ノンキーの楽譜も出来上がったのです。
ああ、思い出すなぁ、あの辛い日々を。

楽譜を書くプロだった彼が、毎晩ファックスで添削して下さったのですが、
辛抱強い私が根を上げそうになるくらい厳しくて・・
具体的技術的注文は勿論ですが、「余白にも美が存在しなくてはいけない」
「語りかけてくる楽譜でなければならない」
「一目見て音楽が浮かぶように・・」などと、抽象的なことも要求され、
一時は、楽譜を見ると吐き気がするほどでした。
が、最後は「本当に良く頑張りましたね。百点満点です!」と褒めて下さり、
一緒に「万歳!」と飛び上がって喜んで下さいました。あの笑顔が忘れられない。

彼が教えて下さった技術・センスは、確実にまだ私の中で生きています。
あの時、すぐに忘れてしまうような教え方をしなかった小原さんに、改めて感謝です。


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2008_06/16 (mon)

milly la foret の制作。

今日から理応とのコラボ開始。
工場で働く人をイメージして出来たらしい曲なので、
工場で鳴っている音をふんだんに使ったエレクトロニカにしました。

一緒にやる人のセンスを受け止め、それに呼応していると、
自分の中で眠っていたセンスがむくむくっと起き上がってくるのが分かります。
刺激的かつ楽しい時間です。


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2008_06/15 (sun)

父母と。

「母の日」や「父の日」に、基本的には何もしない私。
促されたり、皆がしているから・・ではなく、
私は、私なりの方法で感謝したいし、大事にしたいから。

けど、父は、密かに父の日を楽しみしているようで、
毎年この時期になると、用事を作ってやってきます。
そして、私達にいろいろとプレゼントしてくれます。
今日も、家族全員に服を買ってくれ、「プレゼントできて、幸せ。」と。
確かに「頼りにされる」幸せや、「喜んで貰う」幸せもありますよね。
父はプライドが高く、自分の弱味を見せたがらないタイプなので、
トシを重ねて弱ってきても、そういう幸せを奪わないようにしなくちゃなぁ。

勿論、私も父に似合いそうなポロシャツを選んであげました。
そしたら、素直に、嬉しそうに、「じゃ、これを美織に買って貰おうか。」って。

美味しいものを一緒に食べ、東京見物を楽しみ、幸せそうに帰っていく姿を見て、
こうして会うのが一番のプレゼントだなと、改めて思いました。


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2008_06/14 (sat)

フローズン携帯電話。

↓白熱しているマリオカートwiiレース・・
なぜか勝者が敗者にガリガリ君を奢るというルールが出来てしまい、
Tくんが、ガリガリ君を大量に購入しに行ってきました。

そのTくんの携帯が無い‥と大騒ぎになったのが、それから5時間半後。
家捜しした結果、冷凍庫のガリガリ君の傍らで発見!

2008_6_14 2008_6_14

水にも熱にも弱いと言われている携帯電話ですが、
冷凍には強いようです。ちゃんと作動したもの。


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2008_06/13 (fri)

milly la foret の制作〜長岡和弘さんと〜義兄とCD完成記念パーティ。

この間「可愛い〜!」とビーズで出来たブタのストラップを褒めたら、
長岡さんたら、わざわざ奥様に作って貰って持ってきて下さいました。

2008_6_13
鼻もちゃんとあります。ブヒブヒ。


プロデューサー仲間達は、サービス精神が超旺盛で、行動力も並外れています。
私も昔はそうでした。
いつから、のろまになったのだろう?今の方が自分に合っているとは思うけど。

今日は、語源由来の話で盛り上がったのですが、
カンガルーとか、帝王切開とか、濡れ衣とか、、、調べてみると面白いですね。
長岡さんの小気味良いテンポと話題の豊富さに、若者達も大喜びでした。
そうなのです、この長岡ワールドにずぼずぼハマる感じ、良いのよねー。


夜は、義兄の国吉良一が来訪。
「Baraka」というソロアルバムが出来上がったので、
それを聴きながら、完成記念パーティ。
心臓の音とリンクするような心地よいインストルメンタルで、気持ち良く聴けるアルバムです。
理応の手がけたwebsiteも完成し、そこで試聴も出来るようになったそうですので、
良かったら覗いてみて下さい。
アルバムには、現在ベルギーに住んでいる甥も参加しているのですが、
その甥に会いに、明後日からベルギーに行くとのこと。羨ましいな。

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2008_06/12 (thu)

コンソート野ばらの練習〜 斎藤ネコさん宅。

昨夜眠い目をこすりながら録音した「Raise Your Hats」の音源を持っていき、
聴いて貰ったところ、「ああ、そういうことだったのですね。」と。
楽譜で見るより、耳で聴いて覚えたいという人が多いようです。
私も、どちらかというとそっちでしたが、
最近は、楽譜からいろいろ想像したり読み取るのも楽しくなってきました。
謎解きのようで面白いですよね。

それから、今日は、Tさんが、息子さんに
「絶対に野ばらの皆についていくんだよ。やめちゃダメだよ。」と言われた話をしてくれました。
毎度、皆さんに「どれだけ野ばらが自分にとって大事な存在なのか」を訴えられています。
大事にしなくちゃね。


その後、ネコさん宅に届いたばかりの新Macと新ソフトの見学に行く。
すっきり片付いた仕事場に、Mac純正のシネマディスプレイと最新最速のCoreDuoマシーン。
いいな、いいな、いいな、いいな、いいなーーーーーーーっ。
で、薦められるままに、遠慮なく、SibeliusやPro Toolsやらをいじりまくっちゃったのですが、
なんと、帰宅したらすぐネコさんから電話で、
「あのー、やっぱり動かなくなったんですけど。」って。

やっぱり‥というのは、、、
ネコさんと私が会うと、必ず、電化製品や機材が壊れるのです。
そういうこともあって保証期間内に見に来るように言われていたのですが、やはり。
本当に相性が悪いのですねぇ。
でも、スコアも沢山届いていましたから、
しばらく仕事はそちらでやって頂ければ・・なんちって。
そうだ、きっと、頭の中でアレンジできて、それをそのまんま楽譜に出来る人に、
Macやシベリウスは必要無いってことかもしれませんよ。
いつでもお引き取りしますよ。にやにや。


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2008_06/10 (tue)

milly la foret の制作。

リコーダーと歌のコラボ作品、「白いはなびら」の仮ミックスをしました。
よかったら聴いてみて下さい。speaker

2008_6_10

何かが終わり何かが始まる時の心情を、
季節の変わり目に咲いていた白い花に例えて表現してみました。
情景を歌で、心情をリコーダーで表現したつもりですが、いかがでしょう?

さて、milly la foretも、一旦気持ち&頭を真っ白にしてから、
次の曲に取りかかるとしましょうか。

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2008_06/08 (sun)

長岡和弘さん来宅。

Pro Tools が誕生したおかげで、郊外にもプログラミング用のスタジオができ、
便利&経済的になりましたよね。
我が家の近くにもそういうスタジオが出来たらしく、ヒットメーカーの長岡さんが、
そこでの仕事の帰りに寄って下さいました。
20年ぶりくらいでお会いしたのですが、全然変わってなくて、、、 相変わらず超マイペース。
ずーーーーっとケタケタ笑いながら喋る、喋る、喋る!
昔からそんな感じで、私が急ぎの仕事をしていると分かっている時も、横にぴったり張り付き、
ずーーーーっとケタケタ笑いながら喋りまくっていました。
でも、話が、どれも大変面白く、必ず、仕事よりそっちに引込まれてしまう。
そして、最後に「美織ちゃん、真面目にきっちり仕事しちゃだめだよ。」って。
そうですよね、そんなに厳しい表情で仕事しても、良いものは出来ないですよね。
そういうことを、さりげなく教えてくれる人でもありました。

これを機に、また、仲良くさせて貰えるといいなー。


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2008_06/06 (fri)

milly la foret の制作。

ほぼ、楽器が入り終わり、音を整理し、歌入れの段階になったら、
夢笛の皆さんに入れて頂いたリコーダーが問題になってきました。
仕方ないです、実は、まだ曲が出来たばかりに和歌山に録音に伺い、その場で楽譜をお渡しし、
しかも、慣れない「ヘッドフォンでクリックを聞きながら」やって頂いたので。

で、「どうしようか」と二人でじっくり相談した結果、
夏に再録音させて貰いに行くことにしました。(まだ本人達の了解は得ていませんが・・。あはは)
やっぱり、妥協せず、諦めず、良いものを作ろう。

ただ、とりあえず完成させたいので、残したmyuさんのギターに合わせ、
歌とリコーダーの録音。
一人で歌3パート、リコーダーを4パート。
めちゃくちゃ難しいライン取りで、苦労しました。ふぅ。

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2008_06/05 (thu)

堀内美由紀ちゃんのボーカル・レッスン。

本人の望むことをやってあげたいと、常々思って観察しているのですが、
時々読み違えてしまいます。
美由紀ちゃんには歌を教えてあげるより一緒に制作した方が喜ぶだろうと思っていたのですが、
「上手く、素敵に歌えるようになりたい!」って。
なので、急遽、歌のレッスンをすることに。
結果、難問がいろいろ解けた‥そうで、喜んで貰えて良かったです。

で、今日は、お礼に美由紀ちゃんがフルコースのマッサージをしてくれました。
実は、美由紀ちゃんも美由紀ちゃんのお母さんも、マッサージのプロなのです。
極楽〜。


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2008_06/03 (tue)

milly la foret の制作。

「白いはなびら」のソロは、誰かに頼もうと思っていたのですが、
上田現さんに触発され、自分で吹いてみることにしました。
作者ならではのパワーが出る・・・・・と信じて。
リコーダーの新しい表現法として、即興演奏に挑戦してみようと思います。
ガンバっ。


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2008_06/02 (mon)

ツール。

楽しみにしていた中田英寿さんの旅を凝縮したドキュメンタリーを見ました。
中で、「ツール」という言葉をよく使っていらっしゃったのが印象的でした。
なるほど、サッカーはツールであって、その先にある目的が・・大事なのね。
音楽もまさしく。
音楽というツールを介して、お金を儲けたいのか、楽しい思いをしたいのか、仲間を得たいのか、
名声を手にしたいのか、課題を制したいのか、誰かを幸せにしたいのか・・

一緒に音楽を作ったり奏でたりしている最中、たまにズレやミゾを感じる時があったのですが、
ツールが同じでも目的が違ったからだったのですね。

「人生で1番大事なモノ。それはお金でもなくて絶対的に信用できる人、だと思います。」
と彼のウェブの名刺に書いてあるのですが、同感です。
お金は、ツールの一つに過ぎないと思います。

ヒデを見習って、いろいろなツールを介し、自然や人を大事にしようとする人が、
どんどん増えるといいですねぇ。
魂、万歳です。


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2008_06/01 (sun)

ワダツミの木。

久しぶりに頭を殴られたような衝撃を受けた曲です。
元ちとせさんのは、歌唱力をフィーチャーした歌い方だったけど、
さすが作者ですね、
こちらは装飾無し、難しいこと無し、ストレートに伝えたいことを伝えてます。



なので、素直に良い曲だと思えるし、
何度も何度も聞いて、深みにハマりたくなる。

作者は一体どんな方なのだろうと、ウェブサイトを覗いてみたら、
上田現さん、三月に47歳の若さでお亡くなりになっていたのですね。残念です。

BBSがまだ賑わっていて、
「『いつかピアノを習いたい』が、現ちゃんとのさよならをきっかけに
『 今習いたい』になりました。」
とピアノ教室に習いに行き始めた人の書き込みや、
「最近現ちゃん&レピッシュの曲を聴いてピアノ弾きたいわぁ〜と思って、
ピアノを買ってしまいました。」という書き込みがあって、こちらにも心を打たれました。
さらに、耳コピが出来なかった人のために、一所懸命音を教えてあげている人も居て・・

すごいなぁ、亡くなっても、なお、人々を導いている。

今、心がすごく動いています。いい曲、書きたい、奏でたい。


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