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2009_10/22 (thu)

9月〜今日までの雑記。

この日記を書き始めたのが1999年10月5日なので、ついに10年が経ちました。
その記念日に、お祝いメッセージを送って下さった方がいたのが、また感動〜でした。
しかも、私の活動に影響を受けて、リコーダーを習い始めたという嬉しい報告付き。
日記を書くことで、人と繋がったり人に影響を与えられるなんて、まるで思わないで始めたことでしたが、
結果的には、日記を通じて、多くの素晴らしい友達に出会うことが出来ましたし、
そうやって人様の人生にも良い影響を与えることができているらしいので、
やってみて本当に良かったなぁと思っています。

が、時を同じくして、「書けない」という苦しみに遭遇してしまい、、、
人生、まさに山あり谷あり。
以前、ここでメールの返事が書けない病について語ったような気がしますが、
大事に思えば思うほど、どんどん書けなくなる…という厄介な病気で、
日が経てば経つほど「こんなことを書いてもなぁ・・」になってしまい、
さらに、こんなことを書いてもなぁ病は、こんなことをしてもなぁ病を誘発し、
さらにさらに、誠実でない自分に対しての自責の念も加わって、人と連絡を取りたくない病も発症。
今から思うと疲労困憊から起こるプチ鬱だったのかもしれませんが。

それは、蒸し暑い夏の夜、寝不足でフラフラ状態のまま髪を振り乱しながら機材を運んでいる最中、
ふと、綺麗に着飾ったマダムの優雅な姿が目に入った時から始まりました。
ああいう人生も送れたはずなのに、私は、なぜここで、こんなことをやっているのだろうと。
ま、その疑問は、その直後、仲間達に「ライブを出来るこの上ない幸せ」を味わせて貰って解消したのですが、
毎日、入れ替わり立ち替わり、いろいろな人達と濃密な時間を過ごしていたので、
人疲れしていたこともあるのでしょうね。
なので、ライブが終わったらしばらく一人で静かにしていようと思っていたのですが、
ありがたいことに、相変わらず容赦なく人はわさわさ訪ねてきてくれるし、
弟子達も足繁く通ってきてくれるし、
友人宅に招待されたりもあったりで、結局、毎日人と会って、騒いで、の繰り返しでした。あはは〜。
でも、おかげで、ふと気づくと、いつのまにか脳天気美織に戻ってました。

しかし、やっぱり人と繋がっていくって、いいものですよねぇ。
上辺だけの付き合いじゃなく、殻をバリバリ破ってズケズケと心の中まで入り込んできてくれる友・・
元気がない時は、余計に有り難みが分かりました。
そうそう、大学時代ずっと一緒にバンドをやっていたNくんの赤ちゃんと遊んだのですが、
こういうの、いいなぁって思いました。
世代やいろいろな垣根を超えて仲良くするのもいいし、友達の子供も自分の子みたいな感じも良いし、
音楽の友達と音楽じゃないところで遊ぶのもいいですよね。新しい発見がいっぱい!

友達といえば、新しい仲間も出来ました。
仕事で知り合ったプロデューサーのNさんにお誘い頂き、テノール歌手のNさんや、(おぉ、N続きだ!)
超個性的なメンバーで構成されるQueenのコピーバンドを始めたのです。
人間力のあるメンバーばかりで、自分の意見をびしっと言うし、超前向きなので、
引き摺られている感たっぷりですが、めちゃめちゃ楽しいです!
「楽譜を見てたら、いい演奏が出来なくないですか?」と意見されたので、全部暗譜する所存です。ひー。
しかし、ボーカルのNさん、さすがです。練習でも鳥肌立つ歌いっぷりなので、かなーり期待出来ます。
ライブ、早くしたいです。

ライブといえば、イルとmilly la foretの、ツーマンライブを決めました。
あちこち見て歩いた結果「ここだっ!」と思えた青山の「月見ル君思フ」で、1月11日にやることにしました。
詳細はまだちょっと発表出来ませんが、前からやってみたかったことがあるので、それが出来るといいな。
とにかく 「日常を忘れられる異空間」を演出するように頑張りますので、
ぜひぜひ観に来て下さいねっ!!!

ででで、これからライブが増えそうなので、ドイツ製のシンセを購入してしまいました。
↓これです。左のマークが、弾く度に光って可愛いです。radioheadとお揃いです。


もうもうもうもうもうもう、出会った瞬間、雷に打たれたようになり、ひれ伏してしまった楽器です。
すごいです。いろいろな楽器を買ってきましたが、これほど自分にぴったりでテンションが上がった楽器はなかったです。
アナログとデジタルの良さをミックスした仕様で、無限に自分らしい音色を作り出せる楽器です。
ソフトは、自分の使いやすいようにカスタマイズできる上、どんどんバージョンアップ出来るようになっていて、
要するに、形は古き良き時代のフォルムを守ったまま、中身をどんどん進化させましょうというもの。
そして、抜けの良いオーディオインターフェースと、MIDIインターフェースが搭載されています。
ということは、ライブで持ち出す機材を激減させられるってことです。(←毎度本当に大変なので、助かります)
さらに、「あったら便利」的要素は全部排除してあるので、シンプルで美しい。
勿論、音は素晴らしいです。深くて、太くて、世界観のある音です。
あー、Access Virusさま、素晴らしいです。こんなにモノに夢中になっているのは、久しぶりです。

楽器といえば、リコーダーアンサンブルの友遊も、楽しみながらやっております。
次の演奏会は、12月1日に川越の教会でやります。(一般の方は残念ながら入れません)
ノンキー青空市は、2月下旬〜3月で調整を始めております。乞うご期待!

音楽制作も頑張ってます。
7月〜8月は、睡眠2〜3時間で頑張っていたので、9月は目一杯休むぞーっと思っていたのですが、
結局、、、U900を13〜21時、24時〜翌8時までイル、9時半〜12時まで野ばらの練習、なんていう日々です。
力を出し切った後って、空っぽになってしまうのですが、
その分、乾いたスポンジのように、吸収が速いような気がします。
なんだか私、今、めちゃくちゃ冴えてて、自分でもびっくり。良い曲や詞がどんどん出来てます。
元気無い時は駄目・・なのじゃなくて、元気無いからこそ・・という時もあるのでしょうね。

というわけで、大分元気になってきたので、今度は20周年を目指して、また日記を書いていきたいと思います。
更新を滞らせておいてこんなお願いをするのもなんですが、
たまにちら〜っと覗きに来て頂けたら嬉しいです。皆さんとずっと繋がっていたいので。


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